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■■■農林試インフォメーション■■■

福岡県農林業総合試験場メールマガジン

●第25号(2016年4月1日発行)

●発 者 福岡県農林業総合試験場

企画部 知的財産活用課

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メールマガジン4月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

「トマトのコストを抑え、高い収量を得られる袋培地栽培技術」

 〜既存ハウスでトマトを年間24段穫り!〜

・福岡県の主な農作物の生産状況

・病害虫発生予報(4月)

・生育情報(農産)

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

◆トピック◆

「トマトのコストを抑え、高い収量を得られる袋培地栽培技術」

〜既存ハウスでトマトを年間24段穫り!〜

 

福岡県のトマト促成栽培は、主に軒高が2m程度のハウスで土耕栽培が行わ
れています。県内の一部農家は高軒高ハウス(軒高4m程度)で養液栽培を行い
高収量を得ていますが、これらの施設・装置の導入には高い費用がかかります。
このため、生産現場からは導入費が安価で、高い収量を得られる栽培技術の確立
が求められています。こで、一般的な軒高2m程度のハウスでも、導入費が安
価な袋培地栽培で、高収量が得られる栽培技術を開発しました。

 

開発した技術は、軒高2m程度のハウスに有機質資材を主体とした袋培
地(イシグロ農材製)を、2列ずつ置き(10a当たり1,200袋)、袋培地の
各列にはかん水用の点滴チューブを設営します。栽培は
1列の袋培地を8
12月、隣の列を10〜3月に行い、それぞれ6段果房まで収穫します。
その後、12月に栽培が終了した列を1〜5月、3月に終了した列を3〜7
月に栽培し、同様にそれぞれ6段果房まで収穫します。
栽培する2列は栽
培期間をずらすため、隣り合う株との光競合がほとんどありません。加え
て、年間に4作栽培できるので、
従来の土耕栽培に比べて2倍となる約
30t/10aの高い収量が得られます。

 

開発技術の経営試算では、装置・資材の償却費は10a当たり1,453千円で、
その他に種苗費、雇用労賃などが土耕栽培より増えますが、粗収益は慣行
の約2倍となり、約1.5倍(2,063千円)の所得が見込めます。

 

(模式図はこちら)
http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h26syunmono/tomatofukuro.pdf

 

◆福岡県の主な農産物の生産状況◆ (専技情報より抜粋)
 麦類・アスパラガス・イチジク・キウイフルーツ・トルコギキョウ・肉用牛

について
生産状況をお知らせします。(3月15日現在) 
http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/joukyou/1504joukyou.pdf

◆病害虫発生予報◆
・病害虫発生予報第1号(4月)
 病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。
 詳細は病害虫部予察課(病害虫防除所)HPへ。
 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/

◆生育情報(農産)◆

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

・生育概況(麦・3月22日現在)

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

◆知的財産権センターからのお願い◆

農林業総合試験場では、イチゴの「あまおう」、米「元気つくし」、イチジク「と
よみつひめ」や柿「秋王」等の新品種を育成してきました。
 これらの苗は、福岡県が契約書を交わした県内の農業者に限定して配布(有償)
しており、それ以外の人は、苗を入手して栽培することはできません。
 もし他県産の上記果実の販売や種苗の不正流通がございましたら、無断栽培の
可能性が高いので農林産物知的財産権センター(092-924-2986)へご連絡くださ
い。

 

◆その他◆
最後までお読みいただきありがとうございます。

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(福岡県農林産物知的財産権センター)
818-8549
福岡県筑紫野市大字吉木587
TEL 092-924-2986
FAX 092-924-3084
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