麦類
出穂期は冬季の気温が平年より低く推移したため、平年より6~8日程度遅いです。
生育は、2月以降の降水量が少ないため順調で、穂数は平年並み~やや多くなっています。
4月下旬までに赤かび病対策や穂揃期追肥作業が行われます。収穫は、大麦で5月20日頃、小麦で6月3日頃から始まる見込みです。
赤かび病に弱い品種や、降雨や曇天が続き多発生が予想される場合は、1回目防除の7~10日後にもう一度防除を行いましょう。
穂揃期追肥が未実施の場合は、速やかに施用しましょう。生育が旺盛な場合は、穂揃期追肥の窒素量を1~2kg/10a増肥しましょう。
適期収穫が行えるよう共乾施設等の荷受計画を早めに作成してください。