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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第118号(2013年12月2日発行)

●発 者 福岡県農業総合試験場

研究企画部 知的財産活用課

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メールマガジン12月号をお届けします。

 

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・トピック

☆ ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る ☆

・旬もの生育状況

 トマト・大豆

・福岡県の主な農産物の生産状況

・病害虫発生予報(12月)

・生育情報(果樹)

・御礼

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◆トピック◆

☆ ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る ☆

 

12月になるとクリスマスを祝うイルミネーション(電飾)が輝きを増し、クリスマスソング

の響きも大きくなります。

 

我が家にはクリスチャンはいませんが、ケーキが食べたいばかりに“クリスマス”をお招き

します。

 

お気に入りのケーキは薬院にあるフランス菓子のお店のケーキ。

子供達が小さな頃は、薪(まき)の形をした‘ビュッシュ・ド・ノエル’。

フルーツソースをかけて食べると、ふわふわで優しい味。

 

子供達が大きくなると今度は‘シュトーレン’。

ドライフルーツが練り込まれた焼き菓子でクリスマスに向けて少しずつ切って食べていきま

す。これは力強くて美味しい。もちろん、今年も予約しています。

 

そしてクリスマスと言えばイルミネーション。我が家も5年くらい前まで毎年、2階のベラ

ンダに高さ2mくらいのサンタクロースの人形を置き、これを囲むように屋根からイルミネ

ーションを飾りつけてピカピカ、キラキラと光らせていました。

☆道を通って行く人が気づいて驚くのをこっそり喜びながら☆

 

農業の中にも秋から冬にかけて光を照らされる野菜や花があります。イルミネーションとは

呼ばず‘電照’と呼んでいますが。

 

まずはイチゴ。

イチゴは秋に昼間が短くなって、温度が下がってくると花の基(もと)である花芽を作ります。

この花芽は、自然のままでは春まで眠ってしまいますが、ハウスの中で電照しながら栽培す

ると花を咲かせて実をつけます。

不思議なことに本当の春の状態にすると次の花芽を作らなくなりますが、ハウスの中で適度

な電照をしてやると半分眠った状態になって花芽を作り続けます。このおかげで冬から春ま

で美味しいイチゴが食べられます。

 

次に秋ギク。

秋に咲くキクも昼間の時間が12時間くらいに短くなると花芽を作り、自然のままだと10

下旬くらいから花を咲かせます。でも、人間は勝手なものでお正月やお彼岸、いつでも花を

飾りたい。

 

そこで考えたのが電照。イチゴと逆に電照することで花芽を作らせないようにしました。

昼間が短くなるお盆すぎから電照を始めると、キクは昼間が長いと勘違いして花芽を作りま

せん。

 

その後、花を咲かせたい時期から逆算して7〜8週間前に電照を止めます。すると今度は昼

間が短くなったと思い、せっせと花芽を作り出し、期待どおりの時期に花を咲かせます。

 

この技術と優れた品種があれば、秋から春までキクの花を楽しめます。

 

もちろん、試験場では白色と黄色の綺麗なキクの新品種も用意しています。

白色の「雪姫」と黄色の「月姫」。

 

「雪姫」は、純白で大きな花を咲かせます。他の品種と並べるとよくわかりますが、ほんとう

に白いんです。この清楚な白さはブライダルブーケにも似合います。

水揚げが良くて萎れにくく日持ちするので、消費者の皆さんに優しい。

 

「月姫」は、濃い黄色のふっくらとした大きな花です。濃い緑色の美しい葉も魅力です。

不要なわき芽が少ないのでわき芽摘みの手間が省けて、農家の皆さんに優しい。

 

キクは‘和’のイメージが強い花ですが、ブーケやフラワーアレンジメントなどいろいろな

楽しみ方を試してください。もちろん、正月の凜とした雰囲気にもぴったりです。

 

広い畑の暗闇のなかで光の灯ったハウスを見かけたら、真っ白な「雪姫」、真っ黄の「月姫」、

真っ赤な「あまおう」が育っている光景を思い浮かべてください(かめ吉)。

 

写真はこちら

雪姫・月姫

http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h25syunmono/yukihimetsukihime.pdf

 

詳しくはこちら

雪姫(雪姫と秋華が載っています。)

http://farc.pref.fukuoka.jp/farc/shuyosei/H1803/shu06.pdf

 

月姫(月姫は秋華から育成した福花11号です。)

http://farc.pref.fukuoka.jp/farc/seika/h19a/07-02.pdf

 

◆旬もの生育状況◆

 農業総合試験場が研究している農作物の生育状況や風景です。

 

◇トマト

写真⇒http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h25syunmono/tomato.pdf

 

◇大豆

写真⇒http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/h25syunmono/daizu.pdf

 

◆福岡県の主な農産物の生産状況◆ (専技情報より抜粋)

  大豆・麦類・イチゴ・ブロッコリー・施設キュウリ・温州みかん・イチジク・

トルコギキョウ・バラ・肉用牛

について生産状況をお知らせします。(1115日現在) 

http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/joukyou/1312joukyou.pdf

 

◆病害虫発生予報◆          

・病害虫発生予報第9号(12月)     

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。       

詳細は病害虫防除所HPへ。      

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)◆

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

・生育概況(常緑果樹・12月1日現在)

・生育概況(落葉果樹・12月1日現在)

 果樹部のホームページ

 http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

◆御礼◆

 119日(土)に行われた「ふれあいフェスタ・農大まつり2013」は、約2800名の方に

ご来場いただき大盛況のうちに終了することができました。お忙しい中ご来場いただいたた

くさんの方々に御礼申し上げます。

 

写真⇒http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/fureai2013.pdf

 

 

◆知的財産権センターからのお願い◆

 農業総合試験場では、イチゴの「あまおう」、米「元気つくし」、イチジク「とよみつひめ」や

柿の「秋王」等の新品種を育成してきました。

 これらの苗は、福岡県が県内の契約書を交わした農業者に限定して配布(有償)しており、そ

れ以外の人は、苗を入手して栽培することはできません。

 もし、このような苗や県外の方が生産した果実の販売がございましたら、無断栽培の可能性が

高いので農産物知的財産権センター(092-924-2986)へご連絡ください。

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

 

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしています。

「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲しい」等、

ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。      

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

 

 バックナンバーはこちら

 http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga_info.html

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福岡県農業総合試験場
研究企画部知的財産活用課
(福岡県農産物知的財産権センター)
818-8549
福岡県筑紫野市大字吉木587
TEL 092-924-2986
FAX 092-924-3084
e-mail: chizai@farc.pref.fukuoka.jp
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