イチゴ
早期作型の初期生育は順調に推移しましたが、高温が続いたため、色づきが早く小玉傾向です。出荷開始は11月1日と昨年より5日早い状況です。現在、1番果房の終盤で、2番果房の出蕾が始まっています。
普通作型は、1番果房の収穫始期であり前年よりやや早くなっています。気温の低下に伴い、果実肥大が期待されます。
出荷量は、1番果房の生育差が大きいため、年末から年明けにかけて、緩やかに増加する見込みです。
病害虫は、ハダニ類、アブラムシ類、一部で炭そ病の発生がみられます。今後の気温低下により、生育遅延が懸念されます。草勢を低下させないように、電照、温度、摘果などの栽培管理を徹底し、心葉展開時の葉柄長が10㎝程度になるよう促しましょう。
併せて、病害虫対策を徹底してください。