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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第37号(2008日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン2月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「傾斜地茶園でのフェロモン剤の活用方法」

・トピック

鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)」

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

◆気象予報◆

福岡管区気象台によると、向こう1か月の出現の可能性が最

も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとお

りです。

九州北部地方では、天気は数日の周期で変わるでしょう。

向こう1か月の気温は高い確率50%です。

週別の気温は、1週目は高い確率70%です。2週目と3〜4週目

は平年並または高い確率ともに40%です。(2月2日付)。
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第11号(定期予報2月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されてい

ます。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開して

います。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹 2月6日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

主要農産物の生産状況と対策

麦、イチゴ、キャベツ・ブロッコリー、トマト、青ネギ、カ

ンキツ、キウイフルーツ、ガーベラ、洋ラン、酪農について

生産状況と対策をお知らせします。

(2月1日現在)

 

●麦

気温が高く経過しているため、生育は平年に比べ7〜10日早

くなっています。展開葉数は、11月中旬播種で6葉、12月上旬

播種で4葉、12月下旬播種で2葉です。12月上旬までに播種

したものは、草丈が平年よりやや高く、茎数も平年より多くな

っています。

踏圧・土入れ作業は、12月上旬までに播種した地域では1月

中旬までに終了しています。今後実施するところは周囲溝等排

水対策を徹底し、土壌水分が低い時に踏圧・土入れ作業を実施

してください。

追肥は、播種が早い地域は1月中旬に実施され、播種時期に

応じて随時実施中です。ビール大麦の追肥は2月中旬までに

実施してください。

 雑草の生育が早いため、生育中期処理除草剤は処理時期が

遅れないよう注意してください。

  

●イチゴ

 頂果房は前倒しで出荷しましたが、2番果房は出荷が出揃

わないため、現在、収穫・出荷の谷間となっています。収穫

の谷を迎えているほ場では、管理温度を高め、心葉の展開を

促してください。

 高温のためハダニの発生が多くなっています。ハダニの多

発ほ場では、使用回数と春期対策を加味して薬剤を選択し、

7〜10日間隔で連続的に防除しましょう。

 

●キャベツ・ブロッコリー

キャベツは1ヶ月程度、ブロッコリーは23週間程度生育が

進んでいます。収穫遅れがないよう適期に収穫してください。

糸島地区では根こぶ病の発生が多くなっています。

キャベツは単価安のため上位等級品のみ出荷しています。

ブロッコリーは2月上旬から夏出し作型の定植が始まります。

定植遅れの苗はボトニング(早期出蕾)が起きやすいので注

意してください。

   

●トマト

 10月上中旬を中心に定植した促成作型は、現在8〜9段果房

が開花し、3〜4段果房を収穫中です。

 11月中旬〜12月上旬の曇雨天により年内に疫病、灰色かび

病の発生が見られましたが、現在は小康状態です。他の病害

虫の発生は少なくなっています。灰色かび病の発生に注意し

てください。

早朝加温、循環扇、ダクト送風などにより結露時間が5時

間以上続かないように管理しましょう。

 薬剤防除は、夕方には薬液が乾くように晴天日の正午前後

に行ってください。

 

●青ネギ

 現在収穫中の青ネギは、10月下旬に播種し、生育日数110日

程度を要した作型で、基本生育は順調です。

 近年普及が進んでいるUVCフィルムを被覆したネギは、葉

色が若干淡い傾向ですが許容範囲内です。

厳冬期には害虫の発生や加害はありませんが、前作から継続

してハウス内外に発生している雑草には、さなぎや幼虫が生息

している場合があり、春先の初発生源となるので除草作業は必

ず行いましょう。

 

●カンキツ

温州ミカンの施設作型別生育は、11月加温が二次の生理

落果中、12月加温は開花始めで、いずれも着花、新梢数と

も多くなっています。

 中晩柑の「天草」は出荷中です。やや小玉傾向ですが、品質

は糖度が高く、酸切れも良く食味は良好です。

日中、外気温の高い日が多いので施設の換気には十分に

留意しましょう。

貯蔵中のカンキツは庫内の換気に努め、腐敗果の除去を

こまめに実施してください

 

●キウイフルーツ

せん定作業の最盛期です。台風等の影響で早期落葉した樹で

は結果母枝の充実が悪くなっています。せん定は、できるだけ

充実した結果母枝を確保し、樹液の流動を開始する2月中旬ま

でには終わるように計画的に進めましょう。

 本年度はニュージーランドからの輸入数量が少なく、中晩性

柑の流通量も少ないため国内産キウイフルーツの引き合いが強

く、選果場はフル回転状態です。

 

●ガーベラ

県内産地では、18年度春の改植時期の遅れや、一部地域での

土耕から養液栽培への栽培方式の変更、8月の高温等が要因で

出荷量が前年よりも減少しました。

灰色かび病が発生しやすいため、適切な温度、肥培管理を実

施してください。 

 

●洋ラン

年末の洋ラン出荷は、コチョウランとシンビジウムがメイ

ンで、生育は夏季の異常高温にもかかわらず、秋以降順調に

進みました。出荷量は、コチョウランが平年並み、シンビジ

ウムは増加しました。

灰色かび病が発生しやすいため、適切な温度管理、肥培管理

に努めてください。

 

●酪農

1月〜12月の受託生乳量は、平成15年が123,185t16年が121,233t

17年が118,904tで推移しています。平成18年は減産型生産調整

のため、12月が9,372t(対前年同月比95.1%)、1月〜12月が111,814t(対前年

同期比94.0%)に低下しています。

気温の低下に伴い、食欲が増加し飼料摂取量は増加するので、

良質粗飼料等の給与に努めてください。

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版1月26日掲載)

「傾斜地茶園でのフェロモン剤の活用方法」

 茶の主要な害虫であるチャノコカクモンハマキは、新芽を加

害し、収量減や品質低下を招くため、年3回程度の農薬散布が

必要である。近年、チャノコカクモンハマキ、チャハマキの被

害を減少させる性フェロモン剤(ハマキコン-N)が開発された。

性フェロモン剤は、交尾を阻害し産卵数の減少により幼虫密

度を低下させるが、空気より重く風と共に下方に流れる性質が

あるため、本県の大半を占める傾斜地茶園での防除効果を検討

し、フェロモン剤の活用方法を明らかにした。

@     設置時期は3月中下旬の年1回を基本とする。A設置本数

傾斜地茶園の周部(3うね)には10e当たり250本(設置間隔2.2m)、

その内部は10e当たり150本(設置間隔3.7m)とする。Bこの設置

条件により、傾斜地角度が412度の茶園なら春季から秋季まで

チャノコカクモンハマキに対して80%以上の高い阻害効果が認

められた(図1)。C薬剤費は10e当たり150本の設置で4,800

程度、設置時間は約40分である。

なお、本剤はダニ類やクワシロカイガラムシなどに対しては

効果がないことと浅刈り時に落脱する場合があるので注意を要

するものの、今後、環境に優しい茶の減農薬栽培技術の一手段

として期待される。

問い合わせ先:福岡県農業総合試験場八女分場

電話0943420292

 

◆トピック◆

●鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
 http://www.maff.go.jp/tori/index.html

鳥インフルエンザに関する情報(厚生労働省)
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html

高病原性鳥インフルエンザQ&A(国立感染症研究所)
 http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/QA0612.html

 

●農林水産省平成19年度組織改正の主要事項(大臣官房文書課)
 ア.新たな経営安定対策の実施体制の整備
 イ.バイオマス利用の促進に係る体制の整備
 ウ.農林水産物の輸出促進等国際対応に係る体制の強化
 エ.種苗審査の促進
詳細は http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061224press_1.html

 

●農林水産省が最近公表した統計結果

米の1人1か月当たり消費量(平成1811月分)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070116press_2.html

 

平成1812月の国内産米穀の卸・小売価格の概況について
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070123press_8.html

麦製品等の取引価格の推移(平成1812月分)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070123press_4.html

牛肉小売価格等の調査結果 平成19年1月第3週(1月15日〜19日)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070122press_2.html

普通肥料の検査結果
 http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070117press_1.html

 

平成18年産夏秋野菜の作付面積、収穫量及び出荷量
平成18年産かんしょの作付面積及び収穫量
平成18年産飼料作物の作付(栽培)面積及び収穫量(牧草、

青刈りとうもろこし、ソルゴー及び青刈りえん麦)
平成18年産大豆、小豆、いんげんの収穫量
平成17年農林水産業生産指数(確定)(平成12年=100
 http://www.maff.go.jp/tokei.html

 

●久留米学術研究都市づくり協議会ニュース

福岡県農業総合試験場果樹苗木分場や久留米大学、久留米工業

大学、聖マリア学院大学など、協議会構成団体のイベント情報

などを掲載しています。

  http://www.city.kurume.fukuoka.jp/cgi-bin/gakujutu/news/index.cgi

 

●新聞見出し記事紹介

岐阜県生物工学研究所は、熟する前の青い柿に血中のコレステ

ロールを下げる効果のあることを、マウスによる実験で確認。
  (日本農業新聞   2006.12.30  1面)

キリンビールなど日米の研究チームが、牛海綿状脳症(BSE)

の発症に関係するたんぱく質「プリオン」を持たない牛を、遺

伝子操作などで誕生させ、20ヶ月間、育てることに成功。

  (朝日新聞     2007. 1. 1  3面)
  (日本農業新聞   2007. 1. 3 19面)

 

北海道農業研究センターは、中身が赤、紫、黄とカラフルなジャ

ガイモの新品種を開発。

  (日本経済新聞   2007. 1. 4 38面)

徳島県立農林水産総合技術支援センター果樹研究所は、害虫の

夜ガが嫌うコウモリの超音波を利用した防除技術を開発。

夜ガの数が5分の1まで減少。
  (日本農業新聞   2007. 1. 4  7面)

 

農林水産省は、農場のカドミウムを取り除く土壌浄化技術の開

発を推進。塩化第二鉄の水溶液で水田中のカドミウムを洗い流

す技術や、カドミウムを吸収しやすい植物を用いて土壌からカ

ドミウムを回収。
  (化学工業日報   2007. 1. 4  4面)

大分県農林水産研究センター畜産試験場は、子牛生産農家が子

牛の体高を一目で把握できる「子牛体高測定シール」を作成。

管理技術の向上につながるものと期待。
  (日本農業新聞   2007. 1. 5  8面)

キリンビールは、牛海綿状脳症(BSE)の原因となるたんぱ

く質プリオンが体内でできないように開発した牛のライセンス

供与を検討。
  (日経産業新聞   2007. 1. 5 10面)

家畜改良事業団は染色体判別した精子を利用して子牛の雌雄を

産み分ける技術を取得、商業化。

  (日刊工業新聞   2007. 1. 5 22面)

 

エスコは、鳥取大学と共同で、銅繊維に高病原性鳥インフルエ

ンザウイルスの殺菌効果があることを確認。

マスクに加工した製品を販売する。
  (日本農業新聞   2007. 1. 7  1面)

農林水産省は、粉色やゆでたうどんの色がよく、製めん適性が

高い小麦「きたほなみ」を命名登録。

北海道立北見農業試験場が育成したもの。
  (日本農業新聞   2007. 1. 9 11面)

果樹研究所リンゴ研究拠点は、リンゴなどの害虫・ナミハダニ

の天敵生物として、コヒメハナカメムシが有望であることを確

かめた。
  (日本農業新聞   2007. 1. 9 11面)

 

農業生物資源研究所などの共同研究グループは、イネの遺伝子

数が約32,000個だとする推定結果を公表。

このうち28,540個はたんぱく質をつくる遺伝子であると

ともに、約20,000個の遺伝子の機能も判明。
  (日本農業新聞   2007. 1.10  1面)
  (毎日新聞     2007. 1.10  3面)

東北農業研究センターの試験で、水稲直播栽培米は移植栽培米

に劣らない食味であることが明らかに。

食味の低下を招く白米のアミロースは増えなかった。
  (日本農業新聞   2007. 1.10  9面)

 

愛媛県西条地方局農政普及課は、柿「太秋」の果皮に発生する

条紋について、新梢の発生が多い樹勢の良好な木ほど発生が少

ないことを確認。
  (日本農業新聞   2007. 1.10  9面)

島根県畜産技術センターは、家畜の生ふんを切り返しをせずに

積んでシートで覆うだけで、堆肥化する方法を開発。

高圧空気を送るマットを開発、堆肥化にかかる時間は約3ヶ月

で通常半分。

 (日本農業新聞   2007. 1.11  9面)

理化学研究所は、家畜に生殖障害を引き起こすカビ毒を解毒す

るトウモロコシを開発したと発表。カビ毒を分解する酵素を導

入した遺伝子組み換え体による成果。
  (日経産業新聞   2007. 1.11 15面)

東京大学と国際農林水産業研究センターは植物の遺伝子を操作

し、乾燥・高温環境に耐える植物を作り出す実験に成功。米や

小麦に応用すれば、厳しい条件下での食料生産が期待できる。

  (日本農業新聞   2007. 1.12 15面)

福岡県農業総合試験場八女分場は、マシン油乳剤を一番茶萌芽

前に10aあたり400リットル散布すると、1番茶期と2番茶期

のダニ類の発生密度を低くできること確認。
  (日本農業新聞   2007. 1.12 11面)

神奈川県農業技術センターは梨のジョイント仕立ての株間を2m

から1mに縮め、6年で成園にする試験を始めた。管理が楽に

なるだけではなく、収量も慣行の3倍近くになると見ている。

果樹研究所などとの共同研究。
  (日本農業新聞   2007. 1.12 13面)

 

富山県農業技術センター野菜花き試験場は、12月から1月ご

ろの出荷に適した、白系でボリューム感のあるチューリップ新

品種「春天使」を開発。
  (日本農業新聞   2007. 1.13  8面)

福岡県は、2006年11月1日付で、中国政府農業部からい

ちご「あまおう」の品種の出願公告があったことを発表。

日本で育成されたイチゴとしては中国で初の品種登録。

  (日本農業新聞   2007. 1.13  1面)

 

研究論文の捏造や改ざんなど不正行為の対策について、日中韓

の3カ国が連携して取り組むことに。

  (日本経済新聞   2007. 1.15 23面)

英国北部のロスリン研究所のチームが、遺伝子を組み換えたニ

ワトリを5世代にわたって飼育し、ガン治療薬などに使える成

分を卵に分泌させることに成功。
  (毎日新聞(夕刊) 2007. 1.15  6面)

広島大学生命分子情報学研究室は、植物病原菌の一種である青

枯れ病菌に感染し、防除するバクテリオファージの単離に成功。

他の有用な微生物には影響を与えない。
  (化学工業日報   2007. 1.16  3面)

農業環境技術研究所はキュウリ栽培で一般的に使われている台

木用カボチャ10品種を調べ、土壌に残留している殺虫剤ディル

ドリンを吸収しにくい品種を突き止めた。
  (日本農業新聞   2007. 1.16 12面)

 

兵庫県立農林水産技術総合センターは、ソラマメのモザイク病

を媒介するアブラムシを耕種的に防除するのに、茎の先端部に

害虫が発生したらすぐに摘芯すれば、ほぼ根絶できることを確認。

 (日本農業新聞   2007. 1.16 14面)

 

農林水産省は肥飼料検査所、農薬検査所、農林水産消費技術セ

ンターを統合し新たな公務員型の独立行政法人にする。
  (化学工業日報   2007. 1.17  4面)

福岡県農業総合試験場は、春先の鉢物ヒペリカム「エクセレント

フレアー」の苗を5度以下で5週間低温処理した後に摘芯すると、

開花が早まり、栽培期間を25日程度短縮できることを確認。

 (日本農業新聞   2007. 1.17 11面)

 

新潟県農業総合研究所作物研究センターは、斑点米の原因とな

るアカヒゲミドリカスミカメを、複数の品種が栽培されている

地域でも1回の共同防除で防げる体系を確立。
  (日本農業新聞   2007. 1.17 11面)

愛知県農業総合試験場は、うどん用に適した小麦新系統「東海

103号」を育成。

やや低アミロースで、めんの粘弾性や、めん色も良い早稲系統。
  (日本農業新聞   2007. 1.18 13面)

農業生物資源研究所を中心とする国際研究グループが六条オオ

ムギの起源は二条オオムギであり、穂形を制御する遺伝子領域

に突然変異が生じて六条オオムギに進化したことを世界で初め

て発見。

(日本農業新聞   2007. 1.18 17面)

島根県農業技術センターは、既存施設を利用した小型ヒマワリ

の栽培法を確立。種まきから収穫までに施す追肥の濃度で草丈

や花径を調節。

追肥濃度でヒマワリの大きさを調節する方法は珍しい。

(日本農業新聞   2007. 1.18 14面)

 

理化学研究所と米ミシガン大は、植物の成長ホルモンの働きを

妨げる酵素を発見。遺伝子組み換えにより、この酵素を過剰に

作らせて草丈が低い「ミニ植物」を作ることにも成功。

  (毎日新聞     2007. 1.19  2面)

コーヒーチェーン・スターバックスは、成長促進ホルモンを投

与された牛の乳製品の使用を米国内の全店舗でやめる方針を明

らかに。
  (産経新聞     2007. 1.19 10面)

国際農林水産業研究センターなどのグループは、土壌にまいた

窒素肥料の成分が大気中や地下水に流出してしまうのを防ぐ物

質を、熱帯地域の牧草から発見。
  (日経産業新聞   2007. 1.19  9面)

 

遺伝子組み換え作物の2006年の商業栽培面積は、世界全体で

1億200万ヘクタールとなり、初めて1億ヘクタールを超え、

前年より13%も増。
  (読売新聞(夕刊) 2007. 1.22  2面)

島根県農業技術センターは、ギャバの含量が市販品の3倍とい

う発芽玄米の製造法を共同開発。浸漬液に緑茶を使うことによ

り、製造過程でギャバの流出を抑えることに成功、雑菌数も減。

  (日本農業新聞   2007. 1.23 14面)

 

福岡県農業総合試験場は、トマトの施設栽培で換気扇と外気を

取り込むファンを併用した強制換気で、夏のハウスの室温を大

幅に下げる方法を考案。総収量が増え、トマトに含まれる赤い

色素のリコピンの減少を抑える。
  (日本農業新聞   2007. 1.23 13面)

 

生研センターは、荏原製作所と共同で、水稲の生育状況が瞬時

に分かる「携帯式水稲生育量測定装置を開発。

(日本農業新聞   2007. 1.23 13面)

静岡県農業試験場は、チンゲンサイの硝酸塩の低減には、育苗

時に肥効調節型肥料を全量施用することが有効なことを確認。
   (日本農業新聞   2007. 1.23 13面)

 

名古屋市立大学の岡嶋研二教授らは、大豆のイソフラボンに胃

潰瘍の抑制効果があることをマウス実験で確認。

(日経産業新聞   2007. 1.23 11面)

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は昨年12月、沖縄

県石垣市でカンキツグリーニング病防除に関する国際ワークシ

ョップを開催した。
   (化学工業日報   2007. 1.23  4面)

鳥取県農業試験場は、味はコシヒカリと変わらず、倒伏しにく

い米の新品種「鳥系IL1号」を開発したと発表。3月末までに

農林水産省に品種登録出願。
   (中国新聞     2007. 1.23  6面)

徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究所は、同県特

産の阿波尾鶏の飼養規模拡大を目的に、需要の少ないムネ肉を

削り節に加工することで付加価値を持たせる技術を確立。

   (日本農業新聞   2007. 1.24 11面)

 

ヱスビー食品は、同社が開発した唐辛子の新品種「SBカプマッ

クス」が、ギネスブックに「世界一辛いスパイス」をして認定さ

れたと発表。
   (読売新聞     2007. 1.24  8面)

 

理化学研究所は、染色体上にある特定の場所の遺伝子だけを発

現させ、ほかの部位では遺伝子が発現するのを防げる領域を発見。
   (日経産業新聞   2007. 1.25 11面)

 

野菜茶業研究所は、ホウレンソウの葉につく細かな粒はシュウ

酸カリウムの結晶ではなく、脂質の膜の中に硝酸やシュウ酸な

どの水溶液が詰まっていることを確かめた。
   (日本農業新聞   2007. 1.25 13面)

 

理化学研究所は染色体上で遺伝子の発現を制御するDNA配列

を哺乳類で初めて発見。
   (日刊工業新聞   2007. 1.25 20面)

農業生物資源研究所は、植物繊維を分解するシロアリの酵素を

大腸菌に組み込んで量産する技術を開発。酵素利用は分解効率

が高くコスト低減につながり、バイオ燃料製造に有望と期待。

   (日経産業新聞   2007. 1.26 10面)

宮城県畜産試験場は、牛の乳房炎を早期発見する診断法を確立。

1頭当たり数滴の生乳をサンプルに、測定から12秒で結果が

分かる。測定装置を無料で開放し、予防に役立てる。

   (日本農業新聞   2007. 1.26 12面)

サントリーは、遺伝子組み換え技術でリンを吸収する力を3〜6

倍に高めた植物を開発。シロイヌナズナのリンの吸収や蓄積に

かかわる遺伝子をトレニアに組み込むことで実現。水質浄化に。

   (読売新聞(夕刊) 2007. 1.26 10面)

生物の遺伝情報を伝えるゲノムは、動植物なら線状のひものよ

うな構造だが、細菌ではほとんどが輪。基礎生物学研究所は、

大腸菌が持つ環状のゲノムを線状に変えることに世界で初めて

成功。(朝日新聞(夕刊) 2007. 1.26 15面)

 

九州沖縄農業研究センターは、赤かび病に強い日本めん用の小

麦「トワイズミ」と、焼酎にすると甘みに特徴がある焼酎醸造

向けの二条大麦「キリニジョウ」を育成したと発表。
  (日本農業新聞   2007. 1.30 13面)

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしてい

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

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