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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第53号(200 6 6日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン6月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「カキ炭疽病の防除省力化技術を開発」

・トピック

 平19年度食料・農業・農村白書が公表される!

              [農林水産省]

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴の

ある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

九州北部地方では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。

気温は、平年並または高い確率ともに40%です。

週別の気温は、1週目は高い確率50%です。(6月6日付)
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第2号(6月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されて

います。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開し

ています。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹6月2日、落葉果樹6月1日・2日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

 

主要農産物の生産状況と対策◆(「専技情報」より抜粋)

早期水稲、普通期水稲、麦、イチゴ、ブロッコリー、トマト、

温州ミカン、イチジク、ガーベラ、トルコギキョウ、豚・鶏

について生産状況と対策をお知らせします。(6月2日現在)

●早期水稲

 5月中旬の気温が低く推移したため、生育は平年並〜

やや遅れています。4月中旬植は移植後40日前後に有効

茎数が確保され、中干し開始時期となる見込みです。

 雑草が多い場合は、中後期に除草剤を散布してください。

 

●普通期水稲

 山麓地では5月中旬より、麦を栽培していない平坦地では

5月下旬より順次田植えが行われています。

 麦が栽培されている地域では、5月6半旬〜6月1半旬に

播種が行われています。

 いもち病の発生源とならないよう、補植用苗は早めに

ほ場の外に持ち出してください。

 「ヒノヒカリ」「つくしろまん」は6月下旬植を徹底して

ください。

 

●麦

 小麦の収穫は、シロガネコムギが6月2日頃、チクゴイズミ

が6月5日頃、ニシホナミ、ミナミノカオリ、農林61号が

6月10日頃になる見込みです。5月中旬の夜温が低かった

ため、成熟が進まず、予想より収穫時期が遅れています。

 シロガネコムギ、ミナミノカオリは穂発芽しやすいことに

留意し、収穫時期を決めましょう。

 

●イチゴ

 19年度産の出荷はほぼ終了しています。

 親株からのランナー(子株)の発生は、やや遅れていました

が、採苗作業は例年通り6月上旬から行われる見込みです。

 採苗作業は、6月中旬終了を目標に行いましょう。採苗

前後は、薬剤散布による炭疽病防除を徹底してください。

 また、梅雨期間は、炭疽病対策としての雨よけ被覆を行い

ましょう。

 

●ブロッコリー

 出荷は終盤に入っており、4月中下旬は端境期で出荷量が

減少していましたが、5月に入り順調に増加しています。

 アブラムシの初発は例年より1ヶ月ほど遅れており、

少ない発生となっています。

 生育スピードが早いため、取り遅れに注意しながら、適期

に収穫しましょう。収穫は、品温が上がらない時間帯に行い、

高温時に収穫したものは予冷庫に入れるようにしてください。

 

●トマト

 出荷は終盤となっています。5月前半には、例年よりも

果実が小さい傾向にありましたが、現在は回復傾向にあり

ます。

 4月には灰色かび病の発生が多い産地がありましたが、

現在は、ほぼ終息しています。

 トマト黄化葉巻病の媒介虫であるタバココナジラミの

保毒虫の密度を抑えるため、栽培終了後にはハウスを

密閉し、タバココナジラミを死滅させてください。

 

●温州ミカン

 露地は、3月下旬〜4月上旬の低温により、発芽が遅れ

ました。開花盛期は、県南地域では極早生5/7〜10、早生

5/9〜12、普通5/15〜20で、県北地域はこれより7日程度

遅くなっています(前年比+1〜7日)。着花量は、極早生は

並〜やや少なく、早生・普通は少で、昨年着花が多かった

早生の成木園で極少となっています。

 現在生理落果期で、気温上昇による落果助長が懸念されます。

 春梢の緑化促進による結実確保と幼果の充実促進のため、

リン酸、マグネシウムを主体とした葉面散布を行ってくだ

さい。

 早生、普通は、6月上旬までに夏肥を施用し、シートマルチ

予定園では除草を行いましょう。

 ハウスミカンは、5月15日に販売が開始されました(前年

比+8日)。品質は良好です。

 ハウス内は日中高温となるため、換気を徹底してください。

また、スリップス多発期となるため、トラップによる発生

消長の把握と防除を徹底してください。

 

●イチジク

 露地は「とよみつひめ」「桝井ドーフィン」「蓬莱柿」

とも展葉10枚前後で、昨年より7日前後遅れています。

新梢伸長は、園によりバラツキがあるものの、概ね良好です。

 樹勢低下樹は早期に所定の本数に、樹勢の強い樹は数回に

分けて芽かきを行いましょう。新梢が50cm程度伸びた

段階から誘引開始します。

 12月加温ハウスは、「とよみつひめ」が5月26日から

京浜出荷を開始し、「桝井ドーフィン」も5月26日から

出荷を開始しました。ハウス「とよみつひめ」の糖度は

17前後で食味は良好です。

 病害虫は、4月にアブラムシや灰色かび病が一部で発生

しましたが、その後は目立った発生はありません。

 ハウスは副梢整理により、果実の日当たりを改善しま

しょう。

 梅雨入りとともに病害虫防除を徹底しましょう。

 

●ガーベラ

 各産地とも改植を早めており、出荷量は減少しましたが、

高温の影響で日持ちが悪いために引き合いが弱く、単価は

低調に推移しています。

 スリップス、ハモグリバエの被害が増加しています。

改植は5月を中心に行われています。

 改植した株は、活着し、新葉がスムーズに出るまで十分

灌水を行いましょう。

 この時期にスリップス、ハモグリバエ等の害虫を多発

させないよう防除を徹底させてください。

 

●トルコギキョウ

 冬春出荷の作型が、年々増加しています。低コスト栽培を

目指し、低夜温管理、電照栽培の導入が一部地域で行われて

います。

 ほ場によりスリップス被害が発生しています。

 花弁のスリップス被害の増加が予想されるので、防除を

徹底してください。

 

●豚・鶏

 豚の飼育に適した環境温度であり、採食量も増えて肥育は

順調に進んでいます。

 鶏にも適した環境温度であり、不断給餌では採食量が増え

過ぎるため、制限給餌により卵重調節を図っています。また、

韓国で鳥インフルエンザが蔓延しているため、引き続き衛生

対策に十分留意する必要があります。

 梅雨時期の高湿度に備えて、換気扇のチェックを行って

ください。早めの暑熱対策により、急激な気温上昇に伴う

豚・鶏の死廃事故を防ぎましょう。

 豚・鶏ともにワクチン接種を励行し、異常が認められる

場合は、獣医師に相談しましょう。

 

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版5月30日掲載)

 

カキ炭疽病の防除省力化技術を開発

 カキ炭疽(たんそ)病は、枝や果実に黒いあざ状の病斑を

作り、果実の早期落下や品質低下を引き起こす重要病害だ。

甘柿はどの品種もこの病気にかかりやすく、殺菌剤による

防除を通常年間10回ほど行っている。

そこで、福岡県農業総合試験場病害虫部では、防除回数を

減らすための研究を進め、発病診断に基づいた防除体系を

開発した。

この防除体系は、平均気温20度以上(最高気温と最低

気温の合計が40度以上)で降雨が予報される日の直前から

防除を開始し、その後は前年の被害果率、6月の結果枝の

発病枝率、7月及び8月の発病果率に応じて防除回数を決定

するというもの=図参照。

 ⇒ http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/kakiboujo.pdf

 

(注)発病結果枝率0.5%はおよそ成木1本あたり23本の

   発病枝になる

 

この方法により殺菌剤の散布回数を年間10回から5回に

削減できる。

問い合わせは、福岡県農業総合試験場病害虫部

(電話092−924−2938)まで。

 

 

◆トピック◆

 

●平成19年度食料・農業・農村白書が公表される!

                      [農林水産省]

今回の白書は、食に対する消費者の信頼を揺るがす事件の頻

発や、原油価格、穀物・大豆価格の高騰とその影響など、この

1年の特徴的な動きを冒頭に「トピックス」として取り上げ、

本編は「特集章−農業・農村の持続的発展と循環型社会の形成−」

と「食料・農業・農村の主な動向」の2章構成になっている。
  詳細については、
   http://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h19/index.html
 をご覧ください。

 

●ご存じですか?  6月は「食育月間」です。

詳しくは農林水産省ホームページ「6月は食育月間です」(http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/gekkan/index.html)をご覧下さい。

 

●平成20年産うんしゅうみかん及びりんごの適正生産出荷見通し

が定められました。            [農林水産省]

平成20年産うんしゅうみかんの適正生産出荷見通し(PDF62KB

平成20年産りんごの適正生産出荷見通し(PDF54KB

 

●統計データ(農林水産省ほか)

平成19年産西洋なし、かき、くりの収穫量及び出荷量
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seiyounasi2007/seiyounasi2007.pdf

平成19年産春野菜、夏秋野菜の作付面積、収穫量及び出荷量

(併載:平成19年産たまねぎ、きゅうり、なす、トマト、ピーマンの年間計)
    http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/sakutuke-harunatu2007/sakutuke-harunatu2007.pdf
 飼料安全法に基づく収去飼料等の試験結果
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/080522.html
 米の1人1か月当たり消費量(平成20年3月分)
    http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080522.html
 牛肉小売価格等の調査結果(5月26日〜30日)
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/080602.html
 麦製品等の取引価格の推移(平成20年4月分)
    http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080526_1.html
 平成20年4月の国内産米穀の卸・小売価格の概況
    http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080526.html

 ☆統計データベース(農林水産省)
     http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei
  平成18年牛乳乳製品統計
  平成18年度 食料需給表
  平成19年農業構造動態調査報告書(併載:新規就農者調査結果)

平成19 集落営農実態調査報告書

 

●新聞見出し記事紹介

 

群馬県繊維工業試験場が繊維生地を使った生分解性の育苗容器

を開発した。根が絡まらず均一に生育し、作業も省力化できる。

【日本農業新聞 2008.4.1 13面】

経済産業省はバイオエタノールからポリプロピレンを製造する

技術を15年で実用化するため、研究開発を加速する。

【化学工業新聞 2008.4.2  1面】
農林水産省は、周辺作物との交雑防止を強化するため、遺伝子

組換え作物の栽培実験指針の一部改正を決定。 
       【日本農業新聞 2008.5.2 14面】

福岡県農業総合試験場筑後分場は、大豆の作付けが多いほど土

が締まって重くなり、養分や水分保持が悪化することを解明。
       【日本農業新聞 2008.5.2 10面】

内閣府食品安全委員会は、有機リン系殺虫剤「メタミドホス」

について、人の健康に影響を与えない一日あたりの摂取許容量

を「体重1キログラムあたり0.0006ミリグラム」とする

ことを決定。
       【日経産業新聞 2008.5.2  6面】

北海道東部の野付半島で見つかったハクチョウの死骸から、鳥

インフルエンザの陽性反応。  
       【産経新聞 2008.5.2   25面】

インド細胞・分子生物学研究所は、シロイヌナズナで単一遺伝

子の変異によって減数分裂を伴わない雌性配偶子の形成が起き

ることを明らかにした。 
       【化学新聞 2008.5.2    3面】

熊本県農業研究センター果樹研究所は、桃の「みつ症」対策と

して、果実の硬さを基準に収穫する手法を開発。 
       【日本農業新聞 2008.5.3 16面】

農業生物資源研究所ジーンバンクで保存されていた50年前の

主力大豆(農林1号)を使った納豆の新商品が開発された。
       【日本経済新聞 2008.5.3 31面】

 
USDA/ARS
は、2種の土壌線虫を使い、桃の害虫であるスモモ

ゾウムシとスカシバガの幼虫の被害を押さえる生物防除法を開

発した。   【日本農業新聞 2008.5.4  3面】

慶応大学と京都大学は、iPS細胞を使った再生医療のための特

許を共同出願し、競争力の強い特許の取得を目指す。 
       【日本経済新聞 2008.5.5 12面】

ドイツの研究チームは、今後10年程度は温暖化が小休止すると

の予測をネイチャー誌に発表。 
       【日本経済新聞 2008.5.5 12面】

京都大学と英・豪などのチームは、染色体の壊れたDNAを修復

するタンパク質を見いだした。 
       【日本経済新聞 2008.5.5 12面】


北海道東部の野付半島で見つかったオオハクチョウの死骸から、

強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が

検出された。
       【日本農業新聞 2008.5.6  1面】

アジア開発銀行は、2050年までにアジアの穀物生産が温暖

化のために半減するとの見通しを示した。
       【日本経済新聞 2008.5.6  5面】

東京工業大学などで、細胞内のタンパク質の動きを生きたまま

の細胞で観察できる顕微鏡技術の開発が進んでいる。
       【日経産業新聞 2008.5.6  6面】

東京大学は、植物の鉄吸収を促進する因子「IDEF2」を発

見したと発表。
       【日経産業新聞 2008.5.6  6面】

農水省は、食料供給と競合しない日本型バイオ燃料の生産拡大

を目指す。 
       【産経新聞 2008.5.6    6面】

日中「気候変動に関する共同声明」を発表。
       【読売新聞 2008.5.6    4面】

食糧高騰を受け、日本国内では海外頼みの食の見直し機運が高

まる。     【朝日新聞 2008.5.6    2面】

21世紀新農政2008では、食料の未来を描く戦略会議のメ

ッセージを踏まえ、米粉の利用拡大など米の新規需要の開拓な

どを盛り込んだ。 
       【日本農業新聞 2008.5.8  2面】

食品安全委員会は、組換え微生物を利用した食品の安全性評価

の基準案を策定。 
      【化学工業日報 2008.5.8  9面】

2007年11月以来、女王蜂の輸入が停止し交配用ミツバチ

が不足している原因として、オーストラリアでのノゼマ病の発

生が考えられる。
      【日本農業新聞 2008.5.8 14面】

慶應義塾大学などは、植物細胞で信号伝達を担うたんぱく質の

「リン酸化」現象を解析する新技術を開発。
      【日経産業新聞 2008.5.8 11面】

地球温暖化がナシの生育にも悪影響を及ぼし、「眠り症」が多発。

将来、九州ではナシの収穫ができなくなる恐れも。 
      【西日本新聞 2008.5.8  30面】

中央農業総合研究センターと群馬県は、大麦と稲の二毛作体系

の確立を目指し、ホールクロップサイレージ(WCS)の実証

試験を行った。
      【日本農業新聞 2008.5.9 14面】

三菱商事などは、製材過程で不要となっていた樹皮をバイオペ

レット化する技術を共同開発し、大分で国内初の本格工場を稼

働させた。 
      【朝日新聞 2008.5.9   12面】

理化学研究所などの国際チームがほ乳類であるカモノハシのゲ

ノムについて調査した結果、爬虫類や鳥類の特徴があることが

判明。 
      【朝日新聞 2008.5.9  14面】

岩手県農業研究センターは、作付け前の圃場をビニールシート

で被覆し、土壌温度を上げることで、ホウレンソウケナガコナ

ダニが半減できることを見いだした。 
      【日本農業新聞 2008.5.10 12面】


長野県野菜花き試験場などは、発光ダイオード(LED)を用

いたオオタバコガなどの害虫防除装置を開発。 
      【日本農業新聞 2008.5.10 16面】

中央農業総合研究センターなどは9日、ロングマット水稲苗を

無人田植機で移植する実演会を行った。 
      【日本農業新聞 2008.5.10 16面】
      【日経産業新聞 2008.5.12 11面】

農業生物資源研究所は17日、平成20年度遺伝子組換え農作

物の第1種使用に関する説明会を開催。 
      【日本農業新聞 2008.5.10 16面】

 

農林水産省と農林水産技術情報協会は、新品種の育成など民間

研究功績者の表彰事業の応募を受付。 
      【日本農業新聞 2008.5.10 16面】

べにふうきや花粉症緩和米など花粉症対策研究の紹介。 
      【読売新聞 2008.5.10  8面】

国立国際医療センターは、人への鳥インフルエンザウイルス感

染の有無を、15分で判定可能な簡易型検査キットを開発。
      【朝日新聞 2008.5.10 33面】

気象庁は、米国や韓国と協力して飛行機で上空から台風に接近

し、高精度な進路予想を行うための特別観測実験を行う。 
      【朝日新聞 2008.5.10 34面】

産業技術総合研究所などは、遺伝子組換え技術を活用し、シロ

イヌナズナで種子に含まれる油成分を約2割高める技術を開発。
      【日本経済新聞 2008.5.12 13面】

07年の世界農薬市場は、対前年度比9.7%増、333.9

億ドルと大幅増に。 
      【化学工業日報 2008.5.12  9面】

九州沖縄農業研究センターは、梅雨前に収穫でき、多収で高品

質の暖地向け春まき専用ソバ新品種「春のいぶき」を育成した。 
      【日本農業新聞 2008.5.12  1面】

 

新潟県などは、低農薬米の新品種「コシヒカリBL」について、

従来のコシヒカリと区分できるよう、精米袋にBL米などと表

記する方針。
      【産経新聞 2008.5.13  15面】
 
農林水産省は、種苗管理センターが作成したガイドラインに沿

って、作物ごとにDNA識別手法の妥当性の審査を行い、さら

に第三者機関による科学的な実証試験を必須にする方針。 
      【日本農業新聞 2008.5.13  1面】

理化学研究所は、シロイヌナズナの遺伝子発現地図を完成させ、
データベースを公開したと発表。 
      【化学工業日報 2008.5.13 11面】

農業生物資源研究所は、簡単で短時間に蛋白質のアミノ酸配列

の類似性解析を行うことが可能な、比較ゲノムデータベース

(SALAD)を構築したと発表。 
      【化学工業日報 2008.5.13  9面】


遺伝子組換え技術の応用によるGMM酵素が、環境、バイオマ

ス、ファインケミカル分野などに応用できるとして、国内の需

要が高まりつつある。
      【化学工業日報 2008.5.13  7面】

博物館や大学などでは、文献や画像資料などを共有化し、横断

検索を可能にする動きが進んでいる。 
      【日本経済新聞 2008.5.10 36面】

鳥取大学は、DNAの配列から素早く毒キノコの種類を特定す

る方法を見いだした。 
      【日本農業新聞 2008.5.10 15面】

兵庫県のベンチャー企業が神戸大学と共同で、レタスを垂直に

栽培する方法で収量を増やす装置を開発。 
      【日本農業新聞 2008.5.10  7面】

産業技術総合研究所は、がんを起こさないセンダイウイルスを

利用した安全性の高い新型iPS細胞の開発を目指す。 
      【日本経済新聞 2008.5.12 13面】

京都産業大学は「鳥インフルエンザ研究センター」を開設し、

民間企業と共同で感染を防止するマスクや衣類の開発などを目

指す。 
      【日経産業新聞 2008.5.12 11面】

バイオ・アグリ社は、中国・貴州省にバイオ燃料用として「ヤ

トロファ」を100万本植林する。 
      【日経産業新聞 2008.5.13 17面】

農林水産省は、耕作放棄地などに多収米を作付けした場合、飼

料自給率が11.5ポイント引き上げる量に相当すると試算。 
      【日本農業新聞 2008.5.13  2面】

種苗メーカーによる大玉トマトの耐病性品種の開発が盛ん。
      【日本農業新聞 2008.5.13 20面】

環境省は専門家会合を開催し、西日本が中心だった水鳥のフン

の採取を東日本にも拡大するなど調査地域を見直す方針。 
      【日本経済新聞 2008.5.13 38面】

アークレイ社は、農研機構生研センターなどとの共同研究で、

みかんの色素成分「β−クリプトキサンチン」にコレステロー

ルを下げる効果があるとする実証試験結果を発表。 
      【化学工業日報 2008.5.14  9面】

パイフォトニクス社は、顕微鏡への取り付けが簡単で、細胞を

生きたまま計測可能な装置を開発した。 
      【日本経済新聞 2008.5.14 15面】

農林水産省は、農産物を対象とした二酸化炭素の排出量を表示

するシステム作りを目指す。 
      【日本経済新聞 2008.5.14  5面】

京都大学と筑波大学は、けい藻の細胞内でペプチド伸長因子

(EF−1α)とペプチド伸長因子様たんぱく質(EFL)の2

種がたんぱく質の合成を促進していることを突き止めたと発表。 
      【日経産業新聞 2008.5.14 10面】

国立情報学研究所は、複数のコンピューターの演算機能で高速

計算なども可能な「グリッドコンピューティング」を構築する

ソフトを無償公開。 
      【日経産業新聞 2008.5.14 10面】

高分子吸水ポリマーと麻袋を使い、乾燥した状態で持ち運びが

容易な簡易式土のうを佐賀県の農家が考案。 
      【日本農業新聞 2008.5.14 13面】

群馬県農業技術センターは、県内で「トマト葉かび病新レース」

が群馬県内で初めて発生したことを発表。 
      【日本農業新聞 2008.5.14 11面】

作物研究所が開発したパン用小麦の新品種「ユメシホウ」を地

元つくば市の農家が作付けを開始。 
      【朝日新聞 2008.5.14 31面】

水稲を食い荒らす「ジャンボタニシ」の防除剤「スクミノン」

が農薬登録された。 
      【日本農業新聞 2008.5.15 18面】

トヨタ紡績は、インドネシア国立タバコ繊維作物研究所と共同

で、悪条件下でも生育できるケナフ品種の開発に取り組む。 
      【日経産業新聞 2008.5.16 12面】

米穀機構によると、小麦の価格が高騰する中、4月の米粉向け

米は、一般競争入札の落札量が対前年同月比の8倍となった。 
      【日本農業新聞 2008.5.16  1面】

米デュポン社は、トウモロコシの茎からエタノールを生産する

技術を開発。 
      【日経産業新聞 2008.5.16  4面】

コクヨ工業は、ヨシを使ったノートやコピー用紙を開発。
      【日経産業新聞 2008.5.16 12面】

 

筑波大学は、細胞内のエネルギーバランスを制御する新たんぱ

く質「ヌクレオメチリン」を見いだした。 
      【日経産業新聞 2008.5.19 10面】

栃木県農産物知的財産権センターは、県の育成品種には種苗の

利用範囲に制限があることを注意喚起。 
      【日本農業新聞 2008.5.17 13面】

森林総合研究所の研究で、日本の森林土壌はメタンガスの吸収

率が欧米の約2倍で、温度効果ガスの軽減に効果が高いことが

判明。   【朝日新聞 2008.5.17 26面】

(
)蚕業技術研究所が作出した、雄だけが生存する蚕の品種を

使った絹製品が実用化した。

        【朝日新聞 2008.5.17 26面】

米IBMとワシントン大学は、100万台のパソコンを接続す

る「グリッドコンピューティング」技術を利用して、2年後を

目処に3−6万種のコメタンパク質の構造解析を完了する計画。 
      【日本経済新聞 2008.5.18  4面】

 
北海道大学などは、カシューナッツの殻から抽出した油を牛に

与えることで、ゲップに含まれるメタンガスを90%削減する

ことを見いだし、飼料添加物としての利用を目指している。 
      【読売新聞 2008.5.19  7面】

大阪大学と名古屋大学は、試料の凍結乾燥などを必要とせず、

電子顕微鏡で生物や化学反応をリアルタイムで観察できる技術

を開発した。
      【日経産業新聞 2008.5.20 10面】

「飼料米利用と研究」として3回連続で掲載。牛、豚、鶏

卵における飼料米利用についての地域の取り組みと給与試験成

績を紹介。 【日本農業新聞 2008.5.20 14面】


秋田県で見つかった強毒性の「H5N1型」鳥インフルエンザ

ウイルス遺伝子が、韓国で発生したウイルスとほぼ一致したこ

とが動物衛生研究所の分析で判明。

      【日本農業新聞 2008.5.22 15面】
      【読売新聞 2008.5.22 33面】
      【毎日新聞 2008.5.22  3面】

JA全農あきたは、食味が劣り普及していなかった秋田県育成

の水稲多収品種「秋田63号」の試験的作付けを開始。比内鶏

などの家畜飼料用として検討する。

      【毎日新聞 2008.5.22 26面】


大分大学は、澱粉をエネルギー源として光をあてて発電する新

型燃料電池を開発。

     【日経産業新聞 2008.5.21 12面】

東京工業大学は、細胞を一つずつ破壊して内容物を回収できる、

小型装置を開発。

     【日経産業新聞 2008.5.22  9面】

大阪府立大学で、シャトルでの宇宙実験で発芽したイネを分析

し、地上よりも細胞壁が軟らかくなることにより、細く長く生

育する可能性があることを見いだした。

     【朝日新聞 2008.5.23 20面】

静岡県は、極小ミニ豚を医療用実験に適した種に改良するプロ

ジェクトを立ち上げ、医療分野での貢献を目指す。 
     【日本農業新聞 2008.5.23  1面】

土浦市の農家では、水稲の苗を間隔を広げて植える「尺角植え」

を導入。コスト削減や倒伏軽減効果があり、周辺農家にも拡大し

つつある。
     【朝日新聞 2008.5.24  25面】

仏の上下両院で、遺伝子組換え作物に関する法案の修正案が可

決された。今後、遺伝子組換え作物の導入を認めるとともに、

含有率が0.9%を超える製品情報を一般に通知・義務化へ。 
     【毎日新聞 2008.5.24  2面】

埼玉県では、温暖化を逆手に取り、マンゴーなどの亜熱帯向け

農作物の試験栽培を開始し、産地化の可能性を探る。 
     【朝日新聞 2008.5.24 12面】

米コーネル大は、現代のトマトは16世紀ごろに起きた遺伝子

の変異により大型化したことを解明したと発表。 
     【朝日新聞 2008.5.24 12面】

森ビルは、自然林を復元した植栽のある高層ビルを建設し、都

心での野鳥や昆虫などの生態系の再現を目指す。 
     【毎日新聞 2008.5.24  1面】

米アクセント・エンジニアリング社は、葉温で作物の乾燥状況

を感知する自動干ばつ監視システム「スマート・クロップ」を

開発。  【日本農業新聞 2008.5.25  3面】

シンジェンタと米モンサントの2大GMO開発企業は、トウモ

ロコシと大豆の品種開発などの保有技術の相互利用を合意した。 
     【化学工業日報 2008.5.27  9面】

かずさDNA研究所は、マメ科植物としては初めての、ミヤコ

グサのゲノム解読に成功したと発表。 
     【日本経済新聞 2008.5.28 22面】

農研機構果樹研究所は、品種判別におけるDNAマーカーの有効

性を評価するために必要な計算処理を、簡単な操作で自動的に実

現するソフトウェア「MarkerToolkit」を開発した。 
     【日本農業新聞 2008.5.30 16面】
 
東京大学は、筋肉でエネルギーが消費される仕組みを解明し、
「KLF5」タンパク質が熱の代謝に関連していることを突き止

めたと発表した。

     【日本経済新聞 2008.5.26 13面】

 
日立造船などは、色や形状から食品と異物を迅速に判別し、異物

を除去する装置を開発した。

  【日経産業新聞 2008.5.27  1面】

サタケは、米粉パンや米粉めん向けの小型の米用製粉機を開発した。 
    【日本農業新聞 2008.5.27  1面】

広島県立総合技術研究所は、形や栄養分などをそのままの状態に

保ち、食材を軟らかくする技術「凍結含浸法」を見いだした。
    【日本農業新聞 2008.5.27 14面】

JA全農は、国産小麦100%の乾麺タイプのラーメンを開発し、
100万袋の販売を目指す。
    【日本農業新聞 2008.5.28  5面】

福島県など東北地方では、水稲の株間を広げる疎植栽培が広まり

つつある。通気性が良いため病気の発生が減ないなど効果は大き

い。  【日本農業新聞 2008.5.28 14面】

近畿大学などは、トウモロコシから作るポリ乳酸に天然ゴムを

3〜20%混合することにより、高強度のプラスチックを開発

した。 【日経産業新聞 2008.5.28 11面】

遊休地を活用しナタネ油を製造するなど、全国で「菜の花プロ

ジェクト」が広まりつつある。

【農業共済新聞 2008.5.28  1・2面】

農林水産省は、業界団体などの要請を受け、コメ価格の下落を食

い止めるために買い入れた政府備蓄米の放出を決定。 
    【朝日新聞 2008.5.28 13面】

サッポロビールは、生物医学研究所などとの共同研究で、宇宙

ステーションで5ヶ月間保存した大麦種子の子孫を使ったビール

と麦茶を試作すると発表。

    【毎日新聞 2008.5.29  8面】

農業環境技術研究所などで作る「温暖化影響総合予測PT」は、

温暖化が日本に及ぼす影響に関する最新予測を発表した。 
    【朝日新聞 2008.5.30  4面】
    【日本農業新聞 2008.5.30  3面】

昨年の米の収量は、高温にもかかわらず平年並みに。農業環境

技術研究所での室内実験と乖離があり、メカニズムの解明が今

後の課題。 
    【朝日新聞 2008.5.30 21面】

福岡県農業総合試験場は、5月から10月まで安定して長期出荷

可能なハウス栽培向け夏秋菊「夏日和」の育成に成功した。 
    【日本農業新聞 2008.5.30 16面】

東京大学は、「ゲノムやたんぱく質などの生物データを集約して

研究を行う「オーミクス情報センター」を設立した。現在よりも

高速シーケンスや100万倍以上の高感度検出が可能に。 
    【化学工業日報 2008.5.30  9面】

鳥取県園芸試験場日向試験地は、穴の大きいセルトレーで白ネギ

の苗を育成することにより、8月前半から出荷可能な中山間地向

きの栽培法を見いだした。

    【日本農業新聞 2008.5.31 16面】

 

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