━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第39号(20010日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

メールマガジン4月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹、麦)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「簡便で実用的な牛ふん堆肥の腐熟度判定法

・トピック

遺伝子組換え食品ホームページ」

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

◆気象予報◆

福岡管区気象台によると、向こう1か月の出現の可能性が最

も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとお

りです。

九州北部地方では、天気は数日の周期で変わるでしょう。

週別の気温は、2週目は平年並または低い確率ともに40%です。

(4月6日付)。
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第1号(定期予報4月)
・技術情報(麦類赤かび病防除の徹底について)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されてい

ます。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開して

います。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹4月9日現在、落葉果樹4月2日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

・麦類の生育情報と対策(3月20日現在)

 農産部のホームページ

 http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/nosan/index.html

 

主要農産物の生産状況と対策

早期水稲、麦、イチゴ、ブロッコリー、トマト、青ネギ、カ

ンキツ、ハウスナシ、ガーベラ、鉢物全般、肉用牛について

生産状況と対策をお知らせします。(4月2日現在)

 

●早期水稲

 播種後の気温が低かったため、出芽の揃いが悪く、苗の

生育はやや遅れ気味です。温度管理を徹底し、ムレ苗の防

止に努めてください。

 田植えは 4月10日頃から始まり 4月22日頃が最盛期の

見込みです。田植え3〜5日前にビニルを除去し、苗を馴化

させましょう。

 

●麦

大麦、小麦とも平年に比べ茎数は多く、また降水量が少

ないため湿害もなく、生育は順調です。

出穂期は平年より1週間程度早く、麦種、播種時期別の

出穂期は次のとおりと予想しています。

・裸麦、大麦

  11月中旬播種・・・・・3月5〜6半旬

  11月下旬播種・・・・・3月6〜4月1半旬

  12月上旬播種・・・・・4月1〜2半旬

  12月中旬播種・・・・・4月2〜3半旬

・小麦

  11月中旬播種・・・・・3月6〜4月1半旬

  11月下旬播種・・・・・4月1〜2半旬

  12月上旬播種・・・・・4月2〜3半旬

 排水口を整備し、小麦は開花最盛期(出穂後710日)、

大麦・裸麦は穂揃い期(出穂後14日)に赤かび病の防除を

実施してください。

  

●イチゴ

2番果房の残果および 3番果房を収穫中です。4番果

房は出蕾しているものもありますが、割合は多くないよう

です。

 現在、全国的に出荷量が多く、単価が低迷しています。

気温が高く着色速度が早いため、収穫が遅れないように

注意してください。

 収穫およびパック詰め作業時のオセの発生に注意しましょう。

 

●ブロッコリー

暖冬の影響で出荷が前倒しになり 1 2月の出荷量が多く、

ピークは 2月中旬でした。その後減少し、 3月中下旬は出荷

量が少なくなりました。

初夏穫りは順調に生育していますが、生育のスピードが速い

ので収穫時期に留意してください。収穫は品温が上がらないう

ちに行い、予冷庫がある場合は予冷してください。 

   

●トマト

 10月中旬を中心に定植した促成作型は、現在 6〜 7段果房を

収穫、12〜13段花房が開花中です。果実の大きさはM、Sが

中心階級で、空洞果によりA品の割合は10%以下となってい

ます。

 2月下旬からマルハナバチによる受粉を全産地で開始し

ています。

例年多発する灰色かび病は、現在は小康状態で推移して

います。

4月以降日射量が増加し、株当たりの吸水量が多くなる

ため、適正な土壌水分管理が肝要となります。テンション

メーター設置ほ場ではPF2.3〜2.4を目安に管理してください。

 今後、夜間の葉面結露防止には循環扇の稼働が効果的です。

 

●青ネギ

 現在、12月上旬播種で、生育日数120日程度のものが収

穫中です。

気候が温暖になり、水分の多いほ場では、葉太り気味の

生育となっています。

  ハモグリバエ、スリップスが多くのほ場で発生しています。

4月以降土壌水分の適正管理が肝要です。テンションメー

ターを設置し、PF1.7〜2.4で管理してください。

 

●カンキツ

温州ミカンは、露地は寒の戻りにより生育が停滞してい

ます。前年に比較して枝の枯れ込み、落葉は少ないようで

す。着花が多く、樹勢の衰弱が予想されるので花肥を施用

してください。

ハウスの早期加温は順調な仕上がりで、出荷開始は4月

末頃の予定です。ハウスの温度管理における降温速度は、

果皮の粗滑程度により加減しましょう。

  中晩柑は「アマナツミカン」を出荷中です。酸味はやや

残るが糖度高く、高価格を維持しています。

 

●ハウスナシ

 暖冬のため、休眠覚醒に必要な低温遭遇時間が不足し、ハ

ウスのビニル被覆時期を遅らせました。加温ハウスの被覆は

21012日が中心で、無加温ハウスやトンネルでは2

20日以降に被覆しました。

 加温ハウスでは、休眠覚醒不良による発芽障害(ねむり症)

の発生を懸念しましたが、主幹障害が見られる一部を除いて

発芽は順調です。しかし、無加温ハウスやトンネルでは、3

月中〜下旬の寒の戻りにより生育が停止し、発芽障害が多発

しています。

 加温ハウスは31020日に満開期を迎え、無加温ハウス

は同時期に開花期を迎えました。

開花期間中は最高気温が高くなりすぎないように換気に

努め、最低気温はやや高めに維持し、保温に努めましょう。

また、湿度が高いと灰色かび病等が発生しやすくなるため

灌水はやや控え、落花期以降は5〜7日間隔で10〜20oの

灌水を行いましょう。

 

●ガーベラ

 昨年は、定植時期の遅れや、長梅雨、夏季の高温等の影

響で出荷数量が減少しました。

 18年度の販売金額は、3月を含めると前年並みの見込み

です。

マメハモグリバエ、ダニ、オンシツコナジラミ、スリップス

等の発生が多くなるので防除の徹底を図ってください。

 

●鉢物全般

18年度の販売は、数量は増加したものの、単価の下落により

販売金額は前年より下回る見込みです。

品目ではデンドロビューム、アジアンタム、プリムラ、カラン

コエ、ラナンキュラス等が前年よりも増加しています。

害虫の発生に注意してください。

 

●肉用牛

昨年12月中旬以降、記録的な暖冬により鍋物需要は振るわ

ず、牛肉、豚肉ともに末端消費の低迷は2月中旬まで続きま

した。

米国産輸入牛肉は4月以降増加見込みですが、相場への影

響は不透明の模様です。

温暖な季節となり、ビタミンやミネラルの所要量は増加す

るので、ビタミン欠乏症や尿石症の予防対策のため、ビタミ

ンの補給、鉱塩の設置、給水器の点検を徹底してください。

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版3月23日掲載)

簡便で実用的な牛ふん堆肥の腐熟度判定法

 牛ふん堆肥の腐熟度は、コマツナ種子の発芽率で判定する方

法が用いられているが、未熟堆肥でも発芽することがあり、正

確に判定できない欠点があった。そこで、コマツナの発芽率に

茎長を加味した「発芽インデックス法」が提案された。

この方法は、腐熟度を精度よく判定できるが、振とう機や恒温

器などの機材が必要となる。そのため、現場で簡便に腐熟度を判

定できるように改良を加えた。

 堆肥に10倍量の沸騰水を加え、手で30秒間振とうして得た抽

出液と比較対照の水道水を専用キットにそれぞれ入れて、コマツ

30粒を15℃以上の室内で直射日光を避けて5日間生育させ、

発芽率と茎長を測定する。発芽インデックスは

(堆肥抽出液の発芽率×平均茎長)÷(水道水の発芽率×平均茎長)

で求め、150以上を腐熟が進んでいると判定する。

 この簡易版発芽インデックス法を、堆肥の生産管理の場面で活

用することで、有機栽培による安全・安心な農産物の生産に寄与

できるものと期待される。

専用キット購入の問い合わせは、

製造販売元の(株)ジェイペック(093-741-1808)まで。

また、この記事に関しては、

福岡県農業総合試験場畜産環境部(電話0929255177)まで。

 

◆トピック◆

●遺伝子組換え食品ホームページ
 http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/index.html

●野生鳥獣(イノシシ、シカ、サル)による被害防止マニュアル
(実践編)の作成、配布について
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070327press_4.html

 

●田んぼの生きもの調査2006(農林水産省)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070323press_8.html

 

●平成19年産水稲10a当たり平年収量について
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070327press_2.html

 

●農林水産省知的財産戦略の決定について
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070323press_6.html

 

●平成19年度畜産物価格関連対策の概要
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070309press_10.html

 

●世界のBSE発生状況(更新:平成19328

【動物衛生研究所】

 http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/bse/count.html

 

●野生のクマタカからのH5N1亜型鳥インフルエンザウイルス

の検出について(環境省:平成19318日)

 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8171

 

●「農作業事故防止の強化に向けた取組事例集」の作成について
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070308press_4.html

 

●農林水産研究に関する情報をビデオで配信
 「進化する施設栽培」「イネで牛を育てる」「魚と貝のバイオ

テクノロジー」など最近の研究成果をビデオで紹介
 http://www.s.affrc.go.jp/docs/podcast/top.htm

●大豆不耕起狭畦栽培マニュアル[中央農業研究センター]
 汎用型不耕起播種機を用いた省力低コスト大豆栽培技術の

実証試験結果の紹介
 http://narc.naro.affrc.go.jp/kanto/pro1/fukoki/saibai.htm

 

●ノロウイルス食中毒に注意しましょう!!(食品安全委員会)

 http://www.fsc.go.jp/sonota/norovirus.html

ノロウイルスに関するQ&A(最終改定:平成1937日)

(厚生労働省)

 http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/dl/040204-1.pdf

 

ノロウイルス感染症のページ(1225日更新)

(国立感染症研究所)

 http://idsc.nih.go.jp/disease/norovirus/index.html

 

●地産地消に関する意識・意向調査
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070312press_10.html

●食料自給率レポートについて
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070330press_13.html

●米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の公表について
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070327press_6.html

 

●牛肉小売価格等の調査結果(3月19日〜23日)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070326press_3.html

 

●米の1人1か月当たり消費量(平成19年1月分)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070315press_4.html


●平成19年2月の国内産米穀の卸・小売価格の概況について
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070322press_3.html

●麦製品等の取引価格の推移(平成19年2月分)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070322press_4.pdf

●集落営農実態調査結果の概要(平成19年2月1日現在)

平成18年産4麦の品種別収穫量及び4麦の収穫量(確定値)
平成18年産「指定野菜に準ずる野菜」の作付面積、収穫量

及び出荷量

 http://www.maff.go.jp/tokei.html

 

●新聞見出し記事紹介

花き研究所は、育成した小輪のスプレイ菊「つくば1号」の

利用許諾の希望者を募集。

対象は、種苗会社など、苗を増殖し販売できる者。
 (日本農業新聞   2007. 3. 8 15面)

 

埼玉県農林総合研究センター園芸研究所は、トマト3品種を

隔離床で防根透水シートを敷き、土耕栽培したところ、リコ

ピン含有量が慣行栽培の約2倍になることを確かめた。

  (日本農業新聞   2007. 3. 8 15面)

 

タカラバイオのバイオ研究所は、骨にカルシウムを蓄積させる

たんぱく質のオステオカルシンが活性型のまま含まれる抽出物

を、煮込んだブタの骨から製造することに世界で初めて成功。

  (化学工業日報   2007. 3. 8  6面)

 

米国ブルックヘブン国立研究所は、植物の種子に含まれる脂肪

酸の組成を遺伝子組み換え技術を使って変えることに成功。
 (日経産業新聞   2007. 3. 8 13面)

 

ライオンなどは、母乳や牛乳に含まれるたんぱく質ラクトフェ

リンに、コレステロールや中性脂肪の増加を抑制する効果が

あることを動物実験で確認したと発表。
  (日経産業新聞   2007. 3. 8 13面)

 

林木育種センターは、花粉症対策として花粉飛散量が極めて

少ないヒノキ16品種を特定。

花粉の少ない品種はスギでは100以上特定されているが、

ヒノキは初めて。
 (東京新聞     2007. 3. 9  3面)

 

群馬県農業技術センターは、オギワラ(株)と共同でキュウリ

の小型選別機を開発。

操作が簡単で、熟練者並みの選別能力を持ち、最大で1時間当

たり300kgの選別ができ、作業効率は約1.3倍。

(日本農業新聞   2007. 3. 9 12面)

 

農村工学研究所らの研究グループは、カドミウム汚染土壌で

アブラナ科の植物を育てると、土壌中のカドミウムの減少を

確認した、と発表。

  (毎日新聞     2007. 3.13  2面)

  (日本農業新聞   2007. 3.13 15面)

 

産業技術総合研究所等の共同研究グループは、雄しべと雌しべ

の形成を効率よく妨げることに成功。産総研が開発した植物遺

伝子を制御する新技術を使い、シロイヌナズナとイネで効果を

確認。

(日経産業新聞   2007. 3.13  9面)

 

東京大学発ベンチャーのゲノム創薬研究所は、スギ花粉の構造

を壊すことで飛散を抑える技術を開発。群馬県林業試験場など

と協力して、実際の樹木に散布して効果を調べる。

  (日本経済新聞   2007. 3.14 15面)

 

食品総合研究所と東京大学は、濃度が高くなると溶液を通す膜

を開発し、エタノールだけを通す膜とを組み合わせて濃縮する

技術を開発。自動車燃料用生産に弾み。
 (日経産業新聞   2007. 3.14 11面)

 

石川県農業総合研究センターは、浅紫色で切り花品質に優れた

新品種のフリージアを育成。

  (日本農業新聞   2007. 3.14 14面)

 

新潟県農業総合研究所は、簡易型水分測定器を使って大豆

「エンレイ」の収穫適期を判断する方法を開発。

 (日本農業新聞   2007. 3.14 13面)

大阪府食とみどりの総合技術センターは、水稲「コシヒカリ」

に強アルカリ性電解水を葉面散布すると、収量が増えることを

確かめた。出穂7日前まで散布すると増収効果があるとみて

いる。

 (日本農業新聞   2007. 3.14 13面)

 

鹿児島県農業開発総合センター畜産試験場は、黒毛和種去勢

肥育牛の鼻紋の出現頻度と肉質の関係を調べ、鼻紋の4つの型

のうちB型が肉質等級やBSM(脂肪交雑)ナンバーが低い

傾向を確認。

(日本農業新聞   2007. 3.14  1面)

 

北海道大学農学部の原博教授らは、野菜などに含まれるビタ

ミンの一種、イノシトールとリン酸が結合した物質に抗がん

作用があることを、人の大腸がん組織を取り出して投与した

実験で確認。

  (日経産業新聞   2007. 3.14 11面)

 

大阪大学大学院人間科学研究科の山本隆教授らは、「桂花」

(中国のキンモクセイ)の香りが摂食・飲水量の増加を引き

起こす「オレキシン」の発現量を抑制する効果を持つことを

発表。

  (日刊工業新聞   2007. 3.14 26面)

 

金沢大学大学院の早川和一教授らと中国科学院の共同研究グル

ープは、春先に飛来する黄砂に微生物が含まれている可能性

を明らかに。生態系の悪影響や呼吸器系疾患などの原因にな

る恐れ。

  (日刊工業新聞   2007. 3.14 26面)

 

カネボウ化粧品は、フェアビアンカという白いバラの品種の

香りに、肌の黒ずみの原因となるメラニン色素の生成を妨げ

る成分が含まれていることを見つけた。
 (朝日新聞(夕刊) 2007. 3.14  3面)

 

九州沖縄農業研究センターは、パイナップルの果皮から酢を

作る技術を開発し、同センターの研究成果発表会で紹介。
 (日本農業新聞   2007. 3.15 15面)

 

英ウォーウィック大学などは、モンシロチョウの幼虫だけを

殺す「XptA1」と呼ぶ細菌由来のたんぱく質毒素の分子

構造を解明。
 (日経産業新聞   2007. 3.15 10面)

 

厚生労働省研究班は、大豆食品に含まれるイソフラボンが男

性で前立腺がんの発症を抑制する効果があるとする調査結果

を発表。
 (朝日新聞     2007. 3.17  3面)

 

ライオンは、牛乳や母乳などに含まれる多機能性たんぱく質

「ラクトフェリン」に人間でも内臓脂肪を減らす効果がある

ことを確認したと発表。人間での低減効果を確認したのは

初めて。

  (日刊工業新聞   2007. 3.20 22面)

 

東北農業研究センターは、自脱コンバインを改造するなどで

稲発酵粗飼料の普及課題であった収穫コストについて、コスト

を専用機の半分以下で済む作業体系を確立。
 (日本農業新聞   2007. 3.20 14面)

 

京都大学生態学研究センターは水菜などアブラナ科の害虫コナ

ガの土着天敵であるコナガサムライコマユバチを使った害虫

防除システムを開発。
 (日本農業新聞   2007. 3.20 11面)

 

ハウス食品は、農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合

研究センター北陸研究センターが育成した、カレーに合ううる

ち米の新品種「華麗米」を公開。
 (日本農業新聞   2007. 3.20  5面)

 

埼玉県農林総合研究センター園芸研究所は、ナス畑ではカブリ

ダニ類が害虫のチャノホコリダニの在来天敵として働くことを

突き止めた。稲わらがカブリダニのすみかや餌になると見ている。

 (日本農業新聞   2007. 3.21 13面)

 

山梨県総合農業試験場は、秋冬季に切り花用シンビジウムの夜温

管理を零度でしても、採花本数や開花品質に影響がないことを

確かめた。
 (日本農業新聞   2007. 3.21 11面)

 

群馬県農業後術センターは、品種登録出願中の高糖度トマト

「甘しずく(仮称)」の栽培方法を確立。8月上旬に種をまき、

密植で糖度7以上の上物率が向上。
 (日本農業新聞   2007. 3.22 17面)

 

北海道大学大学院農学研究院の岩間和人教授は、乾いた土壌

に強く、高収量が期待されるジャガイモの新品種を開発し、

農水省からこのほど種苗登録を認可された。
 (日本農業新聞   2007. 3.22 16面)

 

埼玉県農林総合研究センターは、ソバの害虫・ハスモンヨトウ

の防除で黄色灯に効果があることを確認。

  (日本農業新聞   2007. 3.22 15面)

 

神奈川県農業後術センターは、梨の樹体ジョイント仕立ての

枝の誘引にかかる時間を調べた結果、慣行の4本主枝仕立て

に比べ、約2分の1に短縮できることを確認。支柱の設置

が不要に。

  (日本農業新聞   2007. 3.22 15面)

 

日本医科大と森林総合研究所は、森林浴に免疫機能を向上さ

せ、一定期間維持する効果があることを実証。

 (日本農業新聞   2007. 3.24 11面)

 

農林水産省は農林水産省知的財産戦略会議のなかで、作物の

ゲノム情報を活用して新品種を育成する方針を明らかに。

2010年度までに50件の新品種を育成する。
 (化学工業日報   2007. 3.26  4面)

 

学会協の英文論文誌が、電子ジャーナル化に伴う様々な取り

組みによって国際的な存在感を高めている。農芸化学会は

JITECのPDFダウンロード数5ヶ月間連続首位。

  (科学新聞     2007. 3.23  1面)

 

四国電力グループの四国総合研究所は、480560nmの波長

の緑色光を照射して、炭そ病などの植物病害を防除する技術

を開発。

(フジサンケイビジネスアイ 2007.3.27 5面)

 

千葉大や静岡大などの研究チームの遺伝子解析の結果、ソメイ

ヨシノは伊豆地方に固有の野生種オオシマザクラと東京・上野

公園などにあるコマツオトメの交配で生み出された可能性が判

明。 (日本農業新聞   2007. 3.27 19面)

 

山口大学農学部の執行正義助教授らの研究グループは、染色体

に着目し、高機能性の野菜を作り出す新しい育種法を開発。
 (日本農業新聞   2007. 3.27  1面)

 

ライオン生物科学研究所のチームは、男性の「抜け毛」を加速

させるたんぱく質を見つけた。

   (毎日新聞     2007. 3.27 29面)

 

岐阜県畜産研究所などは、和牛のおいしさに関連すると考えら

れている脂肪酸の組成に影響する遺伝子2種類について、それ

ぞれ独立した効果があると発表。
  (日本農業新聞   2007. 3.28 17面)

 

広島県立畜産技術センターは、飼料稲と食品副産物のビールかす

や糖みつなどを混ぜ、発酵させた完全混合飼料で、乳量が1日

40kg程度の牛を飼養できる技術を確立。
  (日本農業新聞   2007. 3.29 11面)

 

宮崎県総合農業試験場は、柿「大秋」で雨よけ栽培をすると、

果実の汚れが減ることを確認。糖度、大きさも向上。

(日本農業新聞   2007. 3.29 11面)

 

大阪府立大学や同府立食とみどりの総合技術センターなどの

研究チームが、薬剤を泡状にして散布する技術を開発。農薬の

ドリフト(飛散)が減らせ、薬剤の量の少なくできるという。

   (日本農業新聞   2007. 3.29 11面)

 

森永乳業は新潟大学と共同で、牛乳などに含まれるたんぱく質

「ラクトフェリン」に歯周病の原因菌を抑制する効果があるの

を確認。
  (日刊工業新聞   2007. 3.29 20面)

 

トウモロコシを主な原料にする代替燃料エタノールの生産ブー

ムがおきている米国で、ほかの農産物からトウモロコシに転作

する動きが加速。食料より燃料に、エタノール特需。

   (朝日新聞     2007. 3.29 12面)

 

どの農薬を、いつ、まけばよいのかを判定する「農薬使用リス

ク管理システム」が、4月から本格的にスタートする見込み。

中央農業総合研究センターなどが開発した「農薬適正使用ナビ

ゲーションシステム」を活用。
  (日本農業新聞   2007. 3.30 15面)

 

農水省は、豚を死亡させる法定伝染病・豚コレラについて国際

獣疫事務局(OIE)が4月1日に日本をウイルス汚染がない

「清浄国」として認めることを明らかに。
  (日本農業新聞   2007. 3.31  1面)

 

花粉症の症状軽減を狙う遺伝子組み換えの「花粉症緩和米」に

ついて、農林水産省は医薬品として開発していくことを決めた。

厚生労働省が「医薬品に該当」の最終判断を示し食品での開発

を断念。

(読売新聞(夕刊) 2007. 3.31  1面)

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしてい

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━