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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第72号(2010 1 8日発行)

●発 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン1月号をお届けします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹)

・主要農産物の生産状況と対策

・トピック

 戸別所得補償制度について       [農林水産省] 他

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、

降水量等の確率は以下のとおりです。

 平年と同様に曇りや雨または雪の日が多いでしょう。

向こう1か月の気温は、平年並みまたは高い確率ともに40%です。

週別の気温は、1週目は低い確率60%です。2週目は平年並みまたは高い

確率ともに40%です。3〜4週目は平年並みまたは高い確率ともに40%です。

                       (1月8日付)

 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報10号(月)

 

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/4704204.html 

 

 

◆生育情報(果樹)◆

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹1月7日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

 

主要農産物の生産状況と対策◆(「専技情報」より抜粋)

 麦、イチゴ、ブロッコリー、ハウスミカン、施設栽培落葉果樹、

トルコギキョウ、ガーベラ、畜産について生産状況と対策を

お知らせします。                12月25日現在)

 

●麦

 平成22年産麦の作付け見込み面積は、20,043ha(水田農業振興課調べ)であり、

昨年とほぼ同等です。

 12月15日時点の播種進捗状況は95.1%で小麦、裸麦はほぼ終了しましたが、

大麦が一部残っています。

 土壌水分が高いため、出芽は順調ですが雑草の発生も早くなっています。

 雑草の発生が早く、11月中下旬播種のほ場は、早めに土入れを実施してください。

 3葉期以降で踏圧を実施しましょう。

 

●イチゴ

 1番果房の出荷は、早期作型でピークが過ぎ、普通期作型で漸増している状況です。

前年同様、1月中〜下旬まで収穫が続く見込みです。

 2番果房は、前年よりやや早く出蕾しており、1番果房に引き続き連続的な収穫が

見込まれます。

 適正草勢(心葉展開時の葉柄長が10cm程度)を維持するよう、電照時間を調整して

ください。

 また、葉の展開が遅れないよう最低夜温5℃確保に努めましょう。

 

●ブロッコリー

 出荷量は、11月下旬に前年並みとなり、今後は大幅な増減はない見込みです。

年明け出荷の品種は「ピクセル」から「彩麟」に切り替わっていきます。

 冬季でも気温が上昇すると花蕾の生育が早くなるので、適期収穫を心がけましょう。

 

●ハウスミカン

 早い作型は、11月上旬から加温を開始し、現在開花がほぼ終了しました。

9〜10月の乾燥により花芽分化は順調で、加温開始は昨年より3〜5日早くなって

います。着花量は多く、花器の充実もよい状態です。

 12月以降に加温する作型は、年内に加温開始が完了する見込みです。加温開始期は

前年並みで、着花量は平年並みです。

 開花が完了したほ場では、果実の初期肥大を促すため、生理落果に注意し、

スムーズな昇温に心がけましょう。ハウスや加温機の点検を行い、無駄な燃焼が

ないように注意してください。

 

●施設栽培落葉果樹

 加温施設ブドウの栽培面積は、ほぼ前年並みです。品種は「有核巨峰」がやや減、

「種なしピオーネ」、「デラウエア」がやや増となっています。早いところでは、

12月15日頃から加温を開始しています。

 イチジクの加温作型では、加温開始は「とよみつひめ」が12月10日から、

「蓬莱柿」は1月1日頃から行われる見込みです。

 品目・品種に応じて適正な温度管理を行うとともに、ハウスの保温性向上に努め、

省エネを図りましょう。多層被覆の場合は、晴天時の換気を徹底してください。

 

トルコギキョウ

 11月の出荷遅れのため、12月は前年を上回る出荷量が見込まれます。灰色かび病の

発生がやや多くなっています。

 冬春(2〜5月)出荷の作型の定植は9月中旬〜10月に行われ、2月出荷の草丈は

50〜60cm程度で側花蕾が発達中です。

 冬春出荷作型の電照終了時期は、頂花の発蕾までを基本とします。

 夜温の設定は発蕾までは12〜15℃、発蕾後は8〜10℃を目安に管理しましょう。

 灰色かび病防除のため換気の徹底を図り、予防散布に努めてください。

 

●ガーベラ

 11月は順調な出荷となりました。12月の日射量不足等により生育が緩慢となり、

出荷量はやや減少しています。病害虫被害は少なく、品質は概ね良好です。

 適正な夜温管理により、品質向上・出荷量の増加に努めましょう。

 灰色かび病防除のため換気の徹底を図り、薬剤による予防散布に努めてください。

ハモグリバエ、アザミウマ類の発生にも注意しましょう。

 

●畜産

 豚・鶏の飼料摂取や成育状況は順調ですが、一部で軽度の呼吸器病の症状を示す

ものや、哺乳子豚で下痢が発生しています。

 価格は需給バランスの不均衡から低迷しており、農水省は養豚緊急対策を

来年1月から実施する予定です。

 防寒対策を図りましょう。特に子豚は寒さに弱いため、成育齢に応じた

局所暖房機の温度を設定してください。

 鶏舎内の病気予防として、防鳥ネット等の設置あるいは補修を行い、小動物や

野鳥の侵入阻止を図ってください。

 

 

◆トピック◆

●戸別所得補償制度について

(農林水産大臣談話抜粋 平成21年12月22日)

本日、22年度に実施する戸別所得補償モデル対策の骨格が固まりました。これは、

戸別所得補償制度による農政の大転換の第一歩となるものです。
 このモデル対策のねらいは、自給率向上のために水田農業のてこ入れを行うこと

にあります。そのため、自給率向上のポイントとなる麦・大豆・米粉用米・飼料用米

などについて、シンプルで分かりやすい助成体系の下に生産拡大を促す対策と、

水田農業の経営安定を図るために、恒常的に赤字に陥っている米に対して補てんする

対策をセットで行うことにしております。

これら2つの対策を合わせて総額5,618億円の予算を確保しました。この対策は、

農政を全く新しい段階に導く歴史的な意義を持つものであると考えます。

詳しくは

http://www.maff.go.jp/j/seisaku/kobetu_hosyo/index.html

 

2009年農林水産研究成果10大トピックスの選定について

農林水産技術会議事務局では、農業技術クラブの協力を得て、2009年農林水産

研究成果10大トピックスの選定が行われました。農林水産研究成果10大トピックス

とは、民間、大学、公立試験研究機関及び独立行政法人研究機関の研究成果で、

この1年間に取材等で新聞記事となったもののうち、農林水産研究開発の内容に

優れるとともに社会的関心の高いと考えられる成果10課題を、農業技術クラブ

(農業関係専門紙・誌など29社加盟)の協力を得て選定されたものです。

詳しくは

http://www.s.affrc.go.jp/docs/10topics.htm

 

●統計データ等(農林水産省ほか)

農業経営統計調査平成20年度牛乳生産費(全国)(PDF:566KB)(12月25日)

農業経営統計調査平成20年度肉用牛生産費[子牛・去勢若齢肥育牛・乳用おす育成牛・乳用おす肥育牛・交雑種育成牛・交雑種肥育牛生産費](PDF:1,192KB)(12月25日)

農業経営統計調査平成20年度肥育豚生産費(PDF:528KB)(12月25日)

「農業経営統計調査 平成20年度 牛乳生産費(全国)」について(12月25日)

平成21年産水陸稲の収穫量(12月8日)

「農業経営統計調査 平成20年産 米生産費」について11月18日)

http://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html

農林水産統計月報(平成21年12月)

http://www.maff.go.jp/j/tokei/kikaku/monthly/index.html

財務省貿易統計10月(輸入)・(輸出)

  http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei

農林水産基本データ集(平成21年12月)

http://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/index.html

 

●プレスリリース(農林水産省)

平成22年度組織・定員改正の概要について

http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bunsyo/091225_1.html

 

     新聞見出し記事紹介

 

宮崎県内では、豚舎の消毒に蒸気土壌消毒機を使う試みが注目されている。

豚の事故率の低下、飼料代の削減、薬剤を使わないなど費用対効果が期待できる。

               【日本農業新聞 2009.11.26 16面】

 

長野県病害虫研究所は、南信地域でニホンナシと西洋ナシに「赤衣病(あかごろも

びょう)」が発生したと発表した。ナシでの確認は国内初。

           【日本農業新聞 2009.11.2 14面】

 

佐賀大学は、大豆のオレイン酸含有率を80%程度に増加させる突然変異遺伝子

を見いだした。非遺伝子組み換えでは最高レベル。

           【佐賀新聞 2009.11.26 24面】

 

京都大学と農研機構東北農業研究センターは、収量性の飛躍的な向上を目指して、

中国の品種をベースに稲穂が垂れない直立型の国産イネ品種の開発に取り組んでいる。

           【産経新聞(大阪) 2009.11.26 10面】

 

農研機構畜産草地研究所は、11月26、27日に栃木県那須塩原市で、2009年度

問題別研究会「放牧の新たな展開に向けて」を開催した。

         【日本農業新聞 2009.11.27 14面】

 

中国農業部生物安全委員会は、殺虫成分を体内で生み出す米の遺伝子組み換え

1品種の安全性を正式に認めた模様。2-3年後の商業生産が見込まれる。

           【日本農業新聞 2009.11.28  2面】

 

愛媛県立果樹試験場みかん研究所が開発した、温州ミカン中小玉果の高糖完熟栽培

用の「有孔ビニール簡易被覆(通称:ぶらぶらはうす)」が注目されている。

袋がけに比べて作業が省力化でき、果皮障害を防止する効果がある。

        【日本農業新聞 2009.11.28 16面】

 

岡山大学が同大学の学生約1,600人を対象に行った調査によると、遺伝子組み換え

作物について社会的許容度が低いと感じている人が約7割いる一方、約6割の人は

普及させるべきだと考えていることが明らかになった。

           【山陽新聞 2009.11.29 31面】

 

静岡県茶業研究センターは、海外市場向けに不織布フィルターを使用した

ドリップ式緑茶や新粉末緑茶など、茶の新製品の開発を進めている。

           【日経MJ(流通新聞) 2009.11.30 18面】

 

千葉県は、養殖ノリの新品種「ちばの輝き」を開発した。従来品種に比べて

水温の変化に強く、収穫量が2〜4倍多いなどが特徴。

           【日刊工業新聞 2009.11.30 35面】

  

消費者庁が、ショートニング、マーガリンなどの加工油脂や乳製品に含まれる

「トランス脂肪酸」の含有量の表示義務づけの検討を始めたことについての

解説記事。

     【産経新聞 2009.12.1 17面】

 

 農研機構野菜茶業研究所は、トマト黄化葉巻病の総合防除マニュアルを作成し、

ホームページ上で公開している。 

           【日本農業新聞 2009.12.1 14面】

 

 農研機構野菜茶業研究所は、11月30日に名古屋市で、平成21年度野菜茶業

課題別検討会「ウリ科野菜生産を取り巻く現状と技術開発」を開催した。

           【日本農業新聞 2009.12.1 14面】   

 

農林水産省と農研機構は、12月14日に農林水産省講堂で、シンポジウム

「飼料用米の技術開発・最前線―飼料用米の利用拡大に向けて―」を開催する。

           【化学工業日報 2009.12.7 4面】

 

豪メルボルン大学は、鳥類のZ染色体上遺伝子「DMRT1」が、ニワトリで

雄の決定遺伝子に必要とされる遺伝子であることを突き止めた。

           【科学新聞 2009.11.27 3面】

 

医薬基盤研究所は、会費制で食品や化粧品メーカーからの参加を募り、

コンソーシアム形式で、生活習慣病やガンを自然発症するマウスなどモデル動物

開発を行うプロジェクトを開始する。会員は新薬の研究や安全性評価に、

開発した動物を利用する権利などが得られる。

           【日経産業新聞 2009.11.30 12面】

 

 高輝度光科学研究センターと理化学研究所は、大型放射光施設

「SPring−8」でエックス線を使い、疾病に関連するタンパク質の

結晶構造の測定時間を、通常の半分に短縮する技術を開発した。

           【日経産業新聞 2009.11.30 12面】

 

カナダ国際穀物協会(CIGI)がアジアのメディアを対象に行った、カナダ大豆

視察プログラムについてのリポート記事。大豆の生産状況、豆腐・豆乳製造会社、

育種センターの現状などについて紹介。

           【食品産業新聞 2009.11.30  5面】

 

 沖縄県工業技術センターは、沖縄の伝統的な野菜のエンサイを99%の含有率で

錠剤化する技術を開発した。今後は、錠剤化が難しいウコンなどの製法開発も

進める。

  【琉球新報 2009.12. 1朝刊  5面】

 

農研機構中央農業総合研究センター北陸研究センターは、12月17日に新潟県

上越市で、耕うん同時畝立て栽培技術研究会および農水省委託プロジェクト

「担い手プロ」実証試験連絡会合同検討会を開催する。

           【日本農業新聞 2009.12.2 14面】

 

筑波大学と(株)インプランタイノベーションズは、遺伝子組み換え技術を活用

して、酸味が甘みにと味覚の変化をもたらす糖たん白質ミラクリン含有のトマトを

開発した。メタボ対策需要を想定し、量産化可能な閉鎖型植物工場での栽培技術の

構築に向けて開発を進める。 

           【化学工業日報 2009.12.2  9面】

 

 ベルギーのデフゲンは、フィリピンで交雑第1種(F1)のコメ種子事業を始める。

今回の事業参入は、東南アジアでの生産者ニーズを含む情報の把握、開発戦略の

立案などに取り組むうえで重要な国際事業戦略としている。

           【化学工業日報 2009.12.2  9面】

 

 農研機構九州沖縄農業研究センターは、12月9日に北海道立道民活動センター

かでる2・7で、「ムギ類赤かび病プロジェクト研究発表会〜技術開発の農業現場での

普及に向けて〜」を開催する。

           【化学工業日報 2009.12.7  4面】

 

東京大学は、酵母菌を使い、染色体の分配に重要な酵素「Bub1キナーゼ」が、

DNAに巻き付くタンパク質「ヒストン」の特定部位を活性化することを見いだした。

           【毎日新聞 2009.12.1 19面】

 

 農研機構北海道農業研究センターは、多収で風味や食感に優れるなどが特徴の

そばの新品種「レラノカオリ」、ナッツの風味がありカロテノイド系色素が多い

などが特徴のジャガイモの新品種「北海98号」を育成した。

           【北海道新聞 2009.12.2朝刊  2面】

 

農研機構農村工学研究所は、地域に生息する川魚など生物種のDNAを解析し、

農業生産活動の場である農村の維持に必要な地域資源の保全維持技術の構築に

取り組んでいる。

           【化学工業日報 2009.12.3朝刊 10面】

 

デュポンは、病害抵抗性や除草剤耐性を持つ遺伝子組み換えトウモロコシやコメの

ハイブリッド種子の販売が好調なため、インドネシアで種子事業を拡大する。

           【化学工業日報 2009.12.3 12面】

 

 千葉県農林総合研究センターは、露地ネギ害虫の土着天敵の生息調査を行い、

ネギアザミウマの天敵としてカブリダニ7種、クダアザミウマ、ヒメオオカメムシ、

クモ類を確認した。

           【日本農業新聞 2009.12.4 11面】

 

 ホンダは、業界で初めてすべての機種の刈り払い機が、農研機構生物系特定産業

技術研究支援センターの定めた安全鑑定基準の適合機となった。

           【日本農業新聞 2009.12.4 14面】

 

 サレックスが開発した国際食品添加物検索ソフト「TENKA2005」の

アップデート版「TENKA2008」は、食品衛生に関する内外の基準が

ピンポイントで確認でき、検索対象国も大幅に増加するなど、機能が大幅に

充実した。

           【日本食糧新聞 2009.12.4  9面】

 

冬季の土壌凍結の減少による野良イモの増加、土壌からのCO2放出の増加など、

世界各地で作物生産に地球温暖化の影響が出始めており、研究が進められている。

           【日本経済新聞 2009.12.6 11面】

 

農研機構畜産草地研究所は、国内で認可されていない除草剤「クロピラリド」が

輸入牧草を通じて牛の体内に入り、排泄物で作った堆肥を使った生産農家で

トマトやキクの生育障害を起こしていたことを突き止めた。

           【朝日新聞 2009.12.7 2面】

 

京都大学と三重大学は共同で、稲わらや木くずなどの植物繊維を、ほぼ残らず

分解する「クロストリジウム属菌」の一種を見いだした。植物繊維に含まれる

セルロースとヘミセルロースを同時に糖に変えることができるため、バイオ燃料の

生産量を倍増できる可能性がある。

           【日本経済新聞 2009.12.7 13面】

 

日本製紙森林科学研究所は、バイオ技術を利用して、製紙原料として重要な

ユーカリの植林に適した樹木の選抜に取り組んでいる。

           【日経産業新聞 2009.12.7朝刊 15面】

 

製品評価技術基盤機構(NITE)は、ゲノム解析が終了した食酢用の微生物

アセトバクター・パスツリアヌス株「NBRC3283(発酵研究所IFO3283)」酢酸菌の

DNAクローンの分譲を開始した。

           【化学工業日報 2009.12.7  9面】

 

応用技術(株)は、バイオマスエネルギー利用支援システムを開発し、バイオ

ディーゼル燃料に転用できる果実の栽培に適した土地の選定に関するシミュレーション

のサービスを行っている。

           【日刊工業新聞 2009.12.7 10面】

 

福島県林業研究センターは、無花粉スギの品種改良に成功した。来春から

試験植樹を開始し、5年程度の観察期間で花粉飛散の有無を確認して、本格的な

普及を図る計画。

  【福島民報 2009.12.7  1面】

 

栃木県農業試験場は、業務用短根ゴボウの低コスト・省力生産技術の開発に

取り組んでいる。用途に応じた栽培方法を確立し、品質の特性を把握する。

         【日本農業新聞 2009.12.8 10面】

 

農研機構などは12月7日に都内で、農林水産省委託プロジェクト研究「地域活性化

のためのバイオマス利用技術の開発」の中間発表会を開催した。

         【日本農業新聞 2009.12.8 14面】

 

農研機構中央農業総合研究センターは、12月18日につくば市の食と農の科学館で、

第4回カバークロップ研究会を開催する。

           【日本農業新聞 2009.12.8 14面】

 

農林水産省と環境省は、国内初となる遺伝子組み換え乾燥耐性トウモロコシの

環境影響評価について、日本モンサントが申請している「MON87460」の栽培を

検討する。

           【化学工業日報 2009.12.8  9面】

 

 三菱重工業などが建設を進めてきた、国内では初めてとなる非食用の草本系植物を

連続して前処理することのできるバイオエタノール製造実証施設が完成し、

本格稼働を開始した。

           【日刊自動車新聞 2009.12.8  4面】

 

農研機構果樹研究所は、カロテノイドの血中濃度と喫煙・飲酒習慣との関連性を

見いだした。喫煙習慣があるアルコール常用者は、カロテノイドを豊富に含む

果物や野菜を多く摂取する必要があると推察される。

           【日本農業新聞 2009.12.9 15面】

       

島根県立矢上高校農業クラブは、サツマイモの苗を、2リットルサイズの

ペットボトルを使って簡単に育苗できる方法を開発した。採苗後の側芽からも

苗を作り、50本近い苗が生産できる。

           【日本農業新聞 2009.12.7  1面】

 

京都大学は、切断しても数日で再生する「プラナリア」の、頭と尾の方向を

決定する仕組みを見いだした。

           【日経産業新聞 2009.12.8 11面】

 

東京農業大学、長崎総合科学大学、積水化学工業は共同で、稲わらなど非食料系

植物から効率よくエタノールを製造する技術を開発した。原料を高温の水蒸気で

ガス化し、触媒反応で製造する方法で、45-80円/Lも可能に。

           【日経産業新聞 2009.12.9 11面】

 

京都府農林水産技術センター茶業研究所などの研究チームは、茶の

ミカントゲコナジラミの防除には、冬期にマシン油乳剤を2回散布すると効果が

あることを明らかにした。年内にも、秋冬向けの防除マニュアルを作成する。

           【日本農業新聞 2009.12.9 14面】

 

 独バイオクロップサイエンスは、国際稲研究所と、イネの収量を高める

Scientific Know-howと交流プログラム(SKEP)」の共同研究を行うことで

合意し、多収性の新品種などの開発を目指す。

           【化学工業日報 2009.12.9  9面】

 

 ダウ・アグロサイエンスとモンサントが共同で開発した、遺伝子組み換えによる

トウモロコシのスタック品種「スマートスタック」が、日本やアメリカ、カナダ

などに続き、韓国と台湾でも輸入の承認を受けた。

           【化学工業日報 2009.12.9  9面】

 

 富山県畜産試験場は、新たなブタ用の飼料を開発した。トウモロコシ飼料に

県産米の「コシヒカリ」や「てんたかく」を一定割合で配合することで、肉質が

向上することを確認した。

           【富山新聞 2009.12.9 27面】

 

東京大学、慶応大学、国立遺伝学研究所は共同で、乾燥や高温にも耐性を持つ

「クマムシ」のゲノム解読に世界で初めて成功した。

           【化学工業日報 2009.12.11  9面】

 

群馬県農業技術センターは、お盆など需要の高い時期に開花するコギクの新品種

「小夏の月」を育成し、品種登録出願を行った。

           【上毛新聞 2009.12.11  1面】

 

兵庫県立農林水産技術総合センターは、イチジク「桝井ドーフィン」の凍害に

よる収量減を防止する方法を考案した。密植することにより2年で凍害前の8割に

まで収量が回復できる。 
           【日本農業新聞 2009.12.12 12面】

 

農研機構北海道農業研究センターは北海道大学などと共同で、低コストで

酪農排水を浄化するための人工湿地システムを世界で初めて開発した。

           【日本農業新聞 2009.12.12 14面】

 

農研機構近畿中国四国農業研究センターは、耕作放棄地の解消や飼料自給率向上

につなげようと和牛放牧をテーマとしたフォーラムを12月11日に岡山市で

開催した。

           【山陽新聞 2009.12.12 13面】

 

 兵庫県立淡路農業技術センターは、歩数計を使って牛舎で飼育する乳牛の

繁殖時期を一部確認できる方法を開発した。搾乳効率の向上につながる技術として

期待。

【日経MJ(流通新聞) 2009.12.13 14面】

 

(有)ラヴァストーリと富山県工業技術センターと共同で、銀ナノ粒子を使った

植物用鮮度保持剤(商品名:フレッシュ)を開発した。花き生産者や生花店向けの

需要を見込んでいる。

           【北国新聞 2009.12.13  3面】

 

 越後製菓(株)は、農研機構食品総合研究所などと共同で、圧力処理による

機能性発酵食品の開発に取り組む。圧力に対し感受性の高い酵母菌を作出し、

乳酸菌と組み合わせて食味や香味の良い食品製造技術を確立する。

           【化学工業日報 2009.12.14 9面】

 

宮城県JA加美よつばは、「ごはん豚計画」と銘打って、資源循環型農業の実践に

乗り出し、9月から廃棄されるご飯と規格外の大豆を4割程混ぜた配合飼料を

肥育後期の豚に与える試験を始めたところ、肉質は通常と同等で、生産コストは

1頭当たり7,000円削減できた。

           【日本農業新聞 2009.12.15  1面】

 

兵庫県立農林水産技術総合センター淡路農業技術センターと大塚化学(株)は、

レタスのベト病の防止に、育苗用の培土に亜リン酸の固形肥料を施用するのが

有効であることを確認した。

           【日本農業新聞 2009.12.15 10面】

 

 住友林業は、資生堂が見いだした天然植物脂肪酸「KODA」を使って、京都の

霊鑑寺境内にある樹齢300年を超える3本の古木椿を、挿し木でクローン化する

ことに成功した。 
           【化学工業日報 2009.12.16  9面】

 

 名古屋大学は、ショウジョウバエを使った実験結果から、昆虫には「インスリン様

成長因子(IGF)」と構造や機能が類似したペプチドが存在することを見いだした。

 【日刊工業新聞 2009.12.16 22面】

 

東京医科大学と山口大学は共同で、脂肪分の多いエサを与え、ヒトと同様な

脂肪肝や脂肪性肝炎を発症するメダカの作製に成功した。繁殖などの実験費用は、

マウスなどに比べ数十分の1以下。

           【朝日新聞 2009.12. 6  2面】

 

米カンザス大学などのチームは、国際宇宙ステーションで、チョウ

「オオカバマダラ」を飛ばす実験を行ったところ、無重力状態では浮くことは

できたが、うまく飛べないことが判明した。

           【朝日新聞 2009.12. 7 14面】

 

 コマツは、インドネシアの地元企業と共同で、ジャトロファを石炭鉱山の

採掘跡地で栽培し、種子からバイオディーゼル燃料を製造する実証プラントを

立ち上げる。

     【朝日新聞 2009.12. 9朝刊 14面】

 

豊田通商(株)は、サトウキビから得られるエタノールを原料に、ブラジルの

化学メーカーのブラスケンが生産する環境にやさしいプラスチック「バイオ

ポリエチレン」の用途開発に取り組む。

            【日経産業新聞 2009.12.10  2面】

 

農研機構果樹研究所が育成した、渋柿品種「太天(たいてん)」が、柿産業

低迷の打開につながるとして、愛媛県で注目されている。

(平成19年10月3日プレスリリース)

            【農業共済新聞 2009.12.16   11面】

 

愛知県農業総合試験場は、カーネーションの新品種「カーネ愛知4号」と

「カーネ愛知5号」を育成した。「カーネ愛知4号」は、紫がかったピンク色、

花のボリューム感があるなどが特徴、「カーネ愛知5号」は、黄緑色、収量が多い

などが特徴。

   【中日新聞 2009.12.16 18面】

 

アザミウマ類とタバココナジラミ類の2種を同時に捕食する「スワルスキー

カブリダニ」の効果が明かになってきた。

茨城県農業総合センター園芸研究所と徳島県農林水産総合技術支援センターに

おける活用試験の紹介記事。

            【日本農業新聞 2009.12.17 14面】

 

各自治体などが進めてきた体細胞クローン牛研究が、消費者の不安を背景に、

食肉などの市場への出荷が認められないことなどから、研究の中断や休止が

相次いでいる。     【日本経済新聞 2009.12.17 16面】

 

JA鹿児島などは、12月3日に都内で「緑茶研究公開セミナー」を開催した。

農研機構野菜茶業研究所の山本万里氏が、「メチル化カテキンの抗アレルギー

作用とべにふうき緑茶の開発」について講演を行った。

           【毎日新聞 2009.12.18 15面】

 

日本コカ・コーラは、サトウキビ由来の素材を使用した新たなペットボトルを

作製し、2010年3月から飲料製品に採用すると発表した。

           【産経新聞 2009.12.18 11面】

 

東京農業大学と佐賀大学は共同で、雄が全く関与せず、2匹の雌の卵子から

誕生させたマウスは、通常のマウスよりも1.3倍長生きすることを突き止めた。

           【フジサンケイビジネスアイ 2009.12.18 13面】

 

農林水産技術会議は、2009年の農林水産研究成果の10大トピックスを発表した。

1位には、農業生物資源研究所と愛知県農業総合試験場などが共同で行った

「陸稲(おかぼ)から、新しいタイプのいもち病抵抗性遺伝子(pi21)を発見」

が選ばれた。

           【日本農業新聞 2009.12.18 16面】

 

農研機構畜産草地研究所は、「飼料用米の生産・給与マニュアル(第1版)」を作成し、

ホームページ上で公開している。

           【日本農業新聞 2009.12.19 16面】

 

 

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