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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第74号(2010 310日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン3月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹・麦)

・主要農産物の生産状況と対策

・トピック

新たな農林水産省知的財産戦略」の策定について   [農林水産省] 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、

降水量等の確率は以下のとおりです。

 天気は数日の周期で変わり、平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。

向こう1か月の気温は、高い確率60%です。日照時間は、平年並みまたは

少ない確率ともに40%です。

週別の気温は、1週目は低い確率50%です。2週目は高い確率70%です。

3〜4週目は、平年並みまたは高い確率ともに40%です。

                         (3月5日付)

 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/

 

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第12号(3月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/4704204.html 

 

 

◆生育情報(果樹・麦)◆

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹3月1日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

・麦の生育情報と対策(3月1日現在)

 農産部のホームページ

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

 

主要農産物の生産状況と対策◆(「専技情報」より抜粋)

 麦、イチゴ、アスパラガス、青ネギ、モモ、ブドウ、トルコギキョウ、

シンテッポウユリ、乳牛について生産状況と対策をお知らせします。

(3月1日現在)

 

●麦

 生育は、平年と同様〜やや進んでいます。草丈は平年並みで茎数はやや多く

なっています。

 茎立ち期は、小麦が11月下旬播きで2月4〜5半旬、12月上旬で2月

5〜6半旬、大麦は11月下旬播きで2月5〜6半旬、12月上旬播きで2月6半旬

〜3月1半旬です。

 1月下旬から降水量が多く、排水対策が不十分なほ場で湿害が見られます。

 排水溝の整備、枕地作溝、溝さらえ等排水対策を徹底してください。

 土入れは、茎立ち開始後10日程度までに実施しましょう。

 

●イチゴ

 2番果房は、果実肥大が良好で多めの出荷となりました。既に収穫終盤を迎え、

出荷日量はピーク時より減少しています。

 3番果房は、順調に生育肥大しており、収穫が本格化する3月中旬から、

出荷日量が増加する見込みです。

 高温での果実品質低下防止のため、ハウス換気の徹底と降温に努めてください。

 収穫が終了した果梗は早急に除去し、次果房の早期出蕾を促しましょう。

 3番果房以降も小果の摘果を行い、大果生産に努めてください。

 うどんこ病・ダニ類の拡大防止に努めましょう。

 

●アスパラガス

 2年生株からの出荷は1月中旬から始まりました。3年生以降株は、日照不足の

影響で出荷時期はやや遅れています。昨年の貯蔵養分は潤沢であり、春出荷の

ピークは3月中旬の見込みです。

 ハウスの温度管理は、夜温をできるだけ高めて、日中の温度は30℃を超えない

ようにしましょう。鱗芽部の土壌水分がpF1.8で推移するように晴天日の午前中に

少量多回数かん水してください。

 アザミウマ類の防除に努めましょう。

 

●青ネギ

 1〜2月出荷は、低温の影響で生育が遅れ、やや小さめのサイズが多く、

出荷量は減少しました。

 現在、生育は順調であり、3月から出荷量が増加する見込みです。

 気温の上昇に伴い、ネギアザミウマやネギハモグリバエが発生しやすくなり

ます。発生に留意し、初期の防除に努めてください。

 

●モモ

 加温施設のビニル被覆時期の目安となる7.2℃以下の低温遭遇時間(800時間)

には、前年並みの1月22日に到達しました(太宰府)。

 ビニル被覆は1月中〜下旬から開始され、2月25日時点の生育相は開花始め

〜2分咲きです。前年より2日程度の遅れですが、発芽・生育揃いは良い状態です。

 奇形果防止のため、開花期の昼夜温較差10℃以上にならない温度管理とし、

日昼の換気を徹底してください。

 灰色かび病予防のため、ハウス内をやや乾燥気味に管理しましょう。

 

●ブドウ

 加温作型の有核巨峰の生育相は、開花終わり〜果粒肥大期で、結実は良好です。

同じく種なし巨峰、ピオーネの生育相は展葉11枚前後で、花穂を整形中です。

 加温作型のデラウエアは、2回目ジベレリン処理期〜果粒肥大期です。

 全般的に生育は遅れ気味です。

 また、園地によってはトンネル被覆を開始しています。

 施設栽培では保温性向上に努め、外気温上昇時は日焼け防止として、換気を十分

行ってください。

 今後、発芽期を迎える作型は、かん水を十分行い、発芽揃いを良くしましょう。

 

●トルコギキョウ

 9月中旬に定植した作型が2月中旬から出荷開始されています。草丈は十分確保

していますが、側枝数が少なく、ややボリューム不足です。

 また、3月出荷作型は、草丈70〜80cm程度、側花蕾が開花中です。ブラスチング

(花蕾の枯死)の発生が多く、出荷はやや遅れ気味です。

 4月以降出荷分は無駄枝除去を徹底し、ブラスチングの発生を抑えて秀品率の

向上を図りましょう。

 今後、気温の上昇とともに花弁へのアザミウマ類の被害が予想されるので、被害

防止に努めてください。

 

●シンテッポウユリ

 6月出荷の施設無加温栽培の定植は、2月中旬〜下旬に行われ、生育は順調です。

現在、本葉3〜4枚程度で3月下旬〜4月上旬には、抽台が始まります。品種は

「西尾極早生」です。

 今後、7月出荷の定植は3月上旬〜中旬に行われ、品種は「さきがけ雷山」です。

 ハウス内は日中30℃以上で無抽台株が発生しやすくなるため、25℃以下を目安に

換気を行ってください。夜温は5℃程度となるように保温しましょう。

 抽台前までは、水分を切らずかん水を行ってください。

 

●乳牛

 12月の生乳は前月よりも402t増産されましたが、前年同月比では97%の生産に

留まっています。乳脂肪率及び全固形分率はそれぞれ4.0%、12.8%と高い乳質の

ものが生産されています。

 年内に収穫した高水分サイレージは、気温上昇に伴い酪酸発酵に移行しやすく

なります。品質が悪化する前に給与を開始しましょう。

 

 

◆トピック◆

「新たな農林水産省知的財産戦略」の策定について

平成19年3月に「農林水産省知的財産戦略」が策定されていました。同戦略は、

平成21年度までを念頭に置いたものであり、今後も知的財産に関する施策を強力に

推進するため、外部の有識者の意見も聴きながら、平成26年度までの5年間を

実施期間として、「新たな農林水産省知的財産戦略」が策定されました。

詳しくは

http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/tizai/100301.html

 

「地域の恵みを地域で食べよう!」地産地消メールマガジンの創刊について

地産地消は、生産者と消費者の結びつきを強め、農山漁村の六次産業化を後押し

する取組みです。各地域で、地場農林水産物の加工・販売や学校給食における地場

産物の活用など、様々な取組が行われています。

農林水産省から、地産地消に関心を持つ方々同士の情報交換を進めたり、連携を

深めるための一助となるよう、月1回程度の発行としてメールマガジンが創刊されます。

詳しくは

http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/gizyutu/100209.html

 

農業新技2010の公表

農林水産省では、農業の競争力強化、農産物の安定供給・自給率向上等の課題の

解決に向けて、開発された技術を生産現場に迅速に普及・定着させるため、近年の

研究成果のうち、早急に現場に普及すべきものを毎年選定し、公表しています。

http://www.s.affrc.go.jp/docs/new_technology.htm

 

 

●統計データ等(農林水産省ほか)

平成21年産水稲の品種別収穫量

平成21年産茶生産量

平成21年産日本なし、ぶどうの結果樹面積、収穫量及び出荷量

http://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html

農林水産統計月報(平成22年2月25日)

http://www.maff.go.jp/j/tokei/kikaku/monthly/index.html

農林水産基本データ集(平成22年3月1日)

http://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/index.html

 

●新聞見出し記事紹介

 

農業生物資源研究所は農研機構作物研究所、スイスのチューリッヒ大学などと

共同で、オオムギの開花に必要な遺伝子「Cly1」を見いだし、制御機構を解明した。

病害に強い作物の作出や新たな採種技術の開発につながる成果として期待。

           (日経産業新聞 2010. 1.28 13面)

 

米カリフォルニア大学アーバイン校は、都市部の公園などに芝を植えると、

地球温暖化を加速する恐れがあるとの調査結果を明らかにした。施肥や芝刈り機の

燃料による一酸化二窒素の排出量が、吸収分より約4倍多いことが判明した。

           (毎日新聞 2010. 1.23  1面)

 

出光興産は、独自に開発した微生物農薬を使ったイチゴとミニトマトの生産に

乗りだした。

(日経産業新聞 2010. 1.25 15面)

 

農研機構近畿中国四国農業研究センター、広島大学、米国カリフォルニア大学は

共同で、ハモグリミドリヒメコバチの雌が寄生菌「リケッチア」に感染すると、

単為生殖して雌の卵のみ産むことを突き止めた。

農薬を使わない害虫防除への応用に期待。

           (中国新聞 2010. 1.26 27面)

 

農研機構生物系特定産業技術研究支援センターは、リンゴなどの果物に付着した

ハダニ類などの害虫を能率的に除去する連続搬送式果実洗浄機を開発した。

           (毎日新聞 2010. 1.27 23面)

 

愛知県農業総合試験場は、水稲V溝直播栽培で、深水管理を行うと整粒歩合が

高まり品質が向上することを確認した。コシヒカリの高温障害による品質低下に

有効。

           (日本農業新聞 2010. 1.27 14面)

 

奄美諸島が発生の北限とされ、カンキツ類に被害をもたらす「カンキツ

グリーニング病」の原因となる病原菌を媒介する「ミカンキジラミ」が、

鹿児島県指宿市で確認されたことから、植物防疫所が調査に乗り出した。

           (毎日新聞(大阪) 2010. 1.27  9面)

 

()サカタのタネは、今夏、インドに野菜の種子を加工・保管する施設を設け、

現地で種子の開発から出荷に至る一貫体制を整え、営業活動を本格化する。

           (日経産業新聞 2010. 1.27 19面)

 

丸紅()は、帯広畜産大学と日本仁安堂薬建()と共同で、農産物の残りかす

から保存性と栄養価に優れた飼料をつくるために使う混合生菌剤を開発した。

           (日経産業新聞 2010. 1.28 17面)

 

()北研食用菌類研究所は、改良型上面シートを使って、M級高品質きのこを

安定して発生させることができる栽培方法を確立した。

           (日本農業新聞 2010. 1.28 18面)

 

日本水産()鹿島工場は、魚の油から抽出・精製したEPAやドコサヘキサエン酸

(DHA)など機能性素材を、食品や医薬品の原料として販売している。

       (日経産業新聞 2010. 1.28 20面)

 

長野県野菜花き試験場北信支場は、春から秋まで安定して太い茎を収穫できる

アスパラガスの新品種を育成した。

           (信濃毎日新聞 2010. 1.28  6面)

 

明治大学と東京都農林総合研究センターは共同で、食用ブランドブタ

「トウキョウX」の凍結受精卵技術を用いた子ブタの出産に成功した。

            (日本農業新聞 2010. 2. 6 16面)

 

岐阜県情報技術研究所と同畜産研究所は、牛肉に含まれるオレイン酸の分布状況を

画像解析する技術を開発した。和牛の「おいしさ」を測定できる技術として期待。

   (日本農業新聞 2010. 1.30 14面)

 

消費者庁は、トランス脂肪酸(TFA)に関する情報収集のためのヒアリングを

実施した。女子栄養大学の調査で、若年者のTFA平均摂取量は、日本人の平均

摂取量を大幅に下回る結果が示された。

           (食品産業新聞 2010. 2. 1  3面)

 

兵庫県立農林水産技術総合センター北部農業技術センターは、乳清(ホエー)を

肉用牛の子牛に与えても、脱脂粉乳と同様に育つことを明らかにした。

ホエーの有効活用策として期待される。

            (神戸新聞 2010. 2. 1 11面)

 

農業生物資源研究所と麻布大学は、子豚の精巣組織をマウスに移植して、そこで

成熟させた精子を使って正常な子豚を誕生させることに成功した。

絶滅危惧動物や家畜の新しい保存技術として期待される。

           (日本農業新聞 2010. 2.12 16面)

 

農研機構生物系特定産業技術研究支援センターは、ロータリ耕うん装置とレーザ

制御装置を使い、水田を耕うんしながら高精度に耕盤を均平化する技術を開発した。

湛水直播などの安定栽培に貢献できるとして期待。

          (化学工業日報 2010. 2. 4  4面)

 

米国海洋大気局とスイスの研究チームは、今世紀に入って地球の気温上昇が鈍り、

横ばい傾向になっているのは、上空の成層圏にある水蒸気の減少が関係している

との分析結果をまとめた。

           (毎日新聞 2010. 1.29  3面)

 

農研機構果樹研究所は、1月27、28日に常緑果樹研究会を静岡市で開催した。

この中で、果実の味と価格に加え、消費拡大の鍵とされる安全・安心に向けて、

生産コストを抑え消費者に支持される減農薬栽培や機能性成分を青果物表示する

方法などが提案された。

           (日本農業新聞 2010. 1.29 14面)

 

環境技術ベンチャーのCORDA(コルダ)と筑波大学は共同で、カドミウムに

汚染した農地を浄化する技術を開発した。鉄粉に特殊な触媒を練り込んだ

「鉄触媒」を汚染土壌に散布して吸着させる。

          (日本農業新聞 2010. 1.29 14面)

 

宇都宮大学は、独自開発したうるち米の新品種「ゆうだ21」の種もみを有償で

配布している。食味はコシヒカリ並み、倒れにくい、いもち病に強い、広域適用性

があるなどが特徴。

           (日本農業新聞 2010. 1.30 14面)

 

京都大学と琉球大学などは、海水の酸性化が進み、現在の海は200年前に

比べてサンゴの赤ちゃんが育ちにくくなっていると実験で確認した。

           (朝日新聞 2010. 2. 1 30面)

 

千葉県農林総合研究センターは、調理法や部位によって食味が異なるネギの

簡易評価法を確立した。

          (日本農業新聞 2010. 2. 3 11面)

 

農研機構中央農業総合研究センターなどは、堆肥の窒素肥効が分かる簡易診断法を

開発した。また、堆肥情報をインターネット上に登録し、耕種農家が簡単に検索

できる堆肥カルテシステムも開発した。

           (日本農業新聞 2010. 2. 3 14面)

 

農研機構果樹研究所は、2月2日に落葉果樹研究会をつくば市で開催した。

この中で、果樹農家の高齢化や担い手の減少が進む現状に対して、省力化・軽労化

の技術開発が発表された。

           (日本農業新聞 2010. 2. 3 14面)

 

和歌山県農林水産総合技術センターうめ研究所は、粗めに砕いたウメの剪定枝の

チップに鶏ふんを混ぜることで、8ヶ月後に堆肥化できる技術を開発した。

          (日本農業新聞 2010. 2. 4 10面)

 

農研機構野菜茶業研究所と同北海道農業研究センターは、桃に似た香りが特徴の

イチゴの新品種「桃薫(とうくん)」を育成した2009年11月に品種登録を出願し、

今秋から販売を予定している。

           (日本農業新聞 2010. 2. 5  1面)

           

やまがたグリーンパワー()(YGP)と山形県村山市は、電力供給契約を

締結した。地元で発生する間伐材や果樹剪定枝などを利用した地産地消の

木質バイオマス発電として、市内の公共施設などに供給する。

           (日経産業新聞 2010. 2. 3  2面)

 

JAかながわ西湘は、小田原市の浦井貫之氏が考案した「不知火」「はるみ」

などの中晩かん向け剪定方法の「早川式坊主枝剪定」が、樹勢の安定と商品価値の

高い果実生産が期待できるとして、普及拡大を目指している。

           (日本農業新聞 2010. 2. 5 16面)

 

宮崎県総合農業試験場と三鷹光器()は共同で、温室ハウス冷暖房用太陽熱

蓄熱システムの研究を今秋から始める。

脱石油型農業への新農業技術の確立を目指している。

          (日本農業新聞 2010. 2. 5 16面)

 

高知県工業技術センターは、県内企業と共同開発した「かんきつ搾汁試験機」

など9つの食品加工関連の機器を導入し、加工食品開発を強化する。

           (高知新聞 2010. 2. 5朝刊  6面)

 

宮崎県農業総合試験場と三鷹光器()は、太陽熱を活用したハウス冷暖房の

共同研究に取り組む。暖房は太陽熱で沸かした温水を使い、冷房は夜間に放熱して

冷ました水を使う。

           (宮崎日日新聞 2010. 2. 5  1面)

 

福島県の喜多方身不知柿商品開発研究会は、県ハイテクプラザ会津若松技術支援

センターと連携して、これまで困難だった渋柿の加工方法を確立し、会津特産の

「身不知柿」を使ったうどんや和菓子など5品目の商品化に成功した。

           (福島民報 2010. 2. 6  3面)

 

農業環境技術研究所は、農作物の栽培面積などが約1km四方の格子状(メッシュ)

地図として表示できる「農業統計情報メッシュデータ閲覧システム」を開発し、

ホームページ上で公開した。

           (NIKKEI NET 2010. 2. 9  配信)

 

厚生労働省は、非喫煙者で豆腐や納豆など大豆に含まれる「イソフラボン」の

摂取量が多い男性は、肺がんになるリスクが摂取量の少ない男性の半分以下との

調査結果を明らかにした。女性の場合も同様の傾向が見られた。

           (日本農業新聞 2010. 2. 6 15面)

 

()マイファームやNECビッグローブ()は、農業の初心者向けに

インターネットを使って、栽培方法や動画での実演などで指導するサービスを

開始した。

        (日本農業新聞 2010. 2. 7 11面)

 

中国政府は、3から5年以内に病害虫耐性を持つ遺伝子組み換え米の商業生産を

承認する見通しと発表した。

           (中国新聞 2010. 2. 8  8面)

 

埼玉県川越農林振興センターなどは、所沢市の遊休農地を活用して、陸稲品種

「平山」の作付けを再開し、名物の陸稲焼き団子を40年ぶりに復活させた。

団子店などと協力して地産地消を目指す。

           (日本農業新聞 2010. 2. 9 10面)

 

京都大学と東京理科大学は、近赤外光を利用して光合成を行うシアノバクテリア

「アカリオクロリス」が、他の光合成生物と同様に電圧をかけて水を電気分解

していることを見いだした。幅広い波長を効率よく利用できる植物の開発などへの

応用が期待される。

          (日刊工業新聞 2010. 2. 9 26面)

 

農林水産省によると、全国の学校給食で米粉パンが普及しつつある。

2008年度の献立に出したことのある学校は、4年間で倍増し全国で9,000

近くに上った。

           (日本農業新聞 2010. 2.10 13面)

 

()つくばアグリサイエンスは、種まきから収穫まで、均等なかん水や液肥の

施用が自動化可能な「根圏地中高圧かん水システム」を開発した。

           (茨城新聞 2010. 2.10  8面)

 

住友林業は、京都の世界遺産で仁和寺(にんなじ)境内にある「御室桜(おむろ

さくら)」を、独自のクローン技術で増殖することに成功した。

           (毎日新聞 2010. 2.10  8面)

       

岩手県農業研究センター県北農業研究所は、キビやアワの収穫時の損出を

これまでの3分の1に減らす技術を開発した。コンバインのデバイダに鋼材を

溶接し、簡易なアームを取り付ける。

           (日本農業新聞 2010. 2.11 10面)

 

()夢ファームは、農研機構近畿中国四国農業研究センターが開発した

「作業計画・管理支援システム」を圃場管理に取り入れ、施肥や薬剤散布の低減、

作業時間の短縮を図り、効率的な農業を展開している。

           (日本農業新聞 2010. 2.12 16面)

 

筑波大学は東京大学と共同で、新しいタイプの第3の酵素を見出し、

リボザイム/タンパク質・ハイブリッド酵素と名付けた。生命の起源や病気になる

仕組みの解明に貢献する可能性がある。

           (毎日新聞 2010. 2.11  3面)

 

長野県果樹試験場は、裂果しにくいプルーンの新品種を育成した。

果実が青紫色で9月下旬に収穫できるなどが特徴の品種、及び赤紫色で8月下旬に

収穫できるなどが特徴の品種の2品種。

           (信濃毎日新聞 2010. 2.12 7面)

 

財務省の貿易統計によると、米粉調製品の輸入量が急増している。

2009年は9万3,000トンで前年を7,000トン上回っており、国内加工用米の

需要への影響が懸念される。

           (日本農業新聞 2010. 2.14  1面)

 

九州大学は、食品の味わいがどのような要素の組み合わせで成り立っているかを

分析できる「味覚センサー」を開発した。

           (産経新聞 2010. 2.15 10面)

 

()イーズが製造・販売しているハウス向けの除湿換気扇「アグリmoぐっぴー

ドライファン」が注目されている。温度を保ったまま除湿と換気ができる。

     (日本農業新聞 2010. 2.15  9面)

 

()エイ・エム・シーは、子豚用インフルエンザ予防育成器「ピックハウス健康」

を開発した。

温度管理から滅菌液の噴霧までシステムによる一元管理ができるなどが特徴。

(茨城新聞 2010. 2.15 10面)

 

兵庫県立農林水産技術総合センターは、クリは降雨のほかに潅水によって

土中に水分を与えると、実が大きくなり収穫量も増え、甘みが増すことを突き止めた。

           (神戸新聞 2010. 2.15  9面)

 

日本バイリーン()は、九州大学などと共同で、三次元培養が可能な

細胞培養基材シートを開発した。接着安定性に優れ長期的に形状を保持できる、

オートクレーブ滅菌が可能などが特徴。

           (化学工業日報 2010. 2.16  1面)

 

米カリフォルニア工科大学は、世界で初めて飛んでいるショウジョウバエの

脳神経細胞の活動をとらえることに成功した。遺伝子組み換え技術などを使って、

遺伝子と脳の関係を調べるのに役立つ技術として期待される。

           (日経産業新聞 2010. 2.17 11面)

 

インド政府は、昨年承認した食用では初めてとなる遺伝子組換えの耐虫性ナス

「Btナス」について、安全性の確認が取れるまで発売を差し止める決定を下した。

           (フジサンケイビジネスアイ 2010. 2.17 38面)

 

農研機構果樹研究所は、夏みかん「日向夏」に似たさわやかな風味をもち、露地で

2月頃に成熟期を迎えるカンキツの新品種「はるひ」を育成した。

高糖度、良食味、皮を剥きやすいなどが特徴。

           (日本農業新聞 2010. 2.23 16面)

 

英国サイバーパックは、水に溶け、環境に無害な包装用フィルムHarmless-

Dissolve」を開発した。

           (日経産業新聞 2010. 2.18  7面)

 

鳥取県中小家畜試験場は、良食味で生産性の高い豚の新品種ブランド「大山ルビー

(仮称)」を開発した。

           (日本海新聞 2010. 2.18 25面)

 

キリンホールディングス()は、キリンアグリバイオとキリンアグリバイオ

イーシーを売却し、花や種苗の開発・販売を行うアグリバイオ事業から完全撤退する。

     (産経新聞 2010. 2.19 10面)

 

長野県農業試験場は、県が独自開発したリンゴやブドウの品種について、

DNA分析による判別法を開発し、実用化にめどを付けた。

           (信濃毎日新聞 2010. 2.19  6面)

 

水産総合研究センター遠洋水産研究所が開催したマグロ調査研究成果報告会で、

太平洋クロマグロの年齢と成長速度の関係を明らかにした成果が注目された。

           (静岡新聞 2010. 2.19 25面)

 

島根県は、コシヒカリの代替として品質安定が見込める新たな奨励品種の選定を

目指し、「島68号」と「つや姫」の現地実証試験を開始する。

           (山陰中央新報 2010. 2.19 20面)

 

埼玉県農林総合研究センター園芸研究所は、加工・業務用向けのいぼ無しキュウリ

「フリーダムハウス1号」の周年安定生産技術を開発した。

           (日本農業新聞 2010. 2.20 13面)

 

農林水産・食品産業マイクロ・ナノバブル技術研究組合が発足した。農作物の

生理活性の向上や高品質化などへの活用に向けた研究開発を進め、実用化を目指す。

   (日本農業新聞 2010. 2.21朝刊  2面)

 

出光興産は、ハウスの消費エネルギーを低減し、CO2排出量をほぼ半減できる

システムを開発した。植物の近くに発熱する器具を設置し、電気式ヒートポンプで

作り出した熱を局所的に当てる仕組み。

           (日経産業新聞 2010. 2.23  2面)

 

理化学研究所、科学技術振興機構、基礎生物学研究所などの国際共同研究チームは、

アブラムシのゲノムを解読した。全体の90%にあたる4億5,000万塩基対の配列を

調べ、昆虫としては最多の約3万5,000個の遺伝子を推定した。

           (日本農業新聞 2010. 2.24 18面)

          

(社)全国和牛登録協会は、2012年に長崎県で開催される第10回全国和牛能力

共進会の脂質審査に、宮崎大学が開発した光ファイバーを用いた食肉脂質評価装置の

導入を検討している。

           (日本農業新聞 2010. 2.24 18面)

 

岡山県津山市の津山食料産業クラスターは、農研機構近畿中国四国農業研究センター

が育成した津山産小麦「ふくほのか」を100%使用したロールケーキ「津山ロール」

の開発に取り組んでいる。

           (山陽新聞 2010. 2.24  6面)

 

有機稲作の雑草対策に有効とされる、水田表層にとろとろの層を作り、雑草を抑える

イトミミズの活用法や、水稲と麦、大豆を組み合わせた輪作体系についての記事。

           (日本農業新聞 2010. 2.25 12面)

 

国際アグリバイオ事業団は、2009年遺伝子組み換え作物の作付状況をまとめた。

世界の作付面積は1億3,400ヘクタールで前年より900万ヘクタール増加。1位は

米国、2位はブラジル25カ国1,400万の農家が栽培している。

           (日本農業新聞 2010. 2.27  3面)

 

 

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