施設ギク
5月下旬から夏秋ギクへの品種転換が始まり、「精の一世」等の出荷が本格化しました。品質は概ね良好です。
秋ギクが主力となる12月~5月は、燃油高騰の影響で出荷量が減少し、単価は過去5年平均比で108%と高くなりました。
単価は時期による変動が大きく、5月は、前年比55%、過去5年比79%と大きく下落しました。
病害の発生は少ないですが、ハダニ類、アザミウマ類の発生が見られます。
今後定植する10月出荷の作型では、定植後の立枯れが発生しやすいです。定植前の土壌消毒と排水対策を徹底しましょう。
栽培中の作型では、急な天候の回復等、施設内の温度上昇による葉焼けを防止するため、水分管理や換気に注意してください。