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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第54号(200 7 8日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン7月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「イチゴ高設栽培、夏期定植で省力化

・トピック

 日本産果実マークの公表について [農林水産省]

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴の

ある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

九州北部地方では、期間の前半は平年に比べて晴れの日が

多く、後半は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

向こう1か月の気温は、平年並または高い確率ともに40%

です。日照時間は平年並または多い確率ともに40%です。

週別の気温は、1週目は高い確率60%です。2週目は

平年並または低い確率ともに40%です。(7月4日付)
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第3号(7月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されて

います。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開し

ています。

<更新情報>

     果樹生育概況(常緑果樹7月1日、

落葉果樹6月30日・7月1日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

 

主要農産物の生産状況と対策◆(「専技情報」より抜粋)

 早期水稲、普通期水稲、大豆、施設キュウリ、冬春ナス、

ナシ、モモ、カキ、ガーベラ、シンテッポウユリ、肉用牛

について生産状況と対策をお知らせします。(7月1日現在)

●早期水稲

 6月中旬以降の寡照のため、平年に比べて草丈はやや高く、

茎数は同等〜やや少なく、葉色はやや濃く推移しています。

病害虫の発生はなく、生育は順調です。間断灌水を実施し

しょう。

4月5半旬植「コシヒカリ」の出穂期は、昨年並みの7月

4半旬と予想されます。出穂前に斑点米カメムシの侵入源と

なる畦畔、周囲雑草の除草を行ってください。

 

●普通期水稲

 平坦地の田植えは6月下旬を中心に行われ、6月末で終了

しました。

 5月下旬植は、6月中下旬の寡照でやや軟弱な生育となって

おり、平年に比べ草丈はやや高く、茎数はやや少なくなって

います。早植地域は、田植え後30〜35日で中干しを実施し

しょう。

 暖冬の影響でスクミリンゴガイが多く、6月中下旬植の深水

となった場の一部で食害が発生しています。スクミリンゴガイ

常発地域は、田植え後2週間の浅水管理を徹底してください。

 

●大豆

 県北地域では7月上旬から、県南地域では7月中旬から

播種が始まります。浅耕一工程播種等を活用し、適期に播種

を行いましょう。

 弾丸暗渠や周囲溝等の排水対策を実施してください。

 

●施設キュウリ

 促成作型、半促成作型ともに6月末で収穫がほぼ終了し

した。

 両作型とも6月後半の日照不足の影響で草勢が低下し、収量

が減少しました。半促成作型は、6月後半でうどん病の発生

が平年よりやや多くなっています。

 黄化えそ病や退緑黄化病(仮称)の伝染環を断ち切るため、

栽培終了後にハウスを閉め込み、媒介昆虫(ミナミキイロ

アザミウマ、タバココナジラミ)を死滅させましょう。

 

●冬春ナス

 例年に比べ5月に大きな出荷のピークが見られず、山谷の

ない出荷が続きました。アザミウマ類、コナジラミ類の発生が

多くなっています。

 7月上旬に出荷が終了したら、次作への病害虫の持ち込みを

回避するため、高温期の7〜8月にかけて太陽熱消毒を行い

ましょう。

 

●ナシ

 開花盛期が前年比5〜7日遅れたため、果実生育も遅れて

おり、果実肥大は前年同時期比較で小さくなっています。

開花後黒星病の発生が見られたが、現在は小康状態となって

います。

 露地では、梅雨時期に黒星病の果実への感染が多くなるため、

降雨の合間を見て定期防除を徹底しましょう。露地は7月上旬

までに、奇形果や小玉を中心に仕上げ摘果を行いましょう。

 

●モモ

 加温ハウスの出荷は、ほぼ終了しました。6月上旬までは

品質良好でしたが、中旬以降は曇天が多く、糖度や着色の低下、

降雨による核割れの発生が見られました。作型の後退による

6月の出荷集中もあり、単価は低下傾向となっています。

 露地の出荷は、「ちよひめ」が前年より5日前後遅れて

6月上旬より出荷が始まっています。6月中旬以降の降雨に

よる品質低下が見られます。

 露地は、6月下旬から早生種が成熟期となるため、果実の

地色が抜ける収穫前10日頃に反射マルチを設置し、着色向上

を図るとともに、適期収穫を心がけましょう。

 明渠排水路を設置し、梅雨時期の過剰な土壌表面水を速やか

に園外に排出しましょう。

 

●カキ

 「富有」の満開期は520日前後で、前年より2〜3日遅れ

で平年並みです。生育は、3月下旬〜4月上旬の低温により

当初遅れ気味でしたが、5月以降に平年並みに回復しました。

 「西村早生」は、園地ごとの平均含核数にバラツキがあり、

満開期が低温となった園で少ない傾向となっています。含核数

の少ない園では渋果の多発が懸念されます。

 生理落果は梅雨入りとともに増加中で、現在、無核果や

種子の少ない果実を主体に落果が続いています。また、

フジコナカイガラムシの発生が多くなっています。

 摘果は、着果状況を見ながら、着果の多い樹や生理落果の

少ない品種から行いましょう。

 新梢の二次伸長が見られる樹では、炭疽病を誘発しやすい

ので、防除を徹底してください。フジコナカイガラムシは、

第二世代幼虫を狙った7月中〜下旬の防除を徹底しましょう。

 

●ガーベラ

 改植が4月から行われ、6月でほぼ終了しています。一部に

改植遅れが見られます。

 改植株は9月頃から収穫が開始される予定です。

 大雨による施設内浸水は疫病の原因となるので、事前の

排水対策を徹底しましょう。

 また、ハモグリバエ、スリップスの発生が増加している

ので、注意しましょう。

 

●シンテッポウユリ

 生育は、例年に比べ施設・露地ともにやや遅延傾向です。

施設栽培は6月中旬より出荷が開始されました。露地栽培は

7月中旬から9月まで出荷が行われる見込みです。

 畝溝の停滞水は疫病の原因となるので、排水溝の整備等

排水対策を行ってください。

 梅雨に入り、葉枯病が一部発生し始めています。葉枯病が

増加する時期なので、雨間には必ず防除を実施しましょう。

 

●肉用牛

 梅雨時期の高温多湿状況下では、牛は体感温度上昇により

採食量を抑制しますが、比較的涼しい日が続いているため、

現在のところこの現象は起きていないようです。

 吸血昆虫は病気を媒介するため、発生源を特定して駆除を

実施しましょう。

 保管している飼料にカビが発生しやすい時期です。飼料倉庫

内に雨があたらないようにするとともに、天気の良い日は

換気に努めて湿度を下げるようにしましょう。

 

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版6月27日掲載)

 

「イチゴ高設栽培、夏期定植で省力化」

 福岡県農業総合試験場豊前分場では、イチゴの高設栽培に

おいて、労働負担をこれまで以上に軽減させると共に、施設

をフルに活用する栽培方法を編み出した。

これは、9月下旬に花芽分化苗を高設栽培槽に定植する

通常の栽培方法に対して、6月下旬から7月下旬に花芽分化

していない苗を高設栽培槽に早期定植し、苗を充実させて

花芽分化を誘導するというものだ。これにより、収穫終了後

の6月から9月まで利用されていなかった高設栽培装置が

利用できると共に、培土が少ないために乾きやすく、かん水

に多くの労力を割いていた小型ポットによる育苗段階を大幅

に短縮することができる。

 イチゴ「あまおう」を使用した試験結果では、育苗から

定植までの労働時間が通常の栽培方法に比べて20%もの

省力化がなされた。

収穫量への影響は、頂果房の収穫日が6日遅れ12月の収量

が少なくなったものの、1月から2月の収量が多く、12

から5月までの総収量を見れば同等となった。

 同分場では、「この栽培方法は、大規模経営の労力分散や、

1月から2月の出荷の端境期に出荷量を増加させる技術として

利用できる」と評価している。

 問い合わせは、福岡県農業総合試験場豊前分場

(電話0930−23−0163)まで。

 

 

◆トピック◆

 

●日本産果実マークの公表について [農林水産省]
 果実の輸出振興を図る観点から、海外市場において、一定の

基準を満たした高品質な日本産品であることを海外のバイヤー

や消費者等が識別できるよう、日本産果実の輸出に係る統一ブ

ランドマークとして「日本産果実マーク」が策定されました。
 この度マークを公表するとともに、使用許諾要領を併せて公

表し、日本産果実の輸出に取り組む方々から広く使用申請の募

集も開始されています。
 詳細については
   http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/engei/080617.html
 をご覧ください。

 

●「とびだせ未来へ!! みんなの大地・森・海の恵み」

20年版ジュニア農林水産白書)の作成・配布について
                     [農林水産省]

主に子どもたちを対象として、日本の食料や農林水産業、農

山漁村についてわかりやすく解説した20年版ジュニア農林水

産白書「とびだせ未来へ!!みんなの大地・森・海の恵み」が

公表されました。
 農林水産省ホームページに冊子の全文及びCDROMの内容

が掲載されていますので、どなたでもダウンロードして活用い

ただけます
 詳細については
   http://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_junior/2008/
 をご覧ください。

●カンキツ連年安定生産のための技術マニュアルが公開

[近中四農研]

カンキツ連年安定生産のための技術マニュアル[PDF]

http://wenarc.naro.affrc.go.jp/tech-i/citrus_fruit2008/rennen/rennen-manual.pdf

 

●統計データ(農林水産省ほか)

牛肉小売価格等の調査結果 平成20年6月第3週(6月16日〜20日)
     http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/080623.html
 飼料安全法に基づく収去飼料等の試験結果
     http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/080624.html
 平成20年農業構造動態調査結果の概要(平成20年2月1日現在)
     http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/kihon-kouzou2008/kihon-kouzou2008.pdf
 集落営農活動実態調査結果の概要(平成20年3月1日現在)
     http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/syukatu2008/syukatu2008.pdf
 平成19年産さとうきびの収穫面積及び収穫量
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/satoukibi2007/satoukibi2007.pdf
 麦製品等の取引価格の推移(平成20年5月分)
    http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080625_1.html
 平成20年5月の国内産米穀の卸・小売価格の概況
     http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080625.html
 調味料中のクロロプロパノール類含有実態調査の結果(平成18年度)
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/080626.html

普通肥料の検査結果(平成1912月、平成201月、2月分)
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/080617.html
 平成19年度食品産業動向調査結果の概要
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/syokuhin2007/syokuhin2007.pdf
 平成19年農業物価指数(平成17年基準)
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/noubukka2007/noubukka2007.pdf

農業経営の意向等に関するアンケート
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/einou-ikou2007/einou-ikou2007.pdf
 平成19年産みかんの収穫量及び出荷量
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/mikan-syukaku2007/mikan-syukaku2007.pdf
 農業経営統計調査平成19年産小麦生産費(個別経営)
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seisanhi-komugi2007/seisanhi-komugi2007.pdf
 平成18年青果物・花集出荷機構調査結果
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seikakikou2006/seikakikou2006.pdf

☆統計データベース(農林水産省)
     http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei
  平成19年米麦加工品生産動態等調査結果年報
  平成18年産野菜生産出荷統計
  平成18年青果物卸売市場調査報告
  財務省貿易統計4月(輸入)(輸出)
  平成18年度食品ロス統計調査報告

 

●新聞見出し記事紹介

 

京都大学は、木くずやお茶がなどを原料とした炭素素材を開

発した。化学物質などの吸着剤としても応用可能。 
       (日本経済新聞 2008.6. 2 13面)

キリンホールディングスとキリンビバレッジは摂南大学と共同

で、通常の加熱殺菌では死滅しないボツリヌス菌などの「芽胚

形成菌」を簡単に検出する方法を見いだした。

 (日経産業新聞 2008.6. 3 11面)

宮崎県農水産業温暖化研究センターが設置された。産学官が連

携し、農業を軸とした情報収集と研究の促進を目指す。 
       (日本農業新聞 2008.6. 4  3面)

福岡県農業総合試験場八女分場は、一番茶を摘採後、茶園に園

芸用防虫ネットを直掛けすることで、無農薬栽培での害虫被害

が大幅に減ることを見いだした。

       (日本農業新聞 2008.6. 4 10面)

農研機構中央農業総合研究センターは、イチゴの総合的病害虫

・雑草管理(IPM)マニュアルをホームページに公開した。 
       (日本農業新聞 2008.6. 4 14面)

福岡県農業総合試験場は、ナスの株元に電熱線を巻き付ける

とで、ハウス栽培での暖房費が節約できる栽培手法を開発した。
       (日本農業新聞 2008.6. 6 16面)

松下電工は、イチゴの苗に紫外線を利用した特殊波長の光を照

射し続けることにより、イチゴのうどん病を抑制できる装置

「タフナレイ」を開発した。

       (日経産業新聞 2008.6. 4  1面)
       (日本経済新聞 2008.6. 4 13面)
       (日本農業新聞 2008.6. 4  1面)

山形県村山地域で、オウトウやりんごの園地から出される果樹

の剪定枝を地域の木質バイオマス発電施設の燃料に充てる事業

に取り組み、2009年度の実用化を目指す。 
       (日本農業新聞 2008.6. 4 13面)

三重県農業試験場と辻製油は共同で、油かすと牛ふんを混ぜ、

バチルス属菌による病害抑制効果のある機能性堆肥の製造方法

を開発した。 
       (日本農業新聞 2008.6. 7 16面)

福岡県農業総合試験場は、全国で初めて育成したラーメン用小

麦品種の収穫を行った。

   (日本農業新聞 2008.6. 7 16面)
       (西日本新聞  2008.6. 7 20面)

農研機構野菜茶業研究所は、味覚センサーを応用し、緑茶の滋

味を測定できる評価技術を開発した。うま味の段階付けが可能に。
       (化学工業日報 2008.6.10  9面)
 
高知県は、施設園芸の害虫防除の推進のため「天敵特区」の設

置を申請する。高知大学を中心として、有用天敵の保管や配布

のシステムを整備する計画。

       (日本農業新聞 2008.6.10  1面)
       (日本農業新聞 2008.6.12 14面)

富士通九州システムエンジニアリングと住友商事は、NTTド

コモの「FOMA」を使い、ビニールハウスの室内温度の異常

などを電話で知らせる「サーモコールU」を共同開発した。 
       (日経産業新聞 2008.6.10  7面)

農業生物資源研究所は10日、遺伝子組換えイネ(花粉症緩和

米)の田植えを公開した。隣接する水田に植えた非組換えイネ

への影響も調査する。
       (毎日新聞 2008.6.11 23面)
       (日経産業新聞 2008.6.11 11面)

静岡大学は、バラの香りが中国産のバラで起こった突然変異に

由来することを明らかにした。

  (朝日新聞 2008.6.13 27面)

農業生物資源研究所は、韓国農業生命工学研究院とそれぞれの

機関で保有する植物遺伝資源を相互提供するなどの研究協定を

締結した。アジア地域での農業技術開発で、連携しながら地域

に密着した新しい技術の創出を目指す。
       (化学工業日報 2008.6.13  9面)


農林水産省の山村再生研究会は、山村活性化の新たな方向を盛

り込んだ中間とりまとめを行い、政府に対し、「環境」「教育」

「健康」の3分野で、関係省庁が連携して支援する仕組みの検

討を求めた。 
       (日本農業新聞 2008.6.14  2面)

農研機構中央農業総合研究センター北陸研究センターは、GA

BAを多く含み食感も向上させたコメの新品種「あゆのひかり」

を開発した。
       (産経新聞 2008.6.16 14面)

農研機構畜産草地研究所は、豚舎汚水中のリンを簡便な装置で

結晶にして回収し、水質を改善する技術を見いだした。回収し

た結晶は、飼料や陶磁器原料として再利用も可能。
       (化学工業日報 2008.6.19  3面)

群馬製粉は静岡文化芸術大学と共同で、コメと水だけを原料と

する製麺技術を確立。国産米の粉を使った製麺事業を拡大し、

高級輸入小麦より2割弱安い価格に設定。

   (日経産業新聞 2008.6.13 15面)

北陸先端科学技術大学院大学は、淡水に生えるラン藻の「スイ

ゼンジノリ」から、1グラムで5から6リットルもの水を吸収

する高分子を発見した。化粧品や医薬品などへの応用を目指す。 
      (毎日新聞 2008.6.14 28面)

農林水産省は、生産から消費、廃棄処理までに使われるエネル

ギー消費量を調査したところ、米が麺類やパン類などに比べて

最も少なかったとの試算結果を公表した。

      (日本農業新聞 2008.6.15  2面)

群馬県内の家庭菜園で栽培されているトマト株から、国内では

初めてのウイルス病「トマト茎えそ病(仮称)」が見つかった。 
      (日本農業新聞 2008.6.17 12面)

清水建設は、ヒマワリなどの根に生息する微生物を利用して、

油で汚染された土壌を回復する技術を開発した。 
      (日経産業新聞 2008.6.17 13面)

農林水産省は、2008年版「ジュニア農林水産白書」を作成

し、小学校5年生全員に配布する。 
      (日本農業新聞 2008.6.18 3面)

ブラジル国営石油会社ペトロブラスは、年内にもバイオエタノ

ルを混合した燃料を日本の独立系ガソリンスタンドに供給す

る。1リットルあたりの卸価格は、通常のガソリンより1〜2

円安くなる見込み。
      (日本経済新聞 2008.6.18  1面)

栗田工業は、予め培養した微生物を地中に投入し、汚染物質で

ある揮発性有機化合物を分解する土壌浄化技術を開発した。こ

れまでの手法の半分の期間で浄化が可能。

   (日経産業新聞 2008.6.19  1面)

栃木県農業試験場は、バイオエタノールの原料となるテンサイ

の栽培実験を開始した。県内での生産の適性などを検討する。  
      (日本農業新聞 2008.6.20 10面)

出光興産と三菱商事は、廃木材やトウモロコシの茎など食料を

原料としないバイオ燃料の増産に取り組む。北米やアジアに工

場を建設する計画で、2011年にも日本などへ出荷を目指す。 
      (日本経済新聞 2008.6.20  1面)

岩手県農業研究センターは、トマトの着果を調整し、出荷ピー

クをずらす技術を開発した。 

(日本農業新聞 2008.6.21 12面)

宮崎県畜産試験場はコムテックと共同で、牛の新鮮受精卵輸送

器「卵手箱(たまてばこ)」を開発した。受精卵に適した温度を、

6時間以上維持することが可能。

    (日本農業新聞 2008.6.21 16面)

農研機構果樹研究所と静岡県立大学は、マウス実験でミカン果

汁における脳の老化防止効果を検討し、日本基礎老化学会で発

表した。 
      (朝日新聞 2008.6.22 34面)

農研機構九州沖縄農業研究センターなどが育成した紫トウモロ

コシ品種・系統を飼料として、機能性を生かした牛乳生産を目

指した研究が埼玉県畜産試験場で進められている。 
      (日本農業新聞 2008.6.22 10面)

関西の米粉製粉機メーカーに、JAなどから購入希望の問い合

わせが殺到している。政府が米粉支援を打ち出してていること

なども追い風に。  
      (日本農業新聞 2008.6.22  1面)

農林水産省は、7月1日に耕作放棄地対策研究会を開催し、農

地の荒廃防止などについて協議する。 
      (日本経済新聞 2008.6.25  5面)

千葉県農林総合研究センター暖地園芸研究所は、農業環境技術

研所などとの共同研究で、低濃度エタノールを使った土壌消毒

法を開発した。細菌や糸状菌、線虫に効果があり、臭化メチル

の代替法として注目。 
    (農業共済新聞 2008.6.25   13面)

国内各地で、アライグマ、ヌートリア、ハクビシンなど外来野

生動物による農作物被害が深刻化している。官民学が連携して

被害防止技術の開発研究が進められている。

  (日本農業新聞 2008.6.26 16面)

JAふくおか八女葉わさび研究会は、「島根3号」などのわさ

びの在来種を斜面や林間で栽培を行っている。加工用葉わさび

の産地化を目指す。 
    (日本農業新聞 2008.6.27 10面)

丸紅は、神奈川県のベンチャー企業と提携し、水苔と粘土に有

機肥料を混合した資材で野菜類を屋内で栽培する「植物工場」

の販売事業を開始。遊休施設などの有効利用が期待でき、レタ

スでの収量は露地栽培の十数倍に。  
    (朝日新聞 2008.6.26  2面)

大分県はイネウンカ類の防除を徹底するため、農研機構九州沖

縄農業研究センターが情報提供しているウンカ類の情報ネット

ワークなどを活用して、農家に発生情報などをメール配信する

サービスを開始した。 
    (日本農業新聞 2008.6.29 12面)

岩手県農業研究センターは、レタスの腐敗性病害に有効な対策

として、株間を広げ疎植にすることと排水対策をとることで、

発病が10%以下に軽減できることを確認した。 
    (日本農業新聞 2008.7.1 10面)

農研機構九州沖縄農業研究センターは、ジャンボタニシの仲間

であるラプラタリンゴガイを国内で初めて発見したことを明ら

かにした。水稲への加害については不明だが、侵入が確認され

ている米国での被害報告は少ない。  
    (日本農業新聞 2008.7.1 12面)

JA全農が1日から肥料価格を大幅値上げすることに伴い、農

研機構中央農業総合研究センターの試算によると、大規模水稲

経営の年間所得が100〜400万円減ることが明らかになっ

た。  (日本農業新聞 2008.7. 1 12面)

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざして

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

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福岡県農業総合試験場
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