[背景・ねらい]
[成果の内容・特徴]
@4月中旬〜下旬に直播きを行うとロゼット株の発生はほとんどの品種で認められないが、5月中旬以降に直播きした場合にはロゼット株が多発する(表1)。
Aロゼット株の発生の少ない品種は、「早生あずまの紫」、「あずまの雪」、「あずまの波」、「あすかの紫」、「はまの粧」、「さとの粧」および「キングオブブルー」である(表1)。
B採花時において切り花長が長く、花数の多い品種は、「あすかの紫」、「さとの粧」、「あすかの粧」、「キングオブスノー」及び「キングオブブルー」である(表2)。
A県内平坦地のトルコギキョウ産地に利用できる。
B直播き栽培では、床土の播種層にピートモスを使用し、2週間程度は十分に灌水を行って発芽を促す。
[具体的データ]
[その他]
研究課題名:トルコギキョウの作型と夏季低温処理法
予算区分:経常
研究期間:平成8年度(平成6〜8年)
研究担当者:小林泰生、谷川孝弘、松井洋
発表論文等:平成6〜8年度園芸研究所野菜花き部花き花木研究室成績概要