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水田高度利用チーム

 水田高度利用チームでは、筑後南部地域の肥沃な土壌と豊富な日照を活かした土地利用型農業の維持・発展にむけて、水稲−麦−大豆−麦2年4作輪作体系等における水稲、麦、大豆の高位安定生産および省力・低コスト生産のための技術開発などを行っています。

●水稲

 地球温暖化に対応した「ヒノヒカリ」の高品質安定栽培法や、温暖化による登熟期の高温条件下でも品質が良好な良食味品種「元気つくし」の安定栽培法の開発に取り組んできました。
 昨今は、「元気つくし」に続く新品種候補系統の現地適応性試験や奨励品種決定試験を行っており、その中から、良食味・多収な新品種「実りつくし」が選抜され、品種登録されました。
 また、「実りつくし」の施肥法や刈取り適期など、安定・多収栽培法の確立に取り組んでいます。
実りつくし ロゴ
水稲新品種「実りつくし」(右)ロゴマーク

 さらに、「元気つくし」「実りつくし」に続く新品種候補系統の現地適応性試験や奨励品種決定試験を行っています。

 米・麦・大豆の二毛作が盛んな筑後地域において、麦後の水稲の省力化、軽労化および低コスト化のために、荒耕しを省略して一工程で播種できる「部分浅耕一工程播種」と「振動鎮圧」による乾田直播栽培法を確立しました。現在は、乾田直播における施肥や除草法について研究しています。
詳細はこちらからマニュアルをご覧ください。
部分浅耕一工程播種 振動鎮圧 振動鎮圧
部分浅耕一工程播種による乾田直播振動鎮圧マニュアル

 さらに、「元気つくし」「実りつくし」に続く新品種候補系統の現地適応性試験や奨励品種決定試験を行っています。

●麦類

 福岡県で育成したラーメン用小麦「ラー麦(品種名:ちくしW2号)」の高品質安定栽培法の確立に取り組んでいます。
 平成23年度には、除草剤抵抗性(除草剤が効きにくい)スズメノテッポウが発生する圃場における、耕種的な防除法「浅耕二工程播種(水稲後)」法、「浅耕一工程播種(大豆後)」法を確立しました。
詳細はこちらからパンフレットやマニュアルをご覧ください。
部分浅耕一工程播種浅耕播種パンフ
ラー麦の栽培試験麦浅耕播種パンフレット

●大豆

 輪作体系下での大豆の高品質・安定多収栽培管理技術に取り組んでいます。
平成16年度には、多湿条件でも苗立ちが安定する「麦畝を利用した大豆の部分浅耕一工程播種」法を確立しました。

大豆の部分浅耕一工程播種
大豆の部分浅耕播種改造ロータリー
ホルダに培土用カルチ爪を背中合わせ二枚を挿入

 昨今は、大豆の奨励品種決定調査も実施し、そのなかから、本県育成の多収で耐倒伏性に優れる新品種「ちくしB5号」が品種登録されました。現在は、「ちくしB5号」の安定多収栽培法の確立に取り組んでいます。

●いぐさ

 いぐさ「筑後みどり」の原々苗の生産・供給を行っています。

ブランド畳表 博多華織
いぐさ栽培風景博多華織

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