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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第49号(200 2 6日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン2月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹、麦)

・主要農産物の生産状況と対策

・トピック

平成19年農林水産物等輸出実績の速報値公表 

(今月の「農総試成果情報」はお休みです)

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴の

ある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

九州北部地方では、平年と同様に曇りや雨または雪の日

が多いでしょう。

向こう1か月の気温は、平年並または低い確率ともに40

%です。

週別の気温は、1週目は低い確率50%、2週目は平年並

または低い確率ともに40%です。(2月1日付)。
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第11号(定期予報2月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されてい

ます。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開して

います。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹2月4日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

・麦の生育情報と対策(1月21日現在)

 農産部のホームページ

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

主要農産物の生産状況と対策

麦、イチゴ、トマト、青ネギ、温州ミカン、ブドウ、

ガーベラ、シンビジウム(切り花)、乳牛について生産状況

と対策をお知らせします。(2月1日現在)

 

●麦

平年に比べ気温はやや高く推移していますが、11月下

旬の乾燥の影響で出芽が遅れたので、生育は平年並で推

移しています。11月中旬播種が6葉展開中、12月上旬播

種が5葉展開中となっています。茎数は、11月中旬播種

は平年より多いですが、11月下旬以降播種では平年並〜

やや少なくなっています。

 1月中旬以後、降雨日が多いため土壌湿度が高く、土

入れ、踏圧等の管理作業が遅れています。

 小麦、食料用大麦、裸麦の第1回追肥は、ほぼ施用が

終わっていますが、追肥後の土入れが遅れており、降雨

による肥料の流亡が懸念されます。追肥後、土入れを行

っていない場合は、早急に実施してください。ビール大

麦の追肥は、2月中旬までに実施してください。

土壌水分が低い時に、踏圧・土入れ作業を実施しまし

ょう。

雑草の生育が早いため、生育中期処理除草剤は処理時

期が遅れないよう注意してください。

周囲溝等、排水対策を徹底しましょう。

     

●イチゴ

1月上旬は高温の影響もあり、1番果房の着色が進み

出荷のピークを迎え、中旬まで順調な出荷が続きました。

下旬以降、1番から2番果房収穫へと切り替わる時期と

なり、出荷量は少なくなっています。

1月下旬は曇天の日が多く、2番果房の肥大・着色が

遅れています。そのため、2番果房の出荷量が増加する

のは、2月中旬からと予想されます。

今後は、2番果房の着色促進と3番果房の伸長促進が

必要となるので、適正な草勢での管理が重要となります。

温度管理と電照時間調整により、心葉展開時の葉柄長が

10cm程度の適正草勢になるように管理してください。

 

●トマト

本県の促成栽培の中心である10月中旬定植の作型は、

現在2段果房を収穫中で、8段果房が開花しています。

11月の乾燥の影響で、1〜2段果房は例年よりも小玉

となりました。日照不足による収穫の遅れや葉先枯れが

多くのほ場でみられます。

収量低下の要因となる黄化葉巻病、灰色かび病は、現

時点では小発生です。厳寒期以降は、灰色かび病の発生

を抑える管理に最重点をおいてください。

早朝加温による結露時間の遮断や、枯れ葉、花弁及び

罹病果実の除去を徹底しましょう。

 

●青ネギ

 現在収穫されているのは、10月下旬に播種された生育

日数100日程度を要した作型です。生育は良好で多くの

ほ場で10a当たり2t以上の収量を確保しています。

 厳寒期の灌水過多は草勢低下となるので、テンシオメ

ーターによる適正な土壌水分管理(pF1.8〜2.0)を励行

してください。

 

●温州ミカン

 ハウスミカンは、11月〜12月上旬加温の作型は生理落

果期となります。11月加温の作型で、一部着果が少なく

なっていますが、全体的には平年並となっています。

天候の変化に注意し、温度管理を慎重に行ってください。

加温機や施設の点検を行い、無駄な燃焼がないように注

意しましょう。

  

●ブドウ

ハウスは、原油価格高騰の影響で被覆時期が前年より

10〜15日遅れています。

県内で最も早い作型は、「巨峰」の12月上旬被覆・

12月18日加温開始で、現在開花が始まった段階です。

次に「デラウェア」12月上旬被覆・12月20日加温開始

で、間もなく1回目のGA処理が始まります。県下の中

心作型は1月下旬〜2月上旬被覆となる見込みです。

 発芽等は順調ですが、温度設定が低いハウスでは一部

花穂の退化がみられます。

 省エネ対策のため、被覆から発芽までは多重被覆によ

る保温、定期灌水による保湿に努めましょう。発芽以降

も夜間の保温に努めるとともに、昼間は高温障害を回避

するため換気を徹底しましょう。

 露地は、全般的には19年に比べ、結果母枝の充実は良

好です。

 

●ガーベラ

 年末のガーベラは順調な生育でした。冬季は曇天や気温

低下の影響で立ち本数減少しますが、価格的には安定して

います。12月はクリスマス需要で赤系と白系品種に人気

が集中し安定した価格でしたが、黄色や桃色系が不人気

で低調となりました。

生育適温が高いため、内張カーテンや加温による寒さ

対策を徹底してください。

 

●シンビジウム(切り花)

シンビジウムは、秋の高温の影響による花芽発達抑制で

開花が遅れ、出荷が遅れました。

低温管理ができる品目なので、灰色かび病や柔腐病対策

に努めましょう。

 

●乳牛

乳房炎牛の廃用が進んでいることもあり、生乳の衛生的乳

質は良好に推移しています。

飼料高騰による飼料の給与抑制の影響で、乳質が悪化する

ことを危惧しましたが、12月の生乳中の全固形分率は12.9

と前年同期より良い数値を示しました。

自給粗飼料の収量を確保するため、イタリアンライグラス

の追肥を2月中旬までに行ってください。堆肥を施用してい

るほ場ではNのみを、そうでない場合はN、K2Oを追肥しま

しょう。

 

◆トピック◆

●平成19年農林水産物等輸出実績の速報値公表

(農林水産省国際部) 
   
平成19年の我が国の農林水産物等の輸出額(アルコール飲

料、たばこ、真珠を除く)は、前年より16.0%増加して、

4,338億円となりました。

農林水産物の内訳は、農産物:2,221億円(前年比+14.1%)、

林産物:104億円(前年比+15.6%)、水 産物:2,013億円

(前年比+18.2%)となりました。

輸出先国は、1位が香港、2位が米国、3位が韓国となり

ました。
   
公表資料は、以下のページをご覧ください。
 http://www.maff.go.jp/j/press/kokusai/yusyutu/080131.html

 

●平成1911月の輸出実績(農林水産省国際部)
昨年11月の農林水産物(アルコール、たばこ、真珠を除く)

等輸出額は、前年同月比+15.0%の404億円となりました。

 http://www.maff.go.jp/sogo_shokuryo/yusyutu/yusyutu_info/tsukibetsu.pdf

 

●和牛統一マークとキャッチコピーが決定

(農林水産省国際部)
  
「和牛の肉」を海外に輸出するにあたって、「日本産の本物

の和牛の肉」であることをアピールするためのマークとキャ

ッチコピー「にっぽんの味 おいしい和牛」

A taste of Japan -Let's eat delicious Wagyu!」が、社団法

人中央畜産会により決定されました。

このマークとキャッチコピーは、一般公募により募集され

た作品の中から、和牛統一マーク等企画検討委員会(事務局

:社団法人中央畜産会)の厳正なる審査の結果選ばれた作品

に一部修正が加えられ、最終的に決定されたものです。

和牛統一マークを使用するためには、使用許諾要領に基づ

き社団法人中央畜産会会長に使用申請を行い、許諾を受ける

必要があります。
   
和牛統一マーク及び和牛統一マーク使用許諾要領、和牛統

一マーク使用マニュアルについては、

社団法人中央畜産会のページをご覧ください。
 
 http://jlia.lin.go.jp/wagyu/

 

●統計データ(農林水産省ほか)

平成19年産米の検査結果(速報値)

(平成1912月末日現在)

 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/syoryu/080115.html

 

米の1人1か月当たり消費量

(平成1911月分)

 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080122.html

 

平成1912月の国内産米穀の卸・小売価格の概況

 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080125.html

 

麦製品等の取引価格の推移(平成1912月分)

 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/080125_1.html

 

平成19年国内産米穀のカドミウム含有状況の調査結果

 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/080115_1.html

普通肥料の検査結果(平成1910月)

 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/080115.html

牛肉小売価格等の調査結果 (1月15日〜18日)

 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/080115.html

 

平成18年度牛乳生産費(全国)

 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seisanhi-gyunyu2007/seisanhi-gyunyu2007.pdf

平成18年度肉用牛生産費(子牛・去勢若齢肥育牛・乳用

おす育成牛・乳用おす肥育牛・交雑種育成牛・交雑種肥育

牛生産費)

 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seisanhi-nikuyougyu2007/seisanhi-nikuyougyu2007.pdf

 

平成18年度肥育豚生産費

 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seisanhi-hiikuton2007/seisanhi-hiikuton2007.pdf

 

統計データベース(農林水産省)

⇒ http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei

平成17年産 特産農作物生産実績

 

●新聞見出し記事紹介

 鹿児島県バイオテクノロジー研究所は、県が2007年に

品種登録出願した輪ギク「新神2」の無許可栽培を抑止する

ため、品種識別用DNAマーカーの開発に、理化学研究所と

共同研究を行い、2009年度までに技術開発を目指す。
(南日本新聞    2007.12.27  8面)

 

農林水産省は、「地球温暖化が農林水産業に与える影響と

対策」と題した冊子を発行。地球温暖化で生じる日本の農林

水産業の将来予測や対策などを、図やグラフなどを交えて

まとめた。技術会議のホームページにも掲載。
 (日本農業新聞   2007.12.27  9面)

 大阪大学の仁平卓也教授は、食用染料を作るカビを改良し、

毒性がある副生成物の発生を抑える技術を開発。

(日経産業新聞   2007.12.28 10面)

 長野県は、県が育成したリンゴ「シナノゴールド」の生産・

販売許諾契約をイタリアの農業団体「SKズードチロル」と

結び、長野県庁で調印式を行った。
 (日本農業新聞   2007.12.28  1面)

 

愛媛県の土木業者と県畜産試験場、内子町は、里山で拡大

し続ける放置竹林から飼料を作り出し、適正管理に結びつけ

ようと実用化に向けて動き出した。食品残さを配合し、飼料

として扱いやすいペレット状に加工。
 (日本農業新聞   2007.12.30  1面)

 米国農務省農業研究局のモハメッド氏の研究室では、血糖

値を下げ、悪玉コレステロールや冠状動脈性心臓病のリスク

を減らすと言われている、βグルカンを添加したパンの研究

を行っている。

(日本農業新聞   2007.12.30  3面)

 栃木県農業試験場は、厳寒期のトルコギキョウにみられる

蕾のまま開花しないブラスチングに、日照不足が影響してい

ることを解明。
 (日本農業新聞   2008. 1. 3 17面)

 

茨城県農業総合センターの園芸研究所は、ネギの白絹病の

土寄せ時の防除に、トルクロホスメチル粉剤とシメコナゾール

粒剤が高い効果を挙げることを突き止めた。
 (日本農業新聞   2008. 1. 4  8面)

 

森林総合研究所林木育種センター九州育種場は、九州で

造林されている全188品種のヒノキから花粉の少ない約20

種を特定したことを明らかに。その花粉量は平均的なヒノキ

の数百分の1。

 (西日本新聞    2008. 1. 5 31面)

 農業・食品産業技術総合研究機構は、温暖化が国内の果樹、

野菜、米作りに与える影響について全国調査をしたところ、

ブドウやリンゴの着色不良、米の品質低下などが全国的に確

認された。農水省は対策研究を加速。
 (東京新聞     2008. 1. 5  3面)

 

富山県は、品種改良で「赤いコシヒカリ」を開発。赤飯の

ような色合いとコシヒカリのおいしさを併せ持つのが特徴で、

新年度から試験販売。
 (読売新聞(夕刊) 2008. 1. 5 14面)

 

国立遺伝学研究所などは、細胞中のたんぱく質分子を1個

1個判別できる新型の顕微鏡を開発。従来の約8倍で観察で

きる。理化学研究所との共同研究成果。
 (日本経済新聞   2008. 1. 7 25面)

 

福岡県農業総合試験場は、ナスの施設栽培で株元加温技術

などを活用し、暖房用燃料費を35%削減する栽培体系を来年

度中に開発する。収量増による農家の所得向上も目指す。

 (日本農業新聞   2008. 1. 7  1面)

 茨城県畜産センターは、農産物の品目に合わせて堆肥の施

用設計をするシステム「堆肥ナビ」を開発。パソコン画面で

栽培品目と、どの堆肥を使うのかを選択すれば、堆肥と化学

肥料の適正な散布量が表示される。
 (日本農業新聞   2008. 1. 7  1面)

 農林水産省は稲わらから低コストでバイオ燃料を生産する

技術を開発し、2009年度にも中国やタイなど稲作が盛んな

アジア地域に対し生産協力を始める。
 (日本経済新聞(夕刊) 2008. 1.7 1面)

 

富山県農業技術センター野菜花き試験場は、サトイモ生産

で生分解性フィルムを使ってマルチ栽培すると、慣行のポリ

エチレンフィルムによるマルチ栽培に比べ、収量が約2割増

えることを確認。

(日本農業新聞   2008. 1. 9  9面)

 富山県農業技術センター果樹試験場は、花芽がつきにくい

とされている日本梨「あきづき」の弱点を解消する結果枝の

管理法を確立。
 (日本農業新聞   2008. 1. 9 10面)

 

環境省は、地球温暖化で日本の平均気温は21世紀末には

20世紀末と比べて1.34.7度上昇するという試算結果を

まとめた。
 (朝日新聞     2008. 1. 9  1面)
 (毎日新聞     2008. 1. 9  1面)

 

宮崎県畜産試験場は、早期に母牛から分離した黒毛和牛の

子牛に対して、冬場に温水を与えると、離乳日齢が早まるな

ど、発育が良くなることを確認。
 (日本農業新聞   2008. 1.10 11面)

 東京農工大学の遠山茂樹教授らは、重い米袋も中腰のまま

楽に持てる「ロボットスーツ」を開発。農作業のとき、服の

上から装着。
 (読売新聞     2008. 1.10 34面)
 (朝日新聞     2008. 1.10 33面)

 

新潟県は、新潟コシヒカリが05年からほぼ全面的に新品

種「コシヒカリBL」に切り替わっているのに、従来品種と

同じ銘柄で販売されていることについて、表記を改める検討

会を設置する方針を固めた。
 (朝日新聞     2008. 1.10 33面)

 大阪大学微生物病研究所の永宗喜三郎助教と米ワシントン

大学などは、妊婦が感染すると流産したり胎児に脳障害が

起きたりする寄生虫のトキソプラズマが、植物ホルモンの

濃度を手掛かり、増殖していることを突き止めた。
 (日経産業新聞   2008. 1.10 12面)

 宮崎県総合農業試験場は、既存のハウスを利用した柿

「富有」の雨よけ栽培法を開発。
(日本農業新聞   2008. 1.11  9面)

 

動物衛生研究所は、高病原性鳥インフルエンザなど家畜

伝染病の対策状況を、パソコンの地図上に示すシステムを

開発。春から全国の家畜衛生担当部局などへ本格普及を

目指す。

 (日本農業新聞   2008. 1.13  1面)

 広島県立総合技術研究所農業技術センターは、食味が良い

期待の中晩かん「はるみ」の隔年結果しやすい欠点を克服す

る連年安定生産技術を開発。
 (日本農業新聞   2008. 1.14  1面)

 

日本のに可能性。森林総合研究所は日本の森林土壌の

メタン吸収量が欧米の2倍であることを解明。農業環境技術

研究所は、農地に堆肥などの有機物を用いると炭素を蓄積で

きることを解明。
(フジサンケイビジネスアイ 2008.1.14  4面)

 農環研など、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)

など温室効果ガスの削減方法として、農地に炭素を蓄える

技術の開発が進む。耕起を省いたり、堆肥などの有機物の投

入が有効なことが分かってきた。
 (日本農業新聞   2008. 1.15  9面)

 

三菱ガス化学と宮崎県畜産試験場は、ガス濃度調整剤に

よる牛受精卵の簡易培養法を開発。

 (日刊工業新聞   2008. 1.17 15面)

 農研機構果樹研究所は、桃の収穫時期を決めるDNAマー

カーを特定。結実を待たずに有望系統を選抜できるため、

効率的な育種につながると期待。
 (日本農業新聞   2008. 1.16  9面)

 遺伝子組み換え作物の安全性を評価するフランス政府の

諮問機関は同国内で栽培されている組み換えトウモロコシに

ついて「(生態系への影響などに)深刻な疑いがある」との

報告書をまとめた。
 (日本経済新聞   2008. 1.16  9面)

 米国食品医薬局は、クローン技術を使って生まれた牛、豚、

ヤギから生産した肉や乳製品について通常の家畜と同様食べ

ても安全との判断を下した。
 (毎日新聞     2008. 1.16  2面)
 (朝日新聞(夕刊) 2008. 1.16  2面)

 

日本経済新聞社は「2007年度技術トレンド調査」をまと

めた。奈良先端大の「開花ホルモンの特定」、生物研の「モザ

イク病のウイルス攻撃物質の発見」、農研機構などの「甘コム

ギの開発」がランクイン。
 (日経産業新聞   2008. 1.17  1面)

 

大阪府立大学大学院の杉本憲治教授教授らは、生きた細胞

をたんぱく質の種類別に3色に染めて観察する技術を開発。

遺伝子操作で作った蛍光たんぱく質を組み込んで実現。

 (日経産業新聞   2008. 1.18 10面)

 名古屋大学生命農学研究科の松林嘉克准教授らは、植物の

茎の先端にある分裂組織の形成機構を解明したと発表。植物

の発生のメカニズムを明らかにするのに役立つ。
 (日刊工業新聞   2008. 1.18 25面)

 京都大学と日亜化学工業は、白熱灯のようにオレンジがか

かったものから蛍光灯のように青みを帯びたものまで、白色

光の色調を自在に変えられる発光ダイオード(LED)の

開発に成功。

(産経新聞     2008. 1.18 25面)

 

長野県病害虫防除所は、トルコギキョウにえそ性の斑点や

萎縮症状が出る新種のウイルス「トルコギキョウえそ萎縮

ウイルス」(仮称)を県内で確認。同ウイルスの確認は、

全国でも初。

(日本農業新聞   2008. 1.22 15面)

 

東京都農林総合研究センターは、香りシクラメン品種の

第3弾となる「はる香ミディ」を育成。淡いピンクに濃い

ピンクの覆輪で、フリンジ咲きの華やかさを持つ。
 (日本農業新聞   2008. 1.22 17面)

 

三重県科学技術振興センター畜産研究部は、乳牛向けの

発酵TMR(混合飼料)の品質と保存性を高める製造法を

開発。
 (日本農業新聞   2008. 1.23 13面)

 福岡県農業総合試験場筑後分場は、イチゴ「あまおう」の

栽培で防ガ灯の緑色蛍光灯を使えば、生育や花芽分化に影響

なく防除効果のあることを確認。
 (日本農業新聞   2008. 1.23 14面)

 兵庫県立農林水産技術総合センターは、飼料稲の新品種

「兵庫牛若丸」を育成。ホールクロップサイレージとして、

トップクラスの収量性を誇る。
 (日本農業新聞   2008. 1.24 14面)

 国立環境研究所は、石油などの化石燃料の消費で発生する

二酸化炭素のうち、30%は海、14%は陸上の森林が吸収して

いるという推計を発表。
 (毎日新聞     2008. 1.24  3面)

 

国立遺伝学研究所の研究グループは、DNAのメチル化を

抑える原因遺伝子を実験植物のシロイヌイナズナから発見。
 (日刊工業新聞   2008. 1.25 26面)

 

福岡県が育種した酒造好適米「夢一献」で、元肥の窒素量

を減らせば吸水性と糖度が高まり酒造適正が優れることが分

かった。
 (日本農業新聞   2008. 1.25 12面)

 米国グレイグ・ベンダー研究所は、細菌の一種マイコプラ

ズマの全遺伝情報(ゲノム)を人工的に合成することに成功。

この方法を使い、さまざまな微生物の遺伝情報も合成できる

可能性がある。
 (読売新聞     2008. 1.25 37面)
 (朝日新聞     2008. 1.25  1面)

 

中央農業総合研究センター所長の丸山清明さんが考案した、

国産食材、特に地元の食材を使った料理を出す店が掲げてい

る「赤ちょうちん」ならぬ「緑ちょうちん」が首都圏などの

店先に灯り始めている。
 (産経新聞     2008. 1.28 27面)

 

農林水産省系の研究機関などが、地球温暖化による農水産

物の被害をくいとめるための品種改良や育成法改善などの研

究に乗り出した。果樹研究所は交配によってオレンジなどの

特徴を受け継いだ新品種「西南のひかり」を開発。
 (日本経済新聞(夕刊) 2008.1.28 1面)

 中央農業総合研究センターは、昆虫の病気を引き起こす

微生物を天敵として害虫防除に2種類のウイルスを活用し、

キャベツとレタスの複数の害虫に効く、使いやすいウイルス

殺虫剤の開発にめどをつけた。
 (日本農業新聞   2008. 1.29 11面)

 

北海道立上川農業試験場が、コシヒカリ並みにおいしく、

道産米ではこれまでで最高の食味の新品種「上育453」の

開発に成功。来秋にも、食卓にデビュー。
 (北海道新聞    2008. 1.29  2面)

 東北農業研究センターは、インターネットを用いて寒締め

ホウレンソウの生育予測情報を提供するシステムを開発。

このほどサービスを開始。
 (化学工業日報   2008. 1.30  9面)

 茨城、栃木、群馬、千葉の4県の共同研究で、牛の黒毛和

種の肥育中に生ぬかを与えると、不飽和脂肪酸の一種で牛肉

の風味や柔らかさに強くかかわるとされるオレイン酸の割合

が高まることが分かった。
 (日本農業新聞   2008. 1.30 13面)

 

筑波大学の中島敏明・准教授らは、特定のプラスチックの

みを分解できる酵素を開発。農業用シートなどに使われるプ

ラスチックだけを分解する菌を発見、酵素を取りだした。

 (日経産業新聞   2008. 1.31 10面)

 農林水産省は、食料・農業・農村政策審議会の地球環境小

委員会を開き、地球温暖化防止への農地土壌の役割りについ

て論点整理をした。堆肥の投入量を増やすことを柱に添えた。

 (日本農業新聞   2008. 1.31  2面)

 総合研究大学院大学の蟻川謙太郎教授らは、アゲハチョウ

の色覚が4原色であることを実験で明らかに。人間の目には

赤・緑・青の3原色を見分ける細胞があるが、アゲハでは紫

外線も区別する細胞も。
 (日本経済新聞   2008. 1.31 22面)

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしてい

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

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福岡県農業総合試験場
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