福岡県農業総合試験場研究報告20 (2001) pp 105-108

近赤外分光法による肉牛ふん堆肥の無機塩類含量の測定

梅田剛利・小山太・高椋久次郎
(畜産研究所)

[摘要]肉牛ふん堆肥の肥料成分のうち無機塩類である、リン酸(P2O5)、加里(K2O)、石灰(CaO)および苦土(MgO)含量を迅速に測定するため、近赤外分光法による測定の可能性について検討した。
 近赤外分光法によりPLSR(部分最少2乗法による回帰分析)を用いて作成した検量線の推定精度は、すべての無機塩類で近赤外分析値と化学分析値の相関係数が0.811〜0.888と高く、標準偏差は0.17〜0.59と低い値となり、評価指数は22.2〜25.9%と実用上有効な値が得られたことから、近赤外分光法による無機塩類の測定は可能であると判断された。

[キーワード:近赤外分光法、肉牛ふん堆肥、無機塩類、PLSR]

 Determination of Mineral Concentrations of Beef Cattle Manure with Near Infrared Reflectance Spectroscopy. UMEDA Taketoshi, Futoshi KOYAMA and Kyujirou TAKAMUKU (Fukuoka Agric. Res.Cent., Chikushino, Fukuoka 818-8549, Japan) Bull. Fukuoka Agric. Res.Cent. 20: 105 - 108 (2001)

[Key words : Near infrared reflectance spectroscopy, Beef Cattle Manure, Mineral]

 
全文  full text  (pdf 537KB)
 

目次へ戻る  back to contents