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■■■農林試インフォメーション■■■
福岡県農林業総合試験場メールマガジン
●第37号(2017年4月3日発行)
●発 者 福岡県農林業総合試験場
企画部 知的財産活用課
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メールマガジン4月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
・「省力的な部分浅耕一工程播種と振動鎮圧による乾田直播栽培」

・福岡県の主な農作物の生産状況
・生育情報(農産)
・病害虫発生予報(4月)
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◆トピック◆

 「省力的な部分浅耕一工程播種と振動鎮圧による乾田直播栽培」

 

 気温も上がり、大麦のほ場ではちらほらと穂が顔を出しているのが見えるように
なってきました。この麦が成熟し、収穫期を迎えた後には稲(お米)の栽培が始ま
ります。今回は、稲の乾田直播栽培について紹介したいと思います。

 

 福岡県における稲の栽培は、苗箱に種籾を播いて苗をつくり、代かきをして水
を張った田んぼに植える移植栽培が一般的です。今回紹介する乾田直播栽培は、
乾いた田んぼに稲の種籾を直接播き、ある程度稲が育ってから田んぼに水を張る
栽培法です。苗づくりや代かきをする必要がなく省力的なのですが、麦収穫後の
梅雨前に短期間で荒起こしと播種を終わらせることが難しく、また、代かきをし
ないために漏水が大きいことが普及の障壁になっていました。そこで、筑後分場
ではこの障壁を取り除き、より省力化を図るため、部分浅耕一工程播種と振動鎮
圧を組み合わせた乾田直播栽培体系を構築しました。

 

部分浅耕一工程播種は、耕耘(こううん)ロータリの耕耘爪の一部を短いカルチ
爪に交換することで、播種する部分が浅く、条間は標準の深さになります。これによ
り、麦収穫後に荒起こしをしていなくても耕耘しながら種籾を田んぼに播くことが
できます。振動鎮圧は、種籾を播いたあとに、振動するローラーで土を踏むことで、
田んぼの漏水を少なくできます。

 

これらの技術を組み合わせた体系を導入することで、二毛作地帯でも水稲の省
力的な乾田直播栽培が実現できます。本体系は、昨年度、みやま市や大牟田市で
6経営体、6haで試験的に導入されており、本年度は導入面積の拡大が予想され
ます。

 

(作業の様子はこちら)

http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h29syunmono/kanchoku.pdf

 

◆福岡県の主な農産物の生産状況◆ (専技情報より抜粋)
麦類・アスパラガス・冬春ナス・イチジク・キウイフルーツ・トルコギキョウ・
肉用牛
について生産状況をお知らせします。(3月22日現在) 
http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/joukyou/1704joukyou.pdf


◆生育情報(農産)◆

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

・麦類の生育概況(農産・3月3日現在)

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html


◆病害虫発生予報◆
・病害虫発生予報第12号(3月)
病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。
詳細は病害虫部予察課(病害虫防除所)HPへ。
http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/

◆知的財産権センターからのお願い◆
農林業総合試験場では、イチゴ「あまおう」、米「元気つくし」、イチジク「と
よみつひめ」や柿「秋王」等の新品種を育成してきました。
これらの苗は、福岡県が契約書を交わした県内の農業者に限定して配布(有償)
しており、それ以外の人は、苗を入手して栽培することはできません。
もし他県産の上記果実の販売や種苗のあやしい流通がございましたら、無断栽
培の可能性が高いので農林産物知的財産権センター(092-924-2986)へご連絡く
ださい。

◆その他◆
最後までお読みいただきありがとうございます。

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