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■■■ 農総試インフォメーション ■■■

福岡県農業総合試験場メールマガジン

●第12号(2005年1月25日発行)

●発行者 福岡県農業総合試験場   

企画情報部 知的財産管理課

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メールマガジン1月号をお届けします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

○今月の内容○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

・気象予報

・病害虫発生予報

・生育情報(果樹)

・主要農産物の生産状況と対策

(今月の農総試成果情報はお休みです)

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◆気象予報◆

向こう1ヶ月の気象予報(福岡管区気象台1月14日付け発表)

九州北部地方では、平年と同様に曇や雨または雪の日が多いでしょう。向こう1ヶ月の気温は平年並みか高く、降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みと予想されています。

 

◆病害虫発生予報◆

病害虫発生予報第10号(定期予報1月)が発表されました。野菜(ナス、トマト、イチゴ、キュウリ、レタス、キャベツ、野菜共通)について、病害虫発生量の予想や防除上注意すべき事項が掲載されています。

 

詳細は病害虫防除所HPへ。

 http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/ 

 

◆生育情報◆

 当試験場のホームページでは、農作物の生育状況を公開しています。

<更新情報>

・果樹生育概況(常緑果樹・落葉果樹、1月4日現在)

  早生ウンシュウ、普通ウンシュウ、中晩生カンキツの生育段階、病害虫の発生状況等を掲載しています。

果樹部ホームページURL

 http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/kaju/index.html

 

主要農産物の生産状況と対策(1月17日現在)

麦、イチゴ、冬春ナス、施設キュウリ、レタス、温州ミカン、カキ、キク、豚、鶏卵について生産状況と対策をお知らせします。

 

●麦

11月〜12月中旬は気温が高く、12月下旬からは気温が低かったので、11月中下旬播種麦は、茎数はやや多く、生育はやや進んでいます。12月以降に播種した麦の生育は平年並みか、やや遅れています。雑草の発生は例年より早く、残存雑草も多いです。12月下旬以降曇天が続いているため、排水が悪いほ場では、踏圧や土入れ等の中間管理が遅れ気味です。ほ場の排水対策を徹底し、中間管理作業を実施してください。雑草が残っている場合は、生育中期処理剤を時期が遅れないように散布してください。追肥は、小麦・食糧用大麦、裸麦は1月中下旬、ビール大麦は1月下旬〜2月中旬に行ってください。

 

●イチゴ

 炭そ病の発生はほぼ終息しました。年末から年始にかけて気温が低下したため、着色が進まず出荷量が減少しています。ダニの発生が見られます。電照、加温機を用いて適正な草勢維持に努め、適期収穫を励行してください。

 

●冬春ナス

定植の遅れのため、11月までの出荷量は少なくなっています。コナジラミ、スリップスの発生が見られます。早植えではススカビ病、灰色カビ病、菌核病が発生しているほ場もあります。適正な換気管理で病害発生予防と草勢の維持を行ってください。樹勢に応じた摘心位置とこまめな摘葉で、側枝の充実と赤果の防止を図ってください。

 

●施設キュウリ

12月下旬から1月上旬にかけて曇りや雨の日が続いたため、果実肥大が悪く、流れ果が発生しています。収穫量も少なくなっています。灰色かび病、褐斑病が発生し始めており、定期的な防除が必要です。曇りや雨の日は、施設内が低温となるため、午前中は暖房機で20℃、夜間は13℃以上を確保してください。

 

●レタス

 台風の影響で定植は遅れましたが、その後の生育が良かったため、現在の出荷は順調です。斑点細菌病、菌核病の発生が見られます。トンネルは、外葉形成期は保温につとめますが、結球し始めたら15〜20℃を目標に管理してください。

 

●温州ミカン

 11月上旬の早期加温のハウスミカンは、果実の生理落下期に入っています。着花は良好で、着花量も多いです。11月下旬加温分も着花良好です。出荷中のカンキツについては、腐敗果等を出さないよう、家庭選果を徹底してください。  

 

●カキ

冷蔵ガキは、台風被害による早期落葉、9月中下旬の連続降雨、11月の異常高温等の影響で、果実体質が弱く貯蔵性が低下したことから、ヤワ果が多く発生しました。選果にあたっては、傷害果の選別を一層徹底してください。

 

●キク

1月出荷の電照菊は、一部で白サビ病の発生が認められますが、生育は順調で切り花品質は良好です。白サビ病の発生防止のため、施設の換気を図り、初期防除を徹底してください。

 

●豚、鶏卵

 気温の低下にともなって寒冷期対策を行ってください。特に呼吸器病等が増加する時期です。ワクチン接種を行い、異常が認められたら直ちに家畜保健衛生所または獣医師に連絡してください。

 

その他

・今号の「成果情報」はお休みです。次号より掲載いたします。

・次号予定
 最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次号は2月上旬配信予定です。
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