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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第35号(2006年126日発行)

●発 行 者 福岡県農業総合試験場

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン12月号をお届けします。

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報「期間の前半は気温変動・大」

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹)

・主要農産物の生産状況と対策

・農総試成果情報『研究最前線』

 「カキ新品種『早秋』結果量安定確保の剪定法明らかに」

・トピック

 「政府所有の米国産米に対する遺伝子組換え米の混入検査

結果(最終報)」他

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

◆気象予報◆

福岡管区気象台によると、向こう1か月の出現の可能性が最

も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとお

りです。特に注意を要する事項として、「期間の前半は気温の変動

が大きいでしょう。」と出ています。

九州北部地方では、天気は平年と同様に曇りや雨の日が多い

でしょう。向こう1か月の気温は平年並みまたは高い確率とも

40%です。週別の気温は、2週目は高い確率50%です。3〜4

週目は平年並みまたは高い確率ともに40%です。(12月1日付)。
 詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

・病害虫発生予報第9号(定期予報12月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されてい

ます。

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開して

います。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑、落葉果樹 12月1日現在)

果樹部ホームページURL

http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju.html

 

主要農産物の生産状況と対策

水稲、大豆、麦、イチゴ、冬春ナス、青ネギ、温州ミカン、

カキ、バラ、鉢物、豚・鶏卵について生産状況と対策をお知

らせします。(12月1日現在)

 

●水稲

10月31日現在の米穀検査状況は、水稲うるち玄米で1等13.5%、

2等69.5%、3等12.0%、規格外5.0%となっています。充実不足、

心白・腹白粒、カメムシ被害粒の発生等により1等米比率が低

くなっています。 

○主要品種別検査等級比率(%)

コシヒカリ 1等:16.1% 2等:76.7% 3等:6.2% 規格外:0.9%

夢つくし  1等:17.2% 2等:74.9% 3等:6.9% 規格外:1.0%

つくしろまん1等:23.9% 2等:66.8% 3等:9.1% 規格外:0.2%

ヒノヒカリ 1等:5.8% 2等:64.8% 3等:25.7% 規格外:0.2%

        

●大豆

 収穫は降雨により遅れており、11月21日時点の進捗率は43%

となっています。収穫は朝倉、筑後農林管内が12月上旬、

福岡、飯塚、八幡、行橋農林管内が12月中〜下旬までかか

る見込みです。

 倒伏による収穫ロスや9月下旬以降の少雨による粒肥大

の抑制のため、平年に比べ収量が低いと見込まれます。

 

●麦

 播種は水稲後作で11月中旬から始まりましたが、11月中〜

下旬に降雨が多かったため、全般的に遅れています。水稲後作

12月上旬、大豆後作で12月下旬まで行われる見込みです。

作付面積は昨年よりやや多く、約20,000haが計画されています。

晩播は播種量を増加し、出芽本数を確保してください。

 

●イチゴ

 現在の食味は良好となっています。着果負担がかかる時期と

なり、炭疽病が発生しています。ハダニの発生が多くなってい

ます。

葉柄長が10cm程度になるように、温度管理(AM:23〜25℃、

PM:21〜23℃)や電照管理を行ってください。

 

●冬春ナス

11月上旬まで樹勢、果実品質ともに良好でしたが、11月中旬

以降、果実が細くなってきています。樹勢の低下を防ぐため、

摘葉は側枝の芽に被さる葉を中心に少しずつ行いましょう。効

率的な暖房に努めてください。二重カーテン被覆後は少量多灌

水に努めてください。

コナジラミ類、アザミウマ類、菌核病の発生が多くなってい

ます。病害虫の徹底防除を行いましょう。

   

●青ネギ

現在出荷中の青ネギは、9月中〜下旬に播種し、生育日数

65日程度を要した作型です。病害虫の発生はなく、生育が極

めて順調で、主産地では2,400kg/10aの収穫量を確保しています。

冬季は土壌水分の乾きが緩やかになるので、灌水過多になら

ないよう留意してください。灌水過多はネギ体内水分が多くな

り凍結害を受けやすくなります。テンションメーター設置ほ場

PF2.0〜2.3を目安に管理してください。

 

●温州ミカン

露地ミカンは早生種の出荷終期となりました。依然として計

画生産量を大幅に下回っています。果実は小玉傾向で、着色が

遅れているものの糖度は高く食味は良好となっています。

品種や園によって果皮のヤケや浮き皮がみられます。家庭選

別を徹底してください。出荷基準を厳守しましょう。

 

●カキ

「富有」は、冷蔵仕向けが12月7日、生果が12月10日で

集荷終了予定となっています。量は少なく、冷蔵仕向け量は前

年の半分程度の見込みです。果実は着色良好で糖度が高く、肥

大も良好です。

収穫に当たっては、果実表面の露が乾いてから行ってくだ

さい。冷蔵仕向けは、貯蔵性を高めるため選別を徹底し、傷

果や障害果は冷蔵しないようにしましょう。

 

●バラ

9月中旬以降は日射量が多く、気温の低下も少ないため、生

育は順調です。これから気温が低下してくるので、2〜3重カ

ーテン等での保温・加温対策を行ってください。

一部の園で、うどん粉病が発生しています。結露によりべと

病の発生が懸念されるため、暖房機や攪拌扇を稼働し乾燥化

に努めてください。

 

●鉢物

  鉢物は、洋ラン(デンファレ、ファレノ等)、観葉植物(ゴム、

デフェンバキア、アジアンタム等)、一般草花(多肉・サボテン

類、ガーベラ、シクラメン、葉ボタン、ポインセチア等)、花壇

苗物の出荷が前年よりも増加しています。

年末までに出荷するものは、温度制御により開花を調節し

てください。

 灌水は、天気の良い午前中に行い、灰色かび病が発生しに

くい環境づくりに心がけてください。

 

●豚・鶏卵

  豚枝肉価格は9月まで堅調相場を続けてきましたが、出荷

頭数は前年割れから増加に転じており、弱保合で推移してい

ます。気候も冷涼となり、増体量や摂取量が増加するので飼

料給与量・飲水量を確保してください。

 鶏卵は産卵適温期を迎えたこと及び強制休産鶏の産卵増加、

茨城県の鶏インフルエンザ発症農家の一部生産開始等により

生産量は増加しています。しかし、冷涼な気温により需要が

見込まれることから、200円/kgに回復しています。

  鶏は日長時間が短くなるので、タイマーの点検など点灯管

理に注意してください。

  暖冬傾向ですので、排泄物の早期除ふん、堆肥散布に努め、

秋バエや越冬バエの駆除を徹底してください。

 

◆農総試成果情報『研究最前線』

全国農業新聞福岡県版11月24日掲載)

「カキ新品種『早秋』結果量安定確保の剪定法明らかに」

 カキ「早秋」は早生の甘柿で色が赤く、多汁で濃厚な甘味を

持つことから消費者の評判は良い。しかし、結実性がやや劣る

ため早期落果が多く生産が不安定になりやすい。そこで、結果

母枝や新梢の長さと着蕾数、結果率、果実品質との関係を調査

し、結果量安定確保のためのせん定法を明らかにした。

長さ20cm未満の短い結果母枝の上位節や、20cm以上の結果

母枝の下位節から発生する2040cmの新梢は結果率が高く、

果実品質も優れる。結果量安定確保のためには、20cm未満の結

果母枝をやや多く配置し、20cm以上の結果母枝を利用する場

合は下位節から発生する2040cmの新梢に結果させる。

この場合、20cm未満の短い結果母枝では頂芽や第2芽に枝当

たり7個ほど花蕾が着生するのに対し、20cm以上では着蕾数が

20個前後となり、数が多いため摘蕾に労力がかかる。このため、

長い結果母枝を使う場合は長さや充実度に応じて先刈りし、着

蕾数を制限して摘蕾作業の省力化を図る。

ただし、台風などの影響により枝の充実が不良な場合は、先

刈りを多用せずに花蕾の確保を優先する。また、40cm以上の新

梢は二次伸長しやすく、果実との養分競合により早期落果が多

くなるため、枝を徒長させないよう強い剪定を避け、適切な樹

勢を維持することが重要である。

問い合わせ先:福岡県農業総合試験場果樹部果樹育種チーム

電話:0929224946

 

◆トピック◆

●政府所有の米国産米に対する遺伝子組換え米の混入検査の結

果(最終報)

未承認の遺伝子組換え米混入がないことが判明

106日、農林水産省)。

 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061030press_6.html 

 

●農林水産研究開発レポートNo.18「新たな用途をめざした稲の

研究開発 平成18年度版」の発行(農林水産省)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061115press_2.html

 

●世界のBSE発生状況(更新:平成18118日)

【動物衛生研究所】

 http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/bse/count.html

●牛海綿状脳症(BSE)サーベイランスの結果
(平成18年8月末まで)

 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061109press_1.html

●平成17年度動物衛生研究成果情報【動物衛生研究所】
「牛肉骨粉に含まれるプリオン蛋白質の検出法」など

 http://niah.naro.affrc.go.jp/publication/seikajoho2/2005/index.html

 

●「バイオ・サポート」(植物品種保護戦略フォーラム事務局)

農林水産・食品関連技術の実用化・事業化を強力に支援

 http://biosupport.jp/

 

●平成18年度 民間部門農林水産研究開発功績者表彰受賞者決定

 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061116press_3.html

 

●植物新品種の保護の強化及び活用の促進に関する検討会

http://www.maff.go.jp/www/counsil/counsil_cont/seisan/newplants/index.html

 

●農林水産省が最近公表した統計結果

米の1人1か月当たり消費量(平成18年9月分)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061114press_2.html


平成18年産米の検査結果(速報値)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061114press_4.pdf


平成18年産麦の検査結果(速報値)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061114press_5.pdf

 

平成1810月の国内産米穀の卸・小売価格の概況
 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061122press_4.html

麦製品等の取引価格の推移(平成1810月分)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061122press_5.html

 

牛肉小売価格等の調査結果(1030日〜11月2日)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061106press_3.html

 

牛肉小売価格等の調査結果(1113日〜1117日)
 http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061120press_1.html


2005
年農林業センサス 農山村地域調査結果概要(確定値)
平成18年産4麦の収穫量
農業経営統計調査 平成18年牛乳生産費(全国)

平成18年産もも、すももの収穫量及び出荷量
 http://www.maff.go.jp/www/info/new_year.html

 

●久留米学術研究都市づくり協議会ニュース

福岡県農業総合試験場果樹苗木分場や久留米大学、久留米工業大学、聖マリア学

院大学など、協議会構成団体のイベント情報などを掲載しています。

  http://www.city.kurume.fukuoka.jp/cgi-bin/gakujutu/news/index.cgi

 

●新聞見出し記事紹介

東北農業研究センターは、赤米モチの新品種「夕やけもち」を

開発。早稲で耐冷性に優れ、東北地方で栽培できる。

  (日本農業新聞   2006.10.31 10面)

植物には茶の香気成分でもある緑の香り(青葉アルデヒドなど)を

出して害虫の天敵を呼び寄せたり、病原菌に対する抵抗性を高め

たりする免疫力があることを、京都大の高林純示教授らの研究グ

ループが実証。
  (朝日新聞(夕刊) 2006.10.31 14面)

愛知県農業総合試験場は、冷凍保存した豚の体外受精卵から子豚

が誕生したと発表。冷凍保存した体外受精卵からの子豚の誕生は

世界初。
  (日本農業新聞   2006.11. 1  1面)

 

北農業研究センターは、隣り合って生育している植物の根を染色

液を使って染め分ける方法を開発。異なる作物を同時に栽培する

場合の最適施肥法を突き止めることが可能に。

  (化学工業日報   2006.11. 1  4面)

愛知県は、菊わい化ウイロイドのフリー苗(無病苗)を効率よく

生産・増殖する体系を確立。

  (日本農業新聞   2006.11. 1  9面)

 

埼玉県農林総合研究センターは、豚の凍結受精卵を外科的手術を

施さずに別の雌に受胎させ、子豚を誕生させることに国内で初め

て成功した。世界では2例目。
  (日本農業新聞   2006.11. 2  9面)

 

野菜茶業研究所は単為結果性のナス「あのみのり」を育成した。

低温期の促成栽培でも、受粉作業やホルモン処理をせずに品質の

良いナスを作ることができる。
  (日本農業新聞   2006.11. 1  9面)

農業生物資源研究所は、コエンザイムQ10(CoQ10)を含

むコメの開発に成功、さらに含量アップについての研究に着手。
  (化学工業日報   2006.11. 2  5面)

 

安倍晋三首相は、植物資源を使った国産バイオ燃料の普及を促

進するよう指示。ガソリンの年間消費量の1割にあたる約の600

万キロリットルをバイオ燃料でまかなうことを目指す。

(日本経済新聞   2006.11. 2  5面)

野菜茶業研究所は葉と葉の間が短く、つる下ろし作業が省力化

できるトマト「とまと中間母本農11号」と、ブルームレス台木

を使っても果実が柔らかくなりにくいキュウリ「キュウリ中間

母本農4号」を育成。
  (日本農業新聞   2006.11. 2  9面)

 

農業生物資源研究所はブタの背骨の長さに関係する遺伝子を突

き止めた。この成果を基に交配を工夫すれば、背骨の長い、従

来よりもロース肉の多いブタへの品種改良が期待できる。

 (日本経済新聞(夕刊) 2006.11. 4 10面)

 

千葉大学工学部電子機械工学科は、田んぼの除草をする小型ロ

ボットを開発。無線操縦で動き、10アールの水田なら3時間

で除草。
  (日本農業新聞   2006.11. 5  1面)

 

国際農林水産業研究センターはこのほど、コロンビアの熱帯農

業センターと共同で、南米の牧草の一種が硝酸化成を抑制する

機能を持つ物質を分泌することを明らかに。
  (化学工業日報   2006.11. 6  4面)

岐阜県農業技術センターは、不織布製ポットを利用した「トマト

独立ポット耕栽培」を開発。試験栽培では県内の土耕栽培の平均

に比べ、2倍以上の収量を確保。
  (日本農業新聞   2006.11. 7 10面)

千葉県農業総合研究センターは、ハウスキュウリの促成栽培で、

低濃度の炭酸ガスを長時間施用すると、増収効果が高くなること

を突き止めた。
  (日本農業新聞   2006.11. 7  9面)

信州大学の松井寛二教授らの研究グループは、牛や豚の分娩時

の外陰部の広がりを検知し、無線などを通じて携帯電話で農家

に知らせるシステムを開発。
  (日本農業新聞   2006.11. 7  9面)

 

近畿中国四国農業研究センターは、水稲の湛水直播栽培で使う

鉄コーティング種子で苗を作れば、育苗時の苗立枯細菌病など

の病害を抑える効果があることを突き止めた。

  (日本農業新聞   2006.11. 8  9面)

 

フィリピンにあるコメ関連の国際的研究機関である国際稲研究

所(IRRI)は、知的財産戦略を転換し、保有する知的財産

を原則として公開する方針。
  (日経産業新聞   2006.11. 8 11面)

名古屋大学、徳島大学、産業技術総合研究所は、遺伝子の発現

を制御するたんぱく質「NFkB」とデオキシリボ核酸(DNA)

の相互作用を3分程度で分析できる高速解析技術を開発。

(日刊工業新聞   2006.11. 8 28面)

 

農業・食品産業技術総合研究機構は、果樹研究所が育成した日

本栗「ぽろたん」の知的財産侵害対策チームを設置したと発表。

独立行政法人、都道府県が育成した1品種に対する対策チーム

を権利侵害前に作ったのは初めて。
  (日本農業新聞   2006.11. 9  2面)

 

神奈川県畜産技術センターは、発酵リキッドフィーディング

(液体飼料給餌)と慣行の配合飼料をの比較試験でリキッド飼料

が実用的な技術であることを確認。
  (日本農業新聞   2006.11. 9  9面)

 

果樹研究所は、CD−ROM「日本の育成品種(果樹)」を作成

し、無料で配布。これと同じ情報は、同研究所のホームページ

上でも公開。
  (日本農業新聞   2006.11.17 11面)

山形県農業総合研究センター畜産試験場によると、ワインを仕

込む際に排出されるブドウの搾りかすが、家畜の飼料に活用で

きることが分かった。採卵場や地鶏、乳牛も好んで食べた。

 (日本農業新聞   2006.11.17 12面)

 

ニンニクの皮に、リンゴの炭そ病などの病害に効果のある抗菌

性物質が含まれていることを、弘前大学の研究グループが突き

止めた。
  (日本農業新聞   2006.11.19  1面)

 

花き研究所は、草花の温室栽培に太陽熱を取り入れ、採光性や

保温性、耐久性に優れた省エネハウスを開発。将来的には従来

のわずか2割のエネルギーで済む見通し。

  (東京新聞     2006.11.20 22面)

 

宮崎大学は、露地梨や施設野菜の病害抑制に、酸性電解水が化

学農薬と同じ効果があることを確かめた。
  (日本農業新聞   2006.11.21 13面)

 

農林水産技術会議事務局では、農学の知財権(育成者権、特許

権や商標権など)、研究成果など広義の知的財産の活用、実証

的研究のための産学官ネットワーク構想を検討開始。

(フジサンケイビジネスアイ 2006.11.22 22面)

 

農林水産技術会議事務局は、農林水産研究開発レポート「新た

な用途をめざした稲の研究開発 平成18年度版」を発行。同

リポートはホームページでも見られる。
  (日本農業新聞   2006.11.22 13面)

 

岐阜県畜産研究所などは食肉の食味に影響する脂肪交雑の新し

い数値化法を開発。食肉の断面をデジタルカメラで撮影しその

画像を数値化。牛肉以外に、豚肉や馬肉などにも応用可能。

  (日本農業新聞   2006.11.23  9面)

 

食品総合研究所は電解と熱の効果を組み合わせて短時間でジュ

ースなどの飲料を殺菌できる技術を開発。加熱時間が従来の

1/100程度で済み、ビタミンCなどの栄養素や香りの成分を

ほとんど失わずに殺菌できる。
  (日経産業新聞   2006.11.24  1面)

朝日工業は、果肉を増やして水分を抑えた新種のトマトを開発。

薄くスライスしやすいため、ハンバーガーやピザなどの調理に

も型崩れしにくい。
  (日経産業新聞   2006.11.24  1面)

 

群馬県立群馬産業技術センターと同県農業技術センターは、ス

モモとウメを交配させた赤肉ウメの新品種「紅の舞」の育成に

成功。鮮やかな赤色の果肉とまろやかな酸味が特徴。

(フジサンケイビジネスアイ 2006.11.25  8面)

ベリー類やブドウに含まれるテロスティールビーンと呼ばれる

物質が、強いガン抑制効果を持つことを米農務省農業研究局が

マウスで確認。
  (日本農業新聞   2006.11.26  3面)

北海道農業研究センターは、老化を防ぎ、心臓病や動脈硬化を

抑制する成分を多く含んだタマネギを開発。

 (日本経済新聞   2006.11.27 26面)

 

広島県立農業技術センター果樹研究所は、微酸性電解水がブド

ウの重要害虫の晩腐病の予防に、化学農薬並みの効果があるこ

とを確かめた。
  (日本農業新聞   2006.11.28 15面)

 

農業生物資源研究所と農林水産先端技術産業振興センター農林

水産先端技術研究所は、ブタの詳細な遺伝子情報の提供を目的

にブタの多数の塩基配列データベースをWeb上で公開。

  (科学新聞     2006.11.28  7面)

 

菊の新病害ピシウム立枯病は、病原菌の種類にかかわらず、夏

の高温時に発病することを花き研究所が確認。予防には土壌消

毒が不可欠。
  (日本農業新聞   2006.11.30 15面)

 

農業生物資源研究所は、スギ花粉症の緩和に有効な成分を含む

遺伝子組み換えコメ収穫作業を公開。

  (朝日新聞     2006.11.30 32面)

 

味の素はアミノ酸を大量合成する新しい作物の研究開発に便利

な遺伝子組み換え植物を20種類作成。アミノ酸合成酵素に関

係する遺伝子が葉や茎などどこで働いているかを調査可能。

  (日経産業新聞   2006.11.30 13面)

 

◆その他◆

 最後までお読みいただきありがとうございます。

農業総合試験場ではメールマガジンの内容充実をめざしてい

ます。「こんな話題を掲載して欲しい」、「もっと詳しい情報が欲

しい」等、ご意見・ご要望がございましたらお聞かせください。

ご感想もお待ちしております。

 あて先:chizai@farc.pref.fukuoka.jp

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