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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第50号(200 3 6日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン3月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹、麦)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「覆い下茶栽培で高品質を保つ好適摘採法

・トピック

「研究機関の知的財産活用の道」許諾可能な特許掲載中

(農林水産技術会議) 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴の

ある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

九州北部地方では、天気は数日の周期で変わるでしょう。

週別の気温は、1週目は平年並または低い確率ともに40

%です。2週目と3〜4週目は平年並または高い確率とも

40%です。(2月29日付)。
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第12号(定期予報3月)

・病害虫発生予察特殊報第1号

(キュウリ:キュウリ退緑黄化病(仮称))

・病害虫発生予察速報第6号

(果樹全般:チャバネアオカメムシ)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されて

います。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹、麦)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開し

ています。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹3月4日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

・麦の生育情報と対策(2月29日現在)

 農産部のホームページ

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

主要農産物の生産状況と対策

麦、イチゴ、トマト、青ネギ、キウイフルーツ、カキ、

カーネーション、ストック、豚・鶏について生産状況と

対策をお知らせします。(3月3日現在)

 

●麦

生育は平年並〜やや遅れています。草丈は平年並です。

茎数は地域間で差があり、県南地域では平年並ですが、

県北地域は日照時間が少なかったため、少なくなってい

ます。

 茎立ち期は、小麦では11月下旬播種で2月5〜6半旬、

12月上旬播種で2月6〜3月1半旬、大麦では11月下旬

播種で2月6〜3月1半旬、12月上旬播種で3月1〜2

半旬と予想されます。

踏圧は茎立ち開始期まで、土入れは茎立ち開始後10日

程度までに実施しましょう。

2月中旬の降水量が少なかったため、各地で踏圧・土

入れ等中間管理が実施され、湿害の発生は平年に比べ少

なくなっています。しかし、排水口の整備・枕地の溝切

り・溝さらえ等、排水対策は徹底してください。

小麦、食料用大麦の2回目の追肥は3月上旬までに

実施しましょう。

     

●イチゴ

2番果房の収穫は2月上旬から始まりました。中旬に

好天日が続いたため急激に着色が進み、一気に出荷のピ

ークを迎えました。今後は、去年ほどの出荷量の増加は

なく、安定した量での出荷が続くでしょう。

これから、さらにハウス内が高温となり、果実着色が

早くなるため、収穫遅れによる品質低下に注意が必要と

なります。そのため、ハウスの谷・サイド・つま面の換

気を早朝より開始し、低温管理に努めてください。

 

●トマト

本県の促成栽培の中心である10月中旬定植の作型は、

現在3〜4段果房を収穫中で、9〜10段果房が開花して

います。

本年産は、11月の乾燥の影響で例年よりも小玉となり

ました。日照不足による収穫の遅れや葉先枯れが多くの

ほ場でみられます。

高湿性病害を未然に防ぐため、早朝加温や循環扇によ

る葉面の結露時間の遮断や、枯れ葉・花弁・罹病果実の

除去を徹底しましょう。

訪花昆虫のマルハナバチ類は、花粉の発芽率が30%以

上を目安に搬入しましょう。

 

●青ネギ

 現在収穫されているのは、11月中旬に播種された生育

日数110日程度を要した作型です。生育は良好で多くの

ほ場で10a当たり2t以上の収量を確保しています。

 さび病、べと病が発生しやすい時期です。適正な肥効

と土壌水分(pF1.8〜2.2)を維持し、耕種的に予防しま

しょう。

 

●キウイフルーツ

「ヘイワード」は、2月から本格的に出荷となりました。

平成18年台風による落葉で着花量が少なく、出荷量は

前年を下回る見込みです。

糖度15度以上の「博多甘熟娘(うれっこ)」が74%

を占めており、果実の品質は良好です。

樹勢強化を図るため、排水対策や有機物の補給など、

土つくりを徹底してください。

  

●カキ

冷蔵カキ(富有)は、3月5日で全ての出荷を終了し

ました。年内は生果との競合、年明け以降は需要の冷え

込みで価格が低迷しました。2月中旬以降、価格はやや

上昇しましたが、地方での需要が伸びず、単価は1kg当

たり300円以下でした。

 剪定は、3月中旬までに終了しましょう。昨年、炭疽病

が発生した樹は、罹病枝を切除し、園外処分してください。

 フジコナカイガラムシ・樹幹害虫の越冬場所をなくすた

め、粗皮はぎを敢行してください。

 

●カーネーション

 JAにじカーネーション部会は、昨年12月から東京・

大田市場で、切り花の日持ち保証を開始しています。

これは、産地責任の明確化として販売から2週間は品質

保証を行うものです。

今後、気温が上がってくるため、昼間の換気を十分行い、

茎が軟弱にならないように努めてください。

 

●ストック

19年度は、草花の中で無加温で栽培できる品目として、

栽培が増加しました。(面積14ha、栽培戸数約100戸。

普及センター調)重油高騰で全国的に栽培は増加していま

す。

春先の温度変化により、灰色かび病や菌核病が出やすく

なるので、防除対策に努めましょう。

 

●豚・鶏

豚では、飼料高騰対策として、野菜残さや果実酒粕等の

給与を新たに取り組む事例があらわれています。

採卵鶏では、照明・温度の管理により飼料費の抑制を、

販売面では、直売・委託生産の比率を高めて収益の確保を

図っています。

 呼吸器病予防のため畜舎内の保温に留意しつつ、定期的

な換気を心がけましょう。

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版2月29日掲載)

覆い下茶栽培で高品質を保つ好適摘採法

玉露やかぶせ茶などの茶樹を被覆資材で覆う「覆い下茶

(おおいしたちゃ)」栽培では、可搬型や乗用型の機械で

摘採する際には、被覆資材を除去して摘採することが多い。

また、省力化を目的としたトンネル被覆や直掛け被覆は、摘

採前に被覆資材を除去するので、面積が広いほど除去してか

ら摘採するまでの露光時間が長時間となる。

そこで、被覆除去後の露光時間の長短が、覆い下茶の一番

茶の品質に及ぼす影響を明らかにした。

 被覆除去後の露光時間が長くなり、茶芽が受ける日射量が

多くなるほど、一番茶芽のGM値(緑色の濃さ)と含水率が

低下する。一方、露光時間が短いほど、うま味成分である遊

離アミノ酸やテアニン含量、覆い下茶特有の香りの主要成分

であるジメチルスルフィド含量が高く、荒茶の官能評価も良

好となる。

このことから、覆い下茶栽培で茶葉の品質を良好に保つに

は、できるだけ日射にさらさず、覆い下条件で摘採すること

が望ましい。

 最近、八女茶産地では、覆い下内で摘採できる被覆棚施設

の実証・普及を図っており、最高級茶の「玉露」をはじめ、

覆い下茶の高品質化が進められている。

 問い合わせ先:農業総合試験場八女分場

(電話0943420292

 

◆トピック◆

●「研究機関の知的財産活用の道」

〜許諾可能な特許掲載中〜(農林水産技術会議)
 農林水産大臣認定TLOでは、農林水産関係独立行政法人

の特許のライセンスを行っています。平成1518年度末ま

での契約件数は100件。

1000件の特許リストを分野別、研究機関別に掲載中!
⇒ http://www.afftis.or.jp/IP/index.html

 

●飼料用稲生産技術マニュアル

[農研機構 近畿中国四国農業研究センター]
 飼料用稲の栽培から収穫・調製に至るまでの技術を生産

現場にわかりやすい形で取りまとめたマニュアル。
⇒ http://wenarc.naro.affrc.go.jp/scene/200802/scene_20070208a.html

 

●九州農政局「原油価格高騰対策相談窓口」の設置

(九州農政局)
九州農政局では、平成17年に「九州農政局原油高騰ワー

キンググループ」を設置し、農業分野における原油価格高騰

に関連する各種情報の収集を行い、各種支援制度や省エネル

ギー対策に係る技術情報の提供を行ってきたところです。
この度、一層の情報提供や相談に対応するため、「原油価格

高騰対策相談窓口」を設置しました。

詳しくは、こちらをご覧ください。

⇒ http://www.kyushu.maff.go.jp/houdou/data/1199954297_vbAShTz2.pdf

 

●「水田・畑作経営相談窓口」(愛称:農政安心ダイヤル)

の設置(農林水産省)

水田・畑作経営所得安定対策(品目横断的経営安定対策)

や米政策改革に関する農業者や都道府県・市町村・JAの担

当者の皆様からの質問、相談、要望等を一元的に受け付け、

迅速かつ統一的に対応する相談窓口を設置。

 http://www.maff.go.jp/j/keiei/farmers/ansin_dial/index.html

 

●くだもの健康豆知識:紀州ミカン

(農林水産省果樹花き課)
 紀州ミカンの原生地は中国とされています。

垂仁天皇の命により田道間守(たじまもり)が持ち帰った

「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」はタチバナとされ

ていますが、田中長三カはダイダイとし、牧野富太郎は小ミ

カン(紀州ミカン)としています。

紀州ミカンは、海流の関係で中国南部と往来のあった九州

西岸に伝わり古くから栽培され、そこから各地に広まったと

考えられています。
 和歌山県有田地方には天正2年(1574)に肥後の八代から

苗木が導入されたのが始まりとされています。寛永11(1634

には有田から江戸に出荷され、品質が優れていたことから出

荷量が増加し、特産品として紀州ミカンが成立しました。

 

●統計データ(農林水産省ほか)

牛肉小売価格等の調査結果 (2月18日〜22日)

 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/080225.html

平成20年1月の国内産米穀の卸・小売価格の概況
 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080225.html

麦製品等の取引価格の推移(平成20年1月分)
 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080225_1.html


 平成19年産水稲の品種別収穫量

 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/suitou-hinsyubetu2007/suitou-hinsyubetu2007.pdf


 米の1人1か月当たり消費量(平成1912月分)
 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080218.html

 

平成19年産日本なし、ぶどうの収穫量及び出荷量

 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/nihonnasi2007/nihonnasi2007.pdf

 

平成19年産茶生産量(主産県)

 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/tya2007/tya2007.pdf

 

統計データベース(農林水産省)

⇒ http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei

財務省貿易統計(輸出)(輸入)平成1912月分

平成18年度 家畜共済統計表

平成18年産 畑作物共済統計表
  平成18年度 園芸施設共済統計表
  平成18年度 農林水産関係試験研究機関基礎調査報告書

 

●新聞見出し記事紹介

九州沖縄農業研究センターは、熊本市での九州病害虫研究会

で、九州でメロンやキュウリに大きな被害を与えているウリ

類黄化症は、生理障害ではなく、タバココナジラミのバイオ

タイプQが媒介するウイルスの感染による病害であることを

報告。

 (日本農業新聞   2008. 2. 1  1面)

農業生物資源研究所は、開放型の研究施設「マイクロアレイ

解析室」を開設すると発表。イネやトウモロコシなどのゲノ

ムを解析したい研究者に、施設の機器を利用してもらう。

 (日本農業新聞   2008. 2. 1 11面)

産業技術総合研究所は、硫酸を使わずに木材などからバイオ

エタノール燃料を製造するプラントを、今秋をメドに建設す

ると発表。
 (日経産業新聞   2008. 2. 1 10面)

 

産業技術総合研究所北海道センターがジャガイモの水耕栽培

に成功。収量は露地栽培の約4倍を達成。

病害虫感染の危険性が大幅に低くなり、連作も可能に。
 (東京新聞     2008. 2. 2 27面)

サントリーは、遺伝子組み換え技術を応用して開発した青い

バラを2009年に発売すると発表。農林水産省と環境省から

1月31日に栽培や保管の承認を受けた。
 (読売新聞     2008. 2. 2 35面)
 (日本農業新聞   2008. 2. 3  2面)
 (朝日新聞     2008. 2. 4  9面)

 

本格的な花粉の飛散シーズンを前に、40年ほど前に誕生した

国産茶葉「べにふうき」が注目を浴びている。ペットボトル

飲料など、食品メーカーによる商品開発も活発に。

 (産経新聞     2008. 2. 3 16面)

 

出光興産は化学薬品を使わず、微生物の働きでイネの種子を

消毒する技術を開発。
 (日経産業新聞   2008. 2. 4 15面)

島根県農業技術センターは、イチゴ「紅ほっぺ」で、花芽未

分化苗を高設ベンチの本圃に定植する栽培技術を確立。

夏場の定植後に葉面散水すると年内出荷も見込める。

 (日本農業新聞   2008. 2. 5  9面)

 

北九州市立大学の森田洋准教授の研究で、畳などに使われる

イグサには子供の集中力を持続させる効果が認められること

が分かった。
 (日本経済新聞   2008. 2. 6 42面)

ユニチカは、温州ミカン搾汁残さから抽出したβ−クリプト

キサンチンを人が摂取した場合に、体脂肪低減に効果がある

ことを確認したと発表。
 (日刊工業新聞   2008. 2. 6 27面)

 

横浜市立大学の岩崎博史教授らは、ほぼ同じ塩基配列を持つ

DNA部分を交換、または置き換える現象である相同組み換

え反応の重要な要素「ホリディ構造形成」の仕組みを解明。

農産物、家畜の品種改良に。
 (日刊工業新聞   2008. 2. 7 24面)

宮崎県総合農業試験場畑作園芸支場は、焼酎用原料カンショ

「コガネセンガン」の早掘り栽培でウイルスフリー苗を使え

ば、早期肥大性が強く収量が上がることを突き止めた。

(日本農業新聞   2008. 2. 7 10面)

宮崎県農業試験場は、県産日本一を目指している切り花用の

「ラナンキュラス」の新品種の育成に成功。

紫を帯びた鮮やかなピンクが特徴。「ラズベリル」と命名し、

農水省に品種登録を申請。

(日経産業新聞   2008. 2. 7 16面)

 

化学研究所植物科学研究センターは、農作物の成長にかかわ

る植物ホルモン「サイトカイニン」の合成に働くイソペンテ

ニル基転移酵素(IPT)の立体構造を解明。
(朝日新聞     2008. 2. 8 25面)

 

農林水産省は、農研機構が育成・管理する飼料用やバイオ

エタノール用の多収米の種子を、種子生産用の原種として

生産者らに販売することとし、都道府県などを通して申し

込みを受け付け。

(日本農業新聞   2008. 2. 9  2面)

兵庫県立農林水産技術総合センターと宮崎大学などは、

牛肉に含まれる脂肪酸を測定して、おいしさを数値化する

装置を共同開発。
 (産経新聞     2008. 2.10 24面)

食品総合研究所が食品の産地を調べる技術を開発するなど、

含有元素やDNAを手掛かりに食品の産地偽装を見破る

「鑑定技術」の研究が進んでいる。
 (日本経済新聞   2008. 2.10 27面)

 

農林水産省は、国の事業で育成した品種を対象とする命名登

録制度を見直し、認定制度に改める。

種苗法に基づく品種登録を迅速化し、早期に育成者権を取得

できるようにするのが目的で、2007年度分から適用。
 (日本農業新聞   2008. 2.13 13面)

 

明治大学農学部の登尾浩助教授は、肉眼で見る以外困難

だった降霜を瞬時に判定する降霜検知センサーを開発。

(日本農業新聞   2008. 2.13  1面)

日本アレルギー応用研究所と埼玉医科大の和合治久教授が、

花粉症の緩和につながるという、レンコンの成分と乳酸菌と

の新しい配合物を開発。
 (産経新聞     2008. 2.13  2面)

 

栃木県農業試験場黒磯分場は、県育成の夏秋どりイチゴ品種

「とちひとみ」の多収栽培法を確立。

 (日本農業新聞   2008. 2.14 12面)

長野県南信農業試験場は、イチゴが品薄になる夏から秋に

かけて収穫できる「夏秋いちご」の新品種を開発。

(信濃毎日新聞   2008. 2.14  8面)

 

国立遺伝学研究所の相賀裕美子教授らのグループは、動物の

生殖細胞が精子になるか卵子になるかを決めるたんぱく質を

発見。
 (日本経済新聞   2008. 2.15 15面)

 

四国総合研究所は、無農薬で作物の病害防除を実現する光照

射技術を開発、来年度にも本格的な採用が進む可能性が出て

きた。
 (化学工業日報   2008. 2.18  4面)

理化学研究所、科学技術振興機構は、東京都臨床医学総合研

究所と共同で、生物個体内で進行する細胞周期をリアルタイ

ムに可視化する蛍光イメージング技術の開発に成功。

DNA複製や細胞分裂を蛍光色変化で可視化。
 (化学工業日報   2008. 2.18  8面)

 

京都府農業資源センターなどのグループは、乳酸菌の一種が

持つ抗菌作用を利用し農作物を病気から守る「乳酸菌農薬」

を開発。

府によると納豆菌や軟腐病菌を使う農薬はあるが、乳酸菌の

利用は世界初。
 (産経新聞(夕刊) 2008. 2.18 12面)

 

宮崎県総合農業試験場は、県内のスイートピー産地で発生が

目立つ、葉が地際から黄化して株が枯れる症状は、土壌に生

息するフザリウム菌による新病害であることを確認。

 (日本農業新聞   2008. 2.19 11面)

鹿児島県農業開発総合センターは、促成ピーマンで1日の積

算日射量に合わせて夜間の温度管理を変えると、暖房用燃料

を1割削減できることを実証。
 (日本農業新聞   2008. 2.20 11面)

農林水産省の調べで、2007年度における家畜の飼料原料と

して生産される飼料用米の作付け面積が、前年度の約2.8

286haと見込まれることが分かった。
 (日本農業新聞   2008. 2.20  2面)

京都府立大学の椎名隆教授らは、葉緑体が特殊なたんぱく質

を介して気孔の開閉を操作していることを解明したと発表。
 (日経産業新聞   2008. 2.21  9面)

 

群馬県農業技術センターは、トマトの定植から収穫までの

育成期に網目0.4mmの防虫ネットと循環扇を併用すると

トマト黄化病対策になることを突き止めた。
 (日本農業新聞   2008. 2.21 17面)

果樹研究所ブドウ・カキ研究拠点とアールテック・リジョウ

は、形の良いブドウを実らせるため、余分な花などを切り取

る器具を共同開発。

はさみの作業に比べ、一房15秒から4秒程度に短縮できる。

(中国新聞 2008. 2.21  9面)

 

東京大学医科学研究所の清野宏教授らの共同研究チームは、

コレラ予防薬となるコメを開発。遺伝子組み換えでコレラ菌

の一部のたんぱく質をコメの成分としたもので、ワクチンと

しての効果をマウスで確認。
 (日本経済新聞   2008. 2.22 15面)

東京大学の藤原晴彦教授らは、アゲハチョウの幼虫が脱皮の

際、色鮮やかな姿へ劇的に変身するのは、体内のホルモン

の量が変化して、遺伝子の働きを変えるためであることを

確認。

(日本経済新聞   2008. 2.22 42面)

 

厚生労働省の研究班は、緑茶に含まれる成分「カテキン」

には胃がんを予防する効果があるが、喫煙によって効果が

打ち消される、という調査結果をまとめた。
(日本経済新聞(夕刊) 2008. 2.22 18面)

 

農林水産省は遺伝子組み換え技術を活用して、健康機能成分

が含まれる実用的な作物の開発研究プロジェクトに今春から

着手することを決めた。血圧や中性脂肪などの調節に効果が

あり、食べやすいコメを対象に開発。
 (化学工業日報   2008. 2.25 10面)

 

崇城大学生物生命学部応用生命科学科の上岡龍一教授研究室

は、温州ミカンの制がん効果を細胞レベルで明らかに。

温州ミカンで制がん効果を検証するのは初めてで、天然由来

の新しいがん治療薬の可能性が期待できる。
 (日刊工業新聞   2008. 2.28 33面)

 

九州大学の射場厚教授らの研究グループは、二酸化炭素濃度

の変化に応じて植物が気孔を開閉させるメカニズムの一端を

解明。
 (日経産業新聞   2008. 2.28 10面)

鹿児島県農業開発総合センターは、イチゴを加害するアザミ

ウマ類防除に、在来種のアカメガシワクダアザミウマの放飼

が効果的なことを突き止めた。
 (日本農業新聞   2008. 2.28  6面)

名古屋大学と理化学研究所の共同研究チームは、たんぱく質

の構造を詳しく解析する新手法を開発したと発表。

たんぱく質にエックス線を照射して撮影した画像を独自の

数値計算手法で処理。

(日経産業新聞(夕刊)2008. 2.28 11面)

 

米国ペンシルバニア州立大などの研究チームは、大気中の

二酸化炭素が増えて地球温暖化が進むと植物の葉が受ける

昆虫の食害が増える、との解析結果を発表。
 (朝日新聞     2008. 2.29 31面)

奈良先端科学技術大学院大学と東京理科大、英ジョンイネス

研究所の研究チームは植物の根に生える「根毛」が伸びる

仕組みを解明。乾燥地でも良く育つ植物作製の可能性。

 (日経産業新聞   2008. 2.29 11面)

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしてい

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

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福岡県農業総合試験場
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