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■■■農総試インフォメーション■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第2号(200620日発行)

●発行者 福岡県農業総合試験場   

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン1月号をお届けします。

 

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹)

・主要農産物の生産状況と対策

(今月の「農総試成果情報」はお休みです。) 

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◆気象予報◆

福岡管区気象台によると、向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候は以下のとおりです。
 九州北部地方では、平年に比べ曇りや雨または雪の日が多いでしょう。
 向こう1か月の気温は平年並か高く、降水量は平年並か多く、日照時間は平年並か少ないと予想されています。(1月13日付)。

詳細は福岡管区気象台HPへ。

http://www.fukuoka-jma.go.jp/

 

◆病害虫発生予報◆

     病害虫発生予報第10号(定期予報1月)

病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。

 

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報(果樹)

当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹)

果樹部ホームページURL

 http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju/index.html

 

主要農産物の生産状況と対策

麦、イチゴ、施設キュウリ、冬春ナス、温州みかん、カキ、キク、トルコギキョウ、肉用牛について生産状況と対策をお知らせします。(1月15日現在)

●麦

12月上旬〜1月上旬の気温が2〜4℃低く推移したため、出芽と初期生育が遅れました。11月中旬播種で3葉が展開中、11月下旬〜12月上旬播種で2葉が展開中であり、平年より2葉程度遅れています。

 県南地域においては、11月中旬播種麦で1月上旬より土入れ、踏圧が行われています。周囲溝、溝さらえ等、排水対策をおこなってください。生育が遅れているため、半旬を目安に追肥時期を遅らせます。

 雑草発生量は平年並みですが、発生時期は平年より遅く、スズメノテッポウ等イネ科雑草は2〜3葉展開中、広葉雑草は発生揃い〜2葉展開期です。生育中期処理除草剤は広葉雑草が出揃ってから散布します。

●イチゴ 

 心葉の展開を促すよう電照・温度管理を行います。温度管理の目安は、午前23〜25℃、午後21〜23℃、夜は5℃です。

●施設キュウリ

抑制作型は年内でほぼ収穫が終了しました。

 10月中旬定植の促成作型は、子づるの収穫末期〜孫づるの収穫始期です。中段から下位の小づるは、孫づるの収穫が済み次第、順次摘枝し、株元の混み合いを防いでください。

 年内から年明けにかけて気温が低く日照が少ない日が続いたため、一日あたりの収穫量は80kg/10a(平年は120kg/10a)程度です。

 黄化えそ病、灰色かび病、褐斑病が一部ほ場で発生しています。

 日の出1時間前の早朝加温(15℃設定)は、樹勢維持と病害予防の両面から有効です。灰色かび病の被害果や褐斑病罹病葉は早期に除去してください。

●冬春ナス

  12月上旬からの日照不足で花が少なく、果実の伸びは悪いです。細果、曲がり果の発生が多く、特に早植で樹勢が低下しています。コナジラミの発生は少なくなりましたが、すすかび病が出始めました。

ハウス外の冷気が直接ハウス内に侵入しないよう換気に注意してください。地温が低下し、苦土欠が発生しやすい圃場では硫酸マグネシウムを施用します。1芽どりを励行し、着果過多による樹勢の低下を防止します。1株当たり花と果実で1520が目安です。

●温州みかん

12月の天候不順で遅れていたものの、収穫はほぼ終了しました。貯蔵みかんが出荷中です。家庭選果を徹底し、腐敗果の混入を防いでください。

度重なる寒波により落葉がみられます。「天草」は12日から出荷がはじまりました。糖度が高く、品質は良好です。 

●カキ

「冷蔵富有」の販売期間は、3月上旬までの予定です。前年来の市場価格の暴落傾向は年明け以降も改善されず、さらに小玉比率が高いことが平均単価の低下に拍車をかけています。

「冷蔵富有」は品質をチェックしながら、計画的に出荷してください。

●キク

「神馬」は、低温が続くと開花遅延するので、夜間だけでなく昼間の気温低下に注意が必要です。

     トルコギキョウ

今年は台風被害も少なく、11月までは秋の高温で例年よりも前倒しで出荷が行われました。12月になって気温が低下し、開花は遅れています。春出し作型では、良好な生育を確保するとともに、計画的な出荷を行うため、加温を行ってください。 

肉用牛

牛の健康観察を徹底し、肺炎などの呼吸器病の予防治療に留意し、ワクチン接種を励行してください。

 気温低下に伴う飼料摂取量増加に対応して給与飼料を見直す場合は、養分含量、栄養バランスに注意しましょう。

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