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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第45号(20010 5日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン10月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・「ふれあいウィーク」のお知らせ

・気象予報「2週目には平年並の気温となる見込み」

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹、水稲)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「電照栽培用キク新品種を育成し普及へ

・トピック

平成20年度農林水産予算概算要求の概要について 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

◆「ふれあいウィーク」のお知らせ◆

福岡県農業総合試験場では1022(月)から27(土)まで

ふれあいウィーク〜県民とはぐくむ「食」と「農」〜

サブタイトル「のぞいてみよう!農業新技術」を行います。

年一度の一般公開。この機会に、一度ご覧になりませんか?

皆様のお越しをお待ちしています!

 

22日(月)から26日(金)までは「探検デー」と称して、

3つのコースを企画しています。

(全て、参加費無料、事前申込制(10月18日(木)締切)、定員有)

午前:探検コース(定員・各日50名)

場内をバスで案内(*所要時間・約2時間15分)

午後:園芸講座コース(定員・月30名、火〜金50名)

 月  ・花き実践講座「ハンギングバスケットのつくり方」

火、木・野菜実践講座「馬鈴薯野菜の育て方」

水、金・果樹実践講座「家庭で楽しむ果樹栽培」

終日:見学コース

農業資料館、ものしり館の見学(*所要時間・約2時間)

*予約連絡先:092-924-2936(当場代表電話)

 

27日(土)は「ふれあいデー」。午前10時から午後4時まで

新品種・新技術の展示のほか、相談コーナーや麺つくり体験、

大豆はしつかみ競争、○×クイズ、動物とのふれあい広場、

小学生以下のお子様対象の芋掘り(10時、13時の2回)、

新米おにぎり試食、スタンプラリーなど盛りだくさんです。

当日は、六本松バス停と当場間にシャトルバスを運行します。

 

 くわしくは当場HPへ。

http://farc.pref.fukuoka.jp/

(トップページの「トピックス」をご覧ください。

 

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴の

ある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

 特に注意を要する事項として、「気温がかなり高い状況

が続いていますが、2週目には週平均気温は平年並となる

見込みです。」と発表されています。

九州北部地方では、天気は数日の周期で変わるでしょう。

気温の変動が大きい見込みです。

向こう1か月の気温は、平年並または高い確率ともに40%

です。週別の気温は、1週目は高い確率60%です。

(10月5日付)。
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予察注意報第6号(大豆、野菜類:ハスモンヨトウ)

・病害虫発生予報第7号(定期予報10月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されてい

ます。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開して

います。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹、落葉果樹10月1日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

・大豆の生育情報と対策(9月25日現在)

 農産部のホームページ

 http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

主要農産物の生産状況と対策

普通期水稲、大豆、イチゴ、青ネギ、アスパラガス、

温州ミカン、ナシ、カーネーション、花壇用苗物、肉用牛

について、生産状況と対策をお知らせします。

(10月1日現在)

 

●普通期水稲

「夢つくし」の収穫は終了し、「つくしろまん」が

収穫中です。両品種とも登熟期間の高温により、充実が

やや悪く、収量は平年よりやや低くなっています。

 「ヒノヒカリ」以降の熟期品種も、成熟期は平年より

早く、「ヒノヒカリ」は10月1〜2半旬、「ニシホマレ」

10月3半旬、「あきさやか」「ヒヨクモチ」は10月

4〜5半旬と予想されます。

 病害虫は、害虫のトビイロウンカによる坪枯れの発生

が散見され、病害では紋枯病の発生が多くなっています。

晩生品種は、トビイロウンカの増殖に注意してください。

気温が高く推移しているため、刈遅れにならないよう

に注意しましょう。 

     

大豆

高温・多照で経過しているため生育は旺盛であり、u当

たりの莢(さや)数は平年よりやや多くなっています。

病害虫は、ハスモンヨトウの発生が多く、96半旬に

多くの地域で防除が実施されました。白変葉の発生状況、

カメムシの発生状況により防除を検討してください。

ほ場内に停滞水が生じないよう、排水対策を十分に行

いましょう。

  

●イチゴ

定植は、一部の作型(10月定植)を残してほぼ終了し

ています。

9月中旬の高温の影響により、普通ポットの作型では

花芽分化がやや遅れましたが、全体的には好天に恵まれ

計画的な定植ができています。

 定植後は、かん水によるスムーズな活着を促し、活着

後は、2番果房の早期分化を目的として、かん水制限に

よる生育調整を行いましょう。

 炭疽病の発生も少なく、苗の不足は生じていません。

 

●青ネギ

現在収穫中の青ネギは、7月下旬に播種された生育日

65日程度を要した作型です。

  主産地では2,000kg/10a以上の収量が得られています

が、一部産地では葉先枯れ、生育ムラ、ハモグリバエ等

の被害により、収量低下となっています。

現在生育の適温期であり、かん水過多は徒長の要因と

なります。pF2.0〜2.2の土壌水分管理を励行しましょう。

 11月下旬までは害虫の発生が見られるため、農薬の

使用基準を遵守の上、定期的な防除を励行してください。

 

●アスパラガス

出荷は、S、M規格が中心で量も減ってきています。

高温の影響により葉枯れの発生がみられ、ハスモンヨトウ、

ハダニの発生も多くなっています。病害虫の早期防除に努め

てください。

10月以降に萌芽した若茎は、すべて収穫してください。

地下茎付近がpF1.8程度で推移するように、少量多回数

かん水を行いましょう。

最終追肥として、10月上旬に窒素成分で3〜4kg/10a

用してください。

   

●温州ミカン

8月の乾燥の影響により果実内容は好転しましたが、高温

による樹体消耗が大きく、糖度はやや低〜並となっています。

樹体ストレスが強く葉のしおれが戻らない樹は、1本当たり

2050ℓのかん水を実施してください。減酸は早い傾向です。

現在極早生の収穫初期で、果実肥大は9月上旬の降雨によ

り回復しましたが、S以下の小玉率が高くなっています。

着色は遅れ気味です。

ハウスミカンは、ほぼ終了しました。

  

●ナシ

「幸水」は8月上旬、「豊水」は9月上旬、「あきづき」

は9月下旬に出荷を終了し、現在「新高」が出荷中です。

 露地栽培の「幸水」以降は、好天に恵まれ、糖度は高く

内容品質は優れていましたが、「豊水」は成熟期の高温の

影響で、みつ症果(過熟症状)が発生しました。

 今年は春先から凍霜害、雹(ひょう)害、台風、多雨、

干ばつ等の気象災害が多く、併せて小玉、果実吸蛾類、

生理障害等の発生で、出荷量が減少しました。

晩生ナシでもニエ等の高温・日焼け症状が発生する恐れ

がありますので、家庭内での選果を徹底しましょう。

 黒星病の発生が多かった園では、10〜11月に保護剤の

散布を行うと供に、落葉の処分を徹底しましょう。

 

●カーネーション

 主産地であるJAにじ管内でのカーネションの定植は

6月下旬以降から行われました。

今年は苗の質が良かったため、立ち枯れ等の病害が少

なく、生育は順調です。

収穫は10月から行われます。

スリップス、ダニ、ヨトウムシ類の発生に注意しましょう。

 

●花壇用苗物

秋出荷用の苗物は、9月上旬から定植されています。下旬

からの暑さの戻りで、病虫害の発生が多い傾向ですが、生育

は良好です。立ち枯れ病やヨトウムシ類の発生に注意して

ください。気温が低下する10月以降は、灰色カビ病の発

生に注意してください。

近年は、単価低下から種子代が安く、短期間で出荷可能な

野菜苗の割合を増やす農家が増加しています。

 

●肉用牛

農業総合試験場では、新たな放牧肥育試験に取り組ん

でおり、哺育・育成期の「霜降り体質刷り込み飼育」が

終了し、遊休農地での放牧を実施しています。

畜産農家は稲ワラの確保に努めましょう。

 黒毛和種繁殖雌牛は呼吸器病予防のため、呼吸器病5

種混合ワクチン接種が推奨されています。ただし、種付

け前4週以内および妊娠牛への注射は避けてください。

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版9月28日掲載)

電照栽培用キク新品種を育成し普及へ

福岡県の主要な花き品目であるキクの品種は、白色系は

「神馬」、黄色系は「精興の秋」が中心であるが、「神馬」は

側枝数が多く芽摘みに労力を要し、「精興の秋」は電照打ち切

りから開花までの期間が長く、栽培上の課題となっていた。

そこで、05年度に電照栽培用秋ギクとして白色系の「雪姫」

及び黄色系の「秋華」(06年3月に品種登録出願公表)、さら

06年度に夏秋ギクの黄色系「夏日和」(07年8月に品種登

録出願公表)を育成した。

「雪姫」は、整った花形の抱え咲きで、側枝数が少ないため

芽摘み労力が大幅に削減でき、また、花持ちが非常によいた

め、業務用としての利用が期待できる。このことから、県で

は「雪姫」を「神馬」に替わる競争力ある品種として、県内

産地への普及拡大を進めている。

 「秋華」は、花色が鮮やかな濃黄で、開花が「精興の秋」より

12日程度早く、側枝数が少ないため、コスト削減と省力化が

できる。

 一方「夏日和」は、夏場を中心に、電照栽培で6月から9

月までの長期間、継続して出荷できる全国初の黄色系夏秋ギ

ク品種で、花色は濃い黄色で花が大きい。また、高温期に開

花の遅れや奇形花等の発生がなく、花持ち・葉持ちがよいこ

とから市場評価が高く、産地からも大きな期待が寄せられて

いる。

今後は、白色系夏秋ギクの作出に取り組み、県独自の秋ギ

ク・夏秋ギク品種の周年生産を目指している。

問い合わせ先:福岡県農業総合試験場花き部

電話092922−4958

 

◆トピック◆

●平成20年度農林水産予算概算要求の概要について

(農林水産省)

 http://www.maff.go.jp/soshiki/kambou/kessan/h20/yokyu/index.html

 

●「世界の穀物等の需給動向」について(農林水産省)

 http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/kikaku/070831_1.html

 

●「売れる麦に向けた新技術」(農林水産研究開発レポート

No.22)の発行について(農林水産技術会議)
 http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/2007/0907.htm

 

●平成19年産水稲の作付面積及び9月15日現在における

作柄概況(農林水産省)
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/suitou-sakugara20070915/suitou-sakugara20070915.pdf

 

●花の壁紙・スクリーンセーバーダウンロード

[独法農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所]
 http://flower.naro.affrc.go.jp/download/index.html

 

●花粉が飛散しないイネの開発その他の遺伝子組換え生物

の安全性確保研究の成果(農林水産技術会議)
 http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/2007/0921.htm

 

●「統計的手法を用いたDNAマーカーによるタマネギの

品種識別について」日本食品科学工学会誌論文賞を受賞

(農林水産消費安全技術センター)
 19個のDNAマーカーを用いて、タマネギを複数個体分析

し、集団のアリール(遺伝子型)頻度を算出した上で、その

アリール頻度を2群の比率の差の検定で有意差検定すること

により品種識別が可能であったこと等の研究成果。
調査研究報告第30号(平成1812月)

(FAMICホームページ)
 http://www.famic.go.jp/technical_information/investigation_research_report/rs30.html#3011

 

●くだもの健康豆知識:リンゴと満腹感

(農林水産省果樹花き課)
リンゴは、水分や食物繊維が多く、低カロリーで、かつ、

ボリュームが大きいので満腹感が得られます。そのため、

空腹感に耐えることなく楽しみながらダイエットするのに

効果的です。

アメリカ・デラウエア大学の学生を対象に、食品(リンゴ、

ジャガイモ、パン、チャパティなど)と、摂取後の満腹感

について調査が行われ、リンゴを食べた学生の食後の満腹

感は高く、かつ、満腹感が最も持続しました。
こうしたことから、アメリカの代表的な医療機関である

メイヨ・クリニックでは、健康的にダイエットするために

リンゴの摂取を勧めています。

 

●統計データ

麦製品等の取引価格の推移(平成19年7月分、農林水産省)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070827press_7.html

平成19年8月の国内産米穀の卸・小売価格の概況

(農林水産省)
  http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/070925_1.html

 

平成19年産米の検査結果(速報値)

(平成19年8月末日現在、農林水産省)
  http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/syoryu/070914_2.html

平成19年産麦の検査結果(速報値)

(平成19年8月末日現在、農林水産省)
  http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/syoryu/070914_1.html

米の1人1か月当たり消費量

(平成197月分、農林水産省)
  http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/keikaku/070920_1.html
 九州地域の農林水産統計調査結果について(九州農政局)

 http://www.kyushu.maff.go.jp/toukei/ht_all.html

牛肉小売価格等の調査結果

(9月18日〜21日、農林水産省)
  http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/070925_1.html

普通肥料の検査結果(農林水産省)

  http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/070913_1.html
統計データベース(農林水産省)

⇒ http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei
平成17年 経営形態別経営統計(個別経営)
平成18年 農業構造動態調査報告書

財務省貿易統計(輸出)(輸入)平成19年7月分

 

●新聞見出し記事紹介

岡山大学大学院環境学研究科の松浦健二氏らの研究グループ

は、シロアリが卵を認識する化学物質、フェロモンの正体を

突き止めた。人工的に合成したフェロモンを塗った卵に殺虫

剤を入れれば、効果的にシロアリを駆除できる。
(毎日新聞(夕刊) 2007. 8.29  8面)
(日本農業新聞   2007. 8.30 17面)

 

産業技術総合研究所は特許など知的財産を共同で取得した

企業からの使用料を減免する。企業が一定の研究資金を負担

して実現した知的財産で、他社も使えることなどが条件。

 (日経産業新聞   2007. 8.31 10面)

 

茨城県のミュージアムパーク県自然博物館は、県内にはもと

もと生息していないとされていた南方系の「クマゼミ」の

定着が、初めて確認されたと発表。
 (読売新聞     2007. 8.31 33面)
 (朝日新聞     2007. 8.31 31面)

米海洋大気局は、米国の年間平均気温が観測史上2位と

なった昨年の高温は、エルニーニョ現象ではなく、人為的な

温室効果ガスの増加による影響が大きいとする研究結果を

発表。

 (朝日新聞     2007. 8.31 25面)

 

愛知大学沿岸環境科学研究センターなどによる分析で、

農薬のDDTや絶縁油のPCBなど、毒性が強い有害物質が、

深さ90mを超す深海の生物の体内に蓄積していることが判明。

 (日本経済新聞   2007. 9. 3 38面)
         

名古屋大学生命農学研究科の佐藤豊准教授らの研究グループ

は、イネの茎や葉が作られる成長点を制御する遺伝子を発見。

収穫増へ品種改良に期待。
 (日刊工業新聞   2007. 9. 3 20面)

 

岩手県農業研究センター畜産研究所は、日本短角種を自給の

粗飼料主体で肥育した場合でも、肉質も体重も落とさない

技術を確立。
 (日本農業新聞   2007. 9. 4 11面)

 

理化学研究所と埼玉大の研究グループは、殺菌効果が高い

波長の紫外線を、高効率で出すことが出来る発光ダイオード

(LED)を開発したと発表。
 (東京新聞     2007. 9. 5  3面)

日本モンサントが申請していた遺伝子組み換えによる高

リシン(リジン)含有トウモロコシ「LY038系統」が、

カルタヘナ法に基づく第1種使用規定に適合していると

して、農水、環境両省から承認された。
 (化学工業日報   2007. 9. 5  5面)

九州沖縄農業研究センターなどの調べで九州7県では、

トマト黄化葉巻病の病原ウイルスを媒介するタバココナジ

ラミが、従来のバイオタイプBから薬剤耐性の強いバイオ

タイプQに変わっていることが分かった。
 (日本農業新聞   2007. 9. 5 10面)

 

広島県立総合技術研究所・農業技術センターでは、水耕

ネギ栽培で定植・収穫作業を省力化させる「トレー栽培方式」

を開発。播種・育苗用トレーごと可動式パネル状で栽培。

 (農業共済新聞   2007. 9. 5 11面)

東京大学の森憲作教授らのグループは、脳の中にはいくつ

かの特徴的なにおいの組み合わせを認識する神経細胞が

あることを解明。においを識別する仕組みの解明につな

がりそう。

 (朝日新聞     2007. 9. 5 29面)

 

食品総合研究所は、クリの果実を食害するクリシギゾウムシ

を高圧にした二酸化炭素ガスで殺虫する技術を開発。

 (日本農業新聞   2007. 9. 6  9面)

英国保健省管轄の生命倫理規制機関「ヒト受精・胚機構」が、

研究のため、核を抜いた動物の卵にヒトの卵の核を移植する

「ヒト性融合胚」の作成を世界で初めて承認。
 (産経新聞     2007. 9. 6 25面)

 

タカラバイオは、セリ科植物ボタンボウフウに動脈硬化の

初期病変を制御する働きのあることを発見。
 (化学工業日報   2007. 9. 7  9面)

物質・材料研究機構は、独自に開発し無償頒布中の新規物質

「カーボンナノゲージ(CNC)」を用いて、茶に含まれる

成分のカテキンとタンニンを分離する手法を考案したと発表。

 (日刊工業新聞   2007. 9. 8 13面)

タカラバイオの実験室から、医薬品開発の基礎研究に使って

いた遺伝子組み換えウイルスが誤って一般排水に流れ出た

ことが分かり、文部科学省は同社に文書で厳重注意。

 (毎日新聞     2007. 9. 8 29面)
 (朝日新聞     2007. 9. 8 33面)

 

出光興産は、微生物防除剤の「タフパール」が9月5日付

けで「トマト・ミニトマト葉かび病」および「イチゴ炭疽

病」に適用拡大されたと発表。
(化学工業日報   2007. 9.11  9面)

 

栃木県農業試験場はイチゴのネグサレセンチュウ防除に対し、

土壌還元消毒が化学農薬(クロルピクリン・D−D剤)を

散布するのと同等の効果があることを実証。
 (日本農業新聞   2007. 9.12 11面)

 

農業生物資源研究所などの研究グループは、特定の除草剤

に耐性をもつイネを、必要な遺伝子だけをピンポイントで

組み換えてつくることに世界で初めて成功したと発表。

(毎日新聞(夕刊) 2007. 9.13  3面)
(日本農業新聞   2007. 9.14  9面)

 

農林水産省は、最新の麦の新品種や栽培技術などの取り組み

をまとめた冊子「売れる麦に向けた新技術」を作成。

(日本農業新聞   2007. 9.18 13面)

 

東京大学大学院農学生命科学研究科の小林和彦教授らは、

中国での実験で、オゾンの濃度が高いと、小麦の収量が減る

ことを明らかに。
 (日本農業新聞   2007. 9.19 17面)

 

北海道立中央農試は、国内最大級の粒の白目黄大豆「中育

52号」を開発。粒は道内産白目黄大豆で最大の「ユウヅル」

のほぼ1.5倍あり、2008年度から道南地域で本格栽培。

(北海道新聞    2007. 9.19  4面)

 

ホクレン農業協同組合連合会と農業生物資源研究所の研究

チームはイネのもみが気温が低くても発芽するかどうかを

左右する遺伝子を発見。
(日本経済新聞(夕刊) 2007. 9.19 22面)

農業・食品産業技術総合研究機構は、開花せず花粉を飛散

しにくいイネの突然変異体を発見した、と発表。遺伝子組

換えイネの花粉が、一般のイネと交雑するリスクを低減で

きると期待。

(日本農業新聞   2007. 9.20  1面)

 

愛知県農業総合試験場は、4種類の病害虫に抵抗性を持ち、

食味の良い早生の水稲品種「愛知108号」を育成したと発表。
 (日本農業新聞   2007. 9.21 11面)

京都大学の研究チームは、日本イネの品種間にある遺伝子

的な違いを突き止める手がかりになる分子マーカーを作成。
 (日経産業新聞   2007. 9.21 11面)

 

農研機構の岩田洋佳主任研究員らは、人が花の見かけを

区別するとき、色合いや上下に重なる花びらのコントラスト

を特に注目していることを突き止めた。
 (読売新聞(夕刊) 2007. 9.22  2面)

 

海洋研究開発機構の解析で、8月に観測史上最小となった

北極海の海氷面積が、さらに日本列島3個分も減少、9月

16日に今季最小になったことが分かった。
 (朝日新聞     2007. 9.23  2面)

熊本大学埋蔵文化財調査室の小畑弘己准教授らは、大豆の

栽培開始が、定説とされてきた弥生時代前期より1000

以上古い、縄文時代後期の中ごろ(約3600年前)まで

さかのぼるという研究結果をまとめた。
 (朝日新聞     2007. 9.23  1面)

 

大阪府立大学の塚本康浩・准教授らは、人から人へと流行

する新型インフルエンザへの変異が懸念される高病原性鳥

インフルエンザのウイルスに対する抗体をダチョウを使って

大量に効率よく作成する技術を開発。
 (日本経済新聞   2007. 9.24 23面)

山形県衛生研究所などの研究チームは、スギ花粉が飛び始

める前から空中に微量の原因物質が放出され、花粉症を引

き起こしていることを突き止めた。
 (日本経済新聞   2007. 9.24 23面)

 

フランス政府は、同国内で遺伝子組み換え作物の栽培を原則

禁止する検討に入った。生態系への影響が不明なことが

その理由。
 (日本経済新聞   2007. 9.24 23面)

 

農林水産省は、ゲノムと呼ばれる生命の設計図を基に、複数

の病害虫に強い稲など革新的な作物の研究開発を強化。

2008年度予算の概算要求に「新農業展開ゲノムプロジェクト」

として50億円を盛り込んだ。
 (日本農業新聞   2007. 9.25 11面)

 

栃木県農業試験場では、ナシ栽培で植え付け後2年目に結実

し、4年目から収穫が慣行の2倍になる育成法を開発。
 (農業共済新聞   2007. 9.12 11面)

 

神奈川県農業技術センターは、「樹体ジョイント法」で接ぎ

木した2年目の梨「幸水」果実を収穫。10a当たりの収量は

平均950kgと、目標の1tをほぼ達成。
 (日本農業新聞   2007. 9.26 15面)

 

農業の技術やアイデアを「知的財産」として活用する動き

が広がりはじめた。そのため、農林水産省は知財の保護や

活用のための指針を策定。
 (朝日新聞     2007. 9.26 10面)

 

花王は緑茶に多く含まれるポリフェノールの一種である

カテキンに、体脂肪を燃焼して高血圧や悪玉コレステロール

を抑える効果があることを、240人の被験者を対象にした

実験で確認。

 (日経産業新聞   2007. 9.27 13面)

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしてい

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

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