━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第51号(200 415日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

メールマガジン4月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹、麦)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「土に還る紙ポットを利用したイチゴの育苗方法」

・トピック

「品目横断的経営安定対策実施要領改正」

水田・畑作経営所得安定対策実施要領制定

(九州農政局) 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴の

ある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

九州北部地方では、天気は数日の周期で変わるでしょう。

向こう1か月の気温は高い確率50%です。

週別の気温は、1週目は平年並の確率50%です。2週目は

高い確率60%です。3〜4週目は平年並または高い確率

ともに40%です。

(4月11日付)。
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第13号(4月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されて

います。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹、麦)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開し

ています。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹4月8日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

・麦の生育情報と対策(3月19日現在)

 農産部のホームページ

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

主要農産物の生産状況と対策

早期水稲、麦、イチゴ、トマト、ブロッコリー、カンキツ、

果樹共通、花壇苗物、肉用牛について生産状況と対策を

お知らせします。(3月31日現在)

 

●早期水稲

 播種後の気温が高いことから出芽の揃いは良く、苗の

生育も順調です。温度管理を徹底し、ムレ苗の防止に努めて

ください。

 田植えは4月13日頃から始まり4月20日頃が最盛期の

見込みです。田植え3〜5日前にビニルを除去し、苗を馴化

させましょう。

 

●麦

大麦の茎数は平年に比べやや多く、小麦の茎数は平年並か

やや多いようです。3月の降水量が多かったために排水の

良くないほ場では湿害が発生しています。

出穂期は平年並かやや早く、麦種、播種時期別の出穂期は

次のとおりと予想しています。

・裸麦、大麦

  11月下旬播種・・・・・4月1〜2半旬

  12月上旬播種・・・・・4月2〜3半旬

  12月中旬播種・・・・・4月3〜4半旬

・小麦

  11月中旬播種・・・・・4月2〜3半旬

  11月下旬播種・・・・・4月3〜4半旬

  12月上旬播種・・・・・4月4〜5半旬

 排水口を整備し、小麦は開花最盛期(出穂後710日)、

大麦は穂揃い約10日後(出穂後1214日)、裸麦は

穂揃い期(出穂後14日)に赤かび病の防除を実施して

ください。

  

●イチゴ

2月下旬に2番果房の収穫ピークを迎えた後は、出荷量が

やや減少していましたが、3月下旬から3番果房の収穫が

本格化しています。現在、出荷量は増加傾向です。

果実着色が早くなっているので、収穫遅れによる品質低下の

防止を徹底してください。収穫した果実は直ちに低温の場所

に移し、ハウス内は低温管理に努めましょう。また、果実

付近の葉除けを行うことで風通しを良くし、カビ等の発生を

防いでください。

 4月上〜中旬に収穫ピークとなりますが、昨年、一昨年

のような急増はなく、比較的安定した出荷が続く見込み

です。親株の炭疽病の予防防除を実施してください。

 

●トマト

 10月中旬を中心に定植した促成作型は、現在6〜7段

果房を収穫、11〜12段果房が開花中です。

 うどんこ病、葉かび病が一部のほ場で見られます。また、

収量低下の最大要因となる灰色かび病は、全県的に小規模

発生しています。

4月以降に多発する軟化玉は、収穫期のハウス内の高温状態

や収穫後の果実品温の上昇、過剰な土壌水分等が要因となり

ますので、注意してください。

 

ブロッコリー

2月の低温により出荷量が少ない状態でしたが、3月に入り

気温も上向きとなったため、出荷量は増えてきています。

現在、生育は10日程度遅れていますが、気温の上昇に伴い

花蕾の品質が急激に低下するおそれがあります。収穫遅れに

ならないよう注意するとともに、品温が上がらないうちに

収穫するようにしましょう。

 アオムシの発生がみられるようになったので、初夏出し

ではアオムシの防除に努めてください。

 

●カンキツ

ハウスミカンは、1月の天候不順の影響でやや生育遅れが

見られるものの、2〜3月の日照時間が多く順調に推移して

います。定期的な果実分析を行い、果実内容に応じた温度、

水管理に努めてください。今後、日中高温になりやすいため、

自動換気装置、換気扇等のチェックを徹底し、事故がない

ように注意してください。

中晩柑は、現在露地「不知火」「はるみ」「清美」等の

販売が行われています。減酸が遅れましたが、品質は平年並

となっています。年明けから単価安が続いています。

 

●果樹共通

 発芽期は、カキ「富有」が3月18日(前年比+12日、

平年比0日)、キウイフルーツが3月24日(前年比-2日、

平年比0日)、展葉開始期が平地のカキ「早秋」で3月

24日(前年比0日)、サクラの開花が3月24日で前年比

+3日、平年比-2日(福岡気象台)となっています。

 3月中旬以降の高温により、現時点での果樹全般の生育は

平年より早くなっています。3月27日に一部地域で軽い

降霜がありましたが、現時点で被害は確認されていません。

 果樹全般に生育が早まっています。イチジク、キウイ、

カキ(特に「早秋」)、ナシ等では4月中旬までの晩霜被害

に注意してください。

 

●花壇苗物

 2月は低温寡日照のため生育が抑えられましたが、3月

からの天候回復により順調な生育となっています。3月上旬

は量が少なく価格が安定していましたが、下旬から量が増え

て価格が下落しています。

 無加温栽培のため温度変化が激しいので、晩霜や灰色かび

病の対策に努めてください。

 

●肉用牛

疾病の流行もなく、肥育は順調に進んでいます。

一方、飼料高騰などで高値の子牛導入が控えられており、

子牛の市場価相場は下落しています。

 今後、昼夜間の温度差が大きくなり、牛にストレスが

かかるようになります。採食、糞のチェックにより健康状況

をつかみ、早めの飼養環境の改善や投薬等の処置を実施する

ようにしましょう。

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版3月28日掲載)

「土に還る紙ポットを利用したイチゴの育苗方法」

近年、イチゴ栽培では生産者の労働負担軽減や省力化、環境

に優しい栽培への関心が高くなっている。そこで、福岡県農

業総合試験場では、育苗労力の軽減と廃プラスチック量の

削減を図るため、定植後3〜4か月で土に還るパルプ

モウルドポット(以下「紙ポット」という。)とその利用

方法を大石産業株式会社と共同開発した。

 開発した紙ポットは、大きさが縦9cm×横9cm深さ7cm

培養土量は320mlで、定植後の発根を促すために底穴と

mm幅のスリットを配置した。ポリポットと比較すると、

ポットごと定植できるため抜取りや回収作業が不要となり、

育苗から定植に係る作業時間が約2割短縮できる。一方、

側面からも水分が蒸発するため、同容量のポリポットと比較

して、施肥量は同等だが、かん水量は3割多くする。また、

水分蒸発の際の気化冷却効果によりポット内の培地温度が

最大で約4℃低下するため、頂花房の花芽分化が促進される。

しかし、施肥量が多い場合や花芽分化直前に施肥を行った

場合は、花芽分化は早くなりにくいため注意が必要である。

 今後、紙ポットの普及により省力的で環境に優しいイチゴ

栽培の拡大が期待される。

 問い合わせ先は、福岡県農業総合試験場野菜栽培部

(電話0929224364)まで。

商品に関しては、大石産業株式会社パルプモウルド事業部

(電話0949420370)まで。

 

◆トピック◆

●品目横断的経営安定対策実施要領を改正(2月20日改正、九州農政局)
 水田・畑作経営所得安定対策実施要領を制定
 詳しくは、こちら⇒ http://www.maff.go.jp/j/ninaite/menu8/pdf/youryo2.pdf
 なお、各種パンフレットについても新しく作成
・「水田経営所得安定対策の見直しのポイント」
⇒ http://www.maff.go.jp/j/ninaite/pamphlet/pdf/suiden_t.pdf

 

●平成20年産水稲10a当たり平年収量について(農林水産省)

 http://www.maff.go.jp/j/press/tokei/seiryu/080317.html

 

●統計データ(農林水産省ほか)

平成19年産大豆、小豆、いんげん及びらっかせい(乾燥子実)の収穫量
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/daizu2007/daizu2007.pdf

平成18  個別経営の営農類型別経営統計

(酪農・肉用牛・養豚・採卵養鶏・ブロイラー養鶏経営)
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/einou-tikusan2006/einou-tikusan2006.pdf

平成18  組織経営の営農類型別経営統計(畜産)
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/einou-sosiki-ti2006/einou-sosiki-ti2006.pdf

 

平成19年産飼料作物の収穫量(牧草、青刈りとうもろこし及びソルゴー)
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/siryou-syukaku2007/siryou-syukaku2007.pdf

 

牛肉小売価格等の調査結果 (3月10日〜14日)
 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/080317.html
  

 米の1人1か月当たり消費量(平成20年1月分)
 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080318.html


 集落営農実態調査結果の概要(平成20年2月1日現在)
 http://www.maff.go.jp/j/press/tokei/kikaku/080317.html
  平成19年食品流通段階別価格形成調査(青果物経費調査)結果の概要
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/dankaibetukakaku2007/dankaibetukakaku2007.pdf

 

統計データベース(農林水産省)

⇒ http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei

 平成18 青果物産地別卸売統計
 平成18 食品流通段階別価格形成調査(青果物経費調査)

財務省貿易統計(輸出)(輸入)平成20年1月分

 

●新聞見出し記事紹介

 農林水産省は、早急に現場に普及したい最新研究成果を「農業新技術2008」として

まとめ、発表。麦の高品質栽培技術や地球温暖化で高温障害などの課題を抱える稲作

の対策など、有望5技術を提案。
           (日本農業新聞   2008. 3. 1  2面)

 

 山口県立大学の島田和子教授は、農研機構作物研究所が東京都内で開いた大豆研究

フォーラムで、豆腐のおいしさを左右する風味物質を突き止めたと発表。
           (日本農業新聞   2008. 3. 1  3面)

栃木県農業試験場栃木分場は杉皮を粉砕した培地を使うイチゴ養液栽培で、定植期

から培養液中の硫酸濃度を従来の半分に下げると生理障害場抑えられて品質が安定

し、増収につながることを確かめた。
           (日本農業新聞   2008. 3. 1  9面)

埼玉県は、進行が懸念される地球温暖化に先手を打とうと、2008年度から3年間、

南国のフルーツなどの栽培が県内で可能か研究する。ミカンの本格栽培を検討、

マンゴーや飼料用サトウキビなどの栽培も試みる。
          (産経新聞     2008. 3. 3 27面)

 

理化学研究所の和田拓治チームリーダーらが、シロイヌナズナの表皮細胞分化に

関与している遺伝子が、植物の成長を促進・抑制したり、開花時期を調節したり

していることを確認。 (日刊工業新聞   2008. 3. 4 20面)

 

 京都大学の笠井亮秀准教授と豊原治彦准教授らは、河川から海に流れ込んで濁り

の原因となる植物の繊維質をシジミが効率的に分解することを突き止めたと発表。
           (日経産業新聞   2008. 3. 5 10面)

北海道立工業試験場は、高所に実ったリンゴやミカンなどの果実をもぎ取る、専用

装置を開発。人間の手で収穫する動きを再現できるため、果実を傷めずに収穫。
           (日本農業新聞   2008. 3. 5  9面)

 

醸造用ブドウの研究開発に取り組んでいる山梨県果樹試験場は、赤ワイン用の新品

種「クリスタルノワール」を開発。中生種で味のバランスが良く、寒冷地でも収穫

量が確保できるのが特徴。(山梨日日新聞   2008. 3. 5  6面)

 

滋賀県農業技術振興センターは、ダチョウや羊などの動物を放牧することで、猿に

よる農作物被害を防ぐことを研究していたが、猿害対策に有効なのはヤギだけ、と

言う最終結果を取りまとめ。(日本農業新聞  2008. 3. 6 13面)

米ベイヤー医科大学小児科学部のジョイ・モリス博士らの共同研究チームは、遺伝

子組み換えでカルシウム強化ニンジンの作出に成功、摂食により体内の吸収効率が

高まることを確認。   (化学工業日報   2008. 3. 6  9面)

青森県は4月から発光ダイオード(LED)など人工的な光を活用した野菜栽培の

支援事業を始める。園芸学部を持つ千葉大学などの協力を得て2年以内に開発、

県内企業に提供。    (日経産業新聞   2008. 3. 6 18面)

 

長野県南信農業試験場は、夏秋取り栽培に適する四季なりイチゴ「南農イチゴ2号」

を育成。鮮赤色の多い果肉のため、ケーキなどにカットして使う場合に見栄えがする。
           (日本農業新聞   2008. 3. 7 14面)

 

新潟大学理学部の高橋正道教授が後期白亜紀のものとみられるバンレイシ科の花

の化石を発見。「バンレイシ科の花としては最古の化石」という。
           (読売新聞(夕刊) 2008. 3. 8 14面)

米国非営利団体の国際アグリバイオ事業団の調査で、世界で遺伝子組み換え作物

の栽培が本格的に始まってから2007年までの12年間で生産国が23カ国に増え、

作付け面積も約70倍に急拡大したことが分かった。
           (日本農業新聞   2008. 3. 9  1面)

 

森林総合研究所は、無花粉スギの新品種「スギ三重不稔(関西)第一号」を開発。
           (化学工業日報   2008. 3.10  9面)

モンサントとダイバージェンスはこのほど、大豆の根を荒らす害虫、大豆シスト

センチュウのゲノム解読をほぼ完了したことを明らかに。
           (化学工業日報   2008. 3.10  9面)

 

農業環境技術研究所の藤井義晴・上席研究員は、世界遺産を目指す小笠原諸島で

は、もともと自生していた植物を外来種が圧倒し、固有の生態系が崩れるという

深刻な事態は、外来種の強さにアレロパシーがあると推測。
           (読売新聞(夕刊) 2008. 3.10 13面)

農業環境技術研究所などは、自然界で分解される生分解性プラスチックを強力に

分解する微生物をイネの葉から発見したと発表。プラスチックゴミの減量化が期

待できるという。   (毎日新聞     2008. 3.11  2面)
           (日本農業新聞   2008. 3.11 13面)

群馬県農業技術センターは、人工授粉でしか結実しない梅の新品種「紅の舞」の

安定生産に、毛ばたきを使う簡易な受粉法が適することを実証。
           (日本農業新聞   2008. 3.11 15面)

 

農林水産省は2008年度、国際研究で既に解読した稲の遺伝情報「イネゲノム」を

活用した新品種の開発に乗り出す。
           (日本農業新聞   2008. 3.12  2面)

熊本県は、登熟期が高温でも白未熟粒が発生しにくく、玄米品質が良好な耐暑性の

水稲新品種「くまさんの力」を発表。
           (日本農業新聞   2008. 3.12 13面)

 

福岡県農業総合試験場は、水稲の縞葉枯病のウイルスを媒介するヒメトビウンカの

効果的な防除体系をまとめた。初期防除の箱処理剤と本田防除薬剤の組み合わせで

被害が抑えられる。  (日本農業新聞   2008. 3.12 14面)

 

名古屋大学遺伝子実験施設の石浦正寛教授らの研究グループは、単細胞性の緑藻で

ある「クラミドモナス」の時計遺伝子を発見。藻類で生物時計の構成因子の時計遺

伝子を発見したのは世界初という。
           (日経産業新聞   2008. 3.12 20面)
           (日刊工業新聞   2008. 3.14 24面)

佐賀県は地球温暖化に対応したイネの新品種「佐賀37号」を開発。人気の「ひの

ひかり」という品種に比べ高温環境下で育つのが特徴で、収量も多く品質も良い。
           (日経産業新聞   2008. 3.13 13面)

 

地球環境産業技術研究機構とシャープは、農作物や木材などバイオマスから水素を

効率的に作る技術を開発。取りだした糖を効率よく水素に変える細菌を使用。

           (日本経済新聞   2008. 3.14 17面)

 

理化学研究所植物科学研究センターの和田拓治チームリーダーらは、シロイヌナ

ズナの表皮細胞分化に関連する「CPL3」遺伝子が植物の生長や開花時期を調

節していることを確認。(科学新聞     2008. 3.14  4面)

理化学研究所、科学技術振興機構、名古屋大学の研究チームはラン藻の体内時計

の仕組みを解明したと発表。(日経産業新聞  2008. 3.14  8面)

 

米農務省農業研究局の3人の土壌学者が、養鶏場の排せつ・廃棄物の中に含まれ

るリンを「採掘」する方法を開発。
           (日本農業新聞   2008. 3.16  3面)

理化学研究所、農業生物資源研究所は、岡山県生物科学総合研究所と共同で、イ

ネの完全長cDNAをシロイヌナズナで高発現する系統の機能を付加した変異植

物体を作製、解析データベースを構築。
           (化学工業日報   2008. 3.17  6面)

 

鳥取大学工学部と農学部は、草を根こそぎ除草できる「草抜き器」を開発。エン

ジンかモーターで開店させた2つのベルトの間に巻き込んで除草。狭い農地でも

楽な姿勢で除草でき、中山間地の高齢者の大幅な労力減に。
           (日本農業新聞   2008. 3.17  1面)

九州沖縄農業研究センターのイチゴ周年生産研究チームは、チューブに温水や冷水

を通してイチゴ株のクラウン部を局部的に温度制御し、収穫量を増やす技術を開発。
           (日本農業新聞   2008. 3.18  6面)

 

東京都農林総合研究センターは、トルコギキョウでロゼット化(休眠して生育が止

まる状態)しにくい新品種を育成。黄色と白の2種ある。種苗会社に親株として提

供し、多様な色のF1品種を育ててもらう。
           (日本農業新聞   2008. 3.18  1面)

 

農水省は、環境問題から製造、使用の削減を進めてきた土壌消毒剤・臭化メチルを

2012年末で全廃する方針を固め、臭化メチル削減対策会議で全廃することを決めた。
           (日本農業新聞   2008. 3.18  1面)

神戸大学自然科学系先端融合環境環長の福田秀樹教授らは特殊な酵母を使い、多収

量米を用いてバイオエタノールを作製。食用米から作製する場合と変わらずアルコ

ール濃度を8%に出来ることが分かった。
           (日刊工業新聞   2008. 3.19 22面)

森林総合研究所林木育種センターでは、花粉症対策で開発された「無花粉スギ」を

増やす取り組みが続いている。育てているのは、「爽春(そうしゅん)」と名付けられ

た無花粉スギ。    (朝日新聞     2008. 3.19 35面)

 

総務省は、野生生物の行動を追跡する無線システムに、電波を割り当てる方針を決

めた。サルの群れが田畑に近ずくのを早めに察知して追い払ったり、イノシシや

クマの生態を調べて農業被害を防ぐのに役立てる狙い。
           (朝日新聞     2008. 3.22 12面)

富山県畜産試験場は、刈り取り直後の稲わらを乾燥せずに発酵させる、肉牛用の飼

料「生稲わらサイレージ」の貯蔵技術を確立。
           (富山新聞     2008. 3.22 35面)

 

石川県は富山、新潟両県と共同で、「精英樹」と呼ばれる優れた形質の木で花粉の出

ないスギの開発に、初めて成功。精英樹は森林総合研究所が成長の早さや形質を見

定めて選定したもの。 (日本経済新聞   2008. 3.23 38面)

 

理化学研究所は、生命情報基盤データベース群の統合検索エンジンとして、約30

個の分散データベース群を高速検索する技術、「GRASE」を開発。
           (化学工業日報   2008. 3.24  5面)

農業環境技術研究所の調査で、40度近い気温の下で開花した稲は、最大で半数近く

の穂が実らない深刻な被害を受けることが分かった。
           (毎日新聞     2008. 3.24 28面)

東北大学と大阪市立大の2つの研究チームが、国際宇宙ステーションで植物のシロ

イヌナズナを育てる実験に挑む。無重量状態が植物の生長に及ぼす影響を調べるの

が主な目的。     (日本経済新聞   2008. 3.24 21面)
 
北海道立工業試験場は、トウモロコシの葉や茎から効率的にバイオエタノールを製

造する技術開発に取り組む。トウモロコシの葉や茎を原料とする製造技術の開発は

国内初。       (日本農業新聞   2008. 3.25  1面)

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしてい

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

−−−−−−−−−−−−−−−−−−
福岡県農業総合試験場
企画情報部知的財産管理課
(福岡県農産物知的財産権センター)
818-8549
福岡県筑紫野市大字吉木587
TEL 092-924-2986
FAX 092-924-3084
e-mail: chizai@farc.pref.fukuoka.jp
−−−−−−−−−−−−−−−−−−