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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第120号(2014年1月6日発行)

●発 者 福岡県農業総合試験場

研究企画部 知的財産活用課

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メールマガジン1月号をお届けします。

 

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・トピック

☆ 「あ」 「ま」 「お」 「う」 ☆

・旬もの生育状況

 小麦、イチゴ、果のしずく

・福岡県の主な農産物の生産状況

・病害虫発生予報(1月)

・生育情報(果樹)

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

◆トピック◆

☆ 「あ」 「ま」 「お」 「う」 ☆

 

明けましておめでとうございます。

昨年は試験場のメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございました。

2014年も福岡県の農業について、お役立ち情報をお届けします。

 

20131231日から2014年1月1日へ、時間でみると単に地球が太陽の周り

を1周回り終わる1日の変化ですが、年が改まるとなると気分は大きく変わりま

す。

 

紅白歌合戦、年越しそば、除夜の鐘、そして、初日の出、おせち料理、初詣

私も「去年の悪いことはみんな忘れて気分一新、今年は良い年にするぞ!」と、

お屠蘇を一杯、お酒をいっぱい、「あ〜、正月だ〜」

 

新しい年には、新しい出会いがあります。

新しい出会いは素晴らしいものをきっと生み出します。例えばイチゴ。

 

私たちが食べている栽培イチゴに近い種類の野生イチゴは、ヨーロッパ、南北ア

メリカ、アジアなど世界各地に自生しています。フラガリアと呼ばれる種類です。

日本にも中部地方以北の山地に「ノウゴウイチゴ」、「シロバナノヘビイチゴ」な

どがあり、「シロバナノヘビイチゴ」は屋久島の山にもあるようです。

ちなみに福岡でよく見かける黄色い花を咲かせる「ヘビイチゴ」はその遠縁です。

 

栽培イチゴの祖先は、さかのぼって、さかのぼって18世紀にさかのぼると2種

類の野生イチゴにたどり着きます。

北アメリカ中部〜東部に自生する‘フラガリア バージニア’と南アメリカ西海岸

に自生する‘フラガリア チロエンシス’です。

 

16世紀にヨーロッパ人が新大陸の植物収集を始めました。

まもなく‘フラガリア バージニア’が、18世紀には‘フラガリア チロエンシス’

がヨーロッパ各国へ持ち込まれました。

 

その後、この2種類の野生イチゴが出会って(交雑して)生まれたのが、栽培イ

チゴのご先祖様、‘フラガリア アナナッサ’です。

自生地が隣り合うアメリカ大陸では出会うことなく、なんと、遠いヨーロッパで

結ばれました。やっぱり、イチゴの糸は赤色でしょうか。

 

実は小さいが赤いバージニア、実は大きいが寒さに弱いチロエンシス。

なのに、この2つから生まれた子供アナナッサは実が赤くて大きく、香りが良い。

まさに‘トンビがタカを生んだ’典型です。

偶然の出会いは甘いハッピーエンドを生み出しました。

 

栽培イチゴの歴史は他の作物に比べるとずいぶん短く200年くらいしかありませ

んが、今や世界的に重要な品目になっています。

日本の品種(農林水産省に登録)だけでも120種類余りもあり、その中のひとつ

が、皆さんご存じの「あまおう」。

200年前の出会いが途切れることなく繋がって、2001年に「あまおう」が誕生し

ました。

 

1〜2月は、気温が低く、「あまおう」の実がゆっくりと熟していくので甘みがじ

っくりと増え、特に美味しい時期です。

さらにイチゴには抗酸化活性を持つビタミンC、アントシアニン、近頃、注目さ

れているエラグ酸も豊富です。当然、体に悪いわけがありません。

それに美味しいイチゴを食べれば、心がほっとすること間違いなし。

 

イチゴが美味しい時期にあわせて‘1月15日は いちごの日’。

全国いちご消費拡大協議会が「いいイチゴ」の語呂合わせで制定しました。

 

もうひとつ面白いのが、‘毎月22日は ショートケーキの日’。

仙台市のケーキ屋さん発案のようで、カレンダーを見ればわかりますが、22日の

上には必ず15「イチゴ」が載っている。

こんな話題があるのもイチゴがみんなに好かれている証拠でしょう。

 

寒い冬には暖かな部屋で、真っ赤で美味しい「あまおう」を召し上がれ

 

☆あけましておめでとう☆の中に‘ あまおう ’の4文字があることに気づきま

したか?(かめ吉)

 

◆旬もの生育状況◆

 農業総合試験場が研究している農作物の生育状況や風景です。

◇小麦

写真⇒http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h25syunmono/komugi1401.pdf

 

◇イチゴ「あまおう」

写真⇒http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h25syunmono/amaou1401.pdf

※小麦、「あまおう」はこれから毎月、栽培終了まで生育状況を掲載予定です。

 

◇カンキツ「果のしずく」

写真⇒http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h25syunmono/kanoshizuku.pdf

 

◆福岡県の主な農産物の生産状況◆ (専技情報より抜粋)

  大豆・麦類・イチゴ・冬春ナス・トマト・温州ミカン・イチジク・

トルコギキョウ・ストック・肉用牛

について生産状況をお知らせします。(1213日現在) 

http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/joukyou/1401joukyou.pdf

 

◆病害虫発生予報◆          

・病害虫発生予報第10号(1月)     

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。       

詳細は病害虫防除所HPへ。      

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)◆

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

・生育概況(常緑果樹・1月現在)

・生育概況(落葉果樹・1月現在)

 果樹部のホームページ

 http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

◆お知らせ◆

農業総合試験場のホームページが新しくなりました!

・品種、特許解説

・知的財産Q&A

・メディア掲載・出演情報

・生育情報

など、さまざまなページを新設・更新しております。

ぜひともご覧いただきますようよろしくお願いいたします。

http://farc.pref.fukuoka.jp/

 

◆知的財産権センターからのお願い◆

 農業総合試験場では、イチゴの「あまおう」、米「元気つくし」、イチジク「と

よみつひめ」や柿の「秋王」等の新品種を育成してきました。

 これらの苗は、福岡県が県内の契約書を交わした農業者に限定して配布(有償)

しており、それ以外の人は、苗を入手して栽培することはできません。

 もし、このような苗や県外の方が生産した果実の販売がございましたら、無断

栽培の可能性が高いので農産物知的財産権センター(092-924-2986)へご連絡く

ださい。

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

 

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしています。

「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲しい」等、

ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。          

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

 

 バックナンバーはこちら

 http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga_info.html

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(福岡県農産物知的財産権センター)
818-8549
福岡県筑紫野市大字吉木587
TEL 092-924-2986
FAX 092-924-3084
e-mail: chizai@farc.pref.fukuoka.jp
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