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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第58号(2001110日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン11月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「サラダに合ったシュンギク品種〜Tiger Ear

・トピック

 果樹部門研究成果発表会が盛大に開催される 〔福岡県農業総合試験場〕

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の

確率は以下のとおりです。

九州北部地方では、天気は数日の周期で変わるでしょう。

週別の気温は、1週目は平年並の確率50%です。     (11月7日付)

 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第7号(11月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/4704204.html 

 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

     果樹生育概況(11月4日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

 

主要農産物の生産状況と対策◆(「専技情報」より抜粋)

 普通期水稲、大豆、イチゴ、冬春ナス、青ネギ、温州ミカン、カキ、

トルコギキョウ、ガーベラ、乳牛について生産状況と対策をお知らせします。

(10月31日現在)

 

●普通期水稲

 晩生品種「あきさやか」「ヒヨクモチ」の一部を残し、収穫は終了しています。

 中晩生品種は、籾数はやや多い傾向でしたが、9月中下旬の高温寡照で充実が

やや悪くなったため、収量は平年並みと見込まれます。10月15日現在の作況指数は

100」の平年並みとなっています。

 

●大豆

 10月下旬より葉の黄化が進んでおり、収穫作業は「フクユタカ」で11月10日頃

から開始される見込みです。

 莢数が多く倒伏はないため、平年より高い収量が期待されます。青立株や雑草を

早めに抜き取るようにしましょう。

 カメムシ類は多く発生しましたが、各地で防除が徹底されたため、大きな問題は

発生していません。

 

●イチゴ

 本年度の作型別作付け割合は、早期作型(9月18日までに定植)が33%(前年

32.9%)で、ほぼ昨年並みの比率となっています。

 現在、早期作型では果実肥大が始まり、11月中旬から出荷が始まる見込みです。

普通期作型では、出蕾期を迎えています。

 全般的に、生育は昨年よりやや遅れているものの「炭疽病」による枯死株の発生が

少なく、ほぼ順調な生育となっています。

 11月は、厳寒期に向けて株の充実を図る時期となるため、生育状況に応じた

温度管理を徹底しましょう。(1番果房の収穫開始まではやや高めとし、収穫開始

以降は低めとする。)

 

●冬春ナス

 台風襲来の恐れから9月中旬定植予定が一週間程度遅れたことや、9月中下旬の

日照不足のため、10月の出荷量が少なくなっています。11月からは、出荷量が

増加する見込みです。定植直後からコナジラミ類の発生が多くなっています。

 燃油削減対策として、暖房機の点検・整備の徹底とハウス内の気密性を高める

工夫を行いましょう。マルチは、地温が18℃以下になる11月上旬、二重カーテンは

外気温の平均が15℃になる11月中旬頃から行うようにしましょう。

 

●青ネギ

 現在は、8月下旬に播種されたものを中心に収穫中です。8月中〜下旬播種では、

9月中下旬の寡日照のため1本重が軽くなり、10月中〜下旬の出荷量が低下しました。

 9、10月に播種されたネギの生育は順調です。また、害虫の発生は少ないようです。

 かん水過多は、徒長の要因となります。pF2.0〜2.2の土壌水分管理を励行しましょう。

11月下旬までは害虫の発生が見られるため、定期的な防除に努めてください。

 

●温州ミカン

 極早生は、8月中旬〜9月の降雨・日照不足により糖度が低迷しましたが、

早生(10月末から収穫開始)は、10月に好天が続いたことにより回復傾向です。

果実肥大は良く、減酸、着色も早く推移しています。

 減酸が早く、浮皮も見られることから、適期収穫に心がけましょう。収穫、

家庭選別を丁寧に行い、出荷後の腐敗防止に努めてください。

 収穫が終了した園では、シートマルチを速やかに除去するとともに、早急に秋肥を

施用し、樹勢回復に努めましょう。

 

●カキ

 「西村早生」等早生種の出荷は、10月末でほぼ終了しています。現在出荷中の

「松本早生富有」は果実肥大良好で糖度も高く、11月上旬までの出荷が予定されて

います。「富有」は果実肥大良好で、10月下旬以降は着色も進み、11月中旬から

本格的な出荷開始予定です。

 カメムシの飛来は減少傾向ですが、ヘタスキや炭疽病、フジコナカイガラムシの

被害が多い園地では、ほ場での軟熟果や流通段階でのヤワ果の発生が懸念されます。

 樹上軟熟果やヤワ果が流通しないよう家庭選別を徹底しましょう。

 日中が高温になる場合は、収穫果実の温度上昇防止のための日除けシートの利用や、

午前中の収穫を徹底し、鮮度保持に努めましょう。

 

トルコギキョウ

 10月上旬から出荷が開始されました。今年は、高冷産地との競合を避け、各産地とも

11月の出荷量を増やしています。

 11月のブライダル需要に合わせ、今後は潤沢な出荷が予想されます。

 9月の日照不足によりブラスチングの発生や出荷の遅れがやや見られますが、

生育は概ね順調です。

(※ブラスチングとは、蕾が生長を止め、開花することなく枯れてしまう現象。)

 ハウス内湿度の低下を図り、灰色かび病の防除を徹底しましょう。スリップス類、

コナジラミ類は、多発させないように初期防除を徹底してください。

 

●ガーベラ

 夏場の高温の影響で、9月は花茎が細い等の品質低下が見られましたが10月に入り

徐々に品質は向上しています。出荷量は今後増加し11月にピークを迎える見込みです。

 ハモグリバエ類、スリップス類の防除を徹底しましょう。

 

●乳牛

 飼料価格高騰の影響による廃業者の増加、乳牛導入意欲の減退から、生産量は

減少しています。生乳成分や衛生的乳質は好転しています。また、稲わらは10月に

入って晴天が続いているので、順調に収集が進んでいます。

 繁殖面では、受胎率が高まる時期なので、不受胎牛は徹底治療を行いましょう。

 飼料作では、イタリアンライグラスの播種を急ぎましょう。播種が遅れる場合に、

排水が良いほ場では麦とイタリアンライグラスの混播も嗜好性、収量面で優れて

います。

 

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版10月24日掲載)

 

サラダに合ったシュンギク品種〜Tiger Ear〜」

 福岡県農業総合試験場豊前分場は、シュンギクのサラダ用品種を選定するとともに、

夏作での収穫適期を明らかにした。

 県内のシュンギク産地では、北九州市近郊の大葉シュンギクと福岡市近郊の中葉

シュンギクが知られており、それぞれの地域の食文化と結び付いている。これまでの

シュンギク需要は、冬場の鍋物利用が中心だったが、最近では、えぐみや苦味が少ない

サラダ用品種が求められてきている。

 このため県農業総合試験場豊前分場では、サラダに適した品種の選定作業を行った。

その結果、中国系大葉シュンギクの「Tiger Ear」が、シュンギク特有の香気が乏しい

ものの、国内品種のどれと比較してもえぐみや苦味が少なく葉が軟らかいため、

サラダ食など生での食味に優れていることが分かった。また、外観は、葉色が薄く、

葉が大きいのが特徴で、サンチュのように焼肉を巻いて食べることもできる。

 収穫サイズは、草丈20〜25cmが適当。夏作での生育日数は33〜37日。収量は10a

当たり1.4〜2.3tが見込める。栽培法は大葉シュンギクに準じるが、高温、長日条件で

抽だい・開花するので、4〜5月収穫では注意が必要だ。

 問い合わせは、県農業総合試験場豊前分場(電話0930−23−0163)まで。

 

 

◆トピック◆

●果樹部門研究成果発表会が盛大に開催される〔福岡県農業総合試験場〕

平成20年10月30日、福岡県農業総合試験場果樹部門研究成果発表会が筑後市の

サザンクス筑後で盛大に開催され、生産者を始め各方面から300名の参加者が集まり

ました。

 

●食料自給率向上に向けた国民運動『FOOD ACTION NIPPON』がスタート!!

[農林水産省]
    
世界の食料需給の情勢に大きな変化が生じ、食料問題がますます深刻化す

る中、この問題意識を共有し、食との関わりを見つめ直していく国民運動

FOOD ACTION NIPPON』がスタートされました。本運動は、消費者、企
 
業、団体などが一体となり、食料自給率の向上を通じて、次の世代の子供
 
たちのために日本の食の安心と豊かさを引き継ぎ、また創っていくことを
 
目指しています。

   
詳しくは
   
 http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/081007.html
   
 http://www.syokuryo.jp/(「FOOD ACTION NIPPON」公式サイト)
 
をご覧ください。

 

●「YouTube」「Yahoo!JAPAN」に農林水産省の公式サイトが開設[農林水産省]
   農林水産省では、インターネットを活用した情報の提供について、従来の農

林水産省ホームページに加え、新たに、「YouTube」及び「Yahoo! JAPAN」に

公式サイトを設置し、動画を中心に機動的かつ臨場感のある政策情報を発信し

ていくことになった。

    詳しくは、[公式サイトのURL]
    ⇒ YouTube   http://jp.youtube.com/maffchannel
    ⇒ Yahoo! JAPAN   http://maff.channel.yahoo.co.jp/
  をご覧ください。

 

●統計データ(農林水産省ほか)

平成20年産米穀の検査結果(速報値)(平成20年10月15日現在)

 http://www.maff.go.jp/kyusyu/press/s_shohi/pdf/kensakekka_kome_201015.pdf

平成20年産麦類の検査結果(速報値)(平成20年10月15日現在)

 http://www.maff.go.jp/kyusyu/press/s_shohi/pdf/kensakekka_mugi_201015.pdf

新規就農者調査結果の概要
     
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/sinki2008/sinki2008.pdf
   
「平成20年産水稲の作付面積及び9月15日現在における作柄概況」及び
     
「平成20年産水稲の作柄に関する委員会(第4回)の意見について」
     
 http://www.maff.go.jp/j/press/tokei/seiryu/080930.html

新規就農者調査結果の概要
     
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/sinki2008/sinki2008.pdf
    
平成20年産麦類の作付面積及び収穫量(都府県)
     
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/mugi-ken2008/mugi-ken2008.pdf
    
クローン牛の異動報告(H20年8月1日〜31日異動情報提供分)
   http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/081006.htm

平成20年産「い」の作付面積、収穫量及び畳表生産量(主産県)
     
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/sakutuke-i2008/sakutuke-i2008.pdf
    
飼料安全法に基づく収去飼料等の試験結果
     
 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/081017.html

平成19年産秋冬野菜、指定野菜に準ずる野菜等の作付面積、収穫量及び出荷量

  併載:平成19年産野菜(39品目)の作付面積、収穫量及び出荷量(年間計)
     
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/sakutuke-akihuyu2007/sakutuke-akihuyu2007.pdf

牛肉小売価格等の調査結果(〜1017日)
     
 http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/kouri/k_gyuniku/index.html

☆統計データベース(農林水産省)
    http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei
      平成18年産畜産物生産費

財務省貿易統計8月(輸入)
       
財務省貿易統計8月(輸出)

 

 

●新聞見出し記事紹介


京都府農業資源研究センターは明治製菓と共同で、世界で初めてとなる乳酸菌を用

いた微生物農薬「SOK04BY製剤」、「SOK04SW製剤」を開発し、ハクサ

イ軟腐病への防除効果を確認した。消費者の安心につながる乳酸菌農薬として登録

を目指す。        (日本農業新聞 2008.10. 1 14面)


東京大学大学院農学生命科学研究科附属農場で、30年以上前に禁止されていた水

銀系農薬「酢酸フェニル水銀」をコメや果物の栽培に使用し、近隣住民や東大農学

部の生協などで販売・消費されていたことが判明した。農林水産省は、同大に対し

て農薬取締法に基づく報告命令を出した。 
           (日本経済新聞 2008.10. 2  1面)
           (日本経済新聞 2008.10. 3 39面)
             (産経新聞 2008.10. 3 23面)
           (日本農業新聞 2008.10. 3 13面)
             (読売新聞 2008.10. 4 33面)
           (日本農業新聞 2008.10. 4 15面)

農研機構果樹研究所リンゴ研究拠点は、10月1日に青森県で、平成20年度果樹

研究所公開シンポジウム リンゴ品種の単植化に向けた新しい結実安定技術の開

を開催し、「ふじ」の受粉専用品種として、「ドルゴ」、「スノーリフト」が適す

るなどの研究成果が報告された。 
           (日本農業新聞 2008.10. 2 12面)

農研機構北海道農業研究センターは、耐冷性のあるインドネシア原産の熱帯ジャポ

ニカ品種「Silewah」から戻し交雑して育成した「水稲中間母本農8号」の

染色体上から、耐冷性遺伝子を含む領域「Ctb1」を突き止め、穂ばらみ期に耐

冷性を示す候補遺伝子「F−box」の単離に世界で初めて成功した。

      (日経産業新聞 2008.10. 3  9面)

福岡県やJA全農ふくれん(福岡市)は、農研機構果樹研究所が品種改良した柿の

新品種「早秋」を朝倉市などで栽培し、ブランド名「博多早秋」として売り込みに

力を入れている。 
            (西日本新聞 2008.10. 4 17面)
            (西日本新聞 2008.10. 5 11面)

仏・ブレーズパスカル大学などの国際研究チームは、小麦のゲノム解読に取り組み、

最もサイズが大きい3B染色体について、DNA塩基配列の「物理地図」を作成し

たと発表。 
           (日本農業新聞 2008.10. 6 11面)

信州大学は、日本の伝統的な発酵茶である碁石茶の発酵プロセス中から分離した乳

酸菌「ラクトバチルス・プランタリウムOG1−3」に、花粉症の症状を抑える働

きのあることを突き止めた。 
           (化学工業日報 2008.10. 6  9面)

岡山大学やロシア科学アカデミー生物医学研究所などが、国際宇宙ステーション

(ISS)のロシア実験棟にある植物栽培装置で、大麦「はるな二条」を2006

年8月31日から28日間栽培し、地上に持ち帰り遺伝子解析を行った結果、宇宙

環境でストレスを受けていることが判明した。 
           (日経産業新聞 2008.10. 6 11面)
             (朝日新聞 2008.10. 6 14面)

静岡県富士宮市の農事組合法人「富士農場サービス」は、03年に開発した成熟し

ても約10キロ(中型犬程度)の大きさにおさまる世界最小クラスの極小ミニ豚を、

「マイクロミニ」(仮称)として品種登録し、2010年度を目途に品種改良を実

現させる。 
             (朝日新聞 2008.10. 6 15面)

2008年版レッドリストで、国際自然保護連合(IUCN)などの国際チームは、

地球上に生息する哺乳類の4分の1が絶滅の危機にあると発表した。熱帯雨林の伐

採による生息地の減少やアジア・アフリカなどでの狩猟などを原因に挙げている。

海の哺乳類では、漁業の混獲や海洋汚染・温暖化などによる影響が考えられている。

 (朝日新聞 2008.10. 7 34面)
             (毎日新聞 2008.10. 7 24面)
           (日本経済新聞 2008.10. 7 38面)

内閣府食品安全委員会は、体細胞クローン技術で生まれた牛や豚などの家畜から作

られた食品の安全性について、専門家で討議する小グループを設置した。初会合で

は、死亡率が高いなど体細胞クローン技術で生まれる家畜の異常原因と食品の安全

性との関係などについて討議を行った。 
           (日本農業新聞 2008.10. 7  3面)

岩手生物工学研究センターと沖縄県農業研究センターは、次世代DNAシーケンサー

と独自に開発した遺伝子発現解析技術「SuperSAGE法」を組み合わせ、D

NAマーカーの探索が容易にできる方法の開発を目指し、農産物の新しいゲノム育

種基盤技術開発プロジェクトをスタートする。 
           (化学工業日報 2008.10. 7  9面)

 

秋田県由利本庄市は、飼料用イネを刈り取らずに、水田に放牧した牛に食べさせる

「立毛放牧」の実証試験を開始し、ホールクロップサイレージにした場合との労力

やコストがどのくらい削減できるかについて調査を行う。  
           (日本農業新聞 2008.10. 5  1面)

埼玉県農林公社の種子生産圃場では、飼料用米の多収品種で、農研機構作物研究所

が育成した「タカナリ」、中央農業総合研究センター北陸センターが育成した「北陸
193号」、「夢あおば」が順調に生育し、10月中旬にも収穫の見込み。

   (日本農業新聞 2008.10. 8 11面)

農林水産省は、農業の研究開発の基盤となる遺伝資源について、その重要性やジー

ンバンク事業などについてまとめた農林水産研究開発レポート「No.25 農業

を支える基盤リソース遺伝資源」を発行した。 
           (日本農業新聞 2008.10. 8 14面)

岩手県農業研究センターは、乳牛の飼料に破砕処理したトウモロコシサイレージを

多めに与えることにより、これまでの輸入配合飼料などを3割減らしても、乳量や

成分に遜色がないことを突き止めた。また、破砕処理することにより、トウモロコ

シの収穫適期を通常の黄熟中期から黄熟後期まで延ばせることも明らかにした。

  (日本農業新聞 2008.10. 8 14面)

日本植物調節剤研究会は、10月7日に茨城県牛久市で、ヤマト農磁と共同開発し

た中小規模農家向けの大豆用歩行型除草剤散布装置の実演会を開催した。

       (日本農業新聞 2008.10. 8 14面)

東京工科大学は、マングローブの一種「オヒルギ」から、塩分を含む土壌での生育

に不可欠な「アンキリンリピートタンパク遺伝子」など4種類の遺伝子を特定し、

シロイヌナズナに導入して耐塩性を持たせることに成功した。
           (日経産業新聞 2008.10. 8  9面)

出光興産は、非食用植物からプラスチック原料を生産するため、利用に適した植物

品種の改良や栽培を開始し、成分を変換する技術の開発に着手する。2015年頃の

実用化を目指す。 
           (日経産業新聞 2008.10. 9  2面)

農研機構果樹研究所は、10月9日につくば市で、農研機構シンポジウム国産果

実の輸出促進を支援する技術開発の展望を開催した。農研機構九州沖縄農業研究

センターの曽根一純主任研究員が、8分着色のイチゴを5で2・3週間鮮度を保

てるMA梱包資材の紹介を行った。 
           (日本農業新聞 2008.10.10  7面)

米モンサントは、中国で除草剤耐性を持つGMO大豆種子の新製品が販売可能とな

り、除草剤やGMO種子の売上高が好調に伸びている。 
           (日経産業新聞 2008.10.10  9面)

鳥取県病害虫防除所は、プリンスメロンで葉に緑色の斑病が現れるメロン微斑病

(仮称)が発生したと発表。農研機構中央農業総合研究センターの診断で、ネポウ

イルス属の新種が病原であると判明した。 
           (日本農業新聞 2008.10.11 16面)

北海道南幌町で、10月10日に稲わらなどのソフトセルロースを原料としたバイ

オエタノール製造を目指す実証試験の現地見学会が開催された。大成建設とサッポ

ロビールが実施主体の農水省モデル事業で、稲わらの収集作業などが公開された。

(日本農業新聞 2008.10.11  2面)

岐阜大学は、カテキンを含む緑茶錠剤を飲み続けることで、大腸ポリープの再発が

抑えられることを臨床試験で確認した。毎日飲む緑茶が多いほど再発が抑制される

ことも明らかとなった。 
           (日本経済新聞 2008.10.12 34面)

高知市では、稲刈り後に生える再生稲を飼料稲として有効利用するため、稲作農家

と畜産農家が連携した試験が始まった。稲作農家は水田の有効利用につながるなど

と期待し、畜産農家は安価で安定的に入手できるなど経営改善の決め手になると期

待。                   (日本農業新聞 2008.10.12  1面)

東京農工大学は、イネいもち病菌や果樹・野菜に重大な被害を与えるアルタナリア

菌を弱毒化するマイコウイルスを発見した。病原菌の分生子形成を阻害し、初期段

階の散布だけで防除可能な環境に優しい生物防除資材の開発が期待される。

     (日本農業新聞 2008.10.15 14面)

香川県畜産協会は、売れ残ったうどんを家畜飼料として活用する事業を開始した。

県畜産試験場で通常の飼料に半分程度混ぜても肉質に問題ないことを確認しており、

県内の有用資源として供給体制を構築し、ブランド化も期待。

         (日本農業新聞 2008.10.16  1面)

農研機構や大学などが発起人となり、「新品種産業化研究会」(仮称)が11月に

発足する。地域経済の活性化につながる実用性の高い農作物の新品種開発・普及

を促進を目的とし、産学官と農商工関係者が連携した。 
           (日本農業新聞 2008.10.16  3面)

滋賀県農業技術振興センターは日本原子力研究開発機構と共同で、水稲品種「秋の

詩」にイオンビームを照射し突然変異を誘発することで、無窒素栽培でも乾物収量

が低下しない系統の作出に成功したと発表。今後はこの系統を利用して、新品種の

開発を目指す。 
           (日経産業新聞 2008.10.16 11面)

地球環境産業技術研究機構(RITE)や米ダウ・ケミカルなどは、遺伝子組換え

微生物によって雑草や稲わらなどの非食用植物の繊維から、プロパノールを作る技

術を実用化し、ナフサの代替品とすることを目指す。原料となる植物をいかに効率

的に安く調達するかが課題。 
           (日本経済新聞 2008.10.17 13面)

農研機構生物系特定産業技術研究支援センターなどは、施設園芸メーカーの誠和と

産学連携開発体制を組み、従来の2倍以上の高密植生産を可能にするイチゴの移動

栽培装置の開発にめどをつけた。今後は、同システムに適した養水分の管理方法な

どを調べる。 
           (化学工業日報 2008.10.17 10面)

農研機構近畿中国四国農業研究センター四国研究センターは、たんぱく質含量が多

く豆腐加工に適した「四国1号」、機能性成分のイソフラボン含量が多い「四国5号」

など9系統の大豆有望系統を開発しており、各地で奨励品種決定調査などが行われ

ている。
           (日本農業新聞 2008.10.18 16面)

福岡県農業総合試験場豊前分場が開発し、糖度が高くさっぱりした味が特長のイチ

ジクの新品種「とよみつひめ」の本格出荷が今年から始まった。県では、2010

年には栽培面積を29ヘクタールら100ヘクタールに増やし、イチジクの栽培面

積日本一を目指す。 
            (西日本新聞 2008.10.19 15面)

農業環境技術研究所は、オオムギなどイネ科作物の葉の表面などに生息するカビ

(糸状菌)が、生分解性プラスチック(生プラ)を効率よく分解することを明らか

にした。農業資材など使用済みの生プラを効率よく分解する技術の実用化に期待。 
           (日本農業新聞 2008.10.23  1面)
           (化学工業日報 2008.10.23  1面)
           (日経産業新聞 2008.10.23 13面)

秋田県大潟村の農家では、不耕起栽培したコメで、生産過程でどれくらいの二酸化

炭素を削減できたかが一目でわかるよう、シール表示して販売を始めた。温室効果

ガスの排出が少ない栽培方法を付加価値として評価して欲しいと期待。

             (朝日新聞 2008.10.20 12面)

筑波大学は、フランス国立農業研究所(INRA)との共同研究拠点「国際ジョイ

ントラボ」を遺伝子実験センターに設置した。来年度以降には、米コーネル大学と

も研究拠点を設ける計画で、トマトをはじめとするナス科植物を対象としたゲノム

研究コンソーシアム作りを目指す。 
           (日本経済新聞 2008.10.21 35面)
           (日経産業新聞 2008.10.21 11面)

農研機構中央農業総合研究センターは、11月25・26日に新潟県上越市で、農

研機構シンポジウム「斑点米カメムシ類の生態解明と管理技術の開発」を開催する。

  (日本農業新聞 2008.10.21 16面)

青森県つがる市のJA木造町では、栽培時に排出される二酸化炭素を木炭などとす

き込むことで、オフセット(相殺)する「カーボンオフセット」の栽培に取り組ん

でいる。農業環境技術研究所作成の「農産物栽培の環境影響評価実施マニュアル」

を基にCO2排出量を算出し、これに相当する木炭などを土壌中に投入する。メロ

ン、スイカ、ネギを看板商品として売り出す計画。 
           (日本農業新聞 2008.10.21 16面)

広島県立総合技術研究所農業技術センターは、葉ネギの養液栽培で培養液の量を従

来の半分に減らした上で、濃度を3割下げても従来の収量や品質に変化がないこと

を明らかにした。 
           (日本農業新聞 2008.10.21 16面)

 

 

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