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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第40号(20010日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン5月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹、麦)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「種間交雑によるアジサイ新品種の育成に成功」

・トピック

「『21世紀新農政2007』の詳細(農林水産省)」

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

◆気象予報◆

福岡管区気象台によると、向こう1か月の出現の可能性が最

も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとお

りです。

九州北部地方では、天気は数日の周期で変わるでしょう。

期間の前半は平年に比べ晴れの日が多い見込みです。

向こう1か月の気温は高い確率50%です。

週別の気温は、1週目は高い確率50%です。

3〜4週目は平年並または高い確率ともに40%です。

(5月4日付)。
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第2号(定期予報5月)

・病害虫発生予察注意報第1号(ナシ:黒星病)
・技術情報(水稲:ヒメトビウンカ・イネ縞葉枯病対策)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されて

ます。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開して

います。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹、落葉果樹 5月7日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

・麦類の生育情報と対策(5月1日現在)

 農産部のホームページ

 http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

主要農産物の生産状況と対策

早期水稲、麦、イチゴ、トマト、青ネギ、アスパラガス、

カンキツ、モモ、オンシジウム(洋ラン)、ガーベラ、茶、

乳牛について生産状況と対策をお知らせします。

(5月1日現在)

 

●早期水稲

4月20日前後が田植えの最盛期でした。

 育苗後期に寒暖の差が大きかったため、一部の地域でムレ

苗が発生しました。苗の活着を確認し、田植え10日後を目安

に除草剤の散布を行ってください。

 

●麦

出穂期は平年に比べ、小麦で7〜10日、大麦、裸麦で7〜12日

早くなりました。しかし4月上旬の気温が低かったため、

小麦の出穂から開花までの日数が、平年より2日程度長く

かかりました。

 3月以降少雨・多日照で経過しているので、湿害が少なく

生育は順調で、平年に比べ穂数は多く、穂長は平年並み、

葉色はやや濃く推移しています。

 成熟期は平年に比べ5日程度早くなると予想されます。

 本年産は下葉枯れが少なく、根部の活力が高いため、

収穫期の麦粒水分の低下が例年より遅いと予想されます。

特にビール麦は早刈りにならないよう留意してください。

排水口の整備を実施しましょう。

 大麦、小麦の出穂期が接近しているため、品種、播種

時期毎に出穂期を把握し、共乾施設の荷受け計画を作成し

てください。

    

●イチゴ

現在、4番果房の収穫が始まっていますが、出荷量の少ない

状態が続いています。

今後は、昨年並〜やや多い出荷量が見込まれます。ほとんど

の産地が5月2031日までの集荷を計画しています。

ハウス内温度の上昇を出来る限り防ぐとともに、病害虫

の発生に注意して収穫を続けてください。

 品質低下を防ぐため、収穫後の果実は早急に低温の場所へ

移しましょう。

 

●トマト

10月中旬を中心に定植した促成作型は、現在9〜10段果房

を収穫中です。13〜15段の開花が終わり次第、主枝を摘心

してください。

 生理障害、病害虫の発生は特にないですが、場によっ

ては軟化玉や灰色かび病が発生しています。

軟化玉は果実肥大期間の水分変化、主として乾燥後の多

水分が主要因です。土壌水分はPF2.1〜2.4を基本として維持

しましょう。

 栽培終了後は、黄化葉巻病の媒介虫・タバココナジラミ

をハウス内で完全に死滅させるようにしてください。

   

●青ネギ

 現在収穫中のネギは、昨年12月中下旬に播種された生育

日数130日程度を要した作型です。順調な生育をしたものは

2,800kg/10a程度の収穫量を確保しています。

 病害虫は、場によってハモグリバエが小発生している

程度ですが、ハモグリバエ、アザミウマを主体とした害虫に

対しては定期的な防除を励行してください。

今後播種する作型は、生育日数70日以内で、一日の吸水量

が多くなります。このためPF1.72.1とした適正な土壌水分管理

が栽培の基本となります。

  

●アスパラガス

 4月上中旬の低温の影響と立茎が始まったため、4月の出荷

量は減少しました。

茎葉上部が垂れ下がったら、110cm120cmで摘心してください。

鱗芽部の土壌がpF1.51.9で推移するように、少量・多回数

のかん水に努めましょう。

スリップスの早期防除と、立茎後に斑点病の予防防除を行

ってください。

 

●カンキツ

温州ミカンの露地ものは、発芽が良好で、樹によっては

有葉花も多く見られますが、全体的に着花過多の傾向です。

着花の多い樹は、有葉花の摘蕾と、花疲れ防止のための

花肥施用を徹底してください。4月末〜5月上旬に開花の

見込みです。

ハウスミカンは早期、後期ともに生育は順調です。5月上旬

より出荷開始予定です。スリップスの発生に注意してく

さい。

 

●モモ

 ハウスものは、2月被覆後の高温・高地温の影響で開花

までの期間が短縮され、開花期は早まりました。暖冬の割り

に枯死樹は少なく、生育、結実は順調です。定期的なかん

行い果実肥大促進してください。連休明けには出荷

開始予定となっています。モモノハナムシ、ゾウムシ、

キバラモクメキリガ等の雑害虫が多発しています。

 露地ものは、開花期が前年より6〜8日、平年より4〜5日

早くなりました。しかし、4月上旬の低温の影響で開花期間

が長くなり、結実もバラツキが大きくなっています。更に、

発芽期以降の乾燥の影響で発芽数、新梢伸長、果実の初期

肥大が抑制されています。実止まりや健全果の判別がつく

まで摘果を遅らせましょう。

 

●オンシジウム(洋ラン)

切り花品種は、「ゴアラムゼイ」から「ハニードロップ」への

転換が進んできています。「ハニードロップ」は、レモン色で

数量が少ないため、市場人気が高く、単価も安定しています。

しかし、花屋等の意見では「立体感が出しにくい」との評価も

あるので、今後産地では、従来品種との比率を検討する必要が

あります。

これから、高温等による花飛びが起きやすい条件となります

ので、ハウスの温度・光線管理に注意しましょう。

 

●ガーベラ

全国ガーベラ生産者協会福岡支部は、41518日に福岡

天神地下街で、4月18日=良い花の日:ガーベラ記念日を

PRするため、JA、ふくれんと共同でガーベラフェアを開催

しました。

温度上昇とともに、病害虫の発生が多くなるため、防除の

徹底を行ってください。

 

●乳牛

平成19年度2月の受託生乳量は9,062t(対前年同月比99.0%)

3月は10,404t(対前年同月比103.2%)となりました

  平成19年4月〜平成20年3月の受託生乳量は、減産型

生産調整のため110,913tとなり、平成18年度の受託生乳

量実績111,544tに対して99.4%で推移しています。

飼料価格が上昇しているため、食品製造副産物等を活用

する場合は給与診断を行い、栄養バランスに注意してく

さい。

 また、自給飼料は計画的に適期は種、適期収穫し、良質

粗飼料の収穫・調製に努めましょう。

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版4月27日掲載)

「種間交雑によるアジサイ新品種の育成に成功」

日本在来のヤマアジサイは、草姿が可れんで、わき芽にも

花が咲く多花性という優れた特長を持つが、花色のバリエー

ションが少なく、夏季高温時の育苗中に枯れやすい欠点があ

る。

一方、西洋アジサイとして流通しているハイドランジアの

大半の品種は、枝の頂芽にしか花が咲かないが、花色が豊富

で、栽培しやすいという特長を持つ。

 そこで、ヤマアジサイと西洋アジサイの交雑により両種の

長所を併せ持つ新品種を育成した。両種は種が異なり、通常

は種子がれないため、「胚珠培養」というバイテク技術を

用いて苗を作出した。この交雑個体の中から、花色が優れ、

かつ小輪・多花性を示す4系統を育成し、平成19年3月に

品種登録を出願した

 この内、1系統は、花の形がガク咲きで花色は白色から薄

桃色に変化する。他の3系統は、手まり咲きで、花色は桃色

もしくは白色である。4系統とも、西洋アジサイと比較する

と花の大きさは半分以下であるが、花数が非常に多い。

また、栽培法によっては大鉢、小鉢の生産が可能で、従来

の西洋アジサイにはない多彩な花容や草姿を活かした新規商

材として、新たな需要を喚起できるものと期待される。

問い合わせ先:福岡県農業総合試験場花

電話0929224958

 

◆トピック◆

●「21世紀新農政2007」の詳細(農林水産省)
 http://www.maff.go.jp/shin_nousei/index.html

 

●「我が国の食料自給率 −食料自給率レポート−」

(農林水産省)

 http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyuuritsu/report17/jikyu01_17.html

 

●有機農業の推進に関する基本的な方針の公表について

(農林水産省)

  http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070427press_5.html

 

●中国向け日本産米輸出が再開。
 日中両国政府は、日本産米の中国への輸出再開について、

4月11日、正式合意。
 日本産米の対中輸出は平成15年2月以降、検疫上の理由

で禁止されていましたが、日本側が一定の消毒を行うこと等

を条件に、輸出できることとなりました。

輸出条件は、

・農水省が指定し、中国側が認可した施設で精米されている

こと

・輸出前に燻蒸処理を行い、その旨を記述した植物検疫証明

書を添付すること

・包装に品種、精米工場、輸出者の名称・住所を中国語で表

記すること

等です。

 

●「和牛等特色ある食肉の表示に関するガイドライン」

(農林水産省)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070326press_6.html

 

●農林水産研究知的財産戦略の策定について
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070403press_1.html

 

●「農と食のサイエンス」第2号発行について
  青少年向けに最新の研究成果をわかりやすく紹介
 http://www.s.affrc.go.jp/docs/agiri_food/top.htm

●ウメのタネをデジタル画像処理して品種を識別する技術が

開発されました。

この技術については下記のサイトで読めます。
 http://www.fruit.affrc.go.jp/seika/2005/fruit05004.html

 

●野菜茶業研究所研究報告第6号(平成193月)

【野菜茶業研究所】
 「遺伝子組換えトマトを利用したモザイク病(CMV)

抵抗性トマト素材系統AT−CM01の開発」などを掲載。

 http://vegetea.naro.affrc.go.jp/print/bulletin/6/index6.htm

 

●技術情報の紹介【近畿中国四国農業研究センター】

「減化学肥料栽培・有機栽培のための土壌管理マニュアル

−環境保全と安心・安全野菜のために−」など掲載。

 http://wenarc.naro.affrc.go.jp/tech-i/tech_index.html#yasai

 

●米の1人1か月当たり消費量(平成19年2月分)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070416press_2.html

●主要食料品の小売価格の見通し等
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070402press_6.pdf

●牛肉小売価格等の調査結果(4月23日〜4月27日)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070501press_2.html

 

●平成19年3月の国内産米穀の卸・小売価格の概況

 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070425press_3b.pdf


●麦製品等の取引価格の推移(平成19年3月分)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070425press_1.html


●クローン牛の異動報告

H18.3.1H18.3.31異動情報提供分)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070426press_2.html

 

●統計データ
平成17年 青果物産地別卸売統計
平成18年 農業資源調査結果の概要
平成18年 耕地及び作付面積統計
2005
年農林業センサス 第1巻 都道府県別統計書 
財務省貿易統計(輸出)(輸入) 平成18年計(確定値) 

 http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei

 平成17年産 米及び小麦の生産費
平成18年 農業経営改善計画の営農類型別認定状況

  http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei

 

●果物おもしろ記録:香春町神宮院の石割枇杷
 福岡県田川郡香春町殿町にある神宮院(じんぐういん)の

石割枇杷(いしわりびわ)は、石灰岩を割って生育したような

力強い姿を見せています。福岡県指定の天然記念物です。

下記サイトで石割枇杷を見ることが出来ます。
 http://www.educ.pref.fukuoka.lg.jp/bunka/cgi-bin/detail/detail.cgi?number=251

 

●新聞見出し記事紹介

東京農工大農学部の石川駿二教授は、ブルーベリーの防除対

策として、防虫ネットでオウトウショウジョウバエの被害が

完全に食い止められることを確かめた。
 (日本農業新聞   2007. 4. 1 13面)

 

農林水産省は、国産の和牛を輸出する際に「日本ブランド」

を示す統一マークを添付する方針を決めた。

近くデザインを公募し、2007年度中の実施を目指す。
 (日本農業新聞   2007. 4. 1  2面)

 

農林水産消費技術センター、肥飼料検査所、農薬検査所の3

独立行政法人が合併して4月1日から、「農林水産消費安全

技術センター(FAMIC)」としてスタート。
 (日本農業新聞   2007. 4. 1  2面)

 

中央農業総合研究センターの津田新哉上席研究員は、トマト

に黄化、壊疽をもたらすウイロイド病が新たに見つかったと

報告。
 (日本農業新聞   2007. 4. 2  2面)

 

神奈川県農業技術センターは、メロンの非破壊糖度計「甜揣

(てんすい)」を宮城県のワイドテクノと共同開発、商品化。
 (日本農業新聞   2007. 4. 3  1面)

 

京都府立茶業研究所は抹茶の原料である、てん茶の葉をデジ

タルカメラで撮影し、パソコンで品質を評価するシステムを

開発。
 (日本農業新聞   2007. 4. 3  9面)

 

近畿中国四国農業研究センターが開発した安価な自動かん水

施肥装置が、農業現場で注目を浴びている。

2007年度中にも装置が市販化される予定で、普及が進みそう。
 (日本農業新聞   2007. 4. 3  9面)

 

明治大学と筑波大学などの研究チームは、臓器や組織がだい

だい色に光るクローン豚の作成に成功。

サンゴの遺伝子を組み込む。再生医療や異種移植の研究に有望。
 (日経産業新聞   2007. 4. 3  9面)

 

理化学研究所と筑波大学の研究チームは、植物ホルモンの情

報伝達経路を初めて解明。植物が受ける環境ストレスが、生

育にどのような影響を与えるかを知る手がかりに。
 (日経産業新聞   2007. 4. 3  9面)

 

農林水産技術会議は、農業分野の研究成果の社会還元を強化

するため「農林水産知的財産戦略」を策定。

  (日本農業新聞   2007. 4. 4  3面)

 

農業生物資源研究所は、遺伝子組み換え技術によってスギ花

粉症緩和につながる「花粉症緩和米」について、サルとマウス

を使った動物実験では、食べさせても異常は認められなかった

と発表。

 (朝日新聞     2007. 4. 4 33面)

 

栃木県が育成し、品種登録出願していた酒造好適米「とちぎ

酒14」が3月23日付けで品種登録されていたことが明ら

かに。
 (日本農業新聞   2007. 4. 5 13面)

 

茨城県農業総合センター山間地帯特産指導所は、温水を循環

させてウドを促成栽培する方法を確立。

伏せ込みから23日程度で収穫できる。
 (日本農業新聞   2007. 4. 5 13面)

 

森林総合研究所は、スズメバチの女王バチを不妊化させる寄

生虫を世界で初めて発見。女王バチの越冬中に寄生し、不妊

化させ巣作りを出来なくする新種の線虫。
 (毎日新聞     2007. 4. 6 26面)

 

北海道立北見農業試験場作物研究部馬鈴しょ科の研究グルー

プは、ジャガイモ疫病とジャガイモシストセンチュウの抵抗

性を併せ持つ新品種「サヤアカネ」を発表。

ほぼ無農薬栽培が可能。

  (科学新聞     2007. 4. 6  4面)

 

温暖化などの気候変動の影響で、かつて年1回だったキノコ

の形成が年2回に増えるなど、菌類の生活が大きく変化して

いることを英国の研究グループが約50年のデータから突き止

めた。

  (日本経済新聞   2007. 4. 6 38面)

 

農林水産省は、地球温暖化が進んだ場合にコメや果樹の生育

に深刻な影響が出るとの予測をまとめ、暑さに強い品種開発

や栽培方法の見直しなどの対策を本格的に検討することを明

らかに。

  (東京新聞(夕刊) 2007. 4. 7  1面)

 

農林水産省は、同省所管の研究機関が開発した成果のうち、

とくに農業生産現場への早期の普及促進を目指す「農業新技術

2007」を選定したと発表。
 (日本農業新聞   2007. 4.10  3面)

 

理化学研究所の平井優美ユニットリーダーらは、ブロッコリー

やキャベツなどアブラナ科の野菜にがん予防成分を作らせる

新遺伝子を見いだした。
 (日本農業新聞   2007. 4.10  1面)

 

群馬県農業技術センター前橋研究拠点は、キュウリの重さ・

長さ・曲がり具合の3つを同時に判別する小型選別機を開発。

判別制度はベテラン農家が持つ熟練した技術と同等。

  (農業共済新聞   2007. 4.11 13面)

 

奈良先端科学技術大学院大学やドイツ・フライブルク大学、

オランダ・ユトレヒト大学のグループは、植物の根の成長を

つかさどる遺伝子を発見。
 (日経産業新聞   2007. 4.12 10面)

 

食品総合研究所の越智幸三生物機能解析ユニット長らは、微

生物の休眠遺伝子を人工的に活性化することで、抗生物質

など有用物質を新たに作り出す技術を開発。
 (日刊工業新聞   2007. 4.12 18面)

 

北海道立工業試験場はリンゴやミカンなど果実をもぎ取る専

用装置を開発。

製造・販売を担う機械メーカーを募り商品化する。
 (日経産業新聞   2007. 4.13  1面)

 

ファンケルは、名城大学隆吉助手らと共同で、発芽玄米中に

含まれる抗酸化物質が、マウスを用いた実験で、認知症の予

防に役立つことを確認。
 (日刊工業新聞   2007. 4.13 20面)

 

福島県農業総合センターは、キュウリホモプシス根腐病に

「マルチ畦内消毒」が効果的であることを突き止めた。

畝立てした後に、土壌消毒する。
 (日本農業新聞   2007. 4.13 11面)

 

米ノースカロライナ州立大学などの研究チームは、6800万年

前の恐竜ティラノザウルスの骨からたんぱく質を抽出した結

果、遺伝的にティラノザウルスがニワトリの血族に当たる

証拠を得た。

  (朝日新聞     2007. 4.16 31面)

 

宮崎県総合農業試験場は、夏にイチゴ「さがほのか」を作る

栽培方法にメドをつけた。

県内では標高1000メートル、1日の施設内温度が平均25

以下という条件付き。
 (日本農業新聞   2007. 4.15  1面)

 

シャープはトウモロコシやイモなどを原料とするポリ乳酸系

の植物性プラスチックにポリスチレン系プラスチックを混合

する技術を開発。
 (日刊工業新聞   2007. 4.16 13面)

 

九州沖縄農業研究センターは、牛の排せつ物から窒素含量の

高い有機質肥料を作る技術を開発。悪臭抑制効果も。

(日本農業新聞   2007. 4.17 13面)

 

中央農業総合研究センターと岩手県農業研究センターは、イ

ンターネット上で農業経営のシミュレーションができるシス

テムを開発したと発表。
 (日本農業新聞   2007. 4.17 13面)

 

近畿中国四国農業研究センターは、遺伝的にうまく飛ぶこと

が出来ないテントウムシのナミテントウを育成。

アブラムシ類防除の省力化へ。
 (日本農業新聞   2007. 4.17 13面)

 

岩手県農業研究センターは、中央農業総合研究センターと共

同で開発した「農業技術体系データベース・システム」をイン

ターネット上で一般公開。
 (日刊工業新聞   2007. 4.17 22面)

 

奈良先端科学技術大学院大学の島本功教授らは、花を咲かせ

る物質「花成ホルモン」をイネの実験で発見したと発表。
 (毎日新聞     2007. 4.20  3面)
 (読売新聞(夕刊) 2007. 4.20 20面)

 

農水省、経済産業省などの5省は、バイオ燃料を研究する12

の独立行政法人が連携し、「研究独法バイオ燃料研究推進協議

会」を発足させると発表。
 (日本農業新聞   2007. 4.20  2面)

 

九州沖縄農業研究センターは、トマト黄化葉巻病を引き起こ

すタバココナジラミバイオタイプを、1日程度で判別できる

技術を開発したと発表。
 (日本農業新聞   2007. 4.20  1面)

 

農業生物資源研究所と農林水産先端技術産業振興センター農

林水産先端技術研究所の研究グループは、豚の背骨の長さを

コントロールする遺伝子を明らかにしたと発表。
 (日本農業新聞   2007. 4.21  1面)

 

東京大学大学院の西澤直子教授らは、植物が育ちにくいアル

カリ性の土壌でも成育する稲を、遺伝子組み換え技術により

開発したと発表。
 (日本農業新聞   2007. 4.21 11面)

 

近畿中国四国農業研究センターと近畿中国四国地域15府県

の農業関係試験研究機関は米「きぬむすめ」を地域の基幹品

種候補に選んだ。
 (日本農業新聞   2007. 4.24 11面)

 

イネの全遺伝情報解析ベンチャー、植物ゲノムセンターは独自

開発した新品種米「恋しぐれ」のライセンス供与事業を始めた。
(日本経済新聞   2007. 4.24 39面)

 

群馬県蚕糸技術センターは、蚕の体から直接、絹タンパクを

抽出する方法を確立。絹糸腺を取り出して蒸留水で振動溶解

させる。抽出に薬品を使わないため、効率的に高分子の絹タ

ンパクが出来る。

 (日本農業新聞   2007. 4.25 15面)

 

大阪府環境農林水産総合研究所は、イチジクの接ぎ木栽培で、

イチジク株枯病に抵抗性を持つ台木として「イスキア・ブラ

ック」を選抜。
 (日本農業新聞   2007. 4.26 11面)

 

大分県畜産試験場などは、焼酎を製造する際に出る産業廃棄

物の「凝縮液」(廃液)を利用して、豚の汚水に含まれる窒素

を除去するシステムを開発。
 (日本農業新聞   2007. 4.27  1面)

 

緑産は、堆肥の腐熟度を判定するキット「Dr.コンポ」を

開発し、販売を始めた。堆肥の生産から利用までの各段階で、

誰でも簡単に約15分で判定できる。
 (日本農業新聞   2007. 4.27 11面)

 

キリンビールは牛の体内で人の抗体を従来の約100倍の効率

で作成する技術を開発。遺伝子改変とクローン技術を組み合

わせて、牛自体が自分の抗体を作る能力を抑制。
 (日本経済新聞   2007. 4.27 15面)

 

農林水産省は4月から、担い手農家対策の品目横断的経営安

定対策の加入申請データを本省と地方農政局・農政事務所が

インターネットで共有化。農家の負担軽減にも。

  (日本農業新聞   2007. 5. 1  2面)

 

日立協和エンジニアリングは生鮮卸のデリカフーズと業務提

携し、農産物の栄養や残留農薬などの分析事業を始める。

  (日本経済新聞   2007. 5. 2 13面)

 

米コーネル大学の研究チームは、木くずや雑草を分解する新

しい植物酵素をを発見。バイオエタノールを低コストで製造

するのにつながると見ている。
 (日経産業新聞   2007. 5. 2  8面)

 

全米でミツバチが巣から突如として集団失踪や大量死する問

題が深刻化しており、カリフォルニア大学サンフランシスコ

校の研究者はこのほど、「容疑者の有力候補」として寄生性

病原菌を検出。

(日本農業新聞   2007. 5. 3 13面)

 

京都大学や日清製粉などの研究チームは、バイオエタノール

の原料として期待される木くずや雑木をキノコの一種で分解

する手法を開発。
  (日本経済新聞   2007. 5. 4  9面)

 

沖縄県畜産研究センターは沖縄戦で壊滅的な被害を受け、県

1980年代から繁殖に力を入れている沖縄在来豚「アグー」

の凍結精子を使った人工授精に成功、子豚3頭が元気に育って

いる。

 (産経新聞     2007. 5. 5 26面)

 

近畿中国四国農業研究センターは、水稲直播栽培用の鉄コーテ

ィング種子を大量に製造できる技術を開発。

 (日本農業新聞   2007. 5. 8  9面)

 

自然科学研究機構基礎生物学研究所の研究グループは、ごく

小さな短鎖たんぱく質(ペプチド)を合成して細胞の形態を

決定するショウジョウバエの遺伝子「ポリッシュド・ライス」

を発見。

(日刊工業新聞   2007. 5. 8 10面)

 

同じ桑の葉を食べても、カイコは種類によって白や黄色、

ピンク、緑など違う色の繭を作るが、国立感染症研究所や農

業生物資源研究所などの研究チームは、このうち、黄色い繭

ができるメカニズムを突き止めた。
 (毎日新聞     2007. 5. 8 29面)

 

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