施設ギク
5~6月にかけて全国的な供給過多で低単価となり、7月までの単価は前年より低くなりました。盆向けの出荷作型は、高温により、一部ほ場で開花が遅延、品質が低下しました。
このため、下位等級の発生が多いようです。
「精の一世」では、立枯れの発生が多く、今後の出荷も不安定となることが見込まれます。
高温時の定植や直挿し栽培では、予定日の2週間前までには、寒冷紗等を被覆し、施設内の地温を低下させましょう。
活着までの1~2週間は、過不足のないかん水を行いましょう。
定植用の穂は採穂前の防除を徹底し、苗立枯症対策を行いましょう。