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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第44号(200 7日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン9月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹、水稲)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「イチゴの夜蛾類防除に緑色蛍光灯を」

・トピック

「ゲノム情報の品種改良への利用」開発状況の紹介 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

◆気象予報◆

向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴の

ある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

九州北部地方では、平年と同様に数日の周期で変わりま

すが、一時ぐずつくでしょう。

向こう1か月の気温は、高い確率50%です。

週別の気温は、1週目は、平年並または高い確率ともに40

%です。2週目と3〜4週目は高い確率50%です。

(9月7日付)。
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第6号(定期予報9月)

・病害虫発生予察速報第5号(水稲:トビイロウンカ)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されてい

ます。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開して

います。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹9月3日、落葉果樹9月1日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

・水稲の生育情報と対策(9月5日現在)

 農産部のホームページ

 http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

主要農産物の生産状況と対策

早期水稲、普通期水稲、大豆、イチゴ、アスパラガス、

温州ミカン、イチジク、キク、花壇用苗物、豚・鶏について

生産状況と対策をお知らせします。(9月3日現在)

 

●早期水稲

早期水稲の収穫は、ほぼ終了しました。

 登熟期間の日照時間は多かったが、出穂前の日照不足の

影響で籾数がやや少なかったため、収量はやや低いです。

品質面での問題は、特にないようです。

 

●普通期水稲

出穂期は、8月の高温の影響で、中晩生品種で早くなり、

「夢つくし」は平年並みでしたが、「ヒノヒカリ」以降の

品種は平年に比べ1〜3日早くなりました。

 穂数は、6月上旬田植えは平年並みですが、6月中下旬

植えは平年よりやや少なくなっています。

 病害虫の発生状況は、病気は、いもち病、紋枯病の発生

は全般的に少ない状況です。害虫は、トビイロウンカの発

生ほ場率が高い地域がありますが、発生量は平年並みです。

中晩生品種は、トビイロウンカの増殖状況に注意してく

ださい。

気温が高めに推移しているため、刈遅れにならないよう

注意しましょう。

     

大豆

8月2〜4半旬の乾燥で生育が抑制されていましたが、

8月4半旬の降雨により、生育は回復しています。

7月20日頃播種は、生育は順調で、8月5半旬に開花

期を迎えています。

7月6半旬播種は、生育がやや遅れ、開花期は9月1半

旬となる見込みです。

今後の降雨に対応するため、排水溝の再整備を行いほ場内

に停滞水が無いようにしましょう。 

ハスモンヨトウはフェロモントラップの誘殺数を考慮し、

適期防除を実施してください。

 

●イチゴ

好天傾向が続き、徒長の少ない苗に仕上がっており、育

苗期の炭疽病発生は、昨年より少なくなっています。

本田の定植準備も順調に行われています。うねたて終了

後はビニルのベタがけを行い、定植に備えておきましょう。

 現在、3・4型の株冷・夜冷処理期間中で、定植開始は

9月10日頃からとなる見込みです。

出荷の安定を図るため、普通期作型の作付けを推進して

おり、早期作型の割合は減少する見込みです。

 

●アスパラガス

日射量が多いため基本生育は良好ですが、高温の影響で

樹勢が低下傾向で、20kg/10a/日の目標収穫量をやや下回っ

てきています。樹勢維持には土壌水分の適湿状態を保つこ

とが肝要です。地表下10cmのpFが1.7〜1.9になるよう

に灌水してください。

 病害虫は、ハスモンヨトウの被害が一部で発生していま

す。ハウスの妻面、肩部、サイド部の開口部を広げ、換気

を励行しましょう。9月以降、斑点病が発生するので防除

を徹底してください。

   

●温州ミカン

露地>

梅雨明けが遅れたため、糖度が低めで推移しましたが、

8月の乾燥で回復し、減酸も早い傾向です。

果実肥大は、8月上旬までは順調でしたが、その後乾燥

のため鈍化しており、着果の多い園では小玉率の増加が懸

念されます。仕上げ摘果を徹底し、2S以下となる小玉を

淘汰しましょう。特に極早生品種や樹冠上部摘果樹は、早

急に実施してください。

8月下旬以降、日焼け果が増加しています。

<ハウスミカン>

現在、春芽型ハウスの収穫中です。糖度が高く、内容品

質は良いのですが、高温の影響で着色が悪い傾向です。

 樹体ストレスが強く、葉のしおれが戻らない樹は20〜50

g/樹の灌水を実施しましょう。

 秋のハダニ防除を徹底してください。

  

●イチジク

露地栽培の収穫開始期は、前年より約1週間早く、「桝

井ドーフィン」が8月1半旬、「蓬莱柿」が8月3半旬、

「とよみつひめ」が8月2半旬で、本格的な出荷は盆明け

以降となりました。

 果実品質は、糖度が高く、内容品質は優れていますが、

台風による傷果が多く、「蓬莱柿」では高温の影響で着色

が不良となっています。乾燥のため果実肥大が抑制される

場合は、園地の状態を見ながら、収穫中でも灌水してくだ

さい。

 病害の発生は少ない状況ですが、「桝井ドーフィン」を

中心にスリップスの被害果が多くなっています。

「桝井ドーフィン」「蓬莱柿」はスリップス被害果が混入

しないよう選別を徹底してください。

 ショウジョウバエの発生を抑制するため、適熟収穫に努

め、過熟果、腐敗果を排除してください。

 

●キク

 11月出荷用キクの定植は、8月中旬までに終了しました。

8月の高温等により、定植後に一部株枯れが出ているほ場

が見られます。12月出荷用は、9月上旬〜中旬に定植され、

栽培面積は昨年並みの見込みです。強日射や高温対策には

寒冷紗での遮光を活着するまで行ってください。また、寒

冷紗の除去は、早朝か日が落ちる夕方に行いましょう。

  8月3日付けで県育成キクの品種登録受理公表がなされ

ました。名称は「福花3号」が「筑紫の月」、「福花4号」

が「桃麗」、「福花10号」が「夏日和」です。

 

●花壇用苗物

秋出荷用苗物の播種は8月上旬以降行われ、鉢上げは9月

上旬から行われる予定です。苗移植直後は、高温対策として

寒冷紗の被覆を行ってください。

ここ数年、パンジー、ビオラ等の価格が落ちており、栽培

面積は減少傾向です。逆にキンギョソウやラナンキュラス等

の切り花用苗物が増加する見込みです。

病気は立ち枯れ病、害虫はヨトウムシ類の発生が多くなる

ので防除を行ってください。

 

●豚・鶏

夏季の豚枝肉価格は、他の季節に比べて高く、9月の予

測出荷頭数も前年を下回る見込みですので、相場は堅調に

推移する模様です。交配用雄豚は、精子活力をチェク後、

交配に使用してください。

  鶏卵価格は夏期の不需要期で低下していますが、生産調

整が進み8月以降、回復傾向です。

暑熱期が続いており、飼料摂取量低下などにより産肉量

や産卵量が低下しています。引き続き暑熱対策を実施しま

しょう。 

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版8月31日掲載)

「イチゴの夜蛾類防除に緑色蛍光灯を」

福岡県農業総合試験場筑後分場では、イチゴの葉や果実を

食する害虫・ハスモンヨトウやオオタバコガなどの夜蛾類の

幼虫の防除について、農薬を使用せずとも緑色蛍光灯が有効

であることを明らかにした。

夜蛾類の防除には、黄色蛍光灯の光が有効とされていた。

だが、イチゴの花芽形成を抑制する赤色光域が含まれるため、

その影響で花芽分化が抑制されて収穫が遅れることが問題と

なっていた。そこで、同分場では、成虫の活動抑制効果が期

待でき、かつ、花芽分化に悪影響を及ぼす赤色光をほとんど

含まない緑色蛍光灯を用いた場合の防除効果と花芽分化への

影響について検証してきた。

 イチゴの「あまおう」を使った実証試験では、緑色蛍光灯

の水平照度が9ルックス以内であれば2番花房の花芽分化に

影響がなく収穫の遅れもなかった。

 なお、同試験に供試した緑色蛍光灯は、黄色蛍光灯に比べ

て照度が30%程度低かったが、照度が同程度のものが発売

予定であり、農薬を使用せずに夜蛾類を防除する栽培技術の

一つとして、今後の普及が期待される。

問い合わせ先:福岡県農業総合試験場筑後分場

電話094432−1029

 

◆トピック◆

●「ゲノム情報の品種改良への利用−DNAマーカー育種−」

(農林水産技術会議)
 ゲノム情報を活用したDNAマーカー育種技術と最新の品種

開発状況を紹介
⇒ http://www.s.affrc.go.jp/docs/report/report.htm

●遺伝子組換え農作物等の研究開発の進め方に関する検討会

(農林水産省)

今後の遺伝子組換え農作物等の研究開発に関する施策の適

切な推進に資するため、標記検討会の中間取りまとめが公表

されました。

⇒ http://www.s.affrc.go.jp/docs/commitee/gm/top.htm

 

●世界初!日本酒、ワインから原料品種を判別できる技術を

開発[食品総合研究所、果樹研究所]
 日本酒は加工度が高いため、これまで原料米の品種判別が

できなかったが、DNAを抽出する方法を改良し、残存する

超微量のDNAの相違から判別する技術を開発。
⇒ http://nfri.naro.affrc.go.jp/research/press/070809.html

 

●農業の現場における知的財産取扱指針」の策定について

(農林水産省)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070815press_2.html

 

●超低温保存した体外受精卵からの子ブタの誕生

[農業生物資源研究所、麻布大学]
 家畜の中では最も難しい、超低温保存した受精卵からの子

ブタの誕生に成功。希少なブタの品種など、遺伝資源の長期

保存に貢献。 
⇒ http://www.nias.affrc.go.jp/press/20070802/

●トマトモザイク病の病原ウイルスの複製を阻害する遺伝子

を発見[農業生物資源研究所]
 ウイルスの複製を直接阻害するタンパク質に対応する遺伝

子の画期的な発見。ウイルスが感染できない植物にウイルス

増殖阻害因子が存在する可能性を提示。
⇒ http://www.nias.affrc.go.jp/press/20070809/

 

●夏でもおいしい国産イチゴ「夏あかり」と「デコルージュ」

(農林水産省)
 一年中、いつでもとれる「四季成り性品種」に、これまで

なかった収量と品質を備えたイチゴ品種。農林水産省広報誌

affで紹介。育成機関は東北農業研究センター。
⇒ http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1908/mf_labo.html

 

●6月の輸出実績(農林水産省国際部)
 本年6月の農林水産物等輸出額は、前年同月比+24.2%増の

359億円。
⇒ http://www.maff.go.jp/sogo_shokuryo/yusyutu/yusyutu_info/tsukibetsu.pdf
 
 1月〜6月の輸出額を主な品目別に見ると、りんご(+65.2

%)、なし(+405.1%)、温州みかん(+17.5%)、桃(+156.2

%)、切花(+163.9%)等が増加。
⇒ http://www.maff.go.jp/sogo_shokuryo/yusyutu/yusyutu_info/hinmoku.pdf

 

国別には香港(+45.2%)、韓国(+18.2%)、タイ(+36.5

%)が大幅に増加、米国(+11.1%)、中国(+8.8%)、台湾

(+15.6%)、シンガポール(+15.4%)もかなり増加。
⇒ http://www.maff.go.jp/sogo_shokuryo/yusyutu/yusyutu_info/kunibetsu.pdf

 

●統計データ

米の1人1か月当たり消費量(平成19年6月分)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070817press_2.html


平成19年産麦の検査結果(速報値)

(平成19年7月末日現在)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070817press_3b.pdf

 

農業経営統計調査 平成18年産 米生産費

 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seisanhi-kome2006/seisanhi-kome2006.pdf

 農業経営統計調査 平成18年産 大豆生産費

 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seisanhi-daizu2006/seisanhi-daizu2006.pdf

 

牛肉小売価格等の調査結果(8月13日〜17日)

  http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070820press_1.html

 

クローン牛の異動報告のとりまとめについて

(H19..1〜H19..31異動情報提供分)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070823press_1.html

 

平成19年産一番茶生産量(主産県)

 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/itibantya2007/itibantya2007.pdf

 

統計データベース

⇒ http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei

平成18年産 農作物共済統計表
 平成18年 畜産物生産費
 平成17年産 品目別経営統計
 平成17年 生産農業所得統計
 平成18年 畜産統計

財務省貿易統計(輸出)(輸入)平成196月分

 

●新聞見出し記事紹介

北海道真狩村の女性農業者らでつくる真狩村農産物加工

研究会は、生産量日本一の同村産ユリ根を使ったスイート

コロッケを開発。
 (日本農業新聞   2007. 8. 4 11面)

 

農林水産省は、冊子「ゲノム情報の品種改良への利用

DNAマーカー育種」を発行したと発表。

 (日本農業新聞   2007. 8. 7  9面)

明治大学の長嶋比呂志教授らは、動物の遺伝的コピーを

作る体細胞クローン技術を繰り返し使い、豚のコピー

(第1世代)のコピーのコピーに当たる「第4世代」を

作ることに成功。遺伝子組換えによる糖尿病疾患モデル

の個体も。

(朝日新聞     2007. 8. 7 34面)

(日本農業新聞   2007. 8. 7 13面)

 

農林水産省が発表した06度の食料自給率(カロリーベース)

は、前年度より1ポイント低い39%で、13年ぶりの40

割れとなった。コメの消費量の減少に加え、天候不順で主

要作物が不作になったことが影響。
 (朝日新聞     2007. 8.11  8面)
 (日本農業新聞   2007. 8.11  1面)

 栃木県農業試験場は、シクラメンの給水に底面吸水マット

を活用することで、かん水作業を省力化できることを確認。

3枚のシートを重ね、湿る程度に水をかける。
  (日本農業新聞   2007. 8.12 10面)

 

近畿中国四国農業研究センターは、コマツナやミズナなど

アブラナ科作物の栽培ハウス内にハチミツを置くことで

天敵が活性化し、小頭数の天敵でも害虫コナガの増殖を抑

制できることを実証。

(農業共済新聞   2007. 8.15  9面)

 

前川製作所と理化学研究所は、植物の体内に生息している

細菌が植物の病気や害虫に対する耐性を高める効果を持つ

ことを発見。イネに対して効果を持つ3種の細菌を特定。

 (日経産業新聞   2007. 8.15  1面)

 

米国アリゾナがんセンターの研究チームは、緑茶に含まれる

カテキンを飲むと、解毒にかかわる酵素が血液中に増えるこ

とを突き止めた。緑茶にはがんの予防効果がある可能性。

 (日経産業新聞   2007. 8.15  6面)

 

宮崎県農業試験場は、夏イチゴ栽培で、ハウスの床面に日中

散布すれば、水が蒸発する時に施設内の温度が下がり、収量

が上がることを実証。
  (日本農業新聞   2007. 8.15  1面)

 

農林水産省は、農家が生み出した栽培技術やノウハウを「匠

の技」として発掘・活用する事業に乗り出す。

 (日本農業新聞   2007. 8.15  2面)

 

島根県農業技術センターは、ブドウの接ぎ木苗を簡単に生産

できる方法を開発。パラフィルムとロックウールを使い、

台木・穂木の乾燥や定植時の根傷みを防ぐ。
  (日本農業新聞   2007. 8.16 11面)

 

群馬大学大学院工学研究科の板橋英之教授と日本クリナース

などは、従来品の約20分の1の発酵時間で、臭気が少ない

鶏ふん肥料を製造する方法を開発。
  (日刊工業新聞   2007. 8.17 21面)

 

米国農務省農業研究局によると、「初老」のネズミに高い抗

酸化力を持つ食事(ブルーベリー)を与えたところ、神経

や認知機能が若返り、判断力が高まることが分かった。
  (日本農業新聞   2007. 8.19  3面)

 

農林水産省は、野菜が持つ固有の「風味」や「甘み」を

「弱い」から「強い」の5段階で評価し、指標化する事業

に乗り出す。
 (フジサンケイビジネスアイ 2007.8.20 23面)

 

東京農業大学の河野友宏教授らは、精子なしで卵子だけを

使って、40%以上の高い確率で子マウスを誕生させること

に成功。生殖にオスが要らない単為発生技術で、ほ乳類で

は世界初。

 (読売新聞     2007. 8.20  1面)
  (日本経済新聞   2007. 8.20 21面)

 

長崎県総合農林試験場は、肉色が赤いジャガイモ「西海31

号」を育成。赤いジャガイモで暖地向けは初めて。

(日本農業新聞   2007. 8.22 11面)

 

理化学研究所の高橋秀樹チームリーダーらは、植物がアン

モニア態窒素を土壌から吸収する際に働くたんぱく質であ

るAMTI型輸送体の機能を解明。
  (日刊工業新聞   2007. 8.22 24面)

 

北海道のイチゴ種苗・卸のホープは高温でも品質が低下し

にくいイチゴの新品種を開発。

 (日経産業新聞   2007. 8.22 28面)

 

産業技術総合研究所は、メルシャン生物資源研究所と共同

でビタミンDを活性化する酵素を放線菌から分離、精製す

ることに成功したと発表。
  (日本経済新聞   2007. 8.24 15面)
           
 ソニーは、ブドウ糖を使って発電する新方式の電池を開発

したと発表。発電時に二酸化炭素を排出せず、エネルギー

源を安定調達できるのが特徴。
  (日本経済新聞   2007. 8.24 15面)

 東北大学の正田晋一郎教授らは、微生物などが糖を分解する

酵素を最大で従来の3万倍の感度で検出できる技術を開発。
  (日経産業新聞   2007. 8.24  9面)

 

九州沖縄農業研究センターはコンバインによるダイズの収穫

時に発生する汚粒を減らせる受け網を開発。
  (日本農業新聞   2007. 8.25  8面)

 

動物衛生研究所プリオン病研究センターなどの研究チームは、

日本など世界各地で発生している「非定型BSE(牛海綿状

脳症)」と呼ばれる新しいタイプのBSEがマウスに感染する

ことを確認。 

(読売新聞     2007. 8.26  2面)

 

重い脳炎を起こして死亡することもある西ナイル熱の原因と

なるウエストナイルウイルスが、日本在来の蚊の体内でも増殖

し、ほ乳類に感染させる力のあることが、動物衛生研究所の

実験で判明。

(毎日新聞     2007. 8.26  2面)

 

フランスとイタリアの研究チームがブドウのゲノム(全遺伝

情報)を解読。果実を持つ農作物でゲノムが解読されたのは

初めて。
   (朝日新聞     2007. 8.27 34面)

 

欧州食品安全庁は、飼料用を目的とする遺伝子組み換え作物

(GMO)で、育てた家畜の肉、卵に有害な影響を与えると

の指摘に対して、科学的に根拠のないという調査結果をまと

めた。

  (化学工業日報   2007. 8.29  9面)

 

国立遺伝学研究所と農業生物資源研究所の研究グループは、

イネの花粉や雌しべが成長するのにかかわるRNA(リボ核

酸)に遺伝子の働きを抑える機能があることを突き止めた。

  (日経産業新聞   2007. 8.29 13面)

 

信州大学工学部は加工食品の原料として使った大豆やリンゴ

などの残さから有効物質の多糖類を取り出す装置を開発。

  (日経産業新聞   2007. 8.29  1面)

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしてい

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

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