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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第122号(2014年3月4日発行)

●発 者 福岡県農業総合試験場

研究企画部 知的財産活用課

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メールマガジン3月号をお届けします。

 

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・トピック

ライオンと子ヒツジとカメ

・旬もの生育状況

 小麦、イチゴ、クリスマスローズ

・福岡県の主な農産物の生産状況

・病害虫発生予報(3月)

・生育情報(農産)

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◆トピック◆

ライオンと子ヒツジとカメ

 

3月になると2月と違って、光が明るくなるだけでなく、気温が高くなり、本当

の春がやって来ます。

 

春の天気の特徴といえば、変化が激しいことです。

 

北に帰って行く冬の寒気団のなごりと南から広がってくる暖気団がぶつかり合い、

温帯低気圧が発達して荒れ模様になります。

一方で移動性高気圧が通る時には‘春うらら’と言われるような暖かく、のどか

な晴天になります。

 

この2つが入れ替わるたびに天気が激変します。

 

こんな様子を表す英語のことわざがあるそうです。

“3月はライオンのようにやって来て子ヒツジのように去る”

温帯低気圧のライオンのような‘嵐’と移動性高気圧の子ヒツジのような‘晴天’

が交互にやってくる様子です。

 

我が家に住んでいる2匹のカメも春になると元気が出てきます。

庭に作った2uほどの小さなビニルハウスに住んでいて、寒いときには自分でヒ

ーター付きの箱に入り、天気が良いときには外に出てひなたぼっこをしています。

 

子供の頃の私の夢は、ガラパゴスゾウガメを飼うことでした。

ガラパゴスゾウガメは、『進化論』で有名なチャールズ・ダーウィンが、「住んで

いる島によって甲羅の形が違っている」ことに気づいたカメです。

 

餌になる草が沢山生えている島では甲羅がドーム型のままで、草が少なく、背の

高いサボテンなどを食べる必要がある島では首を上に伸ばしやすいように首の部

分の甲羅がめくれた鞍型(馬の背中に乗せる鞍の形)になっています。細かく分

けると15種類もあるようです。

食べ物の違いにあわせてカメが‘進化’した結果です。

 

進化論を唱えたダーウィンは、実は植物についても数多くの研究に取り組んでい

ます。

 

植物が支柱などに巻き付きながら生長していくときにみられる茎の回旋運動(首

を振りながら回転する動き)に着目して研究を進め、「よじ登り植物」という本を

書いています。

 

その後も植物の茎、芽生え、根、イチゴのランナーの先端の回旋運動、植物が光

の方向に曲がっていくこと、カタバミやマイハギの葉が夜になると閉じることな

ど多くの研究を行い、その著書「植物の運動力」に300種類以上の植物のことをま

とめています。

 

この本は、植物の運動に関する研究の原典であり、植物生理学の重要な課題であ

る植物ホルモン研究の発端になっています。

 

ダーウィン自身も『進化論』にとどまることなく‘進化’していったのでしょう。

 

農業総合試験場の職員もダーウィンに負けず、‘進化’しています。

 

研究に必要な知識や技術を学ぶために先進的な研究機関で長期や短期の研修を受

けています。

 

研究した結果をそれぞれ専門の学会で発表したり、論文を投稿して多くの研究者

と議論し、自分の研究がより良く発展するように努めています。

 

数多くの論文を書いたり、休みを利用して大学院に通って勉強して、学位取得を

目指す職員もいます。昨年度は2名、今年度も2名が学位を頂きました。

 

これからも、まだまだ進化は続きます。

 

さあ、私も『進化論』を実感するためにゾウガメ用の大きなビニルハウスを建て

ようかな〜(かめ吉)。

 

◆旬もの生育状況◆

 農業総合試験場が研究している農作物の生育状況や風景です。

◇小麦「ちくしW2号(ラー麦)」

写真⇒http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h25syunmono/komugi1403.pdf

 

◇イチゴ「あまおう」

写真⇒http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h25syunmono/amaou1403.pdf

 

◇クリスマスローズ

写真⇒http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h25syunmono/kurisumasu.pdf

 

◆福岡県の主な農産物の生産状況◆ (専技情報より抜粋)

  麦類・イチゴ・冬春ナス・促成トマト・温州ミカン・ナシ・トルコギキョウ・

豚・鶏

について生産状況をお知らせします。(2月14日現在) 

http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/joukyou/1403joukyou.pdf

 

◆病害虫発生予報◆          

・病害虫発生予報第12号(3月)     

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。       

詳細は病害虫防除所HPへ。      

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(農産)◆

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

・生育概況(麦・2月12日現在)

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

◆知的財産権センターからのお願い◆

 農業総合試験場では、イチゴの「あまおう」、米「元気つくし」、イチジク「と

よみつひめ」や柿の「秋王」等の新品種を育成してきました。

 これらの苗は、福岡県が契約書を交わした県内の農業者に限定して配布(有償)

しており、それ以外の人は、苗を入手して栽培することはできません。

 もし、このような苗や県外の方が生産した果実の販売がございましたら、無断

栽培の可能性が高いので農産物知的財産権センター(092-924-2986)へご連絡く

ださい。

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

 

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしています。

「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲しい」等、

ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。          

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

 

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(福岡県農産物知的財産権センター)
818-8549
福岡県筑紫野市大字吉木587
TEL 092-924-2986
FAX 092-924-3084
e-mail: chizai@farc.pref.fukuoka.jp
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