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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第67号(200 810日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン8月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹・水稲)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「温州ミカンの低樹高・連年安定生産へ ヒリュウ台樹が有効

・トピック

海外食料需給レポート(Monthly Report) 2009年7月の公表

                      〔農林水産省〕  

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、

降水量等の確率は以下のとおりです。

九州北部地方では、天気は期間の前半は平年に比べて晴れの日が少なく、

後半は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

向こう一か月の気温は、平年並みまたは高い確率ともに40%です。

週別の気温は、1週目は平年より高い確率50%です。

2週目は平年並みまたは高い確率ともに40%です。

                         (8月7日付)

 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第5号(8月)

・病害虫発生予察速報第4号(水稲:海外飛来性害虫)

・病害虫発生予察速報第5号(水稲:海外飛来性害虫)

・病害虫発生予察技術情報第3号(果樹全般:チャバネアオカメムシ)

・病害虫発生予察技術情報第4号(イチゴ:炭疽病)

 

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/4704204.html 

 

 

◆生育情報(果樹・水稲)◆

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

     果樹生育概況(常緑果樹8月5日、落葉果樹7月31日、8月1日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

・水稲の生育情報と対策(7月24日現在)

 農産部のホームページ

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

 

主要農産物の生産状況と対策◆(「専技情報」より抜粋)

 早期水稲、普通期水稲、大豆、青ネギ、温州ミカン、イチジク、

トルコギキョウ、シンテッポウユリ、肉用牛について生産状況と

対策をお知らせします。(8月1日現在)

 

●早期水稲

 「コシヒカリ」の出穂期は、4月4〜6半旬植で7月4半旬、収穫適期は

8月4半旬と予想されます。「夢つくし」の出穂期は4月6半旬植で7月5半旬、

収穫適期は8月5半旬と予想されます。

 早期落水の防止を徹底してください。登熟期間の気温が高いため、刈遅れに

ならないよう留意しましょう。

 

●普通期水稲

 5月中旬〜6月上旬植の「夢つくし」は、草丈、茎数ともに平年と同程度で、

出穂期は8月中旬と予想されます。

 6月中下旬植の中晩性品種は、7月の多雨寡照の影響で、平年と比べ、

草丈はやや高く、茎数は少ない生育となっており、生育はやや遅れています。

 「夢つくし」は間断かん水を実施しましょう。

 6月中下旬植で中干しを行っていない場合は、早急に実施してください。

穂肥は、幼穂を確認し適期に施用しましょう。

 病害虫の発生状況は、ウンカ類、コブノメイガ等、海外飛来性害虫は

少なくなっていますが、日照不足の影響で「葉いもち」が発生しています。

 「葉いもち」の発生が多い場合は、水面施用剤で防除を行ってください。

 

●大豆

梅雨明けが遅れているため、7月21日時点で播種予定面積の61%の播種

4,947ha)にとどまっています。また、7月24〜26日の大雨により、多くの

ほ場で冠水し、出芽・生育が悪い場合は、再播種を行っています。

晩播、再播種は、条間、株間を狭くして生育量を確保してください。

雑草が発生した場合は、生育期処理剤で防除しましょう。

 

●青ネギ

 5月下旬に播種した生育日数65日程度のネギを収穫中です。7月24〜26日の

大雨で、一部のほ場が浸・冠水しました。

 7月上旬の出荷量は前年を上回りましたが、日照不足のため、その後の出荷量は

減少しています。

 梅雨明け後には、かん水間隔を短くして葉先枯れ抑制に努めましょう。

また、曇雨天後の急な晴天日では遮光による倒伏防止に努めてください。

 ネギハモグリバエは、前年より多くなっています。防除を徹底しましょう。

 

●温州ミカン

 現在、果実肥大期にあたり、着果は多いですが、6月下旬〜7月の降水量が

多かったため、果実肥大は順調に推移しています。

 例年より梅雨明けが遅れており、土壌水分が多く日照量が少ないことから、

果実糖度は全体的に低くなっています。

 摘果を行っていない園では、早急に実施してください。糖度向上のため、

排水溝を整備し、排水を促してください。また、シートマルチを設置していない

園では、土壌表面がある程度乾いてから設置しましょう。

 7月中旬以降、曇天が続いており、黒点病の発生が懸念されます。定期防除を

徹底してください。

 

●イチジク

 加温、無加温の作型が出荷中です。7月以降の降雨、日照不足により果実の糖度

および着色がやや低下しています。7月下旬の大雨により、一部地域で水田転換園の

冠水被害が発生しています。

 露地の収穫開始は、前年より5日程度早く、8月上旬からになる見込みです。

露地では一部疫病の発生が見られます。

 選果・選別を徹底し、品質の劣る果実を流通させないようにしてください。

新梢の誘引、摘心、副梢管理を徹底し、樹冠内の通風・採光の改善を図りましょう。

 冠水したほ場では、明渠などの排水対策を徹底するとともに、腐敗果を除去して

ください。降雨により疫病が多発するので防除を徹底しましょう。

 

トルコギキョウ

 日照不足のため、8月出荷作型で茎葉の軟弱化や葉折れ、9月出荷作型では

葉先枯れの発生が見られます。一部地域では、大雨による栽培ハウスへの浸水で、

定植が遅れています。

 梅雨明け後の強光による日焼けに注意してください。

 また、秋出し(10〜11月出荷)の定植が7月下旬から順次開始されています。

秋出しは夜蛾類(幼虫)対策として、防虫ネットや黄色灯の設置を徹底しましょう。

 

●シンテッポウユリ

 長雨により葉枯病の発生が多くなっています。また、強風による「茎曲がり」が

一部で発生しています。

 今後は、8月上旬からお盆需要に向けた出荷が本格化していきます。

 葉枯病防除とともにアザミウマ類、アブラムシ類の防除を徹底しましょう。

 

●肉用牛

 昼間は、肉用牛の臨界温度(26〜30℃)を超えていますが、夜間温度は

21〜22℃と低い日が続き、採食量の低下幅は小さく推移しています。

今後、夜間温度の上昇に伴い、採食量は低下すると予想されます。肉用牛の

状況をこまめにチェックし、早期対応が重要となります。

 飼料は良質なものを選び、給与しましょう。

 暑熱時は、ミネラル要求量が高まるので、鉱塩等を十分摂取させるように

しましょう。

 舎内は昼夜送風で換気に努め、西日などの直射日光を寒冷紗等で遮光し、

暑熱対策を徹底してください。

 

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版7月24日掲載)

 

「温州ミカンの低樹高・連年安定生産へ ヒリュウ台樹が有効」

 県農業総合試験場果樹部では、高糖系温州ミカンにヒリュウを台木とする

ことで、低樹高化を図るとともに、連年安定生産が可能となる技術を開発した。

 これは、「青島温州」や「大津四号」などの高糖系温州ミカンが、食味が

良好なものの、隔年結果しやすく、樹勢が強く樹高が高くなるため、栽培管理の

際の危険な高所作業を回避したいと研究が進められてきたもの。その中で、

カンキツの台木としてカラタチの変種であるヒリュウを利用すれば樹体がわい化

(小型化)し、樹勢が落ち着くことが知られていたことに着目した。 

  このヒリュウ台樹は、樹冠が小さくなるためカラタチ台樹の場合よりも密植が

可能である。栽植間隔は、列間を3.5m(スピードスプレーヤー利用の場合4.5m)

程度、株間を1.5〜2mとする。この時の植栽本数は、10a当たり143〜190本

(同111〜148本)となる。定植後は、樹冠拡大がカラタチ台樹の場合よりも

抑制されるため、樹高170〜180cm、樹冠容積3㎥程度に生育するまで全摘果し、

無結実とすることで樹冠拡大を促す。樹冠拡大後は、樹冠容積1㎥当たり

25〜30果、葉果比30を目安に結実させると、糖度の高い高品質果実の連年安定

生産が可能となる。10a当たり143本植えの場合の収量は、初結実時が2t、

5年生以降3t、7年生以降4t以上とカラタチ台樹の場合と同等以上の収量が

連年安定して可能となる。低樹高による軽労かつ安全な作業性の面からも

現場での導入が期待される。

 問い合わせは、県農業総合試験場果樹部(電話092−922−4946)まで。

 

 

◆トピック◆

●海外食料需給レポート(Monthly Report) 2009年7月の公表

海外からの食料調達等の円滑化をねらいとして、世界の穀物等の短期的需給見通し、

変動要因などの詳細な情報を編集し、海外食料需給レポート(Monthly Report)として

農林水産省から作成、公表されました。

詳しくは

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/monthly/200907/index.html   

 

 

●統計データ等(農林水産省ほか)

平成21年6月の国内産米穀の卸小売価格の概況

⇒ http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/090727_2.html

麦製品等の取引価格の推移(平成21年6月)

⇒ http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/090727.html

米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の公表について

⇒ http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/090731.html

農林漁業の雇用決定者数について

⇒ http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/noukei/090722.html

平成20年産キウイフルーツの結果樹面積、収穫量及び出荷量

⇒ http://www.maff.go.jp/j/tokei/pdf/kiui08.pdf

食品産業活動実態調査(水産物国内流通構造調査)結果の概要(平成19年度結果)

⇒ http://www.maff.go.jp/j/tokei/pdf/syokatu_08.pdf

平成21年産水稲の西南暖地における早期栽培等の作柄概況(7月15日現在)

⇒ http://www.maff.go.jp/j/tokei/pdf/suitou_090715.pdf

平成20年食鳥流通統計調査結果の概要

⇒ http://www.maff.go.jp/j/tokei/pdf/syoku_tori08.pdf

 

 

☆統計データベース(農林水産省)
      http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei

財務省貿易統計5月(輸入)・(輸出)

平成20年度中山間地域等直接支払制度の実施状況

 

 

●新聞見出し記事紹介

 農研機構生研センターは、モモなどの果実の害虫であるヤガ類を超音波で防除する

技術を開発した。今後は、機器メーカーなどと協力して製品化を目指す。

                【日経産業新聞 2009. 7. 8 11面】
           
 大阪産業科学研究所は、走査トンネル顕微鏡を使用して、少量のDNAでも高速で

塩基配列を解読する技術の開発に成功した。 
                  【毎日新聞 2009. 7. 6  3面】

 農研機構生物系特定産業技術研究支援センターは、長ネギの皮むき作業能率を

1.5倍に向上させ、同時に太さの選別を行うことができる高効率長ネギ調整機を

開発した。
               【日経産業新聞 2009. 7.14  11面】

 農林水産省が発表した、種苗法に基づく登録品種(第213回)を、2回連載記事

で紹介。農研機構育成の二条大麦「キリニジョウ」、「小春二条」、リンゴ

「おぜの紅」などが登録された。 
               【農業共済新聞 2009. 7. 8  11面】

 農研機構九州沖縄農業研究センターは、倒伏といもち病に強く、黄熟期に収穫する

サイレージ専用の水稲早生種「西海飼261号」と、倒伏に強くサイレージと

飼料米に向く「モグモグあおば」の2品種を育成した。従来品種と合わせ作期分散

や用途別の作付けにより、より飼料自給率と水田の活用促進が期待できる。

              【日本農業新聞 2009. 7. 9朝刊 10面】

 農研機構中央農業総合研究センター、スガノ農機()、アグリテクノ矢崎()

共同で、排水溝つくり、深層施肥、播種、覆土、鎮圧の同時作業が可能な

大豆不耕起播種機を開発した。排水性を高め増収が見込める。 
                【日本農業新聞 2009. 7.11 16面】

 千葉大学は、単細胞藻類で、窒素の取り込みを活性化するタンパク質を突き止めた。

植物の窒素吸収を制御し、環境問題を起こさずに農作物の増産を可能にする技術開発

などへ、今後の応用が期待される。 
                【千葉日報 2009. 7.12朝刊 19面】

 兵庫県立農林水産技術総合センターは、2〜3枚の葉を出したイチゴの子株を

0〜2の冷蔵庫で保存し、植え替え作業を6〜7月にかけて分散して行う技術を

開発した。1日の作業が4時間程度で済み、イチゴ生産の労力を軽減。

            【日経MJ(流通新聞) 2009. 7.13 14面】

 農研機構果樹研究所は、DNAマーカーによるタイピングデータから、

加工食品に含まれる果汁などの原材料の品種を推定するソフトウェア

「MixAssort(ミックスアソート)」を開発し、インターネット上で公開

した。             【化学工業日報 2009. 7.13  9面】

 大阪府環境農林水産総合研究所と大阪大学などは、初心者でも簡単に接ぎ木が

できる軟質プラスチック製のチューブを開発した。年内にも「ウルトラジョイント」

という商品名で、大・中・小の太さを取りそろえ販売する。 
                【日本農業新聞 2009. 7.14 14面】

 

兵庫県立農林水産技術総合センターは、窒素含量を透視度計で推計した溜池の水を

水稲栽培に使用した場合、施肥量を最大2割減らせることを確認した。

上手く利用すれば肥料代や環境負荷の低減につながる。 
                【日本農業新聞 2009. 7.15 12面】

 神奈川県農業技術センターは、農研機構果樹研究所などと共同で、ナシの

樹体ジョイント仕立て法を開発した。剪定作業が容易で作業時間が4割削減でき、

初心者でも熟練者並の収量・品質が得られる技術として注目を集めている。 
              【日本農業新聞 2009. 7.16朝刊 14面】

 

岩手県農業研究センター畜産研究所は、牛の受精卵移植で受胎率が高まる

血液成分のレベルを明らかにした。今後は、血液成分を適正値にする飼育方法や

飼料などについて研究を進める。 
                  【岩手日報 2009. 7.17  5面】

 農研機構九州沖縄農業研究センターは、イチゴのクラウンを直接

冷却・加温する温度制御システムを改良し、低コスト型の

「イチゴECOなりシステム」を開発した。自然エネルギーを有効に利用することで、

導入コストは半分、ランニングコストは4分の1と安価で、燃料代やCO2削減効果

も期待できる。

                【日本農業新聞 2009. 7.18 16面】

 宮城県みやぎ登米農協は、農業環境技術研究所が作成した環境影響評価実施

マニュアルなどを参考に、農薬や化学肥料の使用を抑えた環境保全米の取り組みに

より、管内の2008年産米の米作りで排出したCO2量が、慣行栽培を実施した

場合と比較して、37.4%少なかったとの研究結果をまとめた。
                  【河北新報 2009. 7.18 18面】

 

発光ダイオード(LED)など光を活用した新たな農業技術を確立するための

プロジェクト研究(野菜・果樹・茶・キノコ・害虫・花き)の研究概要の紹介記事

(6回連載)。 
                【日本農業新聞 2009. 7. 7 16面】
                【日本農業新聞 2009. 7. 8 14面】
                【日本農業新聞 2009. 7. 9 14面】
                【日本農業新聞 2009. 7.14 14面】
                【日本農業新聞 2009. 7.15 16面】
                【日本農業新聞 2009. 7.22 14面】

 新潟県のJA系列のガソリンスタンドで、農研機構中央農業総合研究センター

北陸センターが育成した飼料用多収米「北陸193号」で製造した

バイオエタノール3%とガソリン97%を混合した「グリーンガソリン」の販売が
始まった。イネを使ったバイオ燃料の商品化は世界初。値段は通常のガソリンと
同水準の1リットル120円〜130円程度。 
                  【朝日新聞 2009. 7.18 37面】
             

 茨城県農業総合センター生物工学研究所は、コギクのオリジナル新品種

「常陸サニーホワイト」と「常陸サマーゴールド」を開発した。茨城ブランドの確立

を目指す。

                 【茨城新聞 2009. 7.20  21面】

 岩手県農業研究センターなどは、市販の試薬や装置に改良を加え、生産者自身が

素早く土壌診断を行える土壌分析システムを開発した。分析できるのはカルシウム

など5項目で、分析行程時間は15分程度と従来の10分の1以下。

                【日本農業新聞 2009. 7.23 16面】
             
 愛知県農業総合試験場は、トマト黄化葉巻病などを引き起こす害虫「タバココナ

ジラミ」のうち、薬剤抵抗性を持つ種類を簡単に識別できる技術を開発した。

ニッポンジーンが検出キットの販売を開始。簡単な器具があれば、1時間程度で

バイオタイプを判別できる。 
                【日本農業新聞 2009. 7.24 14面】
                  【中日新聞 2009. 7.25 20面】

 農研機構北海道農業研究センターなどの研究コンソーシアムは、植物に病害抵抗性

を誘導する土壌生息菌の作用機構を解明し、大量培養法の確立、製剤化に成功した。

今後、トマト青枯病、ジャガイモ黒あざ病、イネばか苗病など広範囲な作物病害に

効果がある「広スペクトル微生物農薬」として、農薬登録申請に向けた準備を進める。

                【化学工業日報 2009. 7.24  3面】

 

石川県畜産総合センターは、吸引法と超急速ガラス化保存法を組み合わせた

新しい受精卵の雌雄判別技術の実用化を進め、予定どおり雄牛2頭を誕生させた。

農家にとって求める性の牛の誕生は朗報であり、能登牛の増産も期待される。

                  【北国新聞 2009. 7.25 33面】

 佐賀大学と国立感染症研究所は、ミツバチの大量失踪した巣箱に残った死骸から、

CCD(蜂群崩壊症候群)の一因として疑われているウイルスを検出した。

ただし、死因との関連は確認できていない。検出したウイルスは、
「DWV」、「KV」、「IAPV」、「KBV」などであることを特定した。
                  【佐賀新聞 2009. 7.26 26面】
 

 兵庫県立農林水産技術総合センターは、透湿性白色シートで土壌を覆い、

イチジクの糖度や着色の低下を防ぐ技術を開発した。 
                  【神戸新聞 2009. 7.27  9面】

 畜産物の「おいしさ」を決める要素を科学的に分析し、それを物差しとして

消費者に示す基準づくりの取り組みや研究が進んでいる現状を紹介。

県や大学、農研機構などでは成分とともに、「おいしさ」に関係する複雑な要素
が検討されている。単純な味の物差しを作らないようにすることも大切だという、

野菜茶業研究所の堀江秀樹氏のコメントを紹介。 
                  【読売新聞 2009. 7.28 15面】

 

片倉工業(株)は、目的とするタンパク質にアミノ酸の目印を付けて、

数万種類のタンパク質の中から運び出し、特定のタンパク質を傷つけずに抽出できる

試薬「ドック・プリフィケーション・システム」を開発した。取り出した後に

タンパク質に負荷をかけずに目印を外せるのが特徴。 
                【日経産業新聞 2009. 7.28  1面】

 大阪大学先端科学イノベーションセンターは、動く遺伝子と呼ばれる

トランスポゾンを使って、遺伝子が複数含まれる広い領域

(数十万から数百万塩基対)を自由に改変できる新技術を開発した。 
                【日経産業新聞 2009. 7.28  9面】

 東京大学植物病院は、ウメ、モモなどに多大な被害を及ぼす病害

「プラムポックスウイルス(PPV)」を迅速に高感度で検出できる簡易診断
キットを開発した。

  【化学工業日報 2009. 7.28  9面】
           

岩手県農業研究センターは、イチゴ「さちのか」の秋冬向けの栽培技術を開発した。

花芽分化を促進する夜冷短日処理と追肥を組み合わせることで、高単価期の

10月から2月にかけて出荷が可能になり、所得の向上が見込め
る。              【日本農業新聞 2009. 7.25 16面】

 群馬県農業技術センターは、夏秋どりキャベツのバーティシリウム
萎ちょう病の防除に、エン麦野生種をすき込むのことが有効であることを見いだ
した。薬剤を使わず広範囲に抑制効果がある技術として期待される。 
                【日本農業新聞 2009. 7.26  1面】

 神奈川県農業技術センターと()サカタが共同で育成し、2007年に品種登録

されたナスの新品種「サラダ紫」の出荷が、JAかながわ西湘管内で始まり、農産物

直販所などを通じてPR活動に取り組んでいる。皮が柔らかく甘みが強い、

ジューシーな食感などが特徴。 
        【日本農業新聞(神奈川・西湘) 2009. 7.25 13面】

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲しい」等、ご意見・ご要望がございましたら

お聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

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福岡県農業総合試験場
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