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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第55号(200 8 7日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン8月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹・水稲)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「省力的で減化学肥料によるアスパラガスの施肥法確立」

・トピック

 米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の公表について

[農林水産省]

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴の

ある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

九州北部地方では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

向こう1か月の気温は、高い確率50%です。

週別の気温は、1週目は高い確率60%です。2週目は平年並

または高い確率ともに40%です。3〜4週目は高い確率50%です。

(8月1日付)
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第4号(8月)

・病害虫発生予察注意報第2号

(普通期水稲:斑点米カメムシ)

・病害虫発生予察速報第1号(海外飛来性害虫)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されて

います。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

 

◆生育情報(果樹・水稲)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開し

ています。

<更新情報>

     果樹生育概況(常緑果樹8月5日、

落葉果樹7月31日、8月1日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

・水稲の生育情報と対策(7月25日現在)

 農産部のホームページ

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

 

主要農産物の生産状況と対策◆(「専技情報」より抜粋)

 早期水稲、普通期水稲、大豆、イチゴ、青ネギ、冬春ナス、

ナシ、ブドウ、バラ、トルコギキョウ、乳牛について生産状況

と対策をお知らせします。(8月1日現在)

 

●早期水稲

 「コシヒカリ」の出穂期は4月4〜6半旬植で7月3〜4半

旬、収穫適期は8月15日前後と予想されます。「夢つくし」の

出穂期は4月6半旬植で7月5半旬、収穫適期は8月5半旬と

予想されます。

 早期落水の防止とともに、登熟期間の気温が高いため、刈遅

れにならないよう留意しましょう。

 

●普通期水稲

 5月中旬〜6月上旬植の「夢つくし」は、平年に比べ、茎数

は同程度、葉色はやや濃く、出穂期は8月中旬と予想されます。

間断灌水を実施しましょう。

 6月中下旬植の中晩性品種は、平年と比べ生育が0.3〜0.5葉

進んでいるため、草丈は同等〜やや高く、茎数は多く、生育は

2〜4日進んでいます。6月中下旬植で中干しを行っていない

場合は早急に実施してください。穂肥は、幼穂を確認し適期に

施用しましょう。

 病害虫の発生状況は、害虫はウンカ類、コブノメイガ等海外

飛来性害虫は少ないが、カメムシ類は平年に比べ多くなって

います。病害は、5月下旬〜6月上旬植の「夢つくし」に

もちが発生していますが、病斑は停滞型で拡大はしていない

状況です。

 出穂期がやや早くなると予想されるため、出穂期頃の防除の

検討は早めに行いましょう。

 

●大豆

 平年よ12日早い7月6日に梅雨明けしたため、播種作業は

7月9日より始まっており、7月22日時点で播種予定面積の

98%が終了しました。土壌が乾燥しているため、一部で出芽ムラ

が発生しています。

 本葉2〜3枚に第1回目の中耕・培土を実施しましょう。

乾燥が激しい場は作溝行い灌水実施してください。

 

●イチゴ

 鉢上げ直後の6月中〜下旬には、長雨・日照不足の影響で

生育の遅れが見られましたが、梅雨明け後から生育が回復し、

現在は順調な生育状況となっています。

 鉢土の水分状況を常に観察し、適湿な状態を保つような灌水を

行いましょう。

 「炭疽病」の発生は、昨年同様少ない状況ですが、定期的な

防除を継続するようにしましょう。

 花芽分化安定のため、作型に応じて計画的な肥培管理を行い

ましょう。

 

●青ネギ

 現在5月下旬に播種した生育日数60日程度のネギを収穫中

です。7月上中旬の出荷量は、昨年よりも多くなっています。

 梅雨明け後、葉先枯れの発生が見られましたが、徐々に回復

しています。ネギハモグリバエが7月中旬から増加しましたが、

現在は防除により発生が抑えられています。

 生育中は土壌のECを0.6dS/m以下にしてください。また、

土壌水分はpF2.0〜2.2のやや乾き気味の管理とし、新葉の淡色部

の長さを2p以内に抑制しましょう。

 

●冬春ナス

 次作に備え、土壌病害が発生した場では、太陽熱消毒等に

よる土壌消毒を徹底しましょう。

 定植1ヶ月前には完熟堆肥(5t/10a)を施用してください。

 

●ナシ

 「幸水」は、ハウスは加温開始を遅らせるため作型全体が

後退したことや、トンネル・露地は開花が遅れたことにより、

出荷が遅れています。

 現在、トンネルの出荷後半で、露地は8月2半旬ピークとなる

見込みです。梅雨明けが早く7月中旬以降好天が続いたため、

糖度が高く食味は良好です。果実肥大は平年よりやや大きく

推移していますが、今後少雨の影響が懸念されます。

 高温によりやや生育が早くなっているため、トンネル、露地

「幸水」は適期収穫に留意しましょう。

 高温乾燥が続く場合は、「豊水」以降の中晩生種は、7〜10日

間隔で20o程度の灌水を徹底してください。

 収穫の終わった園地では、樹勢回復のため、礼肥施用、灌水を

行いましょう。

 

ブドウ

 ハウスブドウは出荷中で、梅雨明けとともに糖度回復傾向です。

一部園地で高夜温による着色不良が発生しています。

 トンネル・露地は着色期となっています。

 巨峰(トンネル)は81日頃から出荷開始見込みです。

梅雨明け後の高夜温により一部園地では着色不良が発生して

います。今後も高夜温が続いた場合には、着色不良の発生が

懸念されます。

 梅雨明け以降晴天が続いており、乾燥が続く場合には適宜灌水

を行いましょう。

 病害虫では、べと園地間差あるものの、梅雨明けと

ともに減少傾向で推移しています。一方スリップスはやや増加

傾向です。

 べと病多発園では今後の発生に留意し、安全使用基準範囲内で

防除を行いましょう。

 

●バラ

 7月は高温で経過し、ハダニやスリップスが多く発生しました。

高温乾燥が続いているので、ハダニ等の害虫防除を徹底して

ください。

 また、遮光により室温低下を図り、品質維持に努めましょう。

高温期は、花の日持ちが悪く需要量が低下するため、この時期

の作型を減らしており、今後の出荷量は減少する見込みです。

 

●トルコギキョウ

 7月出荷は梅雨の日照不足でブラスチング(蕾の枯死)の発生

による品質低下が見られました。今後の出荷量は、旧盆に向け

増加する見込みです。

8月出荷は、強光による花やけに注意してください。

現在定植中の秋出荷は抽台開始まで十分な灌水を行いましょう。

また、夜蛾類対策の黄色灯は定植時から必ず点灯してください。

 

●乳牛

 暑熱対策で送風が実施されていますが、真夏日が続いている

ため、乳牛は体熱放散が困難な状況になっています。

 乳牛は体温上昇を抑制するため採食量を減らしており、この

結果、乳量が大きく減少しています。

 4月上旬播種の飼料用トウモロコシやソルガム類の収穫が

始まっています。4月播種のものは収量が増加しています。

 夏季の飼料給与対策として、消化が悪い低質な粗飼料から

良質な粗飼料へ切り替えるとよいでしょう。粗飼料の採食量は

給与回数の増加、切断長の短縮、夜間給与により増加します。

重曹(炭酸水素ナトリウム)の給与(150g程度)も乳量や

乳成分の低下抑制に効果があります。

 

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版7月25日掲載)

 

省力的で減化学肥料によるアスパラガスの施肥法確立

 県農業総合試験場筑後分場は、アスパラガスの半促成長期

どり栽培において、収量を低下させることなく、化学肥料の

使用量を50%削減し、施肥回数が3分の1以下となる減化学

肥料栽培技術を確立した。

これはアスパラガスの収穫期間が2月か10月までの9カ月

間に及ぶため、10a当たり窒素53s相当の化学肥料を14回に

分けて施用しており、化学肥料削減と省力化の面から施肥法の

改善が求められていたことに対応したもの。

 今回確立した施肥技術は、1月の冬肥に被覆尿素を10a当たり

窒素26.5s相当、5〜7月の各上旬にペレット状のナタネ油粕

を3〜4s施用するというもの(図参照)。

⇒ http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/asupara.pdf

 

この施肥法では、慣行の施肥法と比べて夏秋芽や春芽の収量

が減少することなく、重さが18gを超える太い茎が得られる。

その上、化学肥料が慣行の50%、総窒素施用量が70%、施肥

回数が30%以下にそれぞれ削減でき、肥料代も35%低下する。

また、化学肥料の施肥回数が減るため土壌が酸性に傾きにくく、

生理障害が出にくい状態となった。

 この施肥技術は、冬肥に完熟堆肥を基準量投入することが

前提だが、人や環境に優しい新しい施肥技術として、今後、

普及拡大が期待される。

 問い合わせは、県農業総合試験場筑後分場

(電話0944−32−1029)まで。

 

 

◆トピック◆

●米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の公表について

[農林水産省]

「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」について、主

要食糧の需給及び価格の安定に関する法律第4条第4項の規定

に基づき、7月30日に開催した食料・農業・農村政策審議会食

糧部会での審議を踏まえ策定、公表されました。

詳細については
    http://www.maff.go.jp/j/soushoku/keikaku/beikoku_sisin/h200731/pdf/kihon_sisin.pdf

をご覧ください。

 

●「平成20年産水稲の西南暖地における早期栽培等の作柄概況」について

[農林水産省]

「平成20年産水稲の西南暖地における早期栽培等の作柄概況

715日現在)」について取りまとめられました。

詳細については

   http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/suitou-sakugara20080715/suitou-sakugara20080715.pdf

をご覧ください。

 

●「野菜の入荷量と価格の見通し(平成208月)」について

[九州農政局]

福岡市中央卸売市場における平成208月の「野菜の入荷量

と価格の見通し」について取りまとめられました。

詳細については

    http://www.maff.go.jp/kyusyu/press/engei/pdf/080731-01.pdf

をご覧ください。

 

●統計データ(農林水産省ほか)

牛肉小売価格等の調査結果(7月22日〜25日)
    http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/kouri/k_gyuniku/
 埋設農薬の管理状況等に係る調査
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/080729.html
 平成19年度食品流通改善巡回点検指導事業(畜産物安全対策業務)の
   調査結果
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/080730.html
 飼料安全法に基づく収去飼料等の試験結果
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/080731.html

農業経営統計調査平成19年産品目別経営統計(春野菜)
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/hinmoku-haru2007/hinmoku-haru2007.pdf
 袋詰精米等における平成19年産の特別調査結果
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/080711.html

畜産統計(平成2021日現在)
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/siyou-doukou2008/siyou-doukou2008.pdf
 農業経営統計調査平成19年産大豆生産費(個別経営)
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seisanhi-daizu2007/seisanhi-daizu2007.pdf

 

☆統計データベース(農林水産省)
     http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei
  財務省貿易統計5月(輸入)(輸出)

 

●新聞見出し記事紹介

 

東京農業大学は、肥料高騰に負けないための農家の心得として、

「土壌診断をするべし」など過剰投入を抑制し肥料の削減を図

るための5か条を提起した。

      (日本農業新聞 2008.7. 1 12面)

東アジアの植物新品種保護制度の構築に向け、7月中にも「東

アジア植物品種フォーラム」が設立される見通し。
      (化学工業日報 2008.7. 1  9面)

米農務省は、今年のGM農作物の作付け状況について、全作付

け面積に占めるGM品種の比率が、既に普及の上限に近い大豆

で91%、トウモロコシが80%と上昇傾向にあると発表した。 
      (日本農業新聞 2008.7. 2  1面)

農林水産省などでつくる国産大豆協議会は、2008年産国産

大豆の生産計画を発表した。全国の作付面積は14万3000

ヘクタールと前年度を3%上回る見通し。

収穫量は24万3000トンと6%増を見込んでいる。 
      (日本農業新聞 2008.7. 2  2面)

岡山県農業試験場は、黄色灯と性フェロモン剤を組合せ、ブド

ウに被害をもたらすハマキムシ類やガなどの害虫を防除する技

術を開発した。 
      (日本農業新聞 2008.7. 2 10面)

国際稲研究所では、水没しても減収しない冠水耐性イネの開発

や乾燥耐性イネの開発が進んでいる。 
      (読売新聞 2008.7. 3 19面)

農業生物資源研究所は、コメの幅の決定に関与する遺伝子の一

つであるqSW5遺伝子を世界で初めて明らかにした。他の栽

培化に関与した遺伝子とともに、アジアの在来品種における変

異を解析し、日本の稲のルーツが東南アジアであるとの新説を

提唱した。Nature Genetics online
版で公開。 (朝日新聞 2008.7. 7  2面)
      (日本農業新聞 2008.7. 7  1面)

国立感染症研究所では、今年度から動物の細胞を使ってウイル

ス培養を行い、ワクチン製造期間を短縮する「細胞培養法」の

研究に取り組んでいる。

      (日経産業新聞 2008.7. 2  9面)

広島大学は、イネなどの植物に工業化学物質であるビスフェノ

ルA(BPA)を吸収する作用があることを見いだした。排

水浄化などへの活用が可能に。

     (日経産業新聞 2008.7. 2  9面)

ナシの人工授粉用の花粉やモヤシ用の緑豆種子などは、多くを

中国からの輸入に頼っており、野菜種子の9割は一代雑種の輸

入種子である。突然の輸入停止や、価格の高騰が農家の混乱を

招いており、日本の自給率を脅かす要因の一つとなっている。

    (毎日新聞 2008.7. 3 11面)

京都府立大学発ベンチャー「オーストリッチファーマ」は、ダ

チョウを使って抗体を作り、予防マスクなどに取り付けた新型

インフルエンザ予防製品を開発、商品化した。

  (日本経済新聞 2008.7. 3 11面)

農林水産省は、08年度の主食用に作付けした水稲を非主食用

に振り替えることなどで、過剰作付け解消を図ることや、政府

米買い入れの効果などを分析し、09年産以降の生産調整の支

援策などを検討する方針。 
    (日本農業新聞 2008.7. 4  2面)

ネットエイジアによる携帯電話での市場調査で、食品の高騰に

よる生活者の消費の変化について調査した結果、「価格が安定

しているコメを食べる」という人が26%いた。また、「GM

は不安があるので使わず、価格を上げる」という企業を支持す

る人が、全回答者の3分の2を占めた。 
    (日本農業新聞 2008.7. 4  6面)

農林水産省は、輸入トウモロコシの国際価格上昇を受け、家畜

用飼料米の需要拡大に備え、初めて種子の緊急確保に乗り出し

た。  (日本経済新聞 2008.7. 4  4面)
 
農研機構近畿中国四国農業研究センターは、スイッチバック式

運搬車を開発した。狭いかんきつ園などで旋回せずに向きを換

えることが可能に。 
    (日本農業新聞 2008.7. 5 16面)

岩手県農業研究センターは、リンゴ品種「ふじ」に「王林ポン」

などの受粉専用品種を高接ぎすることで、結実率を15%高め

る技術を開発した。
    (日本農業新聞 2008.7. 8 10面)

新潟大学や家畜改良センターなどは、味覚センサーを使って鶏

とブロイラーを識別する方法を見いだした。地鶏の偽装表示の

抑制に期待。
    (日本農業新聞 2008.7. 9  1面)

農研機構食品総合研究所や京都大学は、母乳の成分に「ビフィ

ズス菌」を増やす働きを持つ「ラクトNビオース」という二糖

類を発見した。
     (日本経済新聞 2008.7. 10 38面)

東京大学は、ショウジョウバエのゲノム分析を行い、新型イン

フルエンザウイルスなどの増殖に必要なヒトと共通のタンパク

質を世界で初めて見いだした。

     (毎日新聞 2008.7. 10  3面)
     (日経産業新聞 2008.7. 10  9面)

農林水産省は、農業機械の省エネ性能に関する研究会を立ち上

げた。農家が省エネ農機を購入する際の目安となる情報提供の

仕組み作りを目指す。

     (日本農業新聞 2008.7. 10  2面)

立命館大学は、外来魚「ブルーギル」から養鶏向けの飼料を

くることに成功した。従来の餌よりも栄養価が高く、ニワトリ

の成長が早まる。  
     (日本経済新聞 2008.7. 7 13面)

理化学研究所と松下電工は、波長280ナノの紫外線発光ダイ

オードで最高出力を達成したと発表。殺菌効果が高いとされる

出力10ミリワットの連続発光に成功した。

    (日経産業新聞 2008.7. 7  8面)

バイオ関連ベンチャーのジュオンは、木質系バイオエタノール

の生産工程で生じた副産物「リグニン」を石油系原料に25%

混合して、発泡スチロールを開発した。

   (日本経済新聞 2008.7. 9 15面)

化学関連ベンチャーの耐熱性酵素研究所は、50の高温でも

反応が落ちない酵素を利用し、バイオエタノールの生産効率を

大幅に高める技術を開発した。

     (日経産業新聞 2008.7. 9  1面)

拓殖大学北海道短期大学が開発したもち米の黒米「きたのむら

さき」を使った黒米ラーメンと黒米うどんを「米種(まいっ

たね)」ブランドで商品化する。

     (日本農業新聞 2008.7.10 13面)

農研機構中央農業総合研究センターは、イノシシによる被害を

未然に防止する手段として、イノシシが生息しやすい地域を地

図上に示すシステムを開発した。

     (日本農業新聞 2008.7.15 14面)

東京大学は、デジカメで撮影した画像の中から、独自の画像解

析技術で食事だけを認識して自動的に抽出し、主菜、副菜など

に分類・記録する健康管理システムを開発した。今秋にもWE

B上で公開する。
     (日経産業新聞 2008.7.15 11面)

北海道の機械関連企業グループは、もみ殻を固めて燃料とする

「ストーブ用固形燃料製造装置」を開発した。灯油の3分の1

の価格で、ハウス栽培の暖房用として利用を見込む。 
     (日経産業新聞 2008.7.15 15面)

長野県農事試験場などは、もち病の発生を予察する既製の装

置を改良した「クロップナビ」を開発した。圃場で測定と予察

結果の確認ができ、コシヒカリに限り、出穂期と成熟期の予測

が可能。 
     (日本農業新聞 2008.7.16 10面)

農研機構東北農業研究センター、中央農業総合研究センター及

び井関農機は、キャベツやハクサイなど露地野菜向けの「うね

内部分施用機」を開発した。肥料や農薬が大幅に削減可能に。 
     (日本農業新聞 2008.7.17 14面)
     (日経産業新聞 2008.7.18  9面)

三菱重工業、大成建設はそれぞれ、稲わらや麦わらなどの非食

用植物から、糖を作りやすいよう前処理する独自の技術で、バ

イオエタノールを効率的に生産するための技術を開発した。 
     (日経産業新聞 2008.7.16  1面)

長崎県は、平均60グラム以上ある大玉果ビワの新品種を「な

つたより」と命名した。5年後には10万本、200ヘクター

ル程度の植栽を計画している。

     (日本農業新聞 2008.7.17 10面)
 
農研機構作物研究所は、発酵粗飼料向け水稲品種「モミロマン」

と「たちすがた」を育成した。「モミロマン」は玄米反収が800

キロを超え飼料米用品種としても有望。

 (日本経済新聞 7.25  33面)
     (日本農業新聞 7.26  16面)

 

農研機構東北農業研究センターでは、インターネットを用いて

もち病発生予察情報や高温障害予測情報などを提供するシ

ステムを開発し、一般へのサービスを開始した。
     (日本農業新聞 7.30  14面)

青森県のアンデス電気は、ミスト農法で従来の2倍の大きさの

シソの葉を生産する栽培設備で生産を開始。
     (日経産業新聞 7.28 13面)

韓国の忠南大学校は、死亡した猫から高病原性鳥インフルエン

ザウイルスが確認されたことを明らかにした。韓国で初の哺乳

類のH5N1型ウイルスへの感染事例。

     (日本農業新聞 7.31 15面)

文部科学省は、大学や公的研究機関が持つ先端研究装置の民間

への開放を進める方針を固め、「共用促進法」を改正して適用

機械の範囲拡大を進める。

     (朝日新聞 7.31 1面)

 

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざして

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

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