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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第46号(20011 8日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン11月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「電照栽培用キク新品種を育成し普及へ

・トピック

遺伝子組換え食品ホームページの更新 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴の

ある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

 九州北部地方では、天気は数日の周期で変わるでしょう。

向こう1か月の気温は、平年並または高い確率ともに40%

です。週別の気温は、1週目は高い確率50%です。

(11月2日付)。
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第8号(定期予報11月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されてい

ます。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開して

います。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑11月5日、落葉果樹11月1日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

 

主要農産物の生産状況と対策

水稲、大豆、イチゴ、青ネギ、アスパラガス、温州ミカン、

カキ、キク、シクラメン、乳牛について、生産状況と対策

をお知らせします。(11月1日現在)

 

●水稲

全品種の収穫が終了しました。

 中晩生品種は、籾数は平年並みでしたが、登熟期間が

高温、多照で経過し充実がやや不良となったため、収量

は平年並み〜やや不良と見込まれます。

     

大豆

葉の黄化は平年より遅く、成熟期、収穫時期も平年よ

り遅くなると予想されます。

 収穫は「すずおとめ」が11月3半旬、「フクユタカ」

11月4半旬から始まると予想されます。

青立株や雑草を早めに抜き取ってください。

  

●イチゴ

19年度の作付け面積は377ha(前年比98%)で、早期作

型割合は32.9%(前年33.2%)とほぼ昨年並みの作付

け比率となっています。

 現在、早期作型は果実肥大が始まり、普通期作型は出

蕾期を迎えています。全般的に生育はやや遅れているも

のの、炭そ病による枯死株の発生が少なく、ほぼ順調な

生育となっています。

11月は厳寒期に向けて株の充実を図る時期となるので、

生育状況(1番果房の状況)に応じた温度管理を行って

ください。

 

●青ネギ

現在収穫中の青ネギは、8月下旬に播種された生育日

70日程度を要した作型です。

  本来は2,000kg/10a以上の収量が得られる時期ですが、

夏季の高温による発芽不良、生育期の水分不足により

1,500kg/10a程度となっています。

 病害虫の発生は、少ない状態で経過しています。11月

下旬までは害虫の発生が見られるので、農薬の使用基準

を遵守の上、定期的な防除を行ってください。

灌水過多は徒長の要因となります。土壌水分をpF2.0

2.2に保つよう管理しましょう。 

 

●アスパラガス

19年度産は面積43ha(前年比106%)、生産者数272名

(同105%)で生産されました。

出荷はほぼ終盤ですが、本年は気温が高く推移したた

め9〜10月の出荷量は多くなりました。

低温で茎葉が黄化するまでは、樹勢を適正に維持する必要

があるので、土壌水分をpF1.82.0の適湿に保つことが大

切です。

サイドビニルを開けて低温にあて、茎葉が8割程度黄化

してから全刈りしましょう。

   

●温州ミカン

極早生種は、小玉、日焼け果により数量減となりまし

た。10月中旬以降、果実肥大は改善し小玉率は低下しま

した。糖度は1011度でやや低いですが、酸切れが早く

食味は良好となりました。

 早生種は、10月上旬の降雨と中旬以降の気温の低下に

より、着色は改善に向かっていますがまだ遅れており、

出荷は11月中旬以降、多くなる見込みです。

収穫終了後は、シートマルチの除去および秋肥の施用

を速やかに行い、樹勢回復に努めましょう。

ハウスミカンは、花芽分化期となるため、リン酸主体

の葉面散布を徹底してください。枝挿しによる花芽調査

を行い、適期加温に努めてください。

  

●カキ

早生種の集荷が10月末でほぼ終了しました。

現在出荷中の「松本早生富有」は11月上旬まで集荷

予定です。中旬以降は中心品種の「富有」の出荷が始ま

ります。

 高温・少雨の影響で、全品種が小玉傾向となりました。

成熟期に高温に遭遇した「伊豆」「松本早生富有」は

着色が遅れ、ほ場で樹上軟熟果が多発し、流通段階でも

一部ヤワ果が発生しました。また、フジコナカイガラムシ、

鱗翅目害虫の多発が、軟熟果の発生を助長しました。

「伊豆」「松本早生富有」は、家庭選別を徹底してく

ださい。

 日中の高温が続いているので、収穫果実の温度が上が

らないよう、日除けシートや午前中の収穫を徹底してく

ださい。

 

●キク

 12月出荷用のキクの消灯は、10月25日前後に行われ

ました。10月中旬から平年並みの気温となり、生育は

順調です。

花芽分化から発達期の夜温は、16℃を保ってください。

11月以降は内張カーテンを準備し、これからの寒さ対策を

行いましょう。

白ギク「雪姫」の今年の栽培面積は、10〜3月まで

784aとなっています。

 

●シクラメン

山上げのシクラメンは、秋冷が遅かったため、昨年より

生育が遅れました。そのため、山下ろしは1週間程度ずれ

10月上旬からとなりました。高温の影響で、全体的に

柔くできており、品質が低下しました。

また、平地のシクラメンも同様に、生育が遅れています。

炭そ病や萎凋病の発生は少なく、10月中旬から生育は回復

してきました。

ハスモンヨトウの飛来に注意しましょう。 

夜温が10月下旬から低く推移しているので、早めに

保温・加温を行ってください。

 

●乳牛

残暑の影響で、 9月下旬の乳量はかなり減少しましたが、

現在は回復傾向にあります。また、暑熱期のストレスの蓄

積により、アルコール不安定乳が一部で発生しています。

家畜にとって快適な気温となり、採食量が増えてきま

す。泌乳初期段階でボディーコンディションが低い牛を

中心に、十分な飼料を与えましょう。

 飼料作では、イタリアンライグラスの播(は)種を急

ぎましょう。

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版10月26日掲載)

「焼酎に向く二条大麦『はるしずく』の上手な作り方」

焼酎用大麦の需要は、ここ数年の焼酎ブームにより年々

増加している。福岡県は、多収で精麦および焼酎適性が優

れる二条大麦品種「はるしずく」を04年に育成(07年3

23日に品種登録)、05年に準奨励品種に採用した。

 この品種の普及拡大には、安定栽培技術の確立が急務と

なっている。そこで、「はるしずく」の安定多収と品質向

上のため、前作が水稲の場合と、大豆の場合それぞれに、

最適な播(は)種時期や播種量および施肥法を検討した。

  「はるしずく」は、茎数および穂数の確保が容易で、千

粒重も「ニシノチカラ」より大きく、収量性に優れている

品種である。前作の違いによる最適栽培法は表1

⇒ http://farc.pref.fukuoka.jp/mailmaga/harusizuku.pdf

に示す通りである。水稲後作は既存の大麦品種の栽培法に

準じるが、大豆後作では12月中旬にまく場合でも分げつが

おう盛で、倒伏の危険性があるため、播種量、施肥量とも

に減らすことが重要である。収穫適期は「ニシノチカラ」と

同時期であるが、「ニシノチカラ」とは穂の垂れ方が異なる

(「はるしずく」は穂首部分から折れ曲がるのが特徴)ので、

注意して適期を見極めることが大切だ。

問い合わせ先:福岡県農業総合試験場筑後分場

電話094432−1029

 

◆トピック◆

●遺伝子組換え食品ホームページ(厚生労働省)
  「遺伝子組換え食品QA」が更新されています。
⇒ http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/index.html

 

●農研機構等がコシヒカリと同質で良食味の極早稲型

「コシヒカリ関東HD1号」、中生型の「関東HD2号」など

24品種の品種登録出願(農林水産技術会議事務局)
⇒ http://www.naro.affrc.go.jp/news/0000000003/2007/0000003422/0000003422.html

 

●危機管理のための家畜伝染病発生地図表示システム

[動物衛生研究所]
 家畜伝染病発生時の初動態勢整備を目的とした机上演習

シミュレータとしても活用可能な地図情報システム

(GIS)を開発 
⇒ http://niah.naro.affrc.go.jp/publication/seikajoho2/2006/niah06010.html

 

●紙ポット育苗でイチゴの年内収量を多くしよう!

[九州沖縄農業研究センター]
 イチゴの育苗に紙ポットを用いると、紙ポット表面から

水分が蒸発して、地温が約5度下がるため、花芽分化が

約7日早まり、収穫開始を2週間程度早めることが可能。
⇒ http://konarc.naro.affrc.go.jp/topics/ichigo/index.html

●トルコギキョウ切り花の障害葉を抑える技術[花き研究所]
 トルコギキョウの切り花を輸送前に4%スクロース処理

を行う場合に、室内の相対湿度を高めると障害葉発生の

リスクが低減。
⇒ http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2006/flower/fl06005.html

●産卵鶏へ乾燥納豆を給与すると卵黄中のコレステロール

が低減[畜産草地研究所]
 乾燥納豆粉末を産卵鶏の飼料に1〜3%加えると、鶏卵

の生産性を低下させることなく、鶏卵の卵黄中のコレス

テロールが低下。
⇒ http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2006/nilgs/ch06002.html

 

●統計データ

全国の野生鳥獣類による農作物被害状況(平成18年度)
 http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kankyo/071012.html

米の1人1か月当たり消費量(平成19年8月分)
 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/071018.html

 

麦製品等の取引価格の推移(平成19年9月分)
 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/071025.html

 

平成19年9月の国内産米穀の卸・小売価格の概況
 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/071025_1.html


 平成19年産米の検査結果(速報値)

(平成191015日現在)
 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/syoryu/071026.html

 

平成19年産麦の検査結果(速報値)

(平成191015日現在)
 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/syoryu/071026_1.html

 

平成18年食品流通構造調査(青果物調査)結果
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/ryutukouzou-seika2006/ryutukouzou-seika2006.pdf

 

平成19年果樹及び茶の栽培面積(7月15日現在)
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/kazyu-saibai2007/kazyu-saibai2007.pdf

 

平成19年産「い」の作付面積、収穫量及び畳表生産量

(主産県)
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/sakutsuke-i2007/sakutsuke-i2007.pdf
 

牛肉小売価格等の調査結果(1015日〜19日)
 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/071022_2.html

 

統計データベース(農林水産省)

⇒ http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei

平成17年産 果樹共済統計表
 平成18 集落営農実態調査報告書 
 平成18 生鮮食料品価格・販売動向調査報告
 平成17 営農類型別経営統計(組織経営編)
 財務省貿易統計(輸出)(輸入)平成19年8月分


●新聞見出し記事紹介

果樹研究所は、国立長寿医療センター研究所と静岡県浜松

市が合同で行った栄養疫学調査で、ミカンを食べることで、

中高年女性の骨密度低下を防ぐ可能性があることを発表。

(日本農業新聞   2007. 9.29 11面)

 

市場に流通する鶏「名古屋コーチン」の商品の一部に、虚

偽の表示・記載があったことが明らかに。畜産草地研究所

がDNA簡易識別法で90アイテムを抽出して調べたところ、

2割にあたる19点が偽物と判明。
(日本農業新聞   2007. 9.30  1面)
(読売新聞     2007.10. 1 30面)

 

静岡県農林技術研究所は、根域と養液を制限して育てる

高糖度トマトで、無培地循環栽培システムを開発。

(日本農業新聞   2007.10. 2  9面)

 

山形県農業総合研究センターは、大豆を複条に播種し、

増収する技術を開発。市販の播種機を簡単に改良。

 (日本農業新聞   2007.10. 3  9面)

 

東北農業研究センターは、納豆用の大豆新品種「すずほの

か」を開発したと発表。納豆用に東北で作付けされている

「コスズ」並の極小粒で、モザイク病、倒伏に強い。
 (日本農業新聞   2007.10. 4 11面)

 

近畿中国四国農業研究センターは、日本酒の原料となる

酒米の新品種を開発したと発表。温暖な栽培地向けで、

従来より雑味の少ない酒が製造できるという。
 (中国新聞     2007.10. 4  9面)

 

広島大学先端物質科学研究科の研究グループは、トマト

などの病原菌の青枯病菌に特異的に感染する5タイプの

バクテリオファージを発見
(化学工業日報   2007.10. 5  9面)

 

東京農業大学の生産環境化学研究室は、多くの土壌病害を

抑える細菌「NB22]を使った、ぼかし肥料の作り方を

編み出した。太陽熱消毒の補助剤にすれば、クロルピクリン

と同等の防除効果があるという。
 (日本農業新聞   2007.10. 5  9面)

 

東京大学教授の河岡義裕らの国際研究チームは、鳥インフ

ルエンザウイルスが人間に感染しやすいような性質を獲得

する際に不可欠と見られるたんぱく質の変異を突き止めた。

(毎日新聞     2007.10. 7  3面)

国際科学振興財団などは、発芽させた玄米に母乳の免疫成分

を増やす効果があることを確認。ストレスを抑制する効果も。

同財団と筑波大、東京家政大が、授乳期の女性41人を比較。

 (日本経済新聞   2007.10. 8 17面)

森林総合研究所は日本の森林土壌に蓄積されている炭素量

を測定する方法を確立、マニュアル化。森林による二酸化

炭素(Co2)吸収量を、より正確に算出できるようになる。

 (日刊工業新聞   2007.10. 8 14面)

 

果樹研究所は、発ガン抑制作用などが期待されている機能

性成分のβクリプトキサンチンを豊富に含む、早生温州

ミカンの新品種「西南のひかり」を育成。
 (日本農業新聞   2007.10. 9  9面)

 

果樹研究所は、無加温・小加温栽培に適した中生品種

「津之輝(つのかがやき)」を育成。果皮が手でむける、

ミカンタイプのかんきつ。
(日本農業新聞   2007.10.11  9面)

 

果樹研究所ブドウ・カキ研究チームが、従来の柿と同等の

甘さを持ちながら果実を6割以上大きくした柿の新品種

「太天」と「太月」を開発。
 (中国新聞     2007.10.12 29面)

 

横浜市立大学国際総合科学研究科木原生物学研究所の蓮沼

仰嗣教授は、活性酸素を使って突然変異を起こさせ選抜する

新しい育種法を作り上げた。
 (日本農業新聞   2007.10.14  1面)

 

タカラバイオは、食肉の種類を判別する検査用キットを

開発、製品化。
 (化学工業日報   2007.10.15  8面)

 

果樹研究所は、果肉も果皮も赤い梅の新品種「紅露(こうろ)」

を育成。果汁が紅色になるため、紅色の梅酒や梅ジュース

ができる。
 (日本農業新聞   2007.10.16  9面)

大阪市立工業研究所の小林修研究副主幹は、カット野菜の

保存期間を延ばす手法を開発。乳酸菌を活用。

 (日経産業新聞   2007.10.16 10面)

福岡県JA糸島養豚部会員の井出農場は、新技術「豚凍結

精液人工授精技術」で2頭の人工授精を行い、分娩させる

ことに成功。凍結精液の1回の人工授精で平均10産子は

全国でもトップクラス。
 (日本農業新聞   2007.10.16 12面)

 

愛媛県立果樹試験場みかん研究所は、廃ビニールでかんきつ

類の木を覆い、果実を越冬完熟させる技術を開発。樹体を

保護し、雨や雪による果皮障害と鳥の食害を防ぐ。

 (日本農業新聞   2007.10.17  1面)

米アラバマ大の研究チームは、ニンニクに高血圧などの

循環器疾病の予防・治療効果があるのは、硫化物成分が

赤血球で硫化水素に変わり、血管を構成する平滑筋が弛緩

して血流が良くなるため、と考えられる詳細な作用メカニ

ズムを解明。
 (日本農業新聞   2007.10.17 13面)

堀場製作所は農作物や土壌中に含まれる硝酸イオン濃度を

現場でリアルタイムに計測できるスティックタイプの測定

器「農業専用硝酸イオンメーター」2機種(作物体用と

土壌用)を発売。

 (化学工業日報   2007.10.17  9面)

 

愛知県農業総合試験場は、全国トップの出荷量を誇る県特

産のフキの新品種「愛経2号」を開発。現在の品種は切り

口が赤茶色に変色するなどの弱点があったが、これを抑え

る特徴がある。

 (日本農業新聞   2007.10.20  8面)

 

愛媛県農業試験場は、水稲の高温登熱障害(白未熟粒)

対策として、現行より田植え時期を遅らせ、登熟期に適正

は穂肥を施すと軽減効果があることを確かめた。
 (日本農業新聞   2007.10.18 12面)

山梨県立博物館などのグループは、同県北杜市で出土した

縄文時代中期(約5000年前)の土器内部に国内最古の

栽培種の大豆が埋まっていた痕跡を確認した、と発表。
 (読売新聞     2007.10.18 39面)

 

奈良先端科学技術大学院大学などの研究チームは魚などの

生物への悪影響が指摘される有害物質を、バラが持つ酵素

を活用してほぼ無害化することに成功。下水処理場でこの

バラを水耕栽培すれば、そうした物質を浄化できる。
 (日経産業新聞   2007.10.19  1面)

埼玉県農林総合研究センター水田農業研究所の研究で、県

内で3年ほど前から出ていたブロッコリーの軸内部が斑点

状に黒くなっている症状はカリウムが蓄積した畑で起こり

やすいことが判明。

(日本農業新聞   2007.10.19 11面)

栃木県那須地域の花き生産者らによる「オーロラ生産普及会」

は、夜でも花が閉じないリンドウの新品種を開発。
 (日本経済新聞   2007.10.19 33面)

立教大学と慶応大学の共同研究チームは、DNAの一部を

RNAに切り出す「スプライシング」の新たなメカニズム

を発見したと発表。
 (日経産業新聞   2007.10.19 10面)

 

農研機構作物研究所と九州沖縄農業研究センターは共同で、

DNAマーカー選抜技術を用いて、水稲に大きな被害を

もたらす害虫トビイロウンカの抵抗性品種の育成に成功。

国内初の実用品種で、農薬使用量を大幅に削減。
 (化学工業日報   2007.10.23  9面)

沖縄県農業研究センターは、農家が園地で簡単にカンキツ

グリーニング病を診断できる技術「スクラッチ法」を開発、

同病の拡大防止を目指す。
 (日本農業新聞   2007.10.23 11面)

 

愛知県農業総合試験場は、イチゴを従来より早い10月から

出荷できる新たな栽培法「短日・スポット夜冷処理システム」

を(株)デンソーエース、(株)GACと共同開発。

 (日本農業新聞   2007.10.24  1面)

 

米マサチューセッツ工科大学の研究チームは、周囲の温度

や圧力、塩分濃度、湿度などに応じて色が変わる新しい

ゲル状の物質を開発。
 (日経産業新聞   2007.10.24  9面)

米イリノイ大学の研究チームは、たんぱく質や核酸などに

含まれる分子のナノ(10億分の1)メートルサイズの動き

を検出する技術を開発。
(日経産業新聞   2007.10.24  9面)

 

果物をたくさん食べる人ほど脳卒中や心筋梗塞になる危険

の低いことが、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分か

った。喫煙者でははっきりした予防効果は見られず。

 (毎日新聞(夕刊) 2007.10.24  8面)
 (朝日新聞     2007.10.25 38面)

 

愛知県農業総合試験場では、食味が良く、病害に強い水稲

新品種「中部111号」「愛知108号」を開発し、それぞれ

品種登録申請を行った。
 (農業共済新聞   2007.10.24 11面)

 

福岡県農業試験場豊前分場は、根こぶ病抵抗性のあるナバナ

の新品種「はるかな」を育成。

 (日本農業新聞   2007.10.27  8面)

 

東京大学と関西大学の研究グループは、微細構造を持った

白金を使うことで、たんぱく質などの分析に用いられる

「MALDI」と呼ばれる質量分析法の性能を飛躍的に

高めることに成功。

(毎日新聞    2007.10.28 19面)

農研機構生物系特定産業技術研究支援センターは、酪農業

の支援効率化技術として、乳牛用に除菌効果の高い乳頭清

拭装置の開発にメドをつけた。
 (化学工業日報   2007.10.29  8面)

 

愛媛県立果樹試験場みかん研究所は、かんきつの樹高を低

く維持し、管理作業の省力化に効果がある「きのこ型樹形」

を考案。
 (日本農業新聞   2007.10.30 11面)

 

経済産業省と農林水産省は地域の知的財産の保護と活用で

連携する。特許使用権のデータベースを一体運用し、農林

水産関連の特許の利用を促進。両省が協力して農水分野の

知的財産の専門家を育成。
 (読売新聞     2007.10.30  9面)

 

文部科学省は、2007年度の科学技術研究費補助金の配分

結果を発表。応募総数約13万2千件のうち約5万6千件

を採択。採択件数は東京大学が約千百件で首位。
 (日経産業新聞   2007.10.31 13面)

 

文部科学省は来年度から科学研究費補助金の審査に、提案

者の名前を明らかにしない匿名審査を採り入れる方針を決

めた。挑戦的な研究計画を内容本意で選び、支援するのが

目的。

 (朝日新聞     2007.11. 2 10面)

奈良県農業総合エンターは、側枝(わき芽)を摘み取る

「わき芽かき」にかかる手間が原因で作り手が減っている

二輪菊で、側枝の出ないタイプの有望品種の選抜に成功。

 (日本農業新聞   2007.10.31  1面)

 

理化学研究所と山形県のJFC石井農場は、黄色い花が咲

く桜の新品種を共同開発し、「仁科蔵王(にしなざおう)」と

命名。理研初の品種登録を出願。開発には重イオンビーム

による品種改良技術を使った。
 (日本農業新聞   2007.11. 1  1面)

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしてい

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

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