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登録品種
水稲
- 【恵つくし】
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いもち病に強い中山間地域向け良食味品種。
「ちくし81号」を母、「西海265号」を父とした組合せから選抜。
令和4年8月16日 出願公表 第36244号
- 【実りつくし】
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中生の晩熟期で高温耐性を有する多収・良食味品種。
「にこまる」を母、「元気つくし」を父とした組合せから選抜。
平成27年8月24日 出願公表 第30058号
平成29年10月6日 品種登録 第26272号
- 【元気つくし】
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高温障害に極めて強く、「コシヒカリ」よりも優れる良食味稲品種。
「つくしろまん」を母、「つくし早生」を父とした組合せから選抜。
平成21年2月23日 出願公表 第23311号
平成23年3月22日 品種登録 第20744号
- 【夢一献】
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(酒造用品種) 大粒で収量が多く、酒造適正に優れた福岡県初の酒造用品種。
「北陸160 号」を母、「夢つくし」を父とした組合せから選抜。
平成16年7月16日 出願公表 第16205号
平成18年12月14日 品種登録 第14525号
- 【つやおとめ】
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穂いもちに強く、縞葉枯病抵抗性を有する減農薬・減化学肥料栽培向け品種。
「ヒノヒカリ」を母、「葵の風」を父とした組合せから選抜。
(平成28年、権利終了)
- 【つくしろまん】
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食味が「コシヒカリ」よりも優れる良食味品種。
(平成25年、権利終了)
「夢つくし」を母、「中部88 号」を父とする組合せから選抜。
- 【夢つくし】
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倒伏・穂発芽に強く、栽培しやすい福岡県初の良食味品種。
「キヌヒカリ」を母、「コシヒカリ」を父とする組合せから選抜。
(平成22年、権利終了)
麦・大豆
麦
- 【はるさやか】
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(ビール用大麦品種) 縞萎縮病抵抗性、早生、多収、被害粒少、麦汁β-グルカンが低く麦芽品質が優れるビール大麦品種。
「はるしずく」を母、「筑系9713」を父とした組合せから育成。
平成30年6月18日 出願公表 第32979号
令和4年3月29日 品種登録 第29213号
- 【ちくしW2号】
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商標名:ラー麦 (ラーメン用小麦品種) 早生、多収、穂発芽難、高蛋白含量である日本初のラーメン用小麦品種。
「ハナマンテン」を母、「ミナミノカオリ」を父とした組合せから半数体育種法で育成。
平成20年7月11日 出願公表 第22365号
平成22年8月13日 品種登録 第19702号
- 【しゅんれい】
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(ビール用大麦品種) 被害粒が極めて少なく、外観品質が優れ、早播栽培適性を有するビール大麦品種。
「吉系15」と「きぬゆたか」のF1 を母、「ミハルゴールド」を父とした組合せから育成。
(令和4年、権利終了)
- 【はるしずく】
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(焼酎用大麦品種) 縞萎縮病抵抗性、多収、高澱粉含量の焼酎用品種。
「ミハルゴールド」を母、「栃系225」を父とする組合せから育成。
平成17年8月10日 出願公表 第17710号
平成19年3月23日 品種登録 第15392号
- 【ほうしゅん】
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(ビール用大麦品種) 早生、多収、麦芽品質が極めて優れるビール大麦品種。
「吉系19」を母、「関東二条25 号」を父とした組合せから半数体育種法で育成。
(令和4年、権利終了)
大豆
- 【ちくしB5号】
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白目で倒伏しにくく、6月の早播が可能な多収品種。
「フクユタカ」を母、「フクユタカ×タチナガハF2」を父とした組合せから選抜。
平成29年11月16日 出願公表 第32205号
令和3年8月16日 品種登録 第28605号
い草
い草
- 【筑後みどり】
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120cm 以上の長い茎の収量が多く、変色茎が少ないため、高品質な畳表ができる。現在、「博多華織」等のブランド畳表に使用されている。
バイオテクノロジーを利用して育成したいぐさの品種。
(令和3年、権利終了)
野菜
イチゴ
- 【福岡S6号】
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商標名:あまおう 赤みが濃くツヤがあり、丸みを帯びた大きな果実が特徴で、甘味、酸味とも強く、食味に優れる。
「久留米53号」を母、本県育成系統「92-46」を父とした交配組合せから育成。
平成17年1月19日 品種登録 第12572 号
ナス
- 【省太】
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促成栽培において、着果促進処理が省略できる。従来品種と比べ、果実が太くツヤがあり、食味も良好である。
葯培養を用いて育成した単為結果性F1 品種。
平成26年5月2日品種登録 第23400 号
ゴボウ
- 【サラサラごんぼ】
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2月収穫の作型においてもトンネル被覆なしでも葉が枯れない多収品種。根がよく肥大し、白く柔らかい良食味品種。
平成27年9月29日品種登録 第24439 号
なたね
- 【はるかな】
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防除が困難な土壌病害である根こぶ病に強く、収量が高い品種。外観に優れ、抗酸化作用のあるルテインを多く含む。
平成21年3月19日品種登録 第 17950 号
きのこ
ブナシメジ
- 【福おおき173号】
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現行品種と比較して、菌傘の色は明るい灰茶色で、菌柄の色はくすみの少ない白、商品性を損なう傘イボの発生がごく少なく、生育所要日数が2日短く高温性を有する。
また、苦味が少なく、食味に優れる。「博多ぶなしめじ」の商品名で令和5年9月から販売開始。
令和6年8月19日品種登録 第30374号 (大木きのこ種菌研究所との共同育成品種)
ヌメリスギタケ
- 【福岡O-N】
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胞子をつくらない特殊な性質をもっているため、ヒダが白色で見た目がよい。「博多すぎたけ」の商品名で販売され、しゃきしゃきした食感が特徴。
野生株の子実体から組織分離して育成したもの。
(令和5年、権利終了)
果樹
カンキツ
- 【早味かん】
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9月下旬~10月上旬に成熟する。高糖度でじょうのうが薄く食べやすい。
「ゆら早生」の珠心胚実生から選抜した極早生温州ミカン。
平成26年5月27日品種登録 第23411号
カキ
- 【福岡K1号】
- 商標名:秋王
果実は300g以上の大果で糖度が高く、「太秋」に似たサクサクとした食感をもつ。収穫期は10月下旬~11月上旬。
「富有」と「太秋」の交雑から育成した種が入りにくい完全甘ガキ。
平成24年4月25日品種登録 第21792号
ブドウ
- 【涼香】
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「巨峰」より早い8月中旬に収穫され、果粒重10g程度、果皮は紫黒色で着色優れ、マスカット香がある。
平成29年2月22日品種登録 第25694号
マスカット香の「博多ホワイト」に早生の「96-9-28(宝満×リザマート)」を交雑して育成した欧州系二倍体ブドウ。
- 【秋鈴】
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果皮は紫赤色で種がなく皮ごと食べられる。ジベレリン処理が不要で省力化になる。
種なしの「ルビーシードレス」に大粒の「ハリセフ」を交雑して育成した。
平成25年2月26日品種登録 第22330号
ニホンナシ
- 【玉水】
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糖度が「幸水」よりも高く食味が優れる。収穫期は露地栽培で7月下旬~8月上旬。
「あけみず」に「喜水」を交雑して育成した赤ナシ。
令和3年9月14日品種登録 第28654号
イチジク
- 【キバル(台木)】
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日本初のイチジク台木専用品種。土壌伝染性のイチジク株枯病に対して強い抵抗性を持つ。
キバル台のイチジクは、連作地でも樹勢の低下が少ない。
平成24年3月9日品種登録 第21596号
- 【とよみつひめ】
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甘くてジューシーな高品質イチジク。露地栽培での収穫期は8月中旬から10月下旬。スリップスの被害が少なく、一文字整枝で省力的な栽培ができる。
平成18年8月22日品種登録 第14414号
キウイ
- 【甘うぃ】
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果肉は黄色で140g程度の大玉となる。主要品種「ヘイワード」に比べて糖度が高く、酸味が少ない。収穫期は10月下旬~11月上旬。「ヘイワード」よりも開花期や収穫期等が早いため、作業労力が分散できる。 「ゴールデンキング(廬山香)」の自然交雑実生の中から選抜。
平成28年3月31日品種登録 第25166号
花き・花木
アジサイ
- 【筑紫の風】
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開花初期の装飾花は中心が白く、覆輪咲きのようになり、徐々に全体が明るみのある青色に着色する。開花盛期後、青色→緑色→青紫色へと花色が変化する。
「ポージィブーケ ケーシィ」を種子親、「城ケ崎」由来の青色の一重・ガク咲き系統を花粉親に用いて育成。
平成29年4月25日品種登録 第25985号
- 【筑紫の舞】
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鮮やかな紫ピンクの花を咲かせる。開花盛期後、ピンク→緑色→赤色へと花色が変化する。
「ポージィブーケ グレイス」を種子親、「03JP1」を花粉親に用いて育成。
平成24年3月23日品種登録 第21714号
- 【筑紫ルビー】
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開花初期の装飾花は中心が白く、覆輪咲きのようになり、徐々に全体が明るみのある赤紫色に着色していくため、花色の変化を楽しめる。
「ポージィブーケ スージー」を種子親、「03JP1」(「城ケ崎」と「パリ」の交配種)を花粉親に用いて育成。
平成24年3月23日品種登録 第21713号
キク
- 【月姫】
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濃黄色の大輪花で腋芽の数が非常に少ないことから、芽摘み労力がほとんどかからない秋ギク。しっかりとした草姿と濃緑色の美しい葉が特徴的。
「秋華」を種子親とし、本場保有の黄色系秋ギク12系統を花粉親として育成。
平成23年9月13日品種登録 第21096号
- 【夏日和】
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さわやかな黄色で、深みのある濃い緑色の葉とのコントラストが鮮やかな夏秋ギク。8月出し栽培での高温による貫生花などの奇形花が発生しない特徴を持つ。
黄色系秋ギク系統群を集団栽培し、花容・草姿が優れる系統を選抜したもの。
平成22年2月12日品種登録 第18908号
- 【秋華】
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鮮やかな濃黄色で、花形がよく、葉に光沢のある秋ギク。
本場保有の黄色系秋ギク系統群を集団栽培し、集団内で交配し、得られた実生株の中から花容・草姿の優れる系統を選抜したもの。
平成20年6月3日品種登録 第16979号
- 【雪姫】
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純白・抱え咲きで花型が良く、腋芽が伸びないため、芽摘みにかかる労力の少ない秋ギク。水揚げが非常に良いため、花持ち、葉持ちに優れ、鑑賞期間が非常に長い。
平成20年3月18日品種登録 第16874号
本場保有の白色系秋ギク系統群を集団栽培し、集団内で交配し、得られた実生株の中から花容・草姿の優れる系統を選抜したもの。
ツバキ
- 【耳納の香】
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花は大輪(花径10㎝)で絞りが入り、八重蓮花咲きの香りツバキ。香りは強く、香気成分のひとつであるベンズアルデヒドを多く含む。生育は旺盛で、花付きが良い。
ヤブツバキ「春の台」と四倍体香りツバキ「ちくし曙」の交雑実生の中から選抜したもの。
(令和4年、権利終了)
鶏
肉用鶏
- 【はかた地どり】
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肉の旨み成分のイノシン酸はブロイラーより約40%多く、歯ごたえのある肉質で、水炊きに最適。
博多を代表する地どりとして昭和62年に作出し、さらに美味しく飼いやすくするために、平成22年にモデルチェンジ(旧:シャモ×ホワイトロック→新:シャモ×在来種「横斑プリマスロック(さざなみ)」×ホワイトロック)
(旧)昭和62年12月 (新)平成22年9月
- 【はかた一番どり】
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「地どり」と「ブロイラー」の中間価格帯に位置する銘柄肉用鶏として開発。肉の旨み成分のイノシン酸がブロイラーより15%多く、歯切れもよい。唐揚げ、ソテーなど何の料理にでも合う。
在来種「横斑プリマスロック(さざなみ)」の血統を1/4だけ使用した交配。
平成12年1月