飼料用粉末カンショを利用した脂肪融点の高い豚肉の生産技術
[要約】飼料用粉末カンショの配合割合が10%程度で、TDN74.5%、DCP12.0%の飼料を生体重90s〜出荷時まで給与することにより脂肪融点の高い良質豚肉を生産することができる。
畜産研究所・中小家畜部・養豚研究室 [連絡先]092一922−4100
[部会名]畜産 [専門]動物栄養 [対象]家畜類 [分類]指導
[背景・ねらい]豚肉については、全国各地において、特徴のある品種、系統、飼料等を利用して肉質に特長を持つ銘柄豚肉の生産がなされている。豚肉の肉質は、赤肉と共に脂肪の性状にも大きく左右され、カンショ等の炭水化物を給与することによって硬い脂肪、しまりの良い肉になると言われている。そこで、飼料用粉末カンショ(カンショ)を利用して、脂肪に特長を持つ豚肉生産技術を確立する。
〔成果の内容・特徴]
[成果の活用面・留意点]
[具体的データ]
[その他]
研究課題名:銘柄豚生産に適した飼料及び添加物の解明
予算区分:経常
研究期間:平成9年度(平成8〜9年)
研究担当者:村上徹哉、山本英二、大和碩哉
発表論文等:平成9年度畜産関係試験成績書